【感想・ネタバレ】マッキンゼー流 図解の技術のレビュー

あらすじ

なぜ、20年も翻訳されなかったのか? 20年前に初版が刊行され、すでに第4刷を重ねるロングセラー。図解技術の決定版がついに日本上陸。

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▽一言感想
シンプルな型とルールで、目的に直結する図解を選べる実践的な一冊。

▽3つのポイント(要旨)
① チャートの基本形は「円・横棒・縦棒・折れ線・点プロット」の5種類に集約できる。
② 図解作成は「メッセージ決定 → 比較方法を見極める → チャートを選択」の3ステップで進める。
③ 単なるトピックタイトルではなく、見る人に伝えたい「メッセージ」を明確に示すことが重要。

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2025年09月26日

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統計学を勉強した後なので、「この場合はこのグラフを使うと良い」まではわかってましたが、相手に伝わりやすい図の書き方を勉強したくて、本書を購入しました。プレゼンやBIツールで作る図についてやった方がいいこと、やってはいけないことが明確に記載されており、例題の図もたくさんあって参考になります。本書にもありましたが、一度読むだけでなく、参考書として使うのが良いと感じます。あとは実践あるのみです。作り続けます!

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2024年12月21日

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ネタバレ

今や基礎的な話ではありながら、グラフの意味、真髄をシンプルに記した本。明快でわかりやすく本質を押さえている感じがする良著です。

<メモ>
・コラムチャートは10回に1回
 時系列を表す時のみ。
 項目名が長いことも多くバーチャートが望ましい
・時系列 数が8くらいまでならコラムチャートも。それ以上 は折れ線
・コラム感はコラムの幅より細く

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2017年06月01日

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どのチャートを選択するか、縮尺は?色は?など、基本ルールを再認識させてくれつつ、新しい基本も身についた。やはりマッキンゼーのチャートは美しい。確固たるルールと規律と理由の上に成り立っていて、そこにはなんとなくの選択は一切ない。チャートの作り方は自分の中でかなり上位に入る興味の対象で、本当に奥が深い。どんなに上手い野球選手でももっと上手くなりたいというように、もっと資料上手くなりたいという飽くなき挑戦は続く。

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2016年02月15日

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プレゼンにおけるチャート(図表)の選び方と実例を示した本。
仕事柄パワポによく触れるが、今までなんとなく選択していたグラフが論理的に整理されていたのが気持ちよかった。
チャートは大きく五つに分類される。棒グラフ(縦、横)、円グラフ、折れ線グラフ、散布図。それぞれを用いるべき場面とその根拠が示してあり、納得感があった。
今後のプレゼン資料作成が楽しみになる一冊。

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2024年08月18日

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▼感想
・図解作成におけるプロセスと、チャートの選択基準が明確になりました。

・実務で伝わる資料が作成できるように、チャート作成毎に本書を参考にしたいと思います。

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2024年02月29日

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ネタバレ

20年近く前の本だが、色あせない。
事例が豊富で辞書的な使い方もできる。

【メモ】
・どんなメッセージ(データの中で強調したい点)も①コンポーネント(構成要素)比較法②アイテム比較法③時系列比較法④頻度分布比較法⑤相関比較法に行き着く。
└①コンポーネント(構成要素)比較法:各パートのサイズを全体に対するパーセンテージで示す
└②アイテム比較法:物事の順位を比較したい場合に活用
└③時系列比較法:期間内でどう変化しているかに注目
└④頻度分布比較法:連続的な数値レンジ内にアイテムの中のいくつが該当するか
└⑤相関比較法:2つの変数の関係が通常予測するパターンにしたがっているか、またはしたがっていないかを示す

・5つの基本チャートフォーム
①パイチャート
②バーチャート
③コラムチャート
④ラインチャート
⑤ドットチャート

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2022年08月11日

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マッキンゼーのビジュアルコミュニケーションディレクターが執筆。
「機能するプレゼン資料」を作るための方法が散りばめられていました。

チャートには5種類しかない
☑️パイチャート
☑️バーチャート
☑️コラムチャート
☑️ラインチャート
☑️ドットチャート

また、データの比較方法は5種類ある。
️コンポーネント比較法
☑️アイテム比較法
☑️時系列比較法
☑️頻度分布比較法
☑️相関比較法

比較方法に応じて、使うべきチャートの組み合わせがある。

チャート作成のための3ステップ
1 メッセージを決める
2 比較方法を見極める
3 チャートフォームを選択する

チャート作成の前にチャートを使って伝えたいメッセージを決める事が必要不可欠。
まずは得られたデータから比較方法を決め、その後チャートフォームを選択する。

チャートフォーム作成後は、
伝えたい事項を強調するためにカスタマイズ。
・伝えたい部分のサイズや色を強調したりする。
・1番上や下に持ってくる。
・比較しやすいように端を揃えたり、
表示する順番を変えたりする。
・各要素の名称の表示を省略したり、
数値の表示を省略したりする。

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2021年12月28日

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資料作成における、グラフの原理原則を記した本。内容は、簡潔で薄いように感じるが、要点を押さえているため実用性が高い内容と思う。古い本であるが、本質をついているため定期的に基本原則に立ち返りたい時に読み返したいと思う。

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2021年08月24日

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プレゼン資料作成の助けとなる本。データを図解する際の最適解を示唆してくれる。人間が視覚で無意識に認識するイメージと作成者のデータの齟齬を減らすことができる。データの図解の際には本書を横に置きながら試行錯誤を繰り返すとスキルアップに繋がるだろう。

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2021年02月04日

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効果的なプレゼンテーションに求められることは、伝えたいメッセージに合ったチャートの選択とデータの見せ方である

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2020年09月20日

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どういう時に、どのグラフを選択するか、分かってるつもりで出来てないことがあったので買って読んでみた。
数字を扱う人は、さらっとでいいので読んでみる価値はあると思う。

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2020年03月25日

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チャートに関する本なのですが、スタートから「原則として
少ないほど良い」で始まります。しびれますね。
時間、コストがかかり、多いと記憶に残らない、メッセージ性が薄れるというのです。

チャート使う際の古典ということで納得です。
こんなに真面目にどのグラフを使うべきかを考えたことの無い私には勉強になりました。しかし、古典感は否めません。
また、何かチャートを使う時に見返せばよいでしょう!

基本の5つの比較方法
1. コンポ―ネント比較法
 ⇒ メッセージにシェア、パーセンテージがある場合
2. アイテム比較法
 ⇒ より大きい、小さい、等しいがある場合
3. 時系列比較法
 ⇒ 変化、増加、減少等々
4. 頻度分布比較法
 ⇒ ヒストグラム、レンジ内のアイテム数
5. 相関比較法
 ⇒ ~に関連して、、、

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2019年06月02日

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マッキンゼーのプレゼンにおけるチャートの教科書。コンサルタントはこの教科書を基にみっちりプレゼンを仕込まれる。プレゼンするすべてのビジネスマンは一読しておく価値があると思う。ただし、言いたいことがはっきりした以降の資料作成の技術であることに注意。資料を作ったからといって、言いたいことが明確になるわけではない。

注目点
・チャートで語る。
・トピックタイトルよりもメッセージタイトル。
・メッセージタイトル読み終わったにチャートは決定できない。

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2018年11月12日

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マッキンゼー流 図解の技術
ジーン・ゼラズニー、 数江 良一

経営コンサルタントのベースナレッジと言えば、ロジカル・シンキングである。コンサルとタントの仕事が経営改題を発見し、特定し、解決策を策定するものである以上、ロジカル・シンキングは必要不可欠である。

その解決策を策定段階から実行段階へ移すのに必要となるのが、ビジュアル・コミュニケーションである考え抜かれた解決案も実行されなければ意味がない。

実行するには周囲に説明し、納得・合意を得て、巻き込んでいくというコミュニケーションのプロセスが必要不可欠となる。

そのプロセスでビジュアルコミュニケーションが果たす役割は「効果」「効率」「明快さ」という点で非常に大きい。

本書の構成は以下の5章から成る。
①チャートで語る
②チャートを選ぶ
③チャートを使う
④コンセプトとメタファーを使う
⑤チャートをスクリーンで見せる

自分の考えを他人に伝えて行動に移すことによってそれは活きる。
そのための方法が本書では紹介されている。
しかしそれもその伝えるための補助的役割であるチャートの活用法である。
本書一冊だけでは他社に伝える全てを学ぶことはできない。
しかし、本書の基本を備えているだけでも大きな武器になることは間違いない。

分厚く演習問題もたくさあり、読むのに時間はかかるものの触れておいて損はない一冊。

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2015年06月04日

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ざっと目を通す。図解を方法を事例ごとに丁寧に解説してあり、各々の場合に適用することができる。表は事実を現していればいいと思っていたので反省した

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2014年09月23日

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資料のグラフへの仕方、どのグラフを選べば良いかというのが分かる。
ただ、後半のコンセプトを表すデザイナー作成のチャートや色塗りのところなどは個人的には不要だった。色塗りのところはワークブックで詳細が語られているので。

前半部分だけでも読む価値あると思う。

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2014年06月29日

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プレゼンテーションが重要。書いてあることは基本的なことで非常にわかりやすいとは思うのですが、それを高い次元で本当の意味で真剣にやってくことが難しいんでしょうね。課題とか、参考チャートとかで全体のページ数の割りに読む部分は少ないですが、参考になりました。でも実践するのは本当に大変なことでしょう。

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2012年09月19日

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チャート作成の教科書のような本。今まではビジュアル的に凝ったものの方が人目を引くのではないかと思っていたけど、そんなことはなかった。一つのスライドに収めるチャートをなるだけ少なくして、分かりやすくシンプルにすることが望まれる。プレゼンテーションと一緒だった。Think simpleをいつだって大事にしたい。

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2012年09月07日

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名著と言われるだけあって解説が非常に分かりやすい。資料作成のときに傍らに置いておけば、こんなに頼れるパートナーはいないだろう。(英文和訳風)

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2012年05月24日

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ネタバレ

ためになったのは前半の一部。今までなんとなく作っていたプレゼンのグラフを見やすくする法則、グラフの形の選択方法を論理的に説明されていた。特に新しい発見はなかったが、見やすさにはちゃんと根拠があるのだなと。

ただ分厚い本のわりにあまり大きな発見は少なかったかな。

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2022年01月22日

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ネタバレ

 一言でまとめるならプレゼンテーションにおいて伝えるべきメッセージとチャート(図)を合わせよ、という内容の本である。図や表を使って何らかの資料を作る人であれば一読すべきものである。「マッキンゼー」とあるが平易、簡潔に語られているので読みやすい。
 テレビ番組でフリップとして各種データが表やグラフで提示されることがある。たまにSNSでミスリードしているものがシェアされているが典型的なミスはこの書籍でも取り上げられている。

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2020年07月26日

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マッキンゼーの著者による図解の本だが、定量分析のビジュアル化は大変参考になった
分析とビジュアル化の基本型を複数提示しており、「分析方法やどんなグラフにしたら良いか」、というありがちな悩みを解消できると思う

一方で、概念をビジュアル化するのは、ポップで見にくいものが多く、コンサルにはあまり参考にならなかった

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2019年04月27日

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2010年の本ということもあり、デザインが古かったですが、

・作成するグラフはメッセージ次第で変わる

という内容は参考になりました。

基本型としては、
・円グラフ ・バー ・コラム ・折れ線 ・点群
比較方法としては、
・割合 ・相関 ・アイテム別 ・時系列 ・頻度

これらを組み合わせてグラフを作成できます。

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2018年12月08日

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ネタバレ

「わかりにくい」資料というものがいかに生産されるのか、よく集約されていると思った。

というのも、文章だけで書かれている場合、とりあえず「資料として」言いたいことは分かるケースが多い。文章が破綻していなければ。

一方で、図やチャートが提示されているものについては、多くの場合、他の文章や資料と「目を移しながら」見なければいけない。

何のことやら、という場合はこのときによく目が泳いだりする場合がある。逆の場合は目に飛び込んでくる。

シンプルがよく、効果的に、あくまでもメッセージを伝える「ツール」であることを忘れず。

80の事例は非常に参考になる。

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2018年08月16日

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これからビジュアルプレゼンテーションを行いたいと思っている人には参考になると思います。
何をメッセージとして伝えたいか?それをどう表現するか?そのコツを掴めると思います。

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2018年04月12日

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プレゼンする機会が増えてきた最近、たまたまネットで見つけた一冊。内容は正直、革新的というよりも少しかんがえればそうだよなあといったイメージだったが、その少し考えればわかることを改めて意識できたという点ではとてもためになった。マッキンゼー流シリーズは他にもあるようなので、そっちも読んでみたい。

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2017年09月28日

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ネタバレ

プレゼンの中で自分の得た情報を数値化し、表現する時にただ数字を並べるだけだったり、アイデアを口頭でいくら説明しても相手には伝わりにくい。本書ではどのように自分の思う数字や考え方を図解して表現するかを実践的に解説している。

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2015年11月14日

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機能するプレゼン資料、伝えるために効果的なチャートを使う方法。5つの基本形と3つの作成ステップについて。

5つの基本チャート:パイチャート、バーチャート、コラムチャート、ラインチャート、ドットチャートと、3つのステップ、データからメッセージへ、メッセージから比較方法へ、比較方法からチャートへを説明
示したい事(メッセージ)によって適切なチャートは異なる、と具体例をあげて説明。

コンポーネント(構成要素)比較、アイテム(項目)比較、時系列比較、頻度分布比較、相関比較、それぞれに使えるチャートの種類とその効果について例をあげて説明しているのでわかりやすいです。

ただ、この本の中で「初めて知った!」というポイントは私にはありませんでした。
コンセプトメタファーの図はちょっとアメリカーンな感じで実際使えるかどうかは微妙どころ。
「マッキンゼー流」と名づけるには当たり前すぎる感あり、という気がしましたが、基本を抑えるにはいい本ではないかと思います

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2012年07月16日

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パソコン特にソフトとしてパワーポイントが使われるようになってからチャートを作成することが容易になった。学術分野でもビジネス分野でもこのお陰でプレゼンテーションのレベルが格段にあがったと思う。ただし、チャート作成に凝るのはよいが内容の乏しさをプレゼンのスタイルやチャートで補うことはできない。内容とスライドがともに上質で初めて良いプレゼントいえる。

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2012年07月13日

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