Nardackのレビュー一覧

  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価:☆4.5

    早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。


    主人公はかつて自分の兄の彼女に実らぬ恋をしていて、それがトラウマみたくなって何をやっても無駄なんだと無気力な生活を送っていた。
    高校でも楽だからという理由で図書委員を選んでいて、同じ図書委員の東雲侑子の熱のない静けさに親近感を覚える。だが彼女にはある秘密が、作家であるという秘密があった。
    作家である東雲が「取材」という形で付き合ってくれと主人公に頼み、それをOKするのだが――。といった感じです。

    兄貴に劣等感を感じてるところとか、すぐにヤキモチ焼くところとか、色々悩んだりするところとか、とにかく主人公が青い。だがそれ

    0
    2014年01月04日
  • 異世界チート魔術師 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校生の西村太一と吾妻凛は何故か異世界に召喚され…。
    ご紹介の1巻だから甘くして★4。あまりにもご都合主義にチート、さらには運が良すぎる。強くなるのも早すぎる。
    色々突っ込みたくはあるが、軽くテンポよく読める。今後多少はストーリーが重くなることを期待。

    0
    2013年09月28日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

    3部作完結編。始めは不器用だったヒロインが、人とそれなりに接するようになっているのが成長だったように思います。そして、能動的に自分の将来を選んで、道を選んだ主人公も、成長が見られました。

    0
    2013年07月28日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    何事にも無気力な少年と共に図書委員となった物静かな少女。
    少年は少女を同じ無気力な人間と思っていたが、秘密を知ってしまって自分との違いを思い知らされ失った感情に胸を締め付けられていく。

    コメディなしのガチラブストーリー。
    自分の嫌いな分野だったが、評判が良くて買ってみました。
    展開はまさに王道といったところで、いい意味で飾り気がない。
    だけど、文章に引き込まれていく感じがします。
    意外性のあるストーリーを望むより、雰囲気を楽しむもののような気がします。

    0
    2013年07月27日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    お試しから生まれる恋もある。作品の空気が好きだけど、あえて言えばヒロインが主人公に惹かれた理由がよく分からないのが残念かな。

    0
    2013年07月27日
  • 失恋探偵ももせ 【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絵師さんから購入しました。口絵を見た最初の印象から短編ものなのかなと思っていたのですが一概にそういうわけじゃなく一つの物語でした。本当は美人なのに頭を掻く癖があるヒロインが主人公と二人きりのときに髪型を直してもらうというシーンが度々ありましたが、二人ともまんざらでもなくその時間が好きみたいで二人の進展をすごく楽しみながら読みました。どうしてか行き違いになりつつも結局はお互いの気持ちを告げ付き合ったということで1巻完結作かと思いましたが続きがあるようなので読みたいです。二人の今後と、失恋探偵の行く末がとても気になっていました。

    0
    2013年07月20日
  • 失恋探偵ももせ 【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    なかなか探偵モノとしてそのあり方や心理などをしっかりと描いていて良かったと思う。    
    話の内容もどれもなかなかよくできていたと思う。   
    ちょっと描写不足の面も否めないけど、可愛かったので良いです。   
    男にはちょっとムカつきましたけどね。

    0
    2013年04月26日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    主人公と東雲が不器用すぎて、、、そこが面白いんだと思う。内容はベタな感じ。でも嫌いじゃないこういうの。

    0
    2013年03月18日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

     シリーズ最終巻。高校3年生ということで、テーマは進路。最初の頃は別段特徴もなかった英太だったが、翻訳家を目指すべく海外へ行くという大決断をする。東雲と離ればなれになるという大きな喪失を伴う選択で、そこに至るまでの過程が「東雲のためになにかしたいって事しか思い付かなかった」って、どんだけ好きなんだ!と言いたくなるほど。
    良い面悪い面あるのだろうけれど、一所懸命考え抜いた決断ってだけでもう素敵。会話の少なかった兄貴に相談に行っているあたり、意志の強さと彼自身の一年次からの変化をひしひしと感じた。東雲に関しても言うに及ばず。
     結末はありきたりなものかも知れないけど、「等身大の青春恋愛小説」(引用

    0
    2013年01月20日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    無関心系主人公と短編小説家のヒロインのお話。案外似たもの同士?の2人が小説作成のために擬似恋愛を経て自分の中にある気持ちに気づいていく過程が描かれ、最終的に付き合い始めるところで終わります。章の間にヒロインの小説の一文が書かれていてヒロインの心情がうかがえるのが良いと思った。主人公が自分から行動を起こさないくせに、ヒロインが同じように行動を起こさないとちょっと不機嫌になるのがイラっとした。

    0
    2012年12月26日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なにかクラブ活動に所属しなければならない.
    しかし運動部でしごかれるのは嫌だ.
    文化部も,「同好の士」として扱われるのが嫌だ.
    そんな訳で図書委員に就任した主人公くん.
    同じく図書委員の東雲侑子ちゃんの秘密?を知ってしまった主人公くんは….
    というわけで甘酸っぱいアレですな.
    「青い春と書いて青春…」みたいなっ.
    なかなか面白かったよ.

    0
    2012年09月10日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

    Posted by ブクログ

    伝えられない想い。強い想い。愛おしい想い。憎らしい想い。
    東雲さんが愛おしい。抱きしめたい。離れたくない。ずっと一緒にいたい。
    それだけ。ただそれだけ。
    お互いに想い合う気持ち。美しい相思相愛。
    ずっと見守っていたい。いつまでも。二人を。

    0
    2012年09月03日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    良いね。最後のあれが良いね。良い感じだね。
    もどかしいね。可愛いね。二人ともね。
    まぁありきたりだけどキャラの勝ちだよね。

    0
    2012年09月02日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

    すっごい良かったけど、心が痛くてしょうがないので☆一個マイナスしておく。せめてもの抵抗として。
    単なるラブコメじゃなかった。清々しいまでの青春小説だった。英太と侑子、二人の行く末が幸せであることを心から祈りたい。

    0
    2012年07月04日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良い終わり方でした。
    1巻時点ではただ無気力系男子だった英太が随分かっこよく成長しました。
    お互いを想うからこその別れ、そしてその決断というのは余程の意志が無ければ出来ない事です。
    ふわふわ浮かんでいると思っていた英太がいつの間にかしっかりと自分の足で立っている事につい感動してしまいました。

    東雲との仲はと言うと。
    どこか初々しさは残しつつも終始イチャついてます。
    でも嫌にならない可愛らしさがたまりません。
    そして1巻と比べ表情も増えて悪戯心も持ち合わせた東雲の可愛さは天下一品です。

    全三巻と、ラノベでは短い部類ですが、綺麗に収まっていて全体的に見ても完成度の高い作品だったと思います。

    0
    2012年06月30日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

    完結巻。青くて甘くて切ない純愛ラブストーリーでした。恋愛なんてとうにしなくなって今後もするか微妙なお年頃な自分ですが、この本読むと恋したい気持ちになりますね。東雲さん可愛いすぎ。そりゃ英太クンも頭がいっぱいになりますわ。がっつりイチャラブな後日談を出してもいいんじゃよ…?どうせハッピーエンドになるのはわかってるしな!(笑)あと、エピローグのアレは反則の一言。思わずグッときました。1巻目だけでもかなり当たりだった本シリーズ。恋愛モノは苦手な自分でもそう思える、最高の恋愛青春小説でした。ありがとう!

    0
    2012年06月04日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

     1巻や2巻は2人のギクシャクした関係の二人が少しずつ近づいていく様子が書かれていましたが、この本では主人公の英太が自分の進路ややりたいことについて悩んでいる様子がメインになっていました。また、作者もあとがきで書いていますが、二人の交際の様子(というよりもいちゃいちゃする様子)もふんだんに書かれていました。
     物語中に出てくるいろいろな要素から英太が自分の行く道を決める過程がとても良かったです。
     また、いつもどおり、ヒロインの東雲が書いた小説がところどころに挿入されており、物語の締めくくりにも出てきます。その小説の文で終わりにしても十分良かったと思いますが、その後に英太の言葉が入っていて、よ

    0
    2012年05月31日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

    Posted by ブクログ

    相変わらずニヤニヤが止まらないw
    1巻の出会い、2巻の山場を乗り越え、3巻は英太と侑子が終始いちゃいちゃし続けてますw
    (余談だけどそのことに対する作者のボヤキがあとがきにあるので、
    ぜひ本編読み終わった後にあとがきを読んでもらいたい)

    作中で栄太が決めた決断については、個人的に思うことが無くも無い。
    独善的過ぎるというか。
    それを聞いた侑子の一言目も、当然の反応でしょう。
    まぁでも、高校生ということを考えると、そんなもんなのかな。
    コンプレックスを抱いていた兄の景介に素直に相談しているあたりは
    侑子と付き合うことを通して人間的にも成長したといっていいのかもしれない。

    成長したのは、もちろ

    0
    2012年09月23日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

    Posted by ブクログ

     p.259「どこまで説明させる気だ、お前」という台詞がまさにソレという感じの小説。ストレート以外投げないよとあらかじめ宣言されている感がすごい。

     前作では主人公とヒロインが一対一の話だったが、今回は明確な3人目が登場する(もっとも、主人公兄やその彼女さん相手に対する嫉妬はしてたけど)。それに伴って2人はゆっさゆっさ揺さぶられるが、危機に直面して一歩一歩立ち止まれる彼らが何とも素敵だった。
     この本を読みながら、エゴに囚われて過ちに気付くのがいつも遅すぎた自分の青春時代を思い出して云々って人もいるのだろうか。自分はそうだった。

    0
    2012年04月24日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     無気力主人公がふとしたことから大人しい女の子の彼氏役を演じることになり、最初はただの芝居だったものが段々と本当の恋愛感情になっていく・・・と、あらすじを見返してみるとすごくつまらなそうに見える。一昔前の(最近のは知らないが)美少女ゲームの様。3章が終わったあたりで投げようと思った。”ご都合主義”などと批判ありきの言葉に意味があるとは思えないが、それでも「これはないわ」といいたくなるほど。

     でも、疑似恋愛を通じて主人公の心を揺るがす自身の世界の狭さ、相手の気持ちが分からない歯痒さ、自分の無能っぷりに対する嫌気と周りへの妬み、などなど書き過ぎってくらい書かれており、読んでて楽しかったなーと思

    0
    2012年04月24日