黒木あるじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怖い話で暑さを吹き飛ばしたい…という動機で手にした本だが、この世のものでない存在の怖さより、人の心の闇がほとほと怖くなってしまった。一番重かったのが『 虐目』。虐めの質が陰湿かつ壮絶なのも絶句だが、虐めのきっかけを作ったのが教師であること、のみならず虐めによって取り返しのつかない大怪我を追った被害者に「問題起こすなら卒業してからにしろ」と脅しをかける。こんな闇が(病み)がこの世には存在していて、ただ普段表向きには見えていないだけ、なのかも、と思うとゾッとする。その被害者の彼の復讐も怖かった。
この本の作者が言ったことではないけど、魔物というものは人の世の、悲しみや恨み、嫉妬、欲望など、ドロドロ -
Posted by ブクログ
初めて読む作家さんですけれども…うーん、自分はあんまり怪談とかいうのにピンと来ないタチでして、「へー…実際にそういうことが起きるんダァ…」みたいな、どこか他人事めいた感覚で読み終えてしまったのですけれども…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、でも割と良い暇つぶしにはなったのかな? 登場する怪談話にSNSやらLINEやらが出てきて大分最近の話なんだなぁ…みたいな感慨を覚えました。SNSなどが新聞などにまで躍り出てきて、世の中は電脳社会一色となりつつありますけれども(!)、昔から通じる怪談話の一つや二つ、こんな社会においても発見されるものなんですねぇ…そんなことを思ったのでした。おしま -
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購入済み
怪談は細部に宿る
第76話の必勝法
本が出版された2011年から遡ること30年前、正しくは30年以上前とあるので1970年代の後半でしょうか。世の中に携帯電話はまだ存在しませんでした。自動車電話は開発されていましたが、これは携帯電話とはまったく性質の違うものです。その上、とても一般的とは言えず、電波状況が悪いために使えるエリアはごく少なく、外回りの営業業務に役立つレベルのものは、重くてかさばるショルダーホンの登場を待たねばなりませんでした。
重箱の隅をつついたようなことですが、どんな小さな誤りでも、そこに引っかかると他の作品まで嘘くさく感じられます。佳作が多いだけに非常に残念です。