梅田阿比のレビュー一覧

  • クジラの子らは砂上に歌う 1

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     ファンタジー、それもディストピア物でのハイファンタジー作品である。スローペースで世界観を伝えるような内容で一巻は展開されているが、終盤に急展開を迎える。作り上げた焼き物をバリーンしてしまうかのような急展開である。
     個人的には、ここまで描き込まれたハイファンタジーを(漫画という形式で)初めて見かけた。こうした密度の高い作品は、どちらかというと女性向けの漫画の方で見かける機会が多い気がするのは、単なる個人的な感想に過ぎないところだろうか。
     中世ヨーロッパの小説のように、物語は「どこかで見かけて買った記録を元に翻案したものだ」形式で説明されていて、全体的に洒落ているなという印象を受けている。

     個人的には、緩い感触で展開されている前半部も大変好みだったのだが、ここからどう転ぶかわからない。とりあえず、星四つ半相当と見て次の巻に注目したい。

    4
    2015年07月31日
  • クジラの子らは砂上に歌う 2

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    ネタバレ

    悲惨な戦闘が続きます。リコスが、実は敵?側の人間だったとは。
    サミがかわいそうでかわいそうで…。
    砂葬で普段は感情を隠すみんなが涙を流していたのが印象的でした。泥クジラの秘密、世界の秘密が知りたいです。続きが気になります。

    0
    2015年06月17日
  • クジラの子らは砂上に歌う 1

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    ネタバレ

    とても不思議な作品。オリジナル作品?でも、あとがきを見るとノンフィクション??このあとがきもフィクションなのかな??
    とても繊細で魅力的な線画。ジブリのように、独特で完成された世界観。世界の秘密が知りたくて、どんどん先が気になって最後まで一気に読んでしまいました。ラスト、いきなり風向きが変わって。。

    1
    2015年06月16日
  • クジラの子らは砂上に歌う 4

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    決戦の高揚、リョダリの苦痛、オウニが浴びた言葉の悲惨、ニビの最期、送葬歌の美しさ。たまらなく叙情的でいて本格派戦争ファンタジー。たった1話でリョダリを嫌な奴からもっと先を見せてほしいキャラクターに変える手際。哀しいことばかりの話なのに、まだしばらく読んでいられそうなことが嬉しい。

    0
    2015年04月15日
  • クジラの子らは砂上に歌う 3

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    相変わらず壮絶で美しくて凄い。忘れられない昨日とあるかわからない明日を胸に戦いの用意をする姿は、しかしどこか祭りの準備のように楽しそうにも見え、戦いに至っても貴重な今日の一瞬が積もっていく様を噛み締めるように読んでいる。

    0
    2014年10月01日
  • クジラの子らは砂上に歌う 3

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    1巻~3巻をまとめ買い。

    ボニータの編集長がチャンピオンから引っ張ったのだろうか。生き生きと登場人物を描いている様が美しい。装丁のKOMEWORKSさんもとても良い仕事。

    注文があるとすれば、書店では平積みの緑スリップで、押しが弱め。タブロウ・ゲートと並べても遜色ない(し、食い合わないと思う)ので、営業さんには頑張って欲しいな、と。

    0
    2014年09月21日
  • クジラの子らは砂上に歌う 2

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    なんて哀しいことばかりの物語だろう。感傷的だけど同時に(砂クジラの住人の視点では)恐怖と滅びがすごい速度で迫り寄るパニックホラー。その中での生へのあらがいが胸を打つ。あとギンシュお姉さまは自分に正直すぎてとても良いと思います。

    0
    2014年05月27日
  • クジラの子らは砂上に歌う 1

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    途中、小説原作かと思って背表紙を見返した。いや凄いなこれ怖くて魅力的な異界をしっかり話の中で情感豊かに作り上げてる。また思いきり辛くも先の気になるところで1巻のヒキになるんだ。

    2
    2014年01月16日
  • クジラの子らは砂上に歌う 23

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    とても絵が美しい。
    心の優しい人のための漫画。ちょっと,だいぶご都合主義なところがありましたが、概ね楽しめました。

    0
    2026年08月28日
  • 裸足で、空を掴むように 梅田阿比短編集

    購入済み

    「クジラの子らは砂上に歌う」が面白かったので、購入してみました。
    最初の2つの作品はつながっていくと感じました。
    人形のは違うかなと思っていましたが、クジラも感情の部分を描いていることも多かったからっと
    納得しました。
    どれもクジラっぽいとこがありでおもしろかったです。

    0
    2025年07月07日
  • クジラの子らは砂上に歌う 8

    購入済み

    なんとも言えない世界観が、すごくいいです。だいぶ色々わかって次回は新章って感じだけど...
    もーちょっとだったのにーとかなりつつ...
    色々気になるもんもあるしで..

    0
    2025年01月22日
  • クジラの子らは砂上に歌う 6

    購入済み

    すごく引き込まれる!どーなっていくのか、しっかり見たいと思わせてくれます。
    また、次の嵐の前の静けさ感がありますが、どんどん読んで行こうと思います!

    0
    2025年01月17日
  • クジラの子らは砂上に歌う 5

    購入済み

    4巻まで無料で読めて、あとは安く買えたので、よかったです。
    最初からわかんないことだらけで、少しずつわかってきた!4巻は結構大事なことがわかったと思います。
    面白いです。最後まで買っているので、どんどん読んでいきます!

    0
    2025年01月16日
  • クジラの子らは砂上に歌う 8

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    ネタバレ

    ミゼンの部屋にたどり着いたチャクロたち。その壁に書かれた記録から泥クジラの始まりを知り、そして初代首長ズィオと彼女が生み出した「デモナス」ミゼンについて知る。
    いろいろな事が分かったが、新しい謎も出てきて終わりと始まりを感じさせた。
    過去の泥クジラの話は最長老の言う通りミゼンは悪くないと。エカトが死んで狂ったズィオがミゼンを殺す道具として利用した上に子どもに全ての責任を押しつけて自殺した。そういう印象を受けた。
    この過去の出来事を受けて新たな疑問が出てくる。ミゼンが死んでいるという事はオウニは何者?能力を考えるとデモナスだけど誰がなんの目的で生み出した?という事だ。なぜ泥クジラの面々はそこに疑問を持たないのかが謎だ。
    しかも過去の泥クジラの長老会はなぜデモナスの悲劇を経験した上で人工のデモナスを作ろうとしたのだろうか?本人曰く失敗作の団長がオウニのなぜちょっかいを出していたのかの謎だけは解けた気がする。
    そしてアモンロギアに着く直前でのマソオさんの死。嫌なものは全て持っていくと言った優しさと間に合わなかった悔しさとで切なかった。
    不吉なのは帝国がまた泥クジラをオウニを狙っている事。アモンロギアについても困難が待ち受けていそうだ。

    0
    2024年05月28日
  • クジラの子らは砂上に歌う 20

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    ネタバレ

    チャクロとは何者。
    単なる記録するだけの人間ではない。

    時を経て繰り返されている争い。
    物語の真相ともいうべきところに近づいている。

    0
    2024年04月08日
  • クジラの子らは砂上に歌う 4

    ネタバレ 無料版購入済み

    犠牲者少なからず

    突撃隊に助っ人したオウニ、本来は力が封印される区域でも戦闘力を発揮して、相手に船の心臓部を打ち破り、なんとか来襲した敵の船を撃沈させるのに成功しました。
    ただ、新たな長となっているスオウはこれ以上、無益な戦いで犠牲者は増やすまい、と誓っていて、やはりそうするしかなさそうです。
    謎も多く、多分もっと精読しないと作品世界、読み解けなさそうです。戦闘下なので敵味方問わず、埋葬者がかなり出ていました。
    で、最後にまた新たな船も。

    0
    2023年07月26日
  • クジラの子らは砂上に歌う 3

    ネタバレ 無料版購入済み

    罪の内容や戦闘や

    長老陣というか、リコスの話で、泥鯨の人たちは感情を捨て去らなかったから罪人として流刑になり、といったような背景が明らかにはなってきて、スオウ君が次の長として防御と攻撃のチーム分けなどの指示を行い……相手側にも戦闘狂みたいなのもいて、やはり犠牲は出ますね。
    砂だらけのイメージというと、安部公房氏の「砂の女」も連想する部分があります。
    砂かけ祭りみたいな行事は楽しいのですが。

    0
    2023年07月26日
  • クジラの子らは砂上に歌う 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    ちょっと不思議な作品世界

    実は私は未読なのですが、フランク・ハーバード氏の砂の惑星シリーズ等、作者はお好きなのでしょうか。謎の少女、リコスさんが城の外にいて、一定、外に何があるか、知っているようです。
    ただまだ作品も始まったばかりなので、これだけだと分からないことだらけです。
    作画はかなり丁寧です。マンガのナウシカを彷彿地させるタッチで、良作の予感はしました。

    0
    2023年07月26日
  • クジラの子らは砂上に歌う 23

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    ネタバレ

    最終巻。沙洗浄は防いだし、みんな幸せになった。
    広げた物語を折りたたむのは大変なことだから、兎にも角にも良かったなと思う。
    でも、こんな都合良くいってしまっていいの?と釈然としない気持ちもないこともないです…。

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    2023年05月02日
  • クジラの子らは砂上に歌う 7

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    ヌース・ファレルの真実を知り、首長スオウはアモンロギアへ向かい印のために泥クジラを離れる決断を下す。だが、印の多くはなにも知らないため一部は不満を抱えていた。
    さあアモンロギアに行こうこれで全部解決だ!と和やかな雰囲気で始まった7巻だったが、快楽主義者エマがまたぶっ込んで来た。エマが力を発動すると新たなことが分かり読者と一部の島民はすっきりするが、一部は大ダメージを負う。相変わらず敵か味方か分からない。
    今回は最長老さまの助言に従ってミゼンの部屋を探そうパートと過去の泥クジラを見ようパートに分かれる。前半は真剣だけど楽しめるが、後半は不穏な空気がつねにある。
    メインは後半にあり過去の出来事が追体験出来る。なぜ泥クジラに住むことになったのか?どんな罪を犯したのか?デモナスとはなにか?いろいろと分かって読み応えがあった。当初一丸となって同じ想いを共有していた島民たちだが、ある出来事を引き金に気持ちが乖離していく。ここから初代首長のズィオと彼女が生み出したミゼンが島民と手を取り合うことが出来るかが問題だが…大反乱の予感。意識の戻ったオウニも何やら謎の力の目覚めそうである意味怖い。
    冒頭の大人になったチャクロ?とキクジンの場面がまだまだ話が続く雰囲気を出していて楽しみだ。
    外伝的立ち位置「光の隣壁の空」もよかった。優しく切ない心温まる話だった。

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    2023年03月01日