あらすじ
なぜ、20年も翻訳されなかったのか? 20年前に初版が刊行され、すでに第4刷を重ねるロングセラー。図解技術の決定版がついに日本上陸。
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Posted by ブクログ
今や基礎的な話ではありながら、グラフの意味、真髄をシンプルに記した本。明快でわかりやすく本質を押さえている感じがする良著です。
<メモ>
・コラムチャートは10回に1回
時系列を表す時のみ。
項目名が長いことも多くバーチャートが望ましい
・時系列 数が8くらいまでならコラムチャートも。それ以上 は折れ線
・コラム感はコラムの幅より細く
Posted by ブクログ
20年近く前の本だが、色あせない。
事例が豊富で辞書的な使い方もできる。
【メモ】
・どんなメッセージ(データの中で強調したい点)も①コンポーネント(構成要素)比較法②アイテム比較法③時系列比較法④頻度分布比較法⑤相関比較法に行き着く。
└①コンポーネント(構成要素)比較法:各パートのサイズを全体に対するパーセンテージで示す
└②アイテム比較法:物事の順位を比較したい場合に活用
└③時系列比較法:期間内でどう変化しているかに注目
└④頻度分布比較法:連続的な数値レンジ内にアイテムの中のいくつが該当するか
└⑤相関比較法:2つの変数の関係が通常予測するパターンにしたがっているか、またはしたがっていないかを示す
・5つの基本チャートフォーム
①パイチャート
②バーチャート
③コラムチャート
④ラインチャート
⑤ドットチャート
Posted by ブクログ
ためになったのは前半の一部。今までなんとなく作っていたプレゼンのグラフを見やすくする法則、グラフの形の選択方法を論理的に説明されていた。特に新しい発見はなかったが、見やすさにはちゃんと根拠があるのだなと。
ただ分厚い本のわりにあまり大きな発見は少なかったかな。
Posted by ブクログ
一言でまとめるならプレゼンテーションにおいて伝えるべきメッセージとチャート(図)を合わせよ、という内容の本である。図や表を使って何らかの資料を作る人であれば一読すべきものである。「マッキンゼー」とあるが平易、簡潔に語られているので読みやすい。
テレビ番組でフリップとして各種データが表やグラフで提示されることがある。たまにSNSでミスリードしているものがシェアされているが典型的なミスはこの書籍でも取り上げられている。
Posted by ブクログ
「わかりにくい」資料というものがいかに生産されるのか、よく集約されていると思った。
というのも、文章だけで書かれている場合、とりあえず「資料として」言いたいことは分かるケースが多い。文章が破綻していなければ。
一方で、図やチャートが提示されているものについては、多くの場合、他の文章や資料と「目を移しながら」見なければいけない。
何のことやら、という場合はこのときによく目が泳いだりする場合がある。逆の場合は目に飛び込んでくる。
シンプルがよく、効果的に、あくまでもメッセージを伝える「ツール」であることを忘れず。
80の事例は非常に参考になる。