入山章栄のレビュー一覧

  • [新版]ブルー・オーシャン戦略
    考え方やフレームワークの説明と事例紹介の分量のバランスがよく明瞭で分かりやすい。組織に変革を起こす上でのステップが整理されている点もよい。
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア


    正月休みに読んだのだが、考える契機になってよかった。

    こういう切り口のビジネス書はあまりないと思うので、
    若い頃に読んだら、また、ちょっと違うことを感じたかも。^^

    作者は同年代なんだろうなぁ。こういう研究したくなった。
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学
    経営学者の教える経営学を大学院で学んだばかりだったので、それらのコンセプトを実際のビジネスにどう役立てるか、という視点で書かれた本書は大変興味深かったです。

    「知の深化」と「知の探索」とを同時にバランスをとる「両利きの経営」が大切、と書かれた章が印象的でした。
    自分はどちらかというと「知の深化」に...続きを読む
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学
    国際標準化する最先端の経営学について知る機会は少なく、ポーターの5forcesやBCGのPPMといったツール化されたコンセプトが以前として使用されている現状に対する問題意識から本書は書かれています。

    私自身経営学といえば遠い昔に学んだことから、本書により少なくとも主要なコンセプトを概観することがで...続きを読む
  • [新版]ブルー・オーシャン戦略
    見てるものを再定義するのが大事、ということなんだけど、それって内部の稟議を通すのが大変、というところをどうしたものかと。
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア
    基本的なところから、経営学界隈の新しい取り組みなどが分かりやすく説明されている。
    著者もあとがきで書いているとおり、若干免責表現が散見されたり、網羅されているわけではないのでしょうが、色々と参考にできそうな箇所があり良かったです。
  • 地域再生の失敗学
    結構前に読んだので内容はうる覚えだが、なんにせよ中央集権的な国家体制のまま地域を再生するのは無理筋、ということがよく分かる本だと思う。
    補助金の裏負担ができず、破綻という話しが大変具体的。
    地方自治体で仕事をしていてもこれはとても実感する。
  • 地域再生の失敗学
    飯田泰之氏のファシリテートが適切で、対談者から多面的な視点での「地域再生」へのヒントが開陳されています。“失敗”の例示も「ゆるキャラ」や「B級グルメ」等を題材にせず、政策・施策ベースの検証・論考を行っているところが大いに参考になりました。
  • 地域再生の失敗学
    過去のばらまき的な地方再生術がなんでうまくいかないのか、と言うことが書いてあり、うまくいくにはこんなアイデアがあるよ、という事が丁寧に書いてある本。著者が複数で視点も多岐にわたり、海外の都市との連携が必要だという話や、人が集まって知恵を出し合うカフェがあると良い等々、具体的なアイデアがたくさん書いて...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    序盤は辛口な批判が続いて読んでて不快でしたが、辛口なのは最初だけで、全体的には良書に感じました。
    普通は成功事例とかを載せて、『ウチはこのやり方で成功しました!他の地域の皆さんも是非試してみて!』みたいな喧伝が一般的ですが、本書は逆のアプローチで、今までのまちづくりの失敗から今後にどう活かすべきかを...続きを読む
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア
    「経営学」関係では久しぶりに面白い本で、かなり知的好奇心を刺激された。

    今、世界(アメリカ?)の経営学が、実証科学として、発展しているさま、そして、それは理論的、実証的なソフィスティケーションとともに、刻々と変るビジネス・企業の実態を対象として、研究テーマが変化していることが、実感できた。

    バッ...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    【メモ】
    ▼第1章
    ・中核企業を支援したいなら、撤廃してほしい規制を聞いて、そこを緩和する。規制緩和や許認可の手続きサポートをして、お金は自分で工面させる
    ・成果を上げたら税金を軽減するほうが実際に成果を出すのでいい
    ・多様な人に寛容な地域は、理由はよくわからないけど発展する(都市社会学者リチャード...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    5人の色々な専門分野の方から見た地域再生の在り方について考えさせられる本。
    30万人程度の地方都市、中山間地域などを抱える地域にはヒントになる事が多そう。
    私は1万人の村なのでどんぴしゃでは無かったけれどヒントになる事は多かった。
  • 地域再生の失敗学
    地域再生にまつわる施策の歴史を検証すれば、失敗例が多々あったのではとの筆者の言葉。しかし今、その地域の再生の成否に、日本の未来がかかっていることには間違いない。
    そこで、従来の発想ではない新たな視点で取り組んでいる方々の講義と、筆者の対談という構成の本である。
    第1章 経営から見た「正しい地域再生」...続きを読む
  • 地域再生の失敗学
    出版前から気になって。
    ちらほらと論者によって言及されるのも聞く。

    地域経済、市場・民の力をどう使うか。
  • 地域再生の失敗学
    木下斉氏、飯田泰之氏など”若手”に属する実務家、学者による現場から地域再生を考える話。経済面からか政治(厚生)からかどちらで評価するかそもそも考えましょう、というピンポイントな掴みにgoodだなと感じる。メモ。
    (1)予算というお金を使うのだから、リターンもお金で示すべきなのにそうではない。市民が楽...続きを読む
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア
    枕元に積んでありましたがようやく読みました。
    経営学がまだ若い学問であり発展途上という事がよくわかりました。組織の記憶力の考え方が非常に面白かった。
  • 世界標準の経営理論
    世界標準の経営理論
     『世界標準の経営理論』を手にされた方へ

     序章 経営理論とは何か
     いまこそビジネスに経営理論が求められる、3つの理由
      理論とはHow、When、Whyに応えること
      理由1:Whyの「説明」「納得」がなければ、人は動かないから
      理由2:「理論ドリブンの思考」の方が...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    両利きの経営とは、深化と探索の両方を追求する経営のこと。

    社会や技術が素早く変化する現代においては、既存事業の成功が”時代を遅れ”を生み出す元凶になる場合もある。(サクセストラップ)

    よく勉強をしている人ならば、「そんなことはわかっている」と思ったかもしれない。

    この本がすごいのは、「両利きの...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    良いことを言ってるし、いろいろ調べた結果なので納得感もあるが、長い。もっと端的にまとめられると思う。