アダム・グラントのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アダム・グラントの3作目。
やっと読み終わった。
(途中、長いこと中断していた)
オリジナリティのある人間。
それってかっこいいし魅力的なだなと思う。
でも、果たして自分はなれるのか?
やっぱりひと握りの特別な人だよね?
そんな一般的なイメージを
具体例の連続で壊してくれる。
・オリジナルな人はリスクを冒す人ではないよ
・オリジナルな気づきも過信すれば失敗するよ
・既存の価値観と相反する提案を
まわりに受け入れてもらうためには
話し方を工夫するといいよ
・仕掛けるのは、
早ければ早いほうがいいわけでもないよ
・組む仲間も考えよう
(考え方が近しいと敵対することがある、
逆に元敵だった人が強い味方になるよ)
・組織として腐敗しないためには、
意見を言い合える関係性が大事
・恐怖と向き合うにはユーモアが大事
・前向きな楽観も危機管理な悲観も
どっちもつかえるよ
などなど。
具体例を挙げながら説明する。
え!?そうなの?
という発見もあるし、
うんうん、そうだよね!
という当たり前と感じるものもあった。
本書を読んで、オリジナルであることは、
特別なことではないのかもしれないと思えた。
オリジナリティはちっちゃな火種で
それを如何に大切にたやさずに
燃やし続けられるか。
慢心せずに、直向きに、誠実に
向き合い続けられるか。
ということなんじゃないかと感じた。
例の中で出てきた2人の人物に興味が湧いた。
アメリカの婦人参政権運動家の
ルーシー・ストーン
セルビアの「オトポール!」革命
ポポビッチ
日本語の本があったら読んでみたいな。
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Posted by ブクログ
最愛の夫をなくしたシェリルサンドバーグ自身の体験をベースにその周りの人、世界で困難な状況にある人たちの話を織り交ぜながら苦難な状況に対するレジリエンスの育み方を紹介している。
失意のどん底ともいえる状況から新たな「普通」の状態にたどり着くまでの姿が10章をかけて描かれている。
彼女ほどの辛い経験はしたことがないけれども、自分の中で辛かった経験から前半の半分にはかなり共感した。一方後半に関しては子どものレジリエンスについての章があることを抜きにしてもなかなかその考え方にはならないなと思う部分もあって、まだ自分は「普通」にたどり着けていないのかもしれないと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は再考することの重要性をいろんな角度から説いているように私は感じられた。
再考しないことで起こる二極化思考や各バイアスによる固定観念の問題提起も納得でき、そこから抜け出すための科学者思考、タスク・コンフリクトを大切とした建設的な対立、好奇心を利用した学びの傾聴法、懐疑心の使い方、失敗・過ちに対するマインド、再考する時間を作ることの大事さといった科学を根拠としたアドバイスもためになるものだったと私は感じた。
私自身も確証バイアスや望ましさバイアスにハマることは沢山あったし、学びが薄いことではダニング・クルーガー効果のようなことが起きていたと自覚がある。これらのバイアスにハマり学びを止めていたことに今では気づけるが、本書で言う再考の時間を作らなければ、ハマったままになっていたことを考えるとゾッとする。
私は自分にも他人にも懐疑的であると認識していたため、科学のエビデンスを重視している時期があった…だが、それは本当の科学ではなく、自分の不安の解消のための確証バイアスで自分の考えにあったエビデンスで安心したいだけだったのだと思っている。
今でも科学を信じているが、可能性の強弱で捉えれるようになってきたと自負している。
これらのバイアスや間違った学びを極力避けるために本書で助言いただいた点は役に立つと思うので忘れないようにしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ発想を変え、広げるために読書
知的柔軟性について考察する本とのこと
メモ
・メンタルフレキシビリティーをどうすれば自分のものにできるか
・新たな考えを受け入れる
・周りの人に再考することを促す方法
・生涯を通じて学び続ける社会や共同体を創造する方法
・誰もが持つ三つの思考モード
牧師検察官政治家
・科学者のように考えてみる 仮設実験結果検証
・謙虚さとはしっかりした知識や能力、つまり自分の過ちや不確実さを認識する力を表す。自信に満ちた謙虚さを目指す
・敵とみなすか、ダンスの相手と思うか
・過去の信念ではなく価値観に基づいて自分を定義する。好奇心向上心思考の柔軟性探究心を大切にする
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Posted by ブクログ
ちょっと長かった。当たり前のことしか書いてなくてつまらないかも?と思いながら読んでいたのだけれど、その当たり前の根拠となる実験結果や事例が紹介されていて、納得しながら読むことはできた。
オリジナルと言われる人は思いの外普通の考え方をする人らしい。リスクを嫌がるし、慎重だし、ガツガツ成功を求めず、流れに身を任せて、自分の信念を持って、人のために動く人、と理解した。みんなそうじゃないの?どこに差ができるんだ?その答えになりそうなことが書いてある。
とりあえず本を読み終えたあと、良いな!と思うことを、のんびり、信念を持って、コツコツとたまに脱線しながらマイペースにやっていこう!と思えたので、自己肯定感を高めるには良い本だと思った。 -
Posted by ブクログ
普通の人がビジネスや日々の生活の中でオリジナリティを実践するために書かれた実用書。オリジナリティとは、天才と称される人たちからイメージする素晴らしいアイデアや突飛な発想が重要なのではなく、むしろ真っ当な物の見方を持って、現実に置かれる状況下で他の人ではできないことを実現していくにあたり必要な力とマインド、と理解した。
世界的に成功したと言われる人たちも、瞬発的な閃きで道を切り開いたというより、むしろ長い下積みを経て才能が開花したり、世に認められたケースの方が多い。組織の中で、信用を勝ち得ていない人が突飛なことを主張したら、既存の習慣を是とする人からつまはじきに合うし、実績を重ねた人が素晴らしいと思うアイデアに同調する人ばかりで周りを固めたら最終的には失敗する。読後に思い返すと、成功するために必要な要素としては当たり前かもしれないけど、著者の経験則や感覚ではなく、過去の実例や科学的アプローチを踏まえているので説得力がある。
多くの示唆と気づきがあるため、全てを血肉にするには繰り返し読むことが求められると思うけど、ますます専門性・特殊性を求められるビジネスの世界で生き抜くにあたり、それだけの価値が十分にあると思わされた一冊だった。
以下、参考になった点のメモ。
・「既存のもの」を疑いより良い選択をすること。
・「ブ・ジャ・デ」:既存のものを目の前にしながら、新たな視点でそれを見つめ、古い問題から新たな洞察を得ること。
※「デ・ジャ・ブ」の反対
・リスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問を持った人の会社の方が存続する可能性が高い。
・上と下に向かって発言し、中間に訴えかける時間をできるだけ省くのが効率的。
・なんでもパイオニアになるのも考えもの。現に過去のビジネスでも後発企業の方が市場で優位に立つケースが散見。オリジナル≠先発者、=他より異なる、優れているということ。