羽根由のレビュー一覧

  • 熊と踊れ 上

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    ネタバレ

    過去と現在から語られる家族の物語
    本筋は現代編の犯罪計画よりも過去編の親子の確執?葛藤?にぐいぐい。圧倒的に迷惑でしかない親父と三兄弟。しかしどうしようもなく親子なわけで。主人公は息子なのにどうしても迷惑な親父にシンパシー。セリフがかっちょいーから抜き出してPOPに。圧倒的な厚さのゲラの上に「頭の打ちどころが悪かった熊の話」の熊が。主人公レオも父親もそれぞれの「レディベア」を探していたのかもしれません。
    犯罪計画を追う刑事が捜査の過程で父親の下へ行った際の描写「拳の関節のうち、人差し指と中指の付け根が陥没して平らになっている。頻繁に人を殴る人間の手だ。」に震えた
    圧倒的ボリューム
    抑圧的父権支

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    2019年03月10日
  • 熊と踊れ 上

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    題名:熊と踊れ (上・下)
    原題:Bjorndansen (2014)
    著者:アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ Anders Roslund & Stefan Thunberg
    訳者:ヘレンハルメ美穂・羽根由
    発行:ハヤカワ文庫HM 2016.9.15 初版 2016.11.26 4刷
    価格:各¥1,800

     『このミステリーが凄い』2016年の圧倒的一位を獲得した年、ぼくはこの作品を不覚にも未読で、翌年、これを読んで歯噛みしたものだった。どうみてもこれは圧倒的な作品だったからだ。分厚いだけではなく、スリルとアクションが親子・兄弟の人間ドラマと表裏一体となって驀進する

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    2019年02月28日
  • 熊と踊れ 下

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    題名:熊と踊れ (上・下)
    原題:Bjorndansen (2014)
    著者:アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ Anders Roslund & Stefan Thunberg
    訳者:ヘレンハルメ美穂・羽根由
    発行:ハヤカワ文庫HM 2016.9.15 初版 2016.11.26 4刷
    価格:各¥1,800

     『このミステリーが凄い』2016年の圧倒的一位を獲得した年、ぼくはこの作品を不覚にも未読で、翌年、これを読んで歯噛みしたものだった。どうみてもこれは圧倒的な作品だったからだ。分厚いだけではなく、スリルとアクションが親子・兄弟の人間ドラマと表裏一体となって驀進する

    0
    2019年02月28日
  • 熊と踊れ 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    軍の倉庫が国内に点在するスウェーデンならではの犯罪の発端や、
    盗難予防のインクに染まってしまった札束との格闘、
    暴力的な父親と兄弟たち、とくに長男との葛藤と
    今まで読んできた北欧ミステリーのなかでも、
    秀逸な面白さ。

    でも厳密に言うとミステリーとしての面白さというよりかは、
    結局は実際の事件を実際の兄弟とともに描いた、
    ノンフィクションとしての面白さなのであって、
    ミステリーとしては反則技なのかもしれない。

    それでも、ミステリー好きとしては読んだ方が良い作品だと思う。

    0
    2019年02月25日
  • 熊と踊れ 上

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    ネタバレ

    書架で見かけて。

    冒頭からすごく引き込まれた。
    暴力をふるう父親、殴られ血を流す母親と
    なんとか止めようとする長男とおびえる弟たち二人。
    何がはじまるのかと思いきや、
    次の瞬間には、その長男が銀行強盗になっていた。
    弟たちと一緒に。

    (下巻へ続く)

    0
    2019年02月25日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    NSAのネットワークに侵入したのはリスベットだった。
    彼女はある目的のため、この犯罪組織を追っていたのだ。
    犯罪組織のリーダーはサノスと呼ばれていた。
    一方ミカエルは、セルネル社が『ミレニアム』編集部から彼を追い出そうとしていることを知るが、さらに衝撃の事件が発生する。
    万全の警備システムを設置し、自閉症の息子と暮らすバルデルの家が襲撃されたのだ。
    警察の捜査が開始され、リスベットと連絡を取ることに成功していたミカエルも独自に調査に乗り出す。
    だが、今度はバルデルの息子に魔の手が伸びてきた。
    全力で息子を護るミカエルとリスベット。
    やがて一連の事件の背後に、リスベットの知られざる過去が大きく関

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    2018年03月18日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。
    ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との非難にさらされていた。
    そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。
    人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。
    男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。
    一方、アメリカのNSA(国家安全保障局)は、産業スパイ活動を行なう犯罪組織の関連会社からバルデルが革命的な研究成果を持ち出したた

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    2018年03月18日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    残念ながら作者が変わり不安だったけど、最初に少し違和感あっただけでそれもすぐ無くなりすんなり入れた。
    読みやすくなったかな。ラーソンが生きてたらこの展開をどう思うのだろう?
    リスベットは相変わらずかっこいいのだけど、ミカエルが女たらしではなくなって影が薄くなったかな。
    新たな敵も出てきたしまだまだ続きそうで楽しみ。

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    2017年12月27日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

    購入済み

    リスベット最強!

    ミレニアムは小説1〜3、映画もドラゴン•タトゥーの女、スウェーデン版の3作全て観てきましたが、作家が変わり、エンターテイメント性が大いにアップしたように感じます。
    リスベットのスーパー•ヒーロー(ヒロインではなく)振りも興奮度大です。
    最近、マーク•グリーニー好きな私としては、最高に楽しめた作品でした。
    映画化の際には、リスベットの人選に気を付けて欲しいですね。、

    0
    2017年02月16日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

    購入済み

    また会えた!

    夢中になって読んだ。人工知能、自閉症、どちらのテーマも元々興味をもっていたので、勿論面白かったけど、何よりリスベットが変わってない!また会えた!こんなに嬉しいことはない。

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    2016年12月05日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    数学の話は正直よくわからなかったけれど、リスベットとアウグストの交流には心が温まった。
    弱きが強きを挫くという構図もそのままで、読後感は爽やかなんだよな。
    リスベット無双しすぎじゃないと思う部分もあるけれど。
    第一部、第三部を思い出さずにはいられないラストで、リスベットとミカエルの物語としては、これを読めただけでも第四部を読んでよかったと思わせられた

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    2016年10月19日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    三部までと違う作者であることを感じさせない。
    相変らず面白ーい。

    前作で様々な人に釘を刺されたリスベットが、結局これまでと同じ(もしかしたらそれよりも過激な)生活をおくっていることは少し残念かな……
    でも、まっとうな会社に就職してまっとうな社会人生活をおくるリスベットなんて誰も求めてない!からこれでいいのかもしれない。
    最終的にはリスベットが敵をぶっとばしてくれるのではと期待してる。

    0
    2016年10月15日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    下巻になっても物語は疾走することなく、一気にラストに流れ込んだ。
    この作者がオリジナルの小説が初めて、と言うのは驚異。
    もちろん、4作目のプロットがある程度出来ていたのは知っているが、それにしてもここまで完成度を高めるのは至難の業。単に上手くかけてるだけではなく、それぞれのキャラも今までの物語を踏襲したうえで発展させているし、過去キャラや過去のエピソードも散りばめられている。しかも過去の作品を読んでいる読者には楽しめ、そうでない読者も戸惑わない程度に、という絶妙のバランス。
    敢えて難癖をつけるなら、登場人物が多すぎて戸惑う点?
    本筋に全く関係ないキャラまでしっかり肉付けされていて、そこまで過剰

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    2016年09月12日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

    購入済み

    上下巻一気読みして

    続編を期待していなっかったから、上下巻一気読みしました。作者は違っても充分面白かった。1、2、3巻は何度も読み、映画(DVD)ハリウッド版もスエーデン版の1、2、3作も何度も観ました。4巻もハリウッド版で映画化して欲しいです。ルーニー マーラーの一人二役観てみたい。
    原作者の構想は10巻迄あったそうですね。続きが出れば読みますが、余韻を残しつつこの辺りで終わらせる方が僕は好きですね。

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    2016年09月08日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    3部作があまりにも良かったのに、作者ラーソン氏が急逝したため、もう読めないかと思っていたミレニアムシリーズ。別の作家が続編を書いたということで、楽しみに読んでみた。
    結果、十分に面白いし、ミレニアムシリーズの魅力もしっかり引き継いでいると思えた、これなら、さらに続編があっても継続して追いかけようという気持になった。決着のついてないメインキャラもおるわけだし、先が楽しみである。

    ただ、ラーソンが書こうとしていた続編とは違うだろうな、という印象は今否めない。
    実際ラーソン原理主義者(笑)の本作批判は結構厳しいようだし。
    ただ、原理主義者ってのはそういうもんで、ガンダムにせよ、ゴジラにせよ、スター

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    2016年08月23日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    下巻になって スピード感が増してきた
    リスベットの妹が登場して 今後の続編の布石がされる
    事件は解決するがどうもあっけない幕切れである
    作家である ジャーナリストの本領が まだ発揮されていないようにも見える
    前作者からの引継ぎを考えると とても満足した

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    2016年06月28日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    あっという間に読み終わってしまった。
    読みやすくなってるかも。
    やはりリスベット格好いいな~
    頭もいいし強いし。本当に幸せになってほしいわ。

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    2016年05月25日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ミレニアム4が新聞広告に出ているのを見つけた時の驚き。
    なんで?遺稿が出た?続編?誰が書いた?
    え〜っ。
    次の瞬間には読まなくては!と思いました。
    スティーグラーソンが亡くなってからもう10年経つのですね。
    で、感想ですが。期待を裏切らぬ出来だったと思います。皆様色々不平不満を書いていますが、それは欲張りと言うものです。
    ラーソン本人が書いたと言っても、さして違和感も無い。10年振りに書いたら筆も多少はブレますよ。リスベットが以前より更にパワーアップしてます。殆ど超人です。男を一発でノックアウトするし、ガンさばきも見事です。この10年間鍛錬していたのでしょう。一方ミカエルは女たらしの面が随分弱

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    2017年01月01日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    待望の「ミレニアム4」
    ラーソンさんが亡き人だと知った時にはサメザメと泣いたけれどPCの中に「4」があるらしいと知ったときにはかすかな希望を~だがしかし!ラーゲルクランツさんは何もないところから1・2・3を踏まえこの4を著してくださったとか…

    ありがとうございます!
    ミカエルとリスベットにまた逢うことができた(泣)
    上 あっという間に読み終え下にこれから取り組みます。

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    2016年01月31日
  • 考える機械たち:歴史、仕組み、倫理―そして、AIは意思をもつのか?

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    アナログコンピューター データを直接取り込む 数値変換不要 固有目的
    ゲーデル 完全かつ無矛盾な数学体系は存在しない
    チューリング 停止性問題 事前に完璧なプログラムチェックはできない
     万能チューリングマシン アルゴリズムさえ書けばどんな計算もできる
    ノイマン コンピューターを設計 記憶専用の部位がある

    サイバネティクス インテリジェントシステムの情報処理方法
    人工知能 人口システムに知性を創造

    チェスコンピュータの基礎 1.評価関数 2.静止探索 3.アルファベータ枝刈り法
     ディープブルー 1秒に2億の局面探索
     アルファゼロ  対局を経験し 直観 人間が知らない戦略も

    シンボリッ

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    2025年09月15日