アーロン・エルキンズのレビュー一覧

  • 騙す骨
    舞台はメキシコ。ジュリーのいとこがいる観光農場へやってきたギデオンとジュリー。
    平和な村に身元不明な死体が2つ。

    骨もたっぷり、後味も悪くないけど、大どんでん返しで、シリーズの中では特に面白かった。
  • 暗い森
    スケルトン探偵シリーズ。
    雨林で死体。そばにはビッグフットらしき足跡。

    骨から無限のように物語が湧いてくるよう。ほんとに興味深くて面白い。
  • 暗い森
    とても印象的でした。
    広大な自然公園は日本とはけたが違います。
    ギデオン・オリヴァー教授が訪れた世界。
    愛妻ジュリーとの出会いもあります。
  • 古い骨
    スケルトン探偵シリーズ4作目(日本語訳1冊目)
    MWA賞最優秀長篇賞受賞作と聞いてミステリアス・プレスで出た時に読んでみたのですが、主人公が人類学者で骨の鑑定から推理する、ってかなり新鮮で相当驚きました。
    (そこに負う分が多いためシリーズが進むと逆に食傷気味になるのですが)
    3-4人にオススメしてみ...続きを読む
  • 古い骨
    アーロン・エルキンズの「スケルトン探偵」シリーズ大好きなのに、ミステリアス・プレスが無くなっちゃってもう新作が読めないのかと思ってたら、何か早川から新しいのが出てる!?
  • 古い骨
    城塞僧院モン・サン・ミシェルの干潟で老人ギョーム・デュ・ロシェが溺死した。彼は家長としてロシュボンの館に一族を集め、何かを告げる予定だったが、その直前のことだった。その館の地下室で古い人骨が見つかった。事件を担当するジョリ警部は、出席していた講習会で知り合った人類学教授ギデオン・オリヴァーとFBI捜...続きを読む
  • 死者の心臓

    エジプトを味わえるサスペンス

    USA在住の人類学教授が、エジプトの考古学研究室で起こった殺人事件を妻と共に解決するというストーリー。考古学研究室やナイル川クルーズ、不法な遺物売買人への接近など、エジプトならではのシーンが味わえました。クルーズのシーンが少なめなのが少し残念ですが、エジプトを味わえる一作品だと思います。
  • 古い骨
    フランスの古い館の地下室から出た白骨を巡り、人類学教授でありスケルトン探偵の異名を持つギデオン・オリヴァーが事件の真相に迫るミステリ。

    登場人物が多く、名前が覚えづらいため、都度確認しなければならなかったが、文体が読みやすくテンポも良いのでサクサクと読める。全ての点が線につながるのは気持ちが良い。
  • 楽園の骨
    たった350ページ強の厚さなのに各々のキャラクター性を鮮やかに造詣し、しかもストーリーを見事に着地させる。プロットはしっかり練られていたが、軽妙さのためか、さほど驚きは感じられなかった。これは恐らく私の姿勢が悪いのだろう。
    でも最終的な感想としては、実に愉しい読書だったなあ、ということ。回を重ねる毎...続きを読む
  • 古い骨
    両親が持っていた本を引き継ぎました。
    その昔、家族でフランスのモンサンミシェルを訪れたことがあるのですが、どうやらこの小説の影響を受けて、元々旅程になかったのを、足を伸ばしたということを最近母から聞かされました。

    旅程を変更してまで行きたくなるような小説なのか?...なんて思ってましたが、読み進め...続きを読む
  • 洞窟の骨
    ギデオン・オリヴァーのシリーズ第9弾

    今度は彼はフランスへ向かう。
    新しい著作のための調査も兼ねて、ヨーロッパへ旅する計画を立てていたオリヴァー夫妻に、知り合いのフランスの警部から電話がかかる。
    フランスはドルドーニュ地方で古い骨が見つかった。その骨がちょっと興味深いので、ぜひギデオンに来てほ...続きを読む
  • 葡萄園の骨
    スケルトン探偵こと人類学教授ギデオン・オリヴァーのシリーズ17作目。
    今回の舞台はイタリアです。

    イタリアのフィレンツェに、愛妻ジュリーと友人ジョン夫婦と出かけたギデオン。
    講演を頼まれ、トスカーナ地方でも有数のワイナリーにも招待されていました。

    折りしも、二体の白骨死体が山中で発見されて間がな...続きを読む
  • 水底の骨
    ハワイの牧場が舞台。
    いい人達ばかりなのに嘘に嘘が重なって、真相が読めない展開。
    土地柄なのかいつもより軽い印象感じでした。
  • 骨の島
    ギデオンの友人、安く旅する達人のフィルとともにイタリアへ。
    いつもとちょっと違った始まりにドキドキするも、やっぱりスケルトン探偵。
    貴族の秘密を骨が暴きます。

    最後ちょっとやっつけ感がありますが、イタリアのグルメに惑わされてやっぱり一気読み(笑)
    面白かった。
  • 断崖の骨
    スケルトン探偵のハネムーン。ついでにイギリスの発掘現場へ旧友を訪れたギデオンがまたしても事件に出くわします。

    短めなのもあってインパクトは弱いですが、安定した面白さ。

    考古学者と人類学者って似てるようで全然別の学問なんだというのが良くわかりましたよ。
  • 呪い!
    マヤ遺跡でギデオンを襲う呪い!
    ヘタな観光ガイドより魅力的。
    殺人事件はともかく、そこへ行ってみたいと思う描写が多くて楽しい。

    最近ちょうどメキシコ特集の雑誌を読んだので、情景がありありと浮かんでとても楽しめました。
  • 葡萄園の骨
    ★一個足りないのは訳者の力量。
    どうしてシリーズ物なのに同じ訳者の人を使わないのだろう。全部、青木さんでいいのに…。
    読み辛いんです、この方の訳。
  • 骨の城
    初めてのスケルトン探偵。
    異名だけでワクワク。
    島の古城という何かありそうな場所、集まってくる人物も環境保護活動家など少し癖のありそうなメンバー。
    また、戦死した遺骨の調査のくだりが興味深かったです。
  • 古い骨
    「スケルトン探偵」こと形質人類学者ギデオン・オリヴァー教授シリーズ第4作。でも解説によると、日本語に翻訳されたのはこの作品が最初みたい。

    セミナーのためフランスのモン・サン・ミシェルに滞在していたギデオンは、近くの古い館で人骨が発見されたという話を聞き、鑑定に訪れます。その館には親族会議のために一...続きを読む
  • 騙す骨
    スケルトン探偵のシリーズ最新作。といっても購入したのが昨年の秋であり、その後半年以上読まなかったことになる。以前は読書の大半がミステリー(しかも海外)だったのに比べて、最近はエッセイや評論が増えており、そのことに自分自身慣れていたが、謎解きのストーリーを久々に堪能しました。次作が出れば、また必ず買う...続きを読む