入山章栄のレビュー一覧
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経営学は社会学の一分野として理論形成を目指している。
先端の論文に触れながら、経営学がどのような学問なのかを紹介している。なかなか難しいが、面白い。あまり深入りせず、本で紹介しているレベル感で読むのが吉。
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■読書の目的
教養として、組織経営・マネジメントに役立つ知識を得たい
■所感
ほぼ教養として読みましたが、経営学まわりの様々なトピックについて、得られるものも多かったです。Posted by ブクログ -
最新の経済学が非常に分かりやすく解説されている。
特にビジネスパーソンが興味を持ちやすいように、理論の説明の際には具体的な企業名などを例にあげて説明されている点は面白く感じた。
何度も読み返したい一冊。Posted by ブクログ -
本書が書かれた時点での経営学研究のトレンドだけでなく、経営学を研究する上で必読ともいえる比較的古い論文も紹介されている。
経営学研究の流れを知る上で良い本だろう。
個人的には、リソース・ベースト・ビューをめぐる論争が興味深かった。おそらく日本の大学での戦略論の授業で、半ば擦り込みのごとくリソース...続きを読むPosted by ブクログ -
ドラッカーの名前をうまく使ったインタビュー記事にまんまと釣られて購入したのだがしばし積読に。『世界の経営学者は7年前に何を考えていたのか』になってしまった。
経営学なる分野の簡にして要をえたまとめであると同時に、まだ発展途上と思われるこの分野への著者の思いも語られる。これを読んですぐビジネスに役立...続きを読むPosted by ブクログ -
オムニバスなので著者間で差がある。本著だけでは不十分で、興味のある内容には原著にあたる必要がある。ビジネスパーソンの学問的な常識あるいはスタンス・心構えに触れたもののさわり。Posted by ブクログ
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経営学に関する網羅性あるレビューとしてすごくありがたい本でした。
しかし忘れないでおきたいのは、日本でも統計を用いる定量的な研究は多く行われているということです。問題はむしろ、論文が日本語のため世界で読まれないことではないかと。Posted by ブクログ -
競争のない新たな価値領域を創造する。そして、無駄な機能を省き、適正コストてなるバリューイノベーションをおこすPosted by ブクログ
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この本は2009年から2011年の間に書かれていてそれから8〜10年経つことになるが、CVCが普及してるなど急激変わっているということで、サイクルの激しい学問領域であるがゆえに、アンテナの張り方が大切だと感じる。Posted by ブクログ
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新旧経営学の違いと奥深さを垣間見える一冊。
ビジネススクールで学ぶことと、現場で起きている経営課題への取り組み、研究面での考え方など幅広く知れる内容。
社会人になったあと渡米して博士号(PhD)を取得して日本の大学院で教えてるだけあり、
内容の充実度がある印象。
著者が言うように学問は奥が深いPosted by ブクログ -
MBAのアカデミックな部分ではなく、実際の事例を元にどのようなロジックやフレームワーク、戦略があったのかを読み解く本。知識を増やすのではなく、考え方や思考の幅が広がる本。読みやすく、知識だけで凝り固まった頭をほぐすのにも良い。Posted by ブクログ
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タイトルとおり ビジネススクールでは通常教えていない、比較的新しい経営学の知識を紹介
110ページまで読んだ。続き読みたい。
9/24 最後まで読んだ。大変面白い。いくつか抜粋
市場の状況に応じて取るべき競争戦略は異なる。
プレーヤの数が少ない安定した市場:ポーター型のポジショニング戦略により、差...続きを読むPosted by ブクログ -
世界と言っても、アメリカの経営学(Management)の分野の、現在の潮流を概観する。
前置き
1.ドラッカーの言葉は名言ではあっても、経営学の研究の対象とならない。
2.ハーバード・ビジネス・レビューは学術誌ではない。一般人向け紹介本
3.ケース・スタディーは主流ではない。
実例
マイケル・ポ...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は、堅苦しくなく、現代用語を駆使して経営をメタファーしていて、興味深い。難しいことをシンプルに表現するのが、上手。両利きの経営、トランザクション、チャラ男と根回しオヤジ。Posted by ブクログ
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ー 誤解をおそれずにいえば、ドラッカーの言葉は、名言ではあっても科学ではないのです。
たしかにドラッカーの言葉一つ一つには、はっとさせられることが多くあるかもしれません。しかし、それらの言葉はけっして社会科学的な意味で理論的に構築されたものではなく、また科学的な手法で検証されたものでもありません。...続きを読むPosted by ブクログ