Nardackのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれは恐ろしい作品だなぁ
よく男と女の間に友情は成立するのかというテーマを描いた作品はあるけれど、体は女で心は男という人に恋をしてしまった少年は求められた友情に応えることができるのかという空恐ろしい内容になっている
主人公の松永四郎という少年は強気な女性ばかりが揃う環境で育ってしまったせいで非常に押しに弱くて自己主張も少なくタイプなんだけどそれでいて女性の体にはある程度慣れている、それが自分は男だと思ってもがき続けている織田未来にとっては丁度いい相性なんですよね
今後二人の関係性がどんな風に変化していくのか非常に興味深い
個人的には「いいお嫁さんになる」と冗談を言われて呆然とした状態で去 -
Posted by ブクログ
一見ありきたりな、最近流行の設定、かと思いきや切り口が異なっている。そして、その切り口を殺すことなく丁寧に展開していることが非常に面白い。
全体を通して、三点リーダや、?マーク、数字の表記などの表現がライトで中高生向けに書かれているようなものなのだが、内容としては昨今のライトノベルに多い派手さは少なく、丁寧な主人公とヒロインの感情描写で進められているのが珍しい。
しかしながら、主人公とヒロインの行動のみが主軸に据えられているので、ストーリーもシンプルで掴みやすい。
冒頭から章の間に挟まれる作中作が、後の展開に繋がってカタルシスを与えるところが全体の見どころでもある。 -
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Posted by ブクログ
普通の高校生の太一と凛は突然光に飲み込まれてしまい、気が付いたら剣と魔術の世界にいた。
魔物に出くわすが、冒険者に助けられ一難を逃れ、生きるためにギルドに所属しテストを受けるが、そこで秘められている魔力を持っていることがわかり・・・。
タイトルを見たときは地雷臭が漂っていたんですが、イラストに惹かれ買いました。
これは面白いですね!いい意味で裏切られましたよ!
地を固める物語の導入部にしては完成度が高いですね。
今回は異世界に飛ばされるところから、魔術を扱って初戦を戦うまでを描いているんですが、バトルの描写、心の中の描き方などが、無理なく入ってきて読んでいて心地よいです。
設定がどうかとか -
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Posted by ブクログ
自分の中では殿堂入りになりましたこのシリーズ。三巻で終わったことは寂しいけれど、丁度いいと思う。しかし、巻数こそ短かけれ、心情描写などとても丁寧に書かれていて、さらに一人称がそれを手伝って、物語に惹きこまれます。
誰だって抱いたことのあるであろう多々の感情描写には、在りし日の自分を思い出して共感することでしょう。
ニヤニヤな部分が多い今巻ですが、お気に入りは東雲が英太を上手に操る諸処のシーンと英太が自分のせいで作家としての幽子色が薄れていくことを慮る場面。しかし、何と言っても最後の恋愛学舎のラス文。あれには心が洗われました。あれは反則でしょう。あんなこと言われたら堪りません。
ラノベを読まない