羽根由のレビュー一覧
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三兄弟と幼馴染が軍の武器を奪い銀行強盗を繰り返す。視点を切り替えながらテンポ良く進んで行くので、長くても全く飽きなかった。表現のセンスも抜群でストーリーに引き込まれました。Posted by ブクログ
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スウェーデン作家「アンデシュ・ルースルンド」と「ステファン・トゥンベリ」の共著の長篇ミステリ作品『熊と踊れ(原題:Bjorndansen、英題:The Father)』を読みました。
「アーナルデュル・インドリダソン」、「ジョー・ネスボ」、「レイフ・GW・ペーション」の作品に続き、北欧ミステリです。...続きを読むPosted by ブクログ -
スウェーデン作家「アンデシュ・ルースルンド」と「ステファン・トゥンベリ」の共著の長篇ミステリ作品『熊と踊れ(原題:Bjorndansen、英題:The Father)』を読みました。
「アーナルデュル・インドリダソン」、「ジョー・ネスボ」、「レイフ・GW・ペーション」の作品に続き、北欧ミステリです。...続きを読むPosted by ブクログ -
あとがきに一番びっくりした。
知らずに読めたのは、幸せ。
未読の方は、あとがきと解説は最後まで取っときましょう(普通か。)。Posted by ブクログ -
シリーズ1からでしたが、精神医学、女性虐待、ハッカーなど、ストーリーの中心に鋼のような鋭さと速度、興味深さ、奥深さがあり、本当に、もっと早く読めばよかったと後悔しています。
この長いシリーズと複雑な構成、リスベットのような個性を描けた著者の力量は圧巻です。
著者が変わってからの4作目は、自閉...続きを読む -
アウグストの今後が気になります。自閉症の雰囲気がよく出ています。小さな事かもしれませんが、現実を見る見方は人によって違う。その当たり前さが一般人にはわからない。
視点を変える事ができないのは常に大人たち。 -
人間に宿るタツノオトシゴ…脳にある海馬を、つまり記憶のしくみについて書かれた本。
タイトルと表紙の雰囲気に惹かれて手に取った。
神経科学や認知心理学など、科学の本でありながら歴史、文学、心理学、建築学、神話学、生物学、環境問題などいろいろな分野の話題を組み合わせながら、情緒的でユーモラスでもある。
...続きを読むPosted by ブクログ -
海馬から始めて記憶への考察実験が始まる。お決まりのラットに電流を流すものからMRIや不幸なきっかけで海馬を除去したヘンリーの記録、ダイバーによる記憶やイルヴァ自身による100日間の実験など実に多方面から記憶を見つめる。そして未来との関係、鬱との関連など興味は尽きない。
忘れることにも意味があり、忘れ...続きを読むPosted by ブクログ -
人の脳に棲むタツノオトシゴ——海馬。作家のヒルダと心理学者のイルヴァ姉妹は、地理と記憶の関係性や、他人の記憶を捏造することは可能かどうかなどを過去の研究に基づいて自らも実験し、記憶を司る器官の謎を探っていく。また、警察官、タクシー運転手、チェスプレイヤー、俳優、テロ被害者でもあるテロ研究者など、幅広...続きを読むPosted by ブクログ
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さらに、内容、人間関係が広がり複雑さを増しているが それも気にならないくらいに引き込まれる面白さで読み進めることができる。匿名
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これは面白い!
スウェーデンの小さな街で、軍の武器庫から大量の武器を盗み出す三兄弟。その目的は銀行強盗で、長兄の立てる隙の無い作戦により、警察は犯人の目星を全くつけられずにいるが、二人の警察官が、独自の捜査から少しずつ犯人像に迫って行く。
過去を追いながら、其々のキャラクターの心情をしっかり描いて...続きを読むPosted by ブクログ -
本当に読み応えがあった。
実在の事件をモチーフにした圧倒的迫力のクライムノベルの下巻。
あとがきを読んで、あらためてこの強盗事件を起こした3兄弟(実際の事件を起こしたのは4兄弟で、そのうちの犯行に加わらなかった一人が本書の著者・ステファン・トゥンベリ)の視点や心情がリアルに描かれていることに驚愕した...続きを読むPosted by ブクログ -
スウェーデン・ストックホルム市を舞台にしたクライムノベル。実在の事件をモチーフにした小説ということで非常に期待して読んだ。
さすが北欧ミステリーの傑作だ。面白い。
超暴力的な父親から虐待を受けていた3人、レオ、フェリックス、ヴィンセントの兄弟が主人公。
三兄弟とその幼なじみのヤスペルとの4人組が...続きを読むPosted by ブクログ -
殺害される寸前の所でアウグストを奪取したリスベットだったが,同時に重症を負ってしまう.
追い込まれたリスベットは,ミカエルに助けを求める.
リスベットとカミラはなぜ忌み嫌い合うのか.その理由の原点にはやはりザラチェンコが関係していた.
ミレニアムシリーズの完璧な続編.Posted by ブクログ -
前作までの著者ラーソンの死後,その物語を受け継ぐ形で続編が執筆された.キャラクタ―の印象が少し異なるが,物語のプロットは申し分ない.
経営難に陥ったミレニアム.スクープを探すミカエルの耳に,音信不通だったリスベット・サランデルの噂が.
リスベットがなぜドラゴンタトゥーを彫ったのか.なぜワスプと呼ばれ...続きを読むPosted by ブクログ -
過去と現在から語られる家族の物語
本筋は現代編の犯罪計画よりも過去編の親子の確執?葛藤?にぐいぐい。圧倒的に迷惑でしかない親父と三兄弟。しかしどうしようもなく親子なわけで。主人公は息子なのにどうしても迷惑な親父にシンパシー。セリフがかっちょいーから抜き出してPOPに。圧倒的な厚さのゲラの上に「頭の打...続きを読むPosted by ブクログ -
題名:熊と踊れ (上・下)
原題:Bjorndansen (2014)
著者:アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ Anders Roslund & Stefan Thunberg
訳者:ヘレンハルメ美穂・羽根由
発行:ハヤカワ文庫HM 2016.9.15 初版 2016.11.26 4...続きを読むPosted by ブクログ -
題名:熊と踊れ (上・下)
原題:Bjorndansen (2014)
著者:アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ Anders Roslund & Stefan Thunberg
訳者:ヘレンハルメ美穂・羽根由
発行:ハヤカワ文庫HM 2016.9.15 初版 2016.11.26 4...続きを読むPosted by ブクログ -
(上巻より)
軍の倉庫が国内に点在するスウェーデンならではの犯罪の発端や、
盗難予防のインクに染まってしまった札束との格闘、
暴力的な父親と兄弟たち、とくに長男との葛藤と
今まで読んできた北欧ミステリーのなかでも、
秀逸な面白さ。
でも厳密に言うとミステリーとしての面白さというよりかは、
結局は...続きを読むPosted by ブクログ -
書架で見かけて。
冒頭からすごく引き込まれた。
暴力をふるう父親、殴られ血を流す母親と
なんとか止めようとする長男とおびえる弟たち二人。
何がはじまるのかと思いきや、
次の瞬間には、その長男が銀行強盗になっていた。
弟たちと一緒に。
(下巻へ続く)Posted by ブクログ