Nardackのレビュー一覧

  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    高校一年生か中学三年生くらいにおすすめしたいという意味での「ジュブナイル」
    よりみちのない良い意味で狭い視野の恋愛小説
    「青春」という方に寄らないところが良いところ
    ただその分学生がお金を出して買って読みたい本かというと
    「ラブ」の後ろに「コメ」をつけたほうがこのまれるのだと思う
    「コメ」の前についている「ラブ」と恋愛小説の「恋愛」が一緒かはさだかでない

    ライトノベルのジャンルでも「コメ」にも「青春」にも頼らずとも
    例えば『狼と香辛料』とか
    男女関係のうれしはずかしもどかしさを感じさせるものは出来うると思うので
    もっとこの手のを読みたいと言う意味で頑張ってもらいたいものだが
    同性同士の関係もつきつめないのが
    社会性のない大人でないライトノベルを買う年代の自分というものでもある
    というより単に簡にはずかしいからというほうが正しいか

    ファミ通文庫はいまいひとつなんだかよくわからなかったが
    『思春期妄想』『ヒカル』『カマタリさん』そしてこれと
    各種ライトノベル度強弱男女双方振り幅つけて恋愛からめたものを出しているところ
    実に故文庫の「L・O・V・E!」寄せを受け継ぐにふさわしい
    バカテスの終了と共に終焉しないことを期待したい

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    2018年12月09日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    ライトノベルというより中高生向けくらいの「ラブコメ」ではない恋愛小説
    青春小説ではないところが面白み
    『カマタリさん』みたいなのは難しいだろうけれど
    こういう「青春でない中高生の話」は
    より多くのひとにも書いてもらいたい読んでみたい
    本来児童小説とふつうの小説の間にあるのだろうけれど
    中高生がエンタメなライトノベルでないそういうのを読むはずがないということか
    ライトノベルですら読んでいなかった自分には何も言えない

    内容には関係ないが
    「粟立つ」は「寒さや恐怖」と辞書に書いてあるが
    どうなのだろう
    また
    ライトノベルのいいところは、あっちを読んでこっちを読んでと、と気楽に読めるところだ。じっくり一冊の本を延々と読み続けられるほど、面白い本に合うことが少ないからでもある。
    というならわかるけれど
    短編集を気楽につまみ読みするというのは良くわからない
    そういうものかしら
    と読んだとき思ったが
    今思うに一編ごとで区切って読む前提なのだな
    そりゃそうか
    通勤中とかだと短編だろうが長編だろうが良いところだろうが
    途中でぶったぎるのが当たり前で逆

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    2018年12月08日
  • 異世界チート魔術師(1)

    購入済み

    面白かった

    女の子と行く異世界チートは良いが、マッタリストーリーがよみたいかな?

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    2017年09月29日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    読み終わって一番の感想は「良かった。いろんな意味で」
    ちゃんと最後まで完結して良かった。
    前向きなラストで良かった。
    ちゃんと大団円で良かった。
    こんな、なんともじんわりした余韻を味わえるとは、ほんとうによかった。

    未来が去った一年間。
    物語的には大きな出来事があるわけでなく、四郎が広美さんとの中を深めていく過程が描かれている。
    うん、それはそれで濡れ濡れなんだけどね!(爆)
    そんな日常のなかで四郎の中の未来への想いやわだかまりは薄れてすこしづつ意味を変えていく。
    やがて、四郎も過去から未来へと進もうと真剣に考えるようになる。
    そのための時間と別れが必要だったのだなあ。

    ー2年目春夏ーの頃だっただろうか。
    この物語の行き着く先があまりに暗く予想されて、もっともは幸せな展開は、四郎がすこしづつ三好さんを好きになって、未来のことを諦められるようになることだろうと思ったことがある。
    でもやっぱり、控え目な三好さんにその役は荷が重すぎた。
    最終巻でようやく分かる。
    その役目は、実は広美さんだったのだな。
    さすがは大人の女性。
    四郎の全部を抱きしめて、歩き出す勇気を与えることが出来るとは。
    いや、いいねえ、広美さん。
    惚れる。

    そしてラスト。
    未来との再会。
    四郎にとってはやっぱり未来は好きな人ではあるのだろう。
    ある意味それは男のサガだから。
    男って、一度好きになった人は、他に好きな人が出来ても、いつまでも好きだからなあ。
    それでも、相手の幸せを、たとえそれが自分とではなくても素直に願うことが出来る心境になったのなら、もう大丈夫。
    お互い未来に進んでいける。
    そんな前向きなラストがいい。
    ちなみに、二胡とは途中でそうじゃないかと思ってたけど、親父さんもかい(笑)

    そして最後の広美さんとのメールのやり取り。
    そうそう、そういう時、恋人の声を聞きたくなるんだよ。
    わかるわあ(笑)

    最後まで、愉しく読ませてもらった。
    ありがとうございます。
    作者にはいつか一般文芸で物語を書いて欲しい。
    ラノベ出身で文芸に行った作家なんて一杯いるんだからさ。
    期待している。

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    2017年06月20日
  • この恋と、その未来。5 -二年目 秋冬-

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    前巻で全てを失った四郎。
    その喪失の後なので、今巻は相当鬱々したものになるんじゃないかと思っていた。
    でも予想していたよりは酷くなかったかな。
    いやもちろん、未来との関係も三好さんとの関係も、もう元には戻らないわけで、そういう辛さはあるのだけど。
    けれど、それでも人生は、日常は続いていくわけで、その道には、また別の人たちとの関係があるのだ。
    そういう意味で、親父さんや三並さん西園さん、そしてボンちゃんとの交流は彼を日常に返し、その心を少しは紛らわせてくれただろう。
    そうして、文化祭での女装で未来の気持ちを実感することやヒロミさんとの一線を越えて、心境は変化していくのだ。
    それはそれで、生きているということなんだろう。
    ちょっと寂しい気はするけど。
    ただ、元よりこの物語がそれほどハッピィに進むはずがなかったことを考えると、これはまだマシな選択肢なのだと思う。

    この巻が最後になるかもという後書きだったけど、なんとか6巻目も出ているので、最後までちゃんと読めるのは、嬉しい限り。
    未来が去った広島で、このあと四郎はどうやって生きていくのか?
    どんな形で、どんな姿の未来と、再会するのか?
    その時、物語はどんな最後を迎えるのか?
    期待したい。

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    2017年06月20日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    ネタバレ

    毎回毎回四郎と未来の関係がどうなることかと恐ろしい思いをしながら読んでいたけど、終わってみれば綺麗な収まり方だった。
    お前あいつと付き合ってたのに今はそいつと付き合ってるんか!?みたいに思ってしまうシーンは幾つも有ったけど、それぞれが過去のしがらみや後悔から一歩踏み出して変わることが出来た証でもあるんだろうなとも思う。

    正直四郎と広美が付き合うことになったのは読み終わった今でもいい意味で驚いていたりする。やっぱりライトノベルってメインヒロインっていう者が居て、他にもヒロインが何人か居るけれど基本的には最初から最後まで第1巻の表紙を飾った女の子が優位でラストではその娘と結ばれる。
    そんなライトノベルばっかり読んでいたから本作ではそもそも織田未来をヒロインと捉えて良いのか?、そうでないなら三好と結ばれるのか?となかなかに悩みながら読んでいたのだ。
    そんなふうに考えていたから四郎が広美に依存するのではなく一人立ちの一環として、また純粋に広美に好意を抱くことによって彼女と真剣に交際を始めたのはやはり驚きの展開だった。あの親父の元カノだもんなぁ……。それでも終わってみれば全てが良い方向に落ち着いていたのは本人たちの努力の結果というよりも、時間経過によって少しずつ大人になっていったということなんだろうな
    四郎は未来を親友と見られるようになり家族との仲も改善、未来は自分の体を否定しない将来を思い描くようになった。三好や要、ボンちゃんも幸福の兆しが見えたのはとても良かったと思う。和田にももう少し良い結果が作中で訪れて欲しかったとも思うけれど

    やはりライトノベルとしては風変わりだったけれど、この作品に出会えて良かったと心から思える作品だった

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    2017年02月25日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    作者は真っ当なライトノベルと思っているようだけど、この作品はどう考えたってヘヴィだよ!
    どこかぎこちない感覚を挟みつつもどうにか上手く進展していた四郎と未来、四郎と三好の仲だったけどこんなあっさりと崩壊するとは思わなかったよ。あの場面で四郎が山城要に詰め寄ったのって、頭に血が上って見境がなくなっていたけどそれ程間違った判断ではないんだよね。未来からは散々惚気を聞かされていたし、未来に幸せになって欲しいと考えていたのは確かなんだから。でもそこに四郎が未来に恋愛感情を抱いてしまっていることで歪みが生じてしまう。
    要に詰め寄るのも嫉妬からと判断されてしまうし、三好より未来を優先するのもそういった感情があるからと思われてしまう。その象徴が四郎と未来の仲が崩壊したあのシーンだったんだろうな……。あの辺りのシーンは読んでいて辛かった……
    でも未来に恋愛感情を抱いていたからこそ広美に溺れずに済んだ面もあるのだと思う。ラストの一文が全てを象徴しているけれど四郎は全てを失ってもまだ懐き続けるものがある。それはとてもみっともない物なんだろうけど、それがどんな道を示すのか強く知りたいと思う。せめて登場人物たちにはハッピーエンドを迎えて欲しいけれど果たしてどうなるのだろうか?

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    2017年02月13日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    森橋ビンゴはこんな作風だったかという驚きがあったので、ラストの衝撃の展開たるや大変なものでした。
    本当に「ライトじゃないじゃないですか……」
    一服の清涼剤だと思っていた三好さんと広美さんがあんな事になってしまったので不安しかないが梵ちゃんがいるから大丈夫、か?

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    2017年02月05日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    いやもう、辛いなあ。
    でも、こうなると思ってたよ。

    未来への想いを忘れるために、部屋も別々にして三好さんとも付き合って、なんとも苦しい努力をする四郎。
    表面上はうまくいきそうな瞬間もあるのだけど、そんなこと続くはずがないんだよなあ。
    だって、未来に自分の心を隠して、三好さんに甘えて、何より自分の心を騙して、毎日苦しい想いをしながら、それでも、本当の心は偽れないのだから。
    なんというか、この状況、ちょっと個人的に自分の高校時代を思い出したりして、なかなか辛かった(笑)

    そして訪れる崩壊の時。
    それはある意味当然なのだ。
    四郎が要さんに会いに行くところからの怒涛の展開はさすがに息をのんだ。
    今まで築いてきたものすべてを失った四郎。
    そのつらさは想像に余りある。

    けれど広美さんの暴挙(笑)の果てに来るラストの平明さ。
    全てを偽っていたころの辛さよりも、全てを失った果てにもはや嘘をつかなくてもいい確かな想いを抱いた明るさを感じさせて、絶望の中で灯りを見たような気分だ。

    それにしてもやっぱりつらいなあ。
    この話はどこへたどり着くのだろうか?
    次巻を手に取るのが少し怖い。

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    2017年01月16日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    ネタバレ

    作家である侑子のそばに対等な立場で居続けるために将来について真剣に悩む英太の姿が良い。それが英太の重荷にならないかと思うけれど、一度侑子と離れる決断を下したのなら英太自身が下した決断も達成できるだろうと信じたい。シリーズを通じて、一人の女の子として変わっていく侑子と無気力状態だったところから一人の女の子を好きになり変わっていく英太の様子が読んでいてとても良いなと思った。でもやっぱりうらやましいぞコンチクショー。この方の他の作品も機会があれば手に取ってみたいと思います。感想はこんなところです。

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    2017年01月04日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    ネタバレ

    クラスで人気のある女子に好きと言われて、その上彼女までいるなんて英太はうらやまし過ぎるぜコンチクショー。それはそれとして、恋愛をするということは、感情の探り合いという言葉がぴったりかな。お互いを知らない男女が相手に興味を持ち感情をぶつけ合って理解していくというものだと思う。実生活に例えてこういう風に分かっていても中々自分では実行できないのが情けないというか。英太君も侑子とこれから色々な探り合い、感情のぶつかり合いを経て関係が本物になっていくのだろうと思います。感想はこんなところです。

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    2016年12月30日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    ネタバレ

    最終巻、刊行されて良かったです。物語の最後を見届けることが出来たことに安堵しました。


    恋を通して自我を確立させていく、振り返ってみてもこの物語にあった年代の方にオススメ出来る文庫本だと思います。もっと知られてもと思うので「このライトノベルがすごい」にランクインされていたのは良かったです。


    余談ですが、この巻も読み進めるとお好み焼きを食べたくなったので合間に頂きました。

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    2016年12月04日
  • この恋と、その未来。2 -一年目 夏秋-

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    この作品は今すごく気に入ってるんだけどこの巻だけでなら☆4ですね。詳しくは割愛しますが読んでてやや不愉快な部分もそれなりにあったので。
    次巻にも期待。

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    2016年07月19日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    2年生になると、付き合っている、事が浸透。
    そして彼女が小説家である事が、クラスメイトにより
    ばれてしまう。

    人から見たら、ものすごく違う態度。
    それに本人達は気付かず、もやもやと…。
    前回に引き続き、な甘酸っぱさに
    苦みがプラスされたような。
    しかも今回、ごたごたが登場しますし。
    兄と同じように。
    いや、途中で同じ事してるのに気が付け、と
    突っ込みたいですが。

    言葉にする事、言葉にしない事。
    両方とも納得すべき所も、しない所も。
    とはいえ、結局どうしていても、不安は不安です。
    そこをどう埋めるか…にかかってる状態?w

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    2016年07月11日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    図書委員として組んでいる相手が
    ある日小説家だと気がついた。

    兄の雑誌にちょっとしたいたずらを…で貰ったサイン。
    それと引き換えに始まる交流。
    いやもう甘酸っぱさ大量投入です!
    もやもやも、気がつくさまも、もどかしさも
    にやにやしながら、というよりは、嬉し恥ずかし、な
    ちらちら具合いです。

    取材のために付きあい始めたというのに
    それを題材にしたのは…。
    いつか、読めるでしょうか?w

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    2016年07月11日
  • この恋と、その未来。3 -一年目 冬-

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    いやもうなんというか、苦しいなあ。

    未来を好きなくせに、三好さんと付き合う四郎は確かにクズだろう。
    (そのことを三好さんに告げていることは救いではあるけれど)
    でもこれは、責められないなあ。
    未来のことを忘れなければならない。
    そのために、三好さんにある意味すがっているのだ。
    それは甘えだけど、それでも好きな気持ちを無理やり忘れることができるほど誰もがそんなには強くないのだ。
    思春期だもん。
    恋愛だもん。
    そんなうまくいかないこともあるよね。
    そのまっとうで等身大な心情がとても苦しい。
    個人的にも好きな人はかなわなくて、その想いを抱えたまま別の人と付き合ったことがあるだけに、読んでていろいろ身につまされた。

    好きだから、離れなければならない。
    やっぱりそうなるよなあ。
    だけど、それで忘れられるのかな?
    男ってたぶんどんなに離れても時間がたっても好きになった人のことを忘れられない生き物なんだけど。

    たぶん最もハッピィな展開は、三好さんへの想いがもっと大きくなって、未来のことを諦めても納得できるようになること。
    そんな未来が来ることを願うけど。
    バレンタインの三好さんがいじらしすぎるしね。

    物語展開的にはもちろん、いつか四郎の気持ちは未来にばれてしまうのだろう。
    その時、二人の関係はどうなるのか?
    その後どんな展開が待っているのか、怖いけど期待してしまう。

    あと、実に久しぶりに三並君と東雲さんに会えてうれしかった。
    そうですか、あれから10年経ちましたか。
    真面目な三並君は東雲さんと肩を並べるまではとがんばってるんだろうけど、もうそろそろ結婚しなさいよ。
    まあ、二人の仲睦まじい感じは安心したけど。
    再登場もありそうなので、そちらも期待してます。

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    2016年06月03日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    ネタバレ

    それぞれ抱えていた想いが明らかになった第4巻でした。曖昧な心地良さを失われるべくして失った主人公、同情の余地はないにしろ、最後に見せた決意が次巻から試されるのではと期待です。「我慢ぐらい、できるよ」が切なく、印象的で作風を感じる一言でした。

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    2016年03月13日
  • この恋と、その未来。3 -一年目 冬-

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    ネタバレ

    性同一性障害をテーマにしたライトノベル3巻目。1巻目、2巻中盤までは読み続けるかどうか迷いましたが、結果的には読み続けて良かったです。主人公の悩みにおける感情描写が1・2巻と比べると多くなったように感じ、ページをめくるスピードが上がりました。ライトノベルレーベルの刊行でなくてよいのでは、その方が手に取る読書も増えたのではと手前勝手に思ってます(1・2巻では読み続けるか迷ったくせ・・・笑)。あと、段落ごとのうっすらと雪化粧した市電の挿絵が良かったです(=カバーイラストもです)。

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    2016年03月06日
  • この恋と、その未来。1 -一年目 春-

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    ネタバレ

    ライトノベルらしからぬ重い物語、という前情報に手をつけるのを躊躇っていたが、実際に読み始めてみれば面白く最後のページまで続けて読んだ。

    実家で傍若無人な姉3人に虐げられて生きてきた四郎が、広島の全寮制の新設高校に入学し、同室の織田未来と出会う。未来は性同一性障害であり、身体は女でも心は男だった。積極的な未来に引っ張られる形で四郎は女の子と遊びに行ったりバイトしたり、何より未来とくだらない話をして仲良く楽しく過ごしている様が良い。四郎の父がシャレにならないくらい自由人だったり、姉からの虐げられっぷりが笑えないレベルだったりと軽すぎない部分があるため、未来の性同一性障害の設定が作中で浮いていない。

    これは、マイノリティの物語だ。普通を過ごすために特別な配慮を必要とすることなどは、マイノリティの気持ちとしてよく分かる。主人公の四郎があまりものを深く考えない人間であり、かといって人をいらつかせるわけでもない。その適度な無関心が心地良い。身体は女である未来に恋をしてしまい、心は男だから一生そんなことを言えるはずもなく。ただ側にいるだけの日々の中で、勘のいい未来が気付いてしまわないかが心配。

    ライトノベルか?と聞かれるとライトではないが、語り口と広島の雰囲気が重く見せていない。これはいい物語。

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    2016年01月10日
  • ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント 1

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    エージェントとして生き教育者に生きがいを感じていた60歳過ぎに死んだら、魔法や獣人のいる世界にシリウスとして転生。前世の記憶を元に身体を鍛え、不利な魔法属性を跳ね返すチートとして成長してゆくストーリー。
    初めてのお散歩でエルフを助けたり、最強と云われる武芸者に出会ったり、御都合主義ではあるが楽しめる。
    猫耳幼児姉弟やメイドとかの定番もおさえて、学園ものの二巻にも期待できる。ネットと大筋で変更無し。
    番外編『従者達の過去と現在』エリナ、ノエル、ディーとシリウスの母アリアとの出会い&ディーのヘタレ恋愛事情。

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    2015年12月20日