アーロン・エルキンズのレビュー一覧
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アメリカの作家アーロン・エルキンズの長篇ミステリ作品『葡萄園の骨(原題:Dying on the Vine)』を読みました。
アーロン・エルキンズの作品は初めて読みました。
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【スケルトン探偵最新作! トスカーナの地でギデオン教授を待つ謎また謎】
どこへ行こうと、スケルトン探偵ことギデオン・オリヴァーを迎えるのは骨なのか。
北イタリア・トスカーナ地方の山中で発見された二体の白骨死体。
一年ほど前に失踪していた葡萄園経営者夫妻のものだ。
状況から見て、不倫を疑った夫が妻を射殺してから自殺したものと警察は考える。
だがたまたま夫妻と知り合いでもあったギデオンが白骨の鑑定をしたことから意外な事実が次々と明るみに!
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2012年(平成24年)に刊行された作品で、ギデオン・オリヴァー教授シリーズ(スケルトン探偵シリーズ)の第17作です。
トスカーナの名門ワイナリー「ヴィラ・アンティカ」の当主クビデュ夫妻が休暇中に消息を絶ち、やがて山中の断崖下で白骨遺体となって発見される……警察は遺体の状況から夫ピエトロが妻ノーラを殺し、自ら命を絶ったとする心中説を発表するが、講演旅行でトスカーナを訪れていた形質人類学者のギデオン・オリヴァー教授は遺骨を調べるうちに心中ではなく、周到に仕組まれた二重殺人であることを突き止める! さらにワイナリー一族の複雑な人間関係、遺産相続、隠された秘密が浮かび上がり、事件は新たな殺人へと発展する……。
本シリーズの特徴のようですが……白骨の鑑定から心中説の矛盾に気付き、そこから次々と意外な新事実が判明する展開が印象的でした、、、
北イタリア・トスカーナのワイン文化を背景にした舞台設定が魅力的だったし、家族の動機や複雑な相続問題が絡む巧妙なプロットも印象的で、とても愉しめました。
ギデオン・オリヴァー教授のキャラクターも独特で印象的……本シリーズ、機会があれば別な作品も読んでみたいですね。 -
Posted by ブクログ
城塞僧院モン・サン・ミシェルの干潟で老人ギョーム・デュ・ロシェが溺死した。彼は家長としてロシュボンの館に一族を集め、何かを告げる予定だったが、その直前のことだった。その館の地下室で古い人骨が見つかった。事件を担当するジョリ警部は、出席していた講習会で知り合った人類学教授ギデオン・オリヴァーとFBI捜査官ジョン・ロウを伴い現場に向かった。
「スケルトン探偵」ギデオンの活躍を描くシリーズの中の一作。舞台はフランスのブルターニュで、かつてナチス占領時代にはレジスタンス活動が活発だった地域。骨はギョームが復讐のために殺したというナチス親衛隊高官のものなのか。ギデオンは詳しく骨を調べ、真実へ迫ってゆく。 -
購入済み
エジプトを味わえるサスペンス
USA在住の人類学教授が、エジプトの考古学研究室で起こった殺人事件を妻と共に解決するというストーリー。考古学研究室やナイル川クルーズ、不法な遺物売買人への接近など、エジプトならではのシーンが味わえました。クルーズのシーンが少なめなのが少し残念ですが、エジプトを味わえる一作品だと思います。
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Posted by ブクログ
ギデオン・オリヴァーのシリーズ第9弾
今度は彼はフランスへ向かう。
新しい著作のための調査も兼ねて、ヨーロッパへ旅する計画を立てていたオリヴァー夫妻に、知り合いのフランスの警部から電話がかかる。
フランスはドルドーニュ地方で古い骨が見つかった。その骨がちょっと興味深いので、ぜひギデオンに来てほしい。
骨と聞けばいてもたってもいられなくなるギデオンは、スケジュールを変更してドルドーニュへ向かう。
かの地はあのネアンダルタール人やクロマニョン人の遺跡が数多く残る地域であり、そこで過去、遺品が捏造された事件が起こった(捏造事件は架空の事件である)。
遺跡の中で発見された古い骨は、いったい誰の骨か。
過去の捏造事件の真相はいかに。
日本でも遺跡の捏造事件が起こったたけに、意外に笑えない身近なこととして読めるかもしれませんね。
時事ネタとしてどうでしょうか? -
Posted by ブクログ
スケルトン探偵こと人類学教授ギデオン・オリヴァーのシリーズ17作目。
今回の舞台はイタリアです。
イタリアのフィレンツェに、愛妻ジュリーと友人ジョン夫婦と出かけたギデオン。
講演を頼まれ、トスカーナ地方でも有数のワイナリーにも招待されていました。
折りしも、二体の白骨死体が山中で発見されて間がなく、それは行方不明だったワイナリーの創始者である父親とその妻のもの。
心中と思われていましたが、ギデオンが骨を調べると、矛盾した要素が‥!
葡萄園を一代で築き上げた老いた父親ピエトロ。
個性の違う息子達の葛藤に加え、買収の問題が起きていて‥?
イタリアの美味しいものが次々に出てきて、いい香りが漂ってくるようです。
気楽に読めて毒がない、ご当地物の定番のコースみたいなもの。
推理というほどでもなく、事件の内容はざっと見当はつくのですが~骨に関する薀蓄と二転三転する展開は、やはり読ませます。
17作も読んでるのかしら、私?とチェックしてみました。
17作のうち1作目が翻訳されていないようです。
2作目からのリストはこちら~
暗い森 The Dark Place (1983)
断崖の骨 Murder in the Queen's Armes (1985)
古い骨 Old Bones (1987)
呪い! Curses! (1989)
氷の眠り Icy Clutches (1990)
遺骨 Make No Bones (1991)
死者の心臓 Dead Men's Hearts (1994)
楽園の骨 Twenty Blue Devils (1997)
洞窟の骨 Skeleton Dance (2000)
骨の島 Good Blood (2004)
水底の骨 Where There's a Will (2005)
骨の城 Unnatural Selection (2006)
密林の骨 Little Tiny Teeth (2007)
原始の骨 Uneasy Relations (2008)
騙す骨 Skull Duggery (2009)
葡萄園の骨 Dying on the Vine (2012)
原題は、骨にこだわってないんですね。
「骨」とついていれば、あっ新作かな?と思う便利さはあります。