【感想・ネタバレ】東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版のレビュー

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東雲と卒業旅行!

2022年09月29日

シリーズ完結編。ようやくアメリカにいた主人公の親が目立ち始める。
全体的には、卒業後の進路に悩む主人公のお話。プラス初々しい大阪ふたり旅。そしてついに決めた進路とは?
大阪のビジネスホテルでの二人のシーンが、ちょっと危うくていいですね。

#ほのぼの

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Posted by ブクログ 2016年12月12日

「この恋と、その未来」より作者を知り、読んでみた。

あまあまでべたべたの青春恋愛。以前では素直に楽しめなかったかもしれない。今だからこそ味わえたのだと思う。

「出会ってくれて、ありがとう」の一文が泣ける。

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Posted by ブクログ 2013年07月02日

 文句なしの終の巻である。ここまで描いてくれれば、もう読者としてはぐうの音も出ない。綺麗に終わっていて、続きを出してくれという気持ちも起こらないほどだ。
 本当に良いシリーズだった。あとがきの軽妙さも含め、文句の付け所のない星五つである。

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Posted by ブクログ 2013年05月02日

お互いのために離れるのは野村美月さんの「文学少女」のラストを思い出しました。
ミステリアスで、表情があまりなかった東雲が、この三年でずいぶんとたくさんの表情を見せるように。それに伴い、東雲が書く小説の内容も変わっていきましたが、それも分かりやすくて良いと思えます。
「恋愛学舎」の最後の文章、素敵でし...続きを読むた。
二人の幸せな未来が、鮮やかに想像できます。

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Posted by ブクログ 2012年09月03日

なんという純愛。
美しい純愛。
ただただ純愛。
純粋な愛。
純朴な愛。
ひたむきな愛。
美しいラストシーン。
愛が止まらない。

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Posted by ブクログ 2012年08月23日

東雲さんが顔文字使ったことに驚愕、と同時にかわいいなって思った。ギャップってすばらしい。
一巻のころの無感情(言いすぎ?)系ヒロインだった東雲さんに比べたら感情表現が豊富でそのギャップにまたかわいいなって思ったり、他のライトノベルの主人公とかにはそんなにうらやましいなって感情を抱いたことは無かったけ...続きを読むれど、なぜかこの作品には感情移入がしやすくいちいち心が動いてしまった。多分突飛な設定などを使ってないからだと思うけど、これだけ心動かされる作品は久しぶりだった

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Posted by ブクログ 2012年07月05日

何となく『ライトノベルの楽しい書き方』(GA文庫)と似てるなぁと思いつつ完結。 こっちのほうがはるかにリアルで感情移入度も高し。 今まで読んだ青春小説の中ではNo.1か?
1〜3巻をまとめて読むと西園さんの作風から(東雲さんの)内面の変化がよく分かります。

欲を言えば後日談を読みたいけど、綺麗に...続きを読む終わった作品だけにないんだろうな。 2人の未来に幸あれ。

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Posted by ブクログ 2012年06月12日

三並英太と東雲侑子の物語も完結編。

構成要素としては進路に悩む英太や周辺の恋愛事情が半分、英太と東雲がイチャイチャしているのが半分。リア充爆発しろ。

1巻ではどこか世間離れしてた感じの東雲が普通の女の子になっていく姿がなんとも感慨深かった。
そして三並の決断・・・ここまで青春されるといろんな意味...続きを読むで泣けます。

ラストは・・・もう、ね。反則です、反則。

最後に。この物語に出会えた事にありがとう。

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Posted by ブクログ 2012年06月11日

自分の中では殿堂入りになりましたこのシリーズ。三巻で終わったことは寂しいけれど、丁度いいと思う。しかし、巻数こそ短かけれ、心情描写などとても丁寧に書かれていて、さらに一人称がそれを手伝って、物語に惹きこまれます。
誰だって抱いたことのあるであろう多々の感情描写には、在りし日の自分を思い出して共感する...続きを読むことでしょう。
ニヤニヤな部分が多い今巻ですが、お気に入りは東雲が英太を上手に操る諸処のシーンと英太が自分のせいで作家としての幽子色が薄れていくことを慮る場面。しかし、何と言っても最後の恋愛学舎のラス文。あれには心が洗われました。あれは反則でしょう。あんなこと言われたら堪りません。
ラノベを読まない人にも自信を持って推せる作品。

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Posted by ブクログ 2014年11月18日

ついに完結の3作目。
あとがきであったり他の人が言うように決して打ち切りではないのであしからず。
本作は今までに登場してきたキャラクター全員集合といった感じ(といってもそれほど多くはない)で、主人公の周りで恋愛に発展する話しが出てきます。一方で高校3年生ということもあり将来を視野に悩み始める英太。青...続きを読む臭いと感じる(自身が高校生なだけに何とも言えない)行動であったり考えも点々と見えるもののそこが逆に、自分は共感といったものを感じた。そして進路を決断して、起こした行動、そしてその結果、最後のメッセージは心が暖かくなった。小説の文字を陳腐とする場合、それは何らかのアクションで解決する他ないのだろう。そして言葉の意味は広大で、どうとでも解釈できる。

そして、この作品に巡りあえたことに感謝。
機会があるなら続編も出版して欲しいけれど、無理なんだろうな……。

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Posted by ブクログ 2012年05月31日

延々イチャイチャし続けてるので、
爆発すればいいのにと思いました。

男が「彼氏としての資格」というか、「正しい人生のあり方」みたいな事にウジウジ悩む一方で、
もうセックスの誘い方位しか悩んでなさそうな東雲さんというのが実に愉快だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年01月04日

作家である侑子のそばに対等な立場で居続けるために将来について真剣に悩む英太の姿が良い。それが英太の重荷にならないかと思うけれど、一度侑子と離れる決断を下したのなら英太自身が下した決断も達成できるだろうと信じたい。シリーズを通じて、一人の女の子として変わっていく侑子と無気力状態だったところから一人の女...続きを読むの子を好きになり変わっていく英太の様子が読んでいてとても良いなと思った。でもやっぱりうらやましいぞコンチクショー。この方の他の作品も機会があれば手に取ってみたいと思います。感想はこんなところです。

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Posted by ブクログ 2015年07月15日

クーデレ同士のカップルだった三並と東雲が、見事にデレデレカップルになっていて、既刊の初々しさを思い返すとどうしてもニヤニヤしてしまいます。もちろん今回も初々しさ爆発してますが。
冷静にみれば、はじめからリアリティーのない登場人物とシチュエーションですが、それでも、こんな恋いいな、と思わせるお話でした...続きを読む
男性の願望とか理想がちりばめられてるので、女性が読んだらどう感じるのか、興味がありますね。

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Posted by ブクログ 2014年11月02日

3年生編にして完結編。
すっかりリア充になってる英太+東雲さんですが、
ええいもう勝手にしろではなく、だからこその完結編です。
作家という社会的地位を持っている彼女に対して、
ほんとうに何となくでスタートしていた英太がやっと
ゴールを見つけるという。
その決意を語るシーンは、泣けました。
1巻の彼が...続きを読むよくぞここまで、と。

変化は彼だけでなく、東雲さんが挿絵を見るともはや別人。
これが彼女も彼に合わせるように交友が広がり、人間として
大きくなった彼女の姿。
英太はそれが作家・西園幽子にとっては良いことなのかと
思うシーンもありますが、
人間の経験に無駄はないと思っています。

まぁ、有美さんは最後まで苦手だなぁと思いましたが、
実は血のつながりのない英太にも似てるんだなぁ。
ニブチンなところはとんでもなく似ている。
どっちもそれで苦しんだ相手に1巻使わせてるわけで、
ニブチンて怖いな…(おい)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月26日

シリーズ最終巻。卒業後の三並が高校3年生を振り返った形で物語が進む。互いに相手の真意がつかみきれずに付き合っていたふたりだが、卒業後の進路決定というイベントの中で本格的に恋愛モードに突入である。今時ご都合主義的にあっという間に出来てしまう恋愛と違い、戸惑い・ゆっくり考えながらの進展はやはり私たちの時...続きを読む代の恋愛小説を彷彿させてしまう。
まだまだ先は永そうだがとりあえずはハッピーエンドな結末である。続編を書いてくれても文句は言わない(^_^;

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月17日

評価:☆4.5

甘酸っぱくもほろ苦い青春ラブストーリー、ここに完結。


いやーもうね、若いねぇ、青春だねぇとおっさん臭い感想しか出てこないw
感情豊かになった侑子が可愛すぎてヤバいです。
「ずるくなったら、私のこと、嫌い?」なんて言ってからかってくるところとかもうたまらん!!w

英太は侑子のこ...続きを読むとが好きすぎる自分のことを病気だのヤバいだの形容してたけど、いたって正常だと思う。
そりゃあんな可愛らしい子が自分のこと好きだったら頭沸騰するって(笑)

こんな物語、フィクションですよね!?
リアルでこんな羨ましいことしてる奴はいませんよね!?ww

侑子に釣り合うだけの自分になりたい、と決意をする英太。この構図どっかで見たことあると思ったらさくら荘の空太だw

3巻で綺麗に物語を締めくくってくれて満足です。
文章もとても読みやすく、スラスラ読めました。
青臭いのが好きな人、甘酸っぱい恋にニヤニヤしたい人にはオススメですw

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Posted by ブクログ 2013年07月28日

3部作完結編。始めは不器用だったヒロインが、人とそれなりに接するようになっているのが成長だったように思います。そして、能動的に自分の将来を選んで、道を選んだ主人公も、成長が見られました。

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Posted by ブクログ 2013年01月20日

 シリーズ最終巻。高校3年生ということで、テーマは進路。最初の頃は別段特徴もなかった英太だったが、翻訳家を目指すべく海外へ行くという大決断をする。東雲と離ればなれになるという大きな喪失を伴う選択で、そこに至るまでの過程が「東雲のためになにかしたいって事しか思い付かなかった」って、どんだけ好きなんだ!...続きを読むと言いたくなるほど。
良い面悪い面あるのだろうけれど、一所懸命考え抜いた決断ってだけでもう素敵。会話の少なかった兄貴に相談に行っているあたり、意志の強さと彼自身の一年次からの変化をひしひしと感じた。東雲に関しても言うに及ばず。
 結末はありきたりなものかも知れないけど、「等身大の青春恋愛小説」(引用先忘れ)だからこそ、それを選択する勇気や痛みが読者自身の経験のように伝わってくる。シリーズ全巻通してがっつり楽しめた初めてのライトノベルだった。

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Posted by ブクログ 2012年07月04日

すっごい良かったけど、心が痛くてしょうがないので☆一個マイナスしておく。せめてもの抵抗として。
単なるラブコメじゃなかった。清々しいまでの青春小説だった。英太と侑子、二人の行く末が幸せであることを心から祈りたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月30日

良い終わり方でした。
1巻時点ではただ無気力系男子だった英太が随分かっこよく成長しました。
お互いを想うからこその別れ、そしてその決断というのは余程の意志が無ければ出来ない事です。
ふわふわ浮かんでいると思っていた英太がいつの間にかしっかりと自分の足で立っている事につい感動してしまいました。

東雲...続きを読むとの仲はと言うと。
どこか初々しさは残しつつも終始イチャついてます。
でも嫌にならない可愛らしさがたまりません。
そして1巻と比べ表情も増えて悪戯心も持ち合わせた東雲の可愛さは天下一品です。

全三巻と、ラノベでは短い部類ですが、綺麗に収まっていて全体的に見ても完成度の高い作品だったと思います。

(またいつか、森橋先生には青春モノの小説を書いていただきたいなと密かな期待を抱いていたり。)

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Posted by ブクログ 2012年06月04日

完結巻。青くて甘くて切ない純愛ラブストーリーでした。恋愛なんてとうにしなくなって今後もするか微妙なお年頃な自分ですが、この本読むと恋したい気持ちになりますね。東雲さん可愛いすぎ。そりゃ英太クンも頭がいっぱいになりますわ。がっつりイチャラブな後日談を出してもいいんじゃよ…?どうせハッピーエンドになるの...続きを読むはわかってるしな!(笑)あと、エピローグのアレは反則の一言。思わずグッときました。1巻目だけでもかなり当たりだった本シリーズ。恋愛モノは苦手な自分でもそう思える、最高の恋愛青春小説でした。ありがとう!

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Posted by ブクログ 2012年05月31日

 1巻や2巻は2人のギクシャクした関係の二人が少しずつ近づいていく様子が書かれていましたが、この本では主人公の英太が自分の進路ややりたいことについて悩んでいる様子がメインになっていました。また、作者もあとがきで書いていますが、二人の交際の様子(というよりもいちゃいちゃする様子)もふんだんに書かれてい...続きを読むました。
 物語中に出てくるいろいろな要素から英太が自分の行く道を決める過程がとても良かったです。
 また、いつもどおり、ヒロインの東雲が書いた小説がところどころに挿入されており、物語の締めくくりにも出てきます。その小説の文で終わりにしても十分良かったと思いますが、その後に英太の言葉が入っていて、よりいい終わり方になっていたと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年09月23日

相変わらずニヤニヤが止まらないw
1巻の出会い、2巻の山場を乗り越え、3巻は英太と侑子が終始いちゃいちゃし続けてますw
(余談だけどそのことに対する作者のボヤキがあとがきにあるので、
ぜひ本編読み終わった後にあとがきを読んでもらいたい)

作中で栄太が決めた決断については、個人的に思うことが無くも無...続きを読むい。
独善的過ぎるというか。
それを聞いた侑子の一言目も、当然の反応でしょう。
まぁでも、高校生ということを考えると、そんなもんなのかな。
コンプレックスを抱いていた兄の景介に素直に相談しているあたりは
侑子と付き合うことを通して人間的にも成長したといっていいのかもしれない。

成長したのは、もちろん侑子も一緒。
成長して、普通の女の子になった。
なにより、
「短編小説をあいしてる」→「恋愛小説をあいしはじめる」→「全ての小説をあいしつづける」
という変化が全てだね。

最後の一文に素直に感動。
3巻通して、奇を衒わない、素敵な作品でした。

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Posted by ブクログ 2018年12月08日

前巻までに書いたように
高校生のあまり突飛でない恋愛ものという題材は面白いのだが
そのまま小さくまとまりよく終わってしまった
現在におけるライトノベルっぽくなく小説の題材にできる程度の高校生の恋愛とは
こういうものである
とするには無理がある
展開も登場人物も平坦で良いのだけれど
だからといって語る...続きを読むことも少ないならライトノベルとかでなく小説としてどうか

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Posted by ブクログ 2016年07月12日

3年生と言えば、進路。
一体、自分は何を選択すべきなのか。

別れたくないし、けれどそれだけの理由で
進路を決めるのは嫌だけれど…という葛藤。
そんな自分の周囲で起こる、恋愛沙汰。

1年の時、面倒という理由で図書委員を選んだのに
進路は考える。
しかも何だか、それには彼女が絡むような?
ある意味、...続きを読む教育実習生は道を示してくれた気がしますが
確かに…これは兄も言いたくなるやもしれません。

多少落ち着いてきたカップルは、最期の最後に
きっちりと約束をしてくれました。
が、何かのドラマみたいで、微妙な感じです。

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