入山章栄のレビュー一覧

  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

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    最新の経済学が非常に分かりやすく解説されている。
    特にビジネスパーソンが興味を持ちやすいように、理論の説明の際には具体的な企業名などを例にあげて説明されている点は面白く感じた。
    何度も読み返したい一冊。

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    2020年03月31日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    本書が書かれた時点での経営学研究のトレンドだけでなく、経営学を研究する上で必読ともいえる比較的古い論文も紹介されている。

    経営学研究の流れを知る上で良い本だろう。

    個人的には、リソース・ベースト・ビューをめぐる論争が興味深かった。おそらく日本の大学での戦略論の授業で、半ば擦り込みのごとくリソース・ベースト・ビューは主要なアプローチであると教えられることは多いだろう。もちろん重要であることに代わりはないのだが、批判も少なくなく、さらに批判に対するバーニーの反論についての記述は大変興味深い。もっとも、社会科学に不変の理論なぞ存在しない。だから経済学や経営学の分野では次々と新しい理論が考え出されるのである。

    本書を読んで興味を持ったのであれば、紹介されている論文を読めばより理解が深まるし、本書が出版されてから時間がある程度経過しているため、興味を持ったトピックのその後を追いかけてみるのも良いだろう。

    そうすることで、この分野の面白さをより知ることができるだろう。

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    2020年03月22日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    ドラッカーの名前をうまく使ったインタビュー記事にまんまと釣られて購入したのだがしばし積読に。『世界の経営学者は7年前に何を考えていたのか』になってしまった。

    経営学なる分野の簡にして要をえたまとめであると同時に、まだ発展途上と思われるこの分野への著者の思いも語られる。これを読んですぐビジネスに役立つかどうかはわからないが、ちょっと興味をひくようなトピックをいろいろ取り扱っている。

    しかしまあ学問、とりわけ経営学などはアメリカを中心に回っているよなあという感想。

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    2020年03月14日
  • ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門2 イノベーション&マネジメント編

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    オムニバスなので著者間で差がある。本著だけでは不十分で、興味のある内容には原著にあたる必要がある。ビジネスパーソンの学問的な常識あるいはスタンス・心構えに触れたもののさわり。

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    2020年02月18日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    経営学に関する網羅性あるレビューとしてすごくありがたい本でした。
    しかし忘れないでおきたいのは、日本でも統計を用いる定量的な研究は多く行われているということです。問題はむしろ、論文が日本語のため世界で読まれないことではないかと。

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    2019年12月17日
  • 地域再生の失敗学

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    タイトル通り失敗から学ぶ内容。対談を中心に本来ならこうすべきなのにという話が展開される。批判に終始したり、具体性に欠ける理想論になったりしそうなテーマであるが、経済学者の一歩引いた視点があることで首肯しやすい。最後を締めくくる千葉市長 熊谷氏との対談は自分の住む地域に置き換えて考える示唆を与えてくれる。

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    2019年12月01日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    この本は2009年から2011年の間に書かれていてそれから8〜10年経つことになるが、CVCが普及してるなど急激変わっているということで、サイクルの激しい学問領域であるがゆえに、アンテナの張り方が大切だと感じる。

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    2019年07月31日
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

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    新旧経営学の違いと奥深さを垣間見える一冊。
    ビジネススクールで学ぶことと、現場で起きている経営課題への取り組み、研究面での考え方など幅広く知れる内容。
    社会人になったあと渡米して博士号(PhD)を取得して日本の大学院で教えてるだけあり、
    内容の充実度がある印象。
    著者が言うように学問は奥が深い

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    2019年06月12日
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

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    タイトルとおり ビジネススクールでは通常教えていない、比較的新しい経営学の知識を紹介
    110ページまで読んだ。続き読みたい。

    9/24 最後まで読んだ。大変面白い。いくつか抜粋
    市場の状況に応じて取るべき競争戦略は異なる。
    プレーヤの数が少ない安定した市場:ポーター型のポジショニング戦略により、差別化またはコスト戦略
    プレーヤの数がある程度多い競争市場:バーニーのRBV自分の強みを磨くことにより競争する
    不安定な市場:先の見通しが立たず長期戦略が使えない。リアルオプションによりリスクを抑えつつ新規投資。

    組織のトランズアクティブ・メモリー(誰が知っていそうかという知識を共有する)が重要。そのためには、対面のコミュニケーションのっかいが必要。ブレストは新しいアイデアを出すためには、意外と効率が悪いが、組織のトランズアクティブ・メモリーを向上するには役に立つ。

    成功体験は成功の確率を上げる。失敗体験は、サーチ行動の昂進により成功の確率を上げる。失敗経験が一度もないのは危険。

    市場はグローバル化していない。ごく少数の例外を除き、ほとんどの企業は母体地域での売り上げが50%を超える。世界はフラットではなく、距離は情報の流通を妨げる。しかし、特にある地域と別の国のある地域が強い結びつきを持つことがある。これは、留学などによる。

    タスク型(能力による)ダイバーシティはプラスだが、デモグラフィー(性別、国籍、年齢など)によるダイバーシティーは中立またはネガティブ。後者は、分派の対立が生じることによるので、細かくダイバーシティを進めると解決するかも。

    トランズアクティブ・リーダーシップ(1対1の対応)とトランスフォーメーショナル・リーダーシップ(メッセージとモティベーション):日本では後者が不足している

    同族経営は、プラスとマイナスがある。マイナスを避けるためには、同族外から優秀な人材を同族に取り込む婿養子制度が有効。

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    2019年05月25日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    世界と言っても、アメリカの経営学(Management)の分野の、現在の潮流を概観する。
    前置き
    1.ドラッカーの言葉は名言ではあっても、経営学の研究の対象とならない。
    2.ハーバード・ビジネス・レビューは学術誌ではない。一般人向け紹介本
    3.ケース・スタディーは主流ではない。

    実例
    マイケル・ポーターの競争を避ける戦略は、有効だが、それを持続できる企業は少なく、現実の優良企業の多くは、短い競争優位状態を鎖のようにつないで生き延びている。

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    2019年05月21日
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

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    前半は、堅苦しくなく、現代用語を駆使して経営をメタファーしていて、興味深い。難しいことをシンプルに表現するのが、上手。両利きの経営、トランザクション、チャラ男と根回しオヤジ。

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    2019年05月05日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    ー 誤解をおそれずにいえば、ドラッカーの言葉は、名言ではあっても科学ではないのです。

    たしかにドラッカーの言葉一つ一つには、はっとさせられることが多くあるかもしれません。しかし、それらの言葉はけっして社会科学的な意味で理論的に構築されたものではなく、また科学的な手法で検証されたものでもありません。 ー

    科学としての経営学の側面を分かりやすく教えてくれる作品。実際の論文は退屈なのだろうが、本作は面白い。

    偉大な経営者の名言ではなく、成功した企業のケーススタディでもなく、成長企業の分析でもなく、科学としての経営学に関心があれば参考になる。

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    2019年02月07日
  • 地域再生の失敗学

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    奇跡のようなまちづくりだけではなく、失敗したまちづくりもたくさんある。
    その失敗の理由や、目指すべきビジョン・方法論を様々な分野の専門家が語り合い深める。現実的で、夢のない話も多いが、勉強になる一冊

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    2019年02月02日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    正月休みに読んだのだが、考える契機になってよかった。

    こういう切り口のビジネス書はあまりないと思うので、
    若い頃に読んだら、また、ちょっと違うことを感じたかも。^^

    作者は同年代なんだろうなぁ。こういう研究したくなった。

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    2019年01月04日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    基本的なところから、経営学界隈の新しい取り組みなどが分かりやすく説明されている。
    著者もあとがきで書いているとおり、若干免責表現が散見されたり、網羅されているわけではないのでしょうが、色々と参考にできそうな箇所があり良かったです。

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    2018年11月01日
  • 地域再生の失敗学

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    結構前に読んだので内容はうる覚えだが、なんにせよ中央集権的な国家体制のまま地域を再生するのは無理筋、ということがよく分かる本だと思う。
    補助金の裏負担ができず、破綻という話しが大変具体的。
    地方自治体で仕事をしていてもこれはとても実感する。

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    2018年03月03日
  • 地域再生の失敗学

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    飯田泰之氏のファシリテートが適切で、対談者から多面的な視点での「地域再生」へのヒントが開陳されています。“失敗”の例示も「ゆるキャラ」や「B級グルメ」等を題材にせず、政策・施策ベースの検証・論考を行っているところが大いに参考になりました。

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    2018年02月27日
  • 地域再生の失敗学

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    過去のばらまき的な地方再生術がなんでうまくいかないのか、と言うことが書いてあり、うまくいくにはこんなアイデアがあるよ、という事が丁寧に書いてある本。著者が複数で視点も多岐にわたり、海外の都市との連携が必要だという話や、人が集まって知恵を出し合うカフェがあると良い等々、具体的なアイデアがたくさん書いてあり、なるほどなーと思った。ただ、特効薬的な話はないので、色んな施策を地域に併せて地味にやっていくしか成功への道は無いんだろうな、と感じた。

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    2017年09月20日
  • 地域再生の失敗学

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    序盤は辛口な批判が続いて読んでて不快でしたが、辛口なのは最初だけで、全体的には良書に感じました。
    普通は成功事例とかを載せて、『ウチはこのやり方で成功しました!他の地域の皆さんも是非試してみて!』みたいな喧伝が一般的ですが、本書は逆のアプローチで、今までのまちづくりの失敗から今後にどう活かすべきかを提供してくれる面白い本です。
    中山間地域の解散話はちょっと衝撃でした。村を存続できなくなったら、村民全員が村を出るという発想は昔からあったらしいのですが、いよいよ現実味を帯びてきたように思います。
    余談ですが、現在放送しているアニメ『サクラクエスト』というのが地域活性化の話で、主人公は観光大使として町をもりあげようと奮闘するストーリーです。これがまた、だいたいにおいては現在の地域活性化の問題を端的に表現しているように思います。「観光」というアプローチから活性化することの難しさがうまく描かれていて、地域再生に興味がある人は一度観てみるとよ良いと思います。
    僕の評価はA-にします。

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    2017年07月05日
  • 世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア

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    「経営学」関係では久しぶりに面白い本で、かなり知的好奇心を刺激された。

    今、世界(アメリカ?)の経営学が、実証科学として、発展しているさま、そして、それは理論的、実証的なソフィスティケーションとともに、刻々と変るビジネス・企業の実態を対象として、研究テーマが変化していることが、実感できた。

    バックグラウンドになっているディシプリンも、従来的な経済学の方法論をつかった方法論だけでなく、認知心理学やネットワーク理論、社会学などの方法論が進んでいるということも面白かった。

    と同時に、実践に役立つというところでは、「経営学」は、まだまだ、さまざまな課題がありそうだな、ということもよく分かった。

    本書の冒頭部分で、「アメリカの経営学者はドラッカーは読まない」という挑戦的なフレーズがあります。つまり、実証科学という観点からは、ドラッカーは、実証的でない、反証可能な主張ではない。要するに、科学ではなくて、哲学みたいなもの、ということかな?

    で、思うのは、いわゆるセンゲなどの「学習する組織」は、経営学のトレンドからすると、かなり異端だな、ということ。実証性みたいなのを完全に手放しているからね。「だって、未来は出現するんだから、過去の統計データみたって、意味ないじゃん」みたいな。

    "The Fifth discipline"には事例はあっても、実証はない。

    第1版のときは、「これからのやっていくことなので、ケースとか、実証データはない」ということかと思っていたのだが、15年後の第2版にも、実証研究的なものは全くない。あるのは、実践者のインタビューを通じて得られた「振り返り」のみ。

    ある意味、「学習する組織」は科学ではなく、実践なのだと再認識。

    なのでピーター・センゲとか、オットー・シャーマーは、MITの上級講師で、教授ではないんだ。。。みたいな。

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    2017年04月30日