入山章栄のレビュー一覧
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本書の紹介として、筆者は以下のように述べている。
【引用】
これは『世界で標準となっている経営理論』を可能な限り網羅・体系的に、そしてわかりやすくまとめて皆さんに紹介する、世界初の書籍である
【引用終わり】
本書は、経営学研究者の研究成果の中で生き残った「標準理論」と呼ばれる約30の理論を紹介している。
私は大学院での勉強に必要であった、「第24章 エンベデッドネス理論」と「第28章 社会学ベースの制度理論」を読んだが、特に第28章については、これまでに読んだ制度理論に関する文献の中で、最も分かりやすく説明されており、大変助かった。
筆者は、本書の中で、これら30の経営理論が「経済学」 -
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この切り口で、この二人が議論する!
宗教と経営、全然関係ないようで実は似ているこの両者を、
宗教通の池上さんと、経営理論の大家入山さんが語り合う。
私が前に勤めていた新興の不動産会社は、まさにこれ。
オーナー社長がいい意味で教祖様。
社員は社長の魅力に引き寄せられる。
社長のことばを経営理念、経営信条に落とした3か月は忘れられない。
その後会社は上場し、今は1兆円企業になった。
私が入ったころは500億前後だったのに、、
ぶれない社長。「すべてを決めるのはお客様です」
この精神は残っている。あ、お客様は神様です、とは言っていないのがミソ。
腹落ちした社員は、朝から晩まで土地を仕入れるために -
Posted by ブクログ
個人的に色々な宗教に興味があり、一見関係なさそうな宗教とビジネスと結び付けた本と言う事で興味を持ちました。
宗教的な信仰の熱狂と企業のパーパスが似たようなものと言う考えはとても納得できました。
個人的に子供の頃からある信仰を持っており、本書でもあるようように、宗教的な腹落ち・センスメイキングと言うのは、頭だけで理解できるものではなく、むしろ頭や理論だけだと葛藤があるのですが、いくつかの決まった習慣が行動様式つまり生活の一部となり、腹落ちとなっているような気がします。
多くの人から認められる為には、正当性・レジティマシーが必要で、つまりその事が社会通念に対して善いと認知される必要があります。 -
Posted by ブクログ
大変勉強になりました。
もっと早く読むべきだったと思うが、遅すぎることはないかと。
アメリカの経営学者はドラッカーを読まない。
大半がケーススタディではなく、統計分析。
経営学の3大流派、経済学ディシプリン、認知心理学ディシプリン、社会学ディシプリン。
ポーター(1980年代)の戦略だけでは通用しない。持続的競争優位は2〜5%、競争優位を実現できる期間は短くなっている。一旦競争優位を失っても再び獲得できる企業が増えている。一時的な競争優位を連続して作り出せる。ダヴェニ、からの、ウィギンズ、ルエフリ、2000年代初頭。
ハイパーコンペティション、competitive ダイナミクス、より多く -
Posted by ブクログ
最前線の経営学者からすると疑問符のつく箇所もあるようだが、ビジネスパーソンが体系だったアカデミックな経営学を学ぶ入口としては最高峰なのではないだろうか。
【メモ】
・世界標準の経営理論は、世界中でビジネスを長い間研究してきた経営学者の集大成であり、ビジネス・経営の真理法則に肉薄している
・理論とは経営・ビジネスのhow,when,whyに応えることを目指すもの
・理論そのものは抽象的で、実務で使いやすいとは限らない。実践のためにフレームワークに落とし込む必要がある
・実証的な理論=ある現象のメカニズムそのものを説明する理論
ex「~という条件下では、企業は~のように行動する」
・経営理論と -
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購入済み
解り易い
社会人としてこれまで色々な経営に関する本を読みましたが、体系的に書かれており、これまでに読んだ経営学関連の書籍の位置付けが良く解りました。もっと早く出版して欲しかったというのが、偽らざる感情です。