山田敏弘のレビュー一覧

  • 諜・無法地帯 暗躍するスパイたち

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    世界から何周も遅れている、日本の防諜すなわちスパイ取締り体制の実態がわかる。
    技術情報や安全保障の機密が盗まれ、外国に流されっぱなしの体たらく。
    日本が危ない。

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    2024年11月22日
  • プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争

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    アメリカも中国もロシアもそれぞれサイバー空間でうごめいている。
    そしてサイバー空間は情報にも深く結びついていて、情報を制するためにもサイバー空間は非常に重要である。
    色々と専門用語も出てくるがちゃんと解説してくれるのでありがたい。専門用語というか様々な組織名が頻出するが特に気にしなくても読み進められる。

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    2023年12月22日
  • ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する

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    米国や中国のサイバー戦争や世界中で発生しているハッキングの手口などを赤裸々に語っている。相当詳しくないとこの本は書けないだろう。イランの核開発をマルウェアをUSBメモリーに忍ばせてシステム破壊した内容など驚きの内容もあり、楽しく読めた。

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    2023年06月05日
  • 死体格差―異状死17万人の衝撃―

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    死体の取り扱いの問題点を明らかにしている興味深い本だ.死因が明らかでない異常死の物体をどのように扱うかは、日本の各地で非常に異なっている由.監察医制度が機能しているのは、東京23区、大阪市、神戸市だけ、さらに司法解剖制度、調査委解制度もあり、入り乱れている感じだ.先駆者や現に活躍している人々を取り上げているが、あまり知られていないのが実情だ.考えさせられる点が多いと感じた.

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    2022年10月09日
  • 死体格差―異状死17万人の衝撃―

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    仰天ニュースで知ったトリカブト事件を解決に導いた法医学者の大野耀吉さんや北海道の女性の法医学者など、いろいろな人の思いを知ることができてよかった

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    2022年08月31日
  • 世界のスパイから喰いモノにされる日本 MI6、CIAの厳秘インテリジェンス

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    「はじめに」に、日本の現状への問題提起があります。

    ・日本は世界から喰いモノにされている
    ・日本には国外のような対外情報機関がないために、日本の情報機関は国外に渡航する邦人に協力をもとめることもある。そうすることで邦人をリスクに晒すにもかかわらず、そうした邦人が相手国で拘束されてしまっても、救い出すことすらできない。
    ・日本において、今ほどインテリジェンスが必要になっているときはない。

    前半は、最初に誕生した情報機関である、MI6をベースとして、情報機関とはどういうものか、後半は、CIA、モサド、中、露のサイバーインテリジェンスの現状を解説しています。

    気になった点は次の通りです。

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    2022年07月19日
  • サイバー戦争の今

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    日本ではまだ意識されることが少ない世界のサイバー戦争の現状を知ることができ、日本が他国と比べていかに対応が遅れているかも分かる。

    サイバー戦争は守る側が圧倒的に不利であるにも関わらず、日本は専守防衛のために報復することができない。
    これでは抑止力が働かず、日本はされるがままになってしまう。

    核戦争と同様に米国のカサの下に守ってもらう考えもあるが、果たしてそれで十分なのだろうか。

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    2021年08月08日
  • サイバー戦争の今

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    ネタバレ

    まさにミッションインポッシブルが、現実になってきたと感じさせられる本。
    すでに2010年に、米国からイランに向けて「サイバー破壊兵器」として実行された、「オリンピック・ゲームス作戦」や日本のJALが騙された事例などもあり、我々も身近に脅威が迫っていることを感じた。
    会社でも持続的に攻撃を受けているとの通達が回ってきたりしているので、個人PCだけでなく、スマホのセキュリティも考えなあかんと背筋が寒くなりました。
    「APT攻撃」「ゼロデイ攻撃」「マルウェア」「DDoS攻撃」と聞いて、はあ?となるヒトは少なくとも本書レベルの本は一度読むべきでしょう。

    「攻撃者は最初からストレートにターゲットを狙わ

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    2021年01月01日
  • ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する

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    これから起こるであろうサイバー戦争。
    サイバー戦の歴史、個人の犯罪から国の諜報戦、
    小さな火種から大きな火種へ、
    その歴史を振り返りながらサイバー戦術の重要性を説いて行く。
    読み終わって最後に胸に去来するのは、
    住んでいる国の将来へのぼんやりとした不安。

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    2020年02月16日
  • サイバー戦争の今

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    アメリカ、ロシアは勿論のこと、中国、イラン、欧州、果ては北朝鮮まで、諸外国のサイバーテクノロジーの水準に、日本が及ばなくなってきている事実を、非常にわかりやすく解説している良書。

    絶対読んだほうがいいと思います。

    自分はプログラミングに関わった仕事をしているので人より少しは詳しいつもりでいたが、知っていることはゴミのようなものだと思い知ってしまった。

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    2020年01月25日
  • CIAスパイ養成官―キヨ・ヤマダの対日工作―

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    日本にいるCIAの工作員を養成していたのが実は日本人女性というのは驚きだったけど、そういう社会派ものというより、CIAからメダルを授与されるほどの活躍を見せ、本人も「ガラスの天井を破った」というほどの成功をおさめた、ひとりの女性の生き方を描いた本といったほうがいいかと。もっともその輝かしいキャリアの裏には、いろいろな葛藤もあったりするわけで、そのあたりもしっかり描かれるので、単なるすごいキャリアウーマン(死語)の話になっていないのがよいところ。読んだあと、彼女の人生とはどんなものだったんだろうと、ちょっと考えてみたくなる。

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    2019年11月19日
  • 中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック

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    広い範囲の文法が初級よりも詳しく説明されている。「これだけは」で押さえるべきところ、「もう一歩進んでみると」でさらに深めて学ぶことができる。

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    2018年07月25日
  • ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する

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    サイバー空間での熾烈な戦いが現実のものとなってきている実態を克明に描写している.中国が自国のサイバー環境を厳しく管理していることは周知の事実だが,その実力を活用することでサイバー戦争を有利に仕向けることが容易であろう.アメリカはスノーデンが暴露したようにこれからも各国の情報を収集するだろう.「ゼロデイ脆弱性」を商品として扱う感覚はこの時代では当然なんだろうが,少し違和感を持つ.意外に能天気な我が国は対策は十分なのか,少し心配だ.

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    2017年09月11日
  • ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する

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    イラク攻撃のときに、イラク国内へのサイバー攻撃も考慮されたが、イラクの金融機関はフランスと密接なつながりがあって下手するとフランス金融機関にも影響がでかねなかったので、やめられた。

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    2017年04月29日
  • その一言が余計です。 ――日本語の「正しさ」を問う

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    助詞や敬語の用法だけではなく、談話の場での適切なパフォーマンスや、社会言語学を踏まえた日本語非母語話者への配慮まで、幅広いトピックが採られている。

    言葉の使い方には配慮が必要な職に就いていることもあり、それなりにこれまでも勉強してきたつもりだったけれど、知らなかったこともあった。
    一つは、「暑いです」、「暑かったです」という言い方は、少し前までは違和感のある表現とされていた(私は全く違和感がない!)こと。
    もう一つは、「入る」「入れる」などのように、自動詞他動詞のペアがあるものでの他動詞は、対象をモノ扱いするニュアンスがつきまとうということ。
    ただ、この件については、山田さん自身も「もっと例

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    2017年04月15日
  • 初級を教える人のための日本語文法ハンドブック

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    初級日本語文法がほぼ網羅されていて、いつも手元に置いておきたい本。少し内容が硬いので読み進めるのが大変な部分もある。

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    2015年05月05日
  • 日本語のしくみ《新版》

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     日本語の文字、発音、文法などの概観を述べた本。他の言語との対照もしながら、客観的に述べている。
     外国語を何か勉強している人が、自分の勉強している外国語と照らし合わせて考えてみても面白く読めると思う。

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    2015年03月18日
  • ハリウッド検視ファイル―トーマス野口の遺言―

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    マリリン・モンロー、ロバート・ケネディ、ジャニス・ジョプリン、ナタリー・ウッドの司法解剖を行ったのが日本人だったとは。
    衰えないバイタリティにただただ敬服。
    このバイタリティと実務へのこだわり、発言の強さに、植物学者の宮脇昭とタブって見えたが、確か同世代のひとでは…?

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    2014年02月06日
  • ハリウッド検視ファイル―トーマス野口の遺言―

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    トーマス野口の名前はロス疑惑のとき、
    チラッと耳にしたことがあったけれども、
    どんな人物なのか、よくわからないままでいた。

    本書を読めば、生い立ちから業績まで、
    理解することができる。

    日系二世とかなのかと思いきや、生粋の日本人だったとは・・・
    では、なぜトーマスと呼ばれているのか、それも記されている。

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    2014年01月19日
  • その一言が余計です。 ――日本語の「正しさ」を問う

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    何だかちょっと引っかかる言い回し。
    それのどこに私たちは引っかかっているのかを紐解きながら、日本語の繊細な性質を解説していておもしろい。

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    2013年12月30日