入山章栄のレビュー一覧

  • 地域再生の失敗学

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    奇跡のようなまちづくりだけではなく、失敗したまちづくりもたくさんある。
    その失敗の理由や、目指すべきビジョン・方法論を様々な分野の専門家が語り合い深める。現実的で、夢のない話も多いが、勉強になる一冊

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    2019年02月02日
  • [新版]ブルー・オーシャン戦略

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    考え方やフレームワークの説明と事例紹介の分量のバランスがよく明瞭で分かりやすい。組織に変革を起こす上でのステップが整理されている点もよい。

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    2019年01月09日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    正月休みに読んだのだが、考える契機になってよかった。

    こういう切り口のビジネス書はあまりないと思うので、
    若い頃に読んだら、また、ちょっと違うことを感じたかも。^^

    作者は同年代なんだろうなぁ。こういう研究したくなった。

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    2019年01月04日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    基本的なところから、経営学界隈の新しい取り組みなどが分かりやすく説明されている。
    著者もあとがきで書いているとおり、若干免責表現が散見されたり、網羅されているわけではないのでしょうが、色々と参考にできそうな箇所があり良かったです。

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    2018年11月01日
  • 地域再生の失敗学

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    結構前に読んだので内容はうる覚えだが、なんにせよ中央集権的な国家体制のまま地域を再生するのは無理筋、ということがよく分かる本だと思う。
    補助金の裏負担ができず、破綻という話しが大変具体的。
    地方自治体で仕事をしていてもこれはとても実感する。

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    2018年03月03日
  • 地域再生の失敗学

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    飯田泰之氏のファシリテートが適切で、対談者から多面的な視点での「地域再生」へのヒントが開陳されています。“失敗”の例示も「ゆるキャラ」や「B級グルメ」等を題材にせず、政策・施策ベースの検証・論考を行っているところが大いに参考になりました。

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    2018年02月27日
  • 地域再生の失敗学

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    過去のばらまき的な地方再生術がなんでうまくいかないのか、と言うことが書いてあり、うまくいくにはこんなアイデアがあるよ、という事が丁寧に書いてある本。著者が複数で視点も多岐にわたり、海外の都市との連携が必要だという話や、人が集まって知恵を出し合うカフェがあると良い等々、具体的なアイデアがたくさん書いてあり、なるほどなーと思った。ただ、特効薬的な話はないので、色んな施策を地域に併せて地味にやっていくしか成功への道は無いんだろうな、と感じた。

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    2017年09月20日
  • 地域再生の失敗学

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    序盤は辛口な批判が続いて読んでて不快でしたが、辛口なのは最初だけで、全体的には良書に感じました。
    普通は成功事例とかを載せて、『ウチはこのやり方で成功しました!他の地域の皆さんも是非試してみて!』みたいな喧伝が一般的ですが、本書は逆のアプローチで、今までのまちづくりの失敗から今後にどう活かすべきかを提供してくれる面白い本です。
    中山間地域の解散話はちょっと衝撃でした。村を存続できなくなったら、村民全員が村を出るという発想は昔からあったらしいのですが、いよいよ現実味を帯びてきたように思います。
    余談ですが、現在放送しているアニメ『サクラクエスト』というのが地域活性化の話で、主人公は観光大使として

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    2017年07月05日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    「経営学」関係では久しぶりに面白い本で、かなり知的好奇心を刺激された。

    今、世界(アメリカ?)の経営学が、実証科学として、発展しているさま、そして、それは理論的、実証的なソフィスティケーションとともに、刻々と変るビジネス・企業の実態を対象として、研究テーマが変化していることが、実感できた。

    バックグラウンドになっているディシプリンも、従来的な経済学の方法論をつかった方法論だけでなく、認知心理学やネットワーク理論、社会学などの方法論が進んでいるということも面白かった。

    と同時に、実践に役立つというところでは、「経営学」は、まだまだ、さまざまな課題がありそうだな、ということもよく分かった。

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    2017年04月30日
  • 地域再生の失敗学

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    【メモ】
    ▼第1章
    ・中核企業を支援したいなら、撤廃してほしい規制を聞いて、そこを緩和する。規制緩和や許認可の手続きサポートをして、お金は自分で工面させる
    ・成果を上げたら税金を軽減するほうが実際に成果を出すのでいい
    ・多様な人に寛容な地域は、理由はよくわからないけど発展する(都市社会学者リチャード・フロリダ)
    ・多様性こそ可能性を引き出す。数を確保することが大事
    ・行政は、最良のシナリオから最悪のシナリオまでの幅をつくって、最悪を避けるようにマネジメントしなければならない

    ▼第2章
    ・日本経済、地域経済を考えるにあたっては、過去からの遺産(または負債)をどう使うのか、どう変えるのかという観

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    2016年09月11日
  • 地域再生の失敗学

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    5人の色々な専門分野の方から見た地域再生の在り方について考えさせられる本。
    30万人程度の地方都市、中山間地域などを抱える地域にはヒントになる事が多そう。
    私は1万人の村なのでどんぴしゃでは無かったけれどヒントになる事は多かった。

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    2016年09月03日
  • 地域再生の失敗学

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    地域再生にまつわる施策の歴史を検証すれば、失敗例が多々あったのではとの筆者の言葉。しかし今、その地域の再生の成否に、日本の未来がかかっていることには間違いない。
    そこで、従来の発想ではない新たな視点で取り組んでいる方々の講義と、筆者の対談という構成の本である。
    第1章 経営から見た「正しい地域再生」
     木下 斉 エリア・イノベーション・アライアンス代表
    第2章 官民連携の新しい戦略
     川崎 一泰 東洋大学経済学部教授
    第3章 フラット化しない地域経済
     入山 章栄 早稲田大学ビジネススクルール准教授
    第4章 人口減少社会の先進地としての過疎地域
     林 直樹 東京大学大学院農学生命科学研究科・特

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    2016年09月07日
  • 地域再生の失敗学

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    出版前から気になって。
    ちらほらと論者によって言及されるのも聞く。

    地域経済、市場・民の力をどう使うか。

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    2017年03月12日
  • 地域再生の失敗学

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    木下斉氏、飯田泰之氏など”若手”に属する実務家、学者による現場から地域再生を考える話。経済面からか政治(厚生)からかどちらで評価するかそもそも考えましょう、というピンポイントな掴みにgoodだなと感じる。メモ。
    (1)予算というお金を使うのだから、リターンもお金で示すべきなのにそうではない。市民が楽しかったと言えばいいイベントになる。
    (2)サプライチェーンにはギュッと細くなるボトルネックが必ずあって、そこをにぎったひとが価格統制力を持つことが出来る。
    (3)販売先から逆算して考え、独自の生産・加工を行うからこそ利幅も大きくなり、適切に人も雇える。
    (4)戦略の基本は競争構造を理解したうえで戦

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    2016年06月18日
  • 圧勝の創業経営

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    北尾さんも似鳥さんも藤田さんも、日本を代表する現代の大、創業者!

    運は結果じゃなくて、原因!

    俺が、俺が!というタイプには、子供の頃からスターだった人が多い。基本的な能力が高く、学校の成績が良くて、一流の大学を出ている。彼らはずっと個人の成績で勝負をしてきたから、多くの人と協力して一つの目標に向かう方法を知らない「上位1%の悲劇」が起きる。
    「私の幸せ」ではなく、「私たちの幸せ」と複数形で考えられる人が必要!

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    2025年12月08日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    宗教にも会社にも、共通の組織論がある。

    組織におけるセンスメイキング(腹落ち)と宗教の原理が非常に近いものであるということに、気づいて言語化する入山さんが凄い。会社の成長過程を生物生態学で表したエコロジーベースの進化理論はしっくり来た。プロ倫は私も未読なので、読んでおきたい。イスラム教について知らないことが多かった。なぜイスラム教徒は人によって豚肉OKだったり髪だけ隠すので良かったりしたのか、その疑問が解消された。

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    2025年12月03日
  • [新版]ブルー・オーシャン戦略

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    企業がゼロサムゲームをしている世界をレッド・オーシャン、その外の世界をブルー・オーシャンと名付け、ブルー・オーシャンで戦うことを提唱する本。言っていることはわかるのだが、特にベンチャーなど初期の起業家はマグニフィセント7のように瞬く間に巨大企業にまでのしあがることがあるわけだが、彼らが最初からブルー・オシャンで戦うことをを目指してやっていたとは思えない。あくまでも結果的にブルー・オーシャンのこともあるし破壊的イノベーションになることもある。ブルー・オーシャンを目指すことは置いておいて、成功した会社の分析だけして、そこから学べば良いのではないか。私は、差別化やニッチ戦略の考え方に同意したい。

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    2025年11月02日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    競争相手との切磋琢磨が成長に繋がるというレッドクイーン理論が、実は逆の側面も持つと知り驚き。目の前のライバルだけを意識すると、日本のガラケーのように本質的な変化を見逃してしまうという。
    これからの時代は、組織の全員が納得できる未来のビジョンを持ち、行動へと繋げる「センスメイキング」や、多様な情報に触れる「知の探索」が本当に重要だと感じた。
    企業が「宗教的な側面」を持つべきという視点も新鮮で、変化の激しい時代を生き抜くヒントがあったように思う。

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    2025年06月15日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    社会学と宗教は確かに切っても切り離せない関係にあると同感しました。
    仏教やキリスト教の用語が一般化した言葉も沢山あるし、根底にあるいわゆる共通意識的な部分は本書記載にある通りと考えます。
    本書にはセンスメイクという言葉がたくさん出てきます。どの会社も理念浸透について課題感があると思います。
    一方で私は信心深くないため、その宗教や神様を信じるというメンタルがイマイチ分からないので、教義や神を信じる心理メカニズムまで掘り下げてもらえると嬉しかったですが、本書のテーマからはずれるのでそれは求め過ぎですかね。

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    2025年05月06日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    ネタバレ

    ・自分が信じる、腹落ちできる心の拠り所
    ・センスメイキング理論は腹落ち理論
    ・センスメイキングすなわち宗教化が足りない
    ・創造性は移動距離に比例する
    ・顧客とのイタコ化

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    2025年05月03日