羽根由のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前から読みたいと思っていたミレニアムシリーズのpart4をようやく読みました。ミレニアム1〜3はここ10年くらいの間では、いちばん面白いミステリシリーズだったと思います。スティーグ・ラーソンという方が筆者で、part10くらいまで続ける構想だったらしいですが、惜しくもpart3を書き上げたところで、ラーソンさんは亡くなってしまったんですね。
で、今回のpart4というのはダヴィド・ラーゲルクランツという全く別のかたが書いています。ところが、まったく違和感のない続きものとして楽しめます。あえて違いを指摘するとなら、よりエンターテイメント性が強くなっているというところでしょうか。
で、その、よ -
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Posted by ブクログ
辛口で言うと…
リスベットがムキムキ正義感リスベット姐さんて印象です。口数が多く情に流されそうな。何考えてるか解らないクールな少女は何処へ行ったんだ(ガリガリで少女のように見えるとか云う設定無かったかな…)
でも、ラーソンのリスベットが非常にカッコ良い&クールであまりのつれない態度にモヤモヤさせられていた部分があったので、カッコ良さを残してリスベット姐さんに成長してくれたと思えば良いのかな。
邦訳の方もメインは代わられている所為か、文章に堅さが無くライトで読みやすい。ボリュームもそこそこ。
手軽に楽しめるミレニアム、と言った処です。
今年は第5作出るのですかねー。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ作者が代わって、強烈だった3部作の世界観が無事引き継がれるのだろうか・・・?とかなり心配していたのだが、
ラーゲルクランツ氏は実に良く研究されて、且つ上手く自分の世界観も組み込んで作品を作り上げてくれていたので
テンポ良く「新ミレニアム」の世界に引きずり込んでくれた。
リスベットの過去がほぼ明らかになってくれた事や、カミラの暗躍については、なるほど・・・と思わせてくれた所は流石だな、と。
ただ正直、上巻を読んだ際に不安要素が無かったわけではない。
展開からして下巻だけに纏まり切るのか?と言う点に尽きると思う。
結果、A.I.研究の行方(フランスが消去したもの以外に本当に痕跡は無いのか?) -
Posted by ブクログ
ネタバレ北欧ミステリーの大ヒット作がまさかの続編?!
あのリスベットやミカエルにまた会える~
ストーリー展開や語り口がラーソンを彷彿させるらしい(邦訳本なので私は判断つきませんが……)ですが、実に見事に三部作の内容を引き継ぎ隙間を埋めるエピソードが随所にちりばめらりているあたりは、あっぱれである。
なので、三部作を読んでいない方には、酷ですが「三部作から読め」とお勧めします(笑)
この上巻は事件しか起きません。
しかし、最近流行りの「人工知能」や「サヴァン症候群」が取り上げられ飽きさせません。
そして何故か、
私の誕生日に事件は起きます(笑)
ただ、ミレニアム買収騒動が本当に必要だったのか、そこが謎 -
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