入山章栄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ブルーオーシャン!なんとなく知ってると思ってたけど、けっこう知らないことばっかりあった❗差別化だけでなく低コストの両方がブルーオーシャンなのだ。ほとんどの企業がコストか品質のどちらかを他社の上をいこうとする戦略をとっているが、これでうまく行くならいいが上には上がいるので大きな効果を得ることを少ない。というか考え方のなかで他社と比較することが今までの考え方の大半であることがとても多くあった❗現在地を知る意味では良いが、ブルーオーシャンを実行するに当たっては競争は無意味であるということ。一番大事に思ったのが何を基準に選んでいるか、顧客が戦略グループ間を移動する場合の理由ここをしっかりとらえられるこ
-
Posted by ブクログ
僕が一番しっくりきたのは「変える必要性を認識してもらう」ということ!!
ここなくして、企業の改善はありえない。社長が本気になっていなければどんなにコンサルがついてもうまくいかない。
これは本当に本当に本当に大事!!
表面的な悩みには本質はない、
なぜそう思われますか?
〇〇という理解でいいですか?
もう少し具体的に教えてもらえますか?
そのような問いかけで、ここを丁寧に解きほぐす必要がある!
もう一点は、「顧客の声をきくこと」
うちの商品は~、みんな言ってるから~、
世の社長はよく、一人のお客さんが言ったことを1,000人くらいが言っているように話す。
それって本当にお客さんの声ですか?
何 -
Posted by ブクログ
本書が書かれた時点での経営学研究のトレンドだけでなく、経営学を研究する上で必読ともいえる比較的古い論文も紹介されている。
経営学研究の流れを知る上で良い本だろう。
個人的には、リソース・ベースト・ビューをめぐる論争が興味深かった。おそらく日本の大学での戦略論の授業で、半ば擦り込みのごとくリソース・ベースト・ビューは主要なアプローチであると教えられることは多いだろう。もちろん重要であることに代わりはないのだが、批判も少なくなく、さらに批判に対するバーニーの反論についての記述は大変興味深い。もっとも、社会科学に不変の理論なぞ存在しない。だから経済学や経営学の分野では次々と新しい理論が考え出され -
Posted by ブクログ
タイトルとおり ビジネススクールでは通常教えていない、比較的新しい経営学の知識を紹介
110ページまで読んだ。続き読みたい。
9/24 最後まで読んだ。大変面白い。いくつか抜粋
市場の状況に応じて取るべき競争戦略は異なる。
プレーヤの数が少ない安定した市場:ポーター型のポジショニング戦略により、差別化またはコスト戦略
プレーヤの数がある程度多い競争市場:バーニーのRBV自分の強みを磨くことにより競争する
不安定な市場:先の見通しが立たず長期戦略が使えない。リアルオプションによりリスクを抑えつつ新規投資。
組織のトランズアクティブ・メモリー(誰が知っていそうかという知識を共有する)が重要。そ -
Posted by ブクログ
・ライバル企業に対して優位性を取ろうとすればするほどライバル企業との差異が小さくなっていくという矛盾がある
・コストを下げて、価値を上げることで競合を寄せ付けなくなる
■戦略キャンバス
・既存の市場についての現状を把握する
・競合が何を売りにしているか
・競合の顧客は何をメリットに感じているか
・価値曲線(価格、デザイン、味等の要素でどこに力を入れているかの比重)
・差別化や低コスト化は従来の考え。代替産業(ワイン業界でいうビールとか)、や非顧客層(ワインを飲まない人)を分析する
■4つのアクション
・業界常識として定着してるものの中で取り除くべきものは何か(供給側のコスト減)
→必要な