アダム・グラントのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アダム・グラントの新刊
毎回、読みやすく勉強になる本を書かれる方なので、迷いなく購入。
今回の本は、人が向上し、可能性を引き出していくための、性格スキル、足場かけ、仕組みづくりのための本。
努力できるかも才能という人もあるが、この本では努力向上するための方法を科学的に分析し、誰もが身につけていけるよう、具体的なエピソードも豊富に交えて解説されている。
向上していくためには、どのような性格スキルを身につけていくべきか。性格は生まれつきだったり、ある年齢までで固定されるものでなく、いつからでも変えていけるものである。
向上していくためには、積極的に不快感を求めていくメンタリティを身につける必要がある。
新しいスキルや知識を身につけたり、改善、向上するためには、慣れ親しんだ方法を手放したり、失敗を重ねる必要がある。
それは不快なものだが、向上のためにはこの不快感を積極的に求める必要がある。
そうして、向上していくためには、自分を支えてくれるような足場かけが必要になる。
楽しく遊ぶように学ぶことでモチベーションを保ったり、アドバイスを求め、サポートを求める必要もある。
もっと広く、1人1人が向上できるような教育、組織、社会をつくるような仕組みづくりについても述べられている。
毎回のことだが、一読しただけでは、読み切れないくらいに学ぶことの多い本だった。
また読み返したい。 -
Posted by ブクログ
1 どんな本?
人生の目的をアンビション(名声・権力)では無
くアスピレーション(向上心・願望)であり、成長
に必要なものは性格スキル(積極性・意思力・自己
統制力)でる事を説明する本。性格スキルが後天的
に獲得出来る事を説明する本は他に無い。
2 何で読んだの?
(1) アダムグラントの本だから。
(2) 成長したいから。
(3) 具体的な行動の習慣化に取り組める状態にな
りたい。
3 構 成
3パート(9チャプター)384頁
プロローグで性格スキルと「足場」に触れ、
パート1で性格スキルの伸ばし方を
パート2でモチベーションの高め方を
パート3でシステムを
説いてエピローグで自己の可能性の追求の価値
を説いて終わる。
4 著者の問題提起
可能性とは現在の標高では測れない。
5 命題に至った理由
人はどの様にすれば限界という壁を超えていけ
るのか?と言う謎を解き明かしたい。
6 著者の解
可能性を測るには 「何を乗り越えてきたか?」
が、可能性を解放するには性格スキルが必要。
7 重要な語句・文
(1) 先延ばしとは不快感からの逃げ。
(2) 「知識〜実践〜不快感〜更なる実践〜進歩〜
安心感」のループ
(3) フィードバックよりも助言を仰ぐ
(4) 明確で困難な目標はベストを尽くすよりもパ
フォーマンスが上がる。
(5) デリバレイトプレイ
成長にフォーカスする。競争には勝ちと言う
上限がある。
(6) メンターは複数持つ。
複数の人から助言を受ける。
(7) 要らない情報を精査する。
(8) モチベーションを高める最高の原動力は進歩
している実感
(9) 趣味や副業が最高の回り道になる。
(10) ブレイクスルーは小さな成功の積み重ねの
結果
(11) チューター効果
教えると理解が深まる。
(12) コーチング効果
自分が聞きたい事を他者に投げかけて鼓舞す
る事
(13) 先代を喜ばせる為ではなく次世代の為により
良い社会状況を作ることが真価
(14) 心理的安全性が無いと集合知は得られない。
(15) レジリエンスとは成功の証である。
8 感 想
読み物として面白かった。学びは沢山あるが具
体的な取り組み方、練習の仕方が無いので調べた
い。
刺さったのは成長そのものに価値がある事。私
は成長とは手段であると思っている。確かに谷と
山 を乗り越えた先には価値があると思う。成長が
目的になって幸せだろうか?と己に問うた時進歩
に安心感を得られるなら成長は幸福と言えると思
った。
深く知りたい事は「足場」の掛け方。我が子に足
場をかけてあげるには何が必要だろうか?目標であると思う。親の押し付けでは無い目標を我が子に持って貰う事が私の目標。とりあえず私の目標を提示してあげれる状態にしたい。
人に勧めるなら谷を越えることも成長であると
言う事。何かを成し遂げたのと同等かそれ以上の
価値があり、大きく成長している証である。
要所に図やグラフが記されていて理解を助け、
面白さを増幅している。
タイトルのヒデゥンポテンシャルって二重の意
味じゃ無い?「隠された潜在能力」って。
9 TODO
(1) 人生の価値観の見直しワーク
(2) 価値観をもとに目標設定
(3) 目標を我が子に見せる。
自分の人生の、中期の、今年の目標を持って
欲しい。
10 問 い
価値とは?
11 答 え
欲しい感情 -
Posted by ブクログ
まだ読んでる途中だけど、
ギバーは、自分を削ってしまうギバーと、成功するギバーに分けられる。
成功するギバーとは、利他的で人間の本質的な目的(意義、価値観)意識を常に強くもって行動できる人。と言うことが出来ると考えた。
追記1
もうほぼ終わりまで読んだ。
ギバーなのか、テイカーなのか、にこだわりすぎることもない。
人は時と場合により柔軟に変化する。
より多くを自ら与え、お互いに与えあえるように援助すること。
追記2
読み終わった。
まだまだ噛み砕けていない部分があるかもしれない。
でも、これからもっと、多くの人に与え続けていきたい。
見返り無く、高い視座をもって沢山の人の成長の一助となれるような人間に。
やりがい、相手が笑顔になること、が最高のギフトだと感じる気持ちを大切にし、能力や成果を周囲とwinwinwinの関係で伸ばしていく。
常に、主体的なギバーであり続ける。
それだけ。
消耗はしない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の思考のクセに気づかせてくれる一冊でした。これまで私は「考え直すこと=優柔不断」だとどこかで思っていたのですが、この本を通じて、「再考することは逃げではなく、むしろ前向きな行為である」と認識を改めることができました。
また、「変化に抵抗する人には、古いものの一部を残すことで新しい考えを受け入れやすくなる」という指摘も非常に実践的だと思いました。変化を促す際には、相手の安心感をどう保つかが鍵になるという視点は、仕事や人間関係においても活かせそうです。
さらに、「自分の無知を認める勇気を持つ人ほど、証拠を重視し、反対意見にも耳を傾ける」という内容には、自分自身を省みるきっかけをもらいました。目的を定めたら感情を切り離すこと、問いかけによって人は自ら考え直すようになることなど、どれも日々の対話や意思決定に役立つ示唆に富んでいます。
この本を通じて、「思考を変えることは、自分を否定することではなく、より良く生きるための選択である」と実感しました。これからは、より柔軟でしなやかな思考を持ち続けたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ギブ&テイクのようなキャッチーな内容ではなかったけれど、一つ一つの章をじっくり読んで、自分のものにすると人生を変えることができる本かもしれない。
この本を、自己啓発書として扱って、毛嫌いするのはもったいない。心理学書です。
アダムグラントさんについて調べてみたら、年下なのが衝撃(貴様いつまで女子でいるつもりだ...)。アダムグラントさんこそ、オリジナルな人だね。
昔、めざましテレビで「セグウェイ」を華々しく紹介していたことを思い出した。これから、これが流行りますよ〜って。(私の記憶が間違ってる可能性はあり。とくダネやったかなー。)あれは、何年前の話だっただろう。
私は未だに「セグウェイまだ日本で流行らないなー」と思っているけど、今後も流行る予定ないんだと知った笑。
※新しく覚えた言葉(明日には忘れるのでここに覚書)
【ブジャデ(vuja de) 】
心理学者や組織論の文脈で使われる言葉。造語。
「デジャヴ(déjà vu)」は「前にも見たことがある感覚」。それに対して 「ブジャデ(vuja de)」は『見慣れたものをまるで初めて見るように感じること』 。
-
購入済み
オリジナリティは選択である。
オリジナリティは選択である。という主張がとても響いた。オリジナリティは何か持って生まれたものではなく,それを成長させることができるというものである。また,多くのことは自分で制限をもうけてしまっていることも思いあたることがあった。
また,同じ街や時代など同じ環境でも異なる行動をする人の違いに,親が子に説明をしたかどうかがかかわているという部分はとても興味深かった。親が子に対し,「説明を理解できると信じること」という態度をとることがオリジナリティを生み出す人たちの共通点というのを調べていく著者の研究心がすごいと思った。
-
Posted by ブクログ
超オススメ。
自分や家族・友人などの周りの人生まで豊かに出来る発想に変わる、と思えるようなビジネス本。
中間管理職になったばかりか、なる前くらいの人には勉強になるのでは?と思う。
タイトル通り、
発想を変えるとこんな事が起きました、
変えないからこんな事が起きました、
って話を事例を元に分かりやすく説明している。
かなりメモをした本だった。
特に自分が意識していこうと思った箇所を備忘録に。
p51.私たちが学ぶのは、自分の信念を肯定する為ではない。学びの目的は信念を進化させること。
p129.リレーションシップ・コンフリクト(人間関係で起こる対立)は建設的な話が出来ない。
タスク・コンフリクト(異なる意見がぶつかり合う理性的な対立)はあった方が良い。
p151.討論は何故ではなく、どのように、について話し合う。
p171.交渉相手にどのように考えるべきか指図しない。一緒にダンスをするように働きかけているだけ。
-
Posted by ブクログ
有名なアダム・グラントさんの本だったので購入。
本の内容としては、タイトルの通り「再考」に関する内容でした。
特に緊急のときに自分の信じているものを捨てる必要がある可能性がある。つまり、自分にとっての当たり前を再考しないと、次の可能性や成長に繋がらないとのこと。
この本の中には「自分を疑うことが最大の知性」という言葉が出てきますが、僕自身も、自分と考え方が違ったり、自分の好きなものや信じているものを批判されると腹が立つこともよくあります。
そういった意見があがったときに、如何に自分の考え方が間違っている可能性を追求できるかがとても大切なんだと感じました。「自分が間違っている証拠を探す」と書いてありましたが、中々この発想をするのは難しいかと思いますが、少しずつでも自分の中に落とし込んでいこうと思います。
再考の仕方としては、科学者マインドセットやクリティカルシンキングが挙げられていたので、そのあたりも勉強していこうと考えています。
とにかく、「再考」をする習慣を身につける必要性が書かれている本で、様々な場面において、人間がどのような思考に陥りやすいのか、それを打開するにはどうすればいいのか?など、具体的な内容も入っていたので、もし興味のある方は読んでみてください! -
Posted by ブクログ
白百合女子大学英語英文学科 ジョンソン先生お薦めの一冊です。
~ジョンソン先生から~
Professor Grant uses a wide range of research data to demonstrate why "thinking again," or rethinking, is such an important skill to cultivate. Rethinking is linked to the idea that mistakes and failures are valuable tools for learning and personal growth. Changing your mind is a sign of progress, not a problem! Being unafraid of mistakes and embracing failure helps us become more engaged learners. Admitting when we're wrong and developing our thinking based on new information is crucial for becoming open minded, engaged citizens who can make a change in the world.
This mindset is particularly crucial today, as the world is becoming more and more divided, and people often resist new ideas. We tend to stick to our beliefs, even if opposing ideas are supported by facts and evidence. Embracing rethinking helps break free from personal thinking habits, helping us to broaden our horizons and engage with the world around us more positively.
Rethinking is an important skill for anyone who wants to actively live and engage with society. I hope the ideas in this book will help students get more out of their education and their experiences after graduation.
The book itself is very readable, and the author presents his ideas clearly in a convincing manner. I particularly enjoyed the audiobook!
I hope everyone is inspired to embrace change, accept mistakes, and make a habit of "thinking again"! -
Posted by ブクログ
良書。今年1でした。
オリジナルとは単にアイデアを思いつく人ではなく、自ら率先して実現までする人との定義のもと、オリジナルになるための要素が溢れていた。何度も読み返すだろう。
◉成功者は平凡なものを含む多くのアイデアを生み出す
それ以外の人は、質の高く無いアイデアを磨くことに一生懸命…固執は考えの幅を狭めるので、時にはゆっくり立ち止まろう
◉信頼を得ていれば、少し声高になっても許容される
∴まずはしっかり実績を積むことから→主張へ
◉プレゼンで長所の強調は抵抗感に繋がる
逆に悲観的なことを言うと、見識があるように見られやすい
◉オリジナル≠先発者
┗他とは異なる、優れいているの意味
先発者が優位になるのは、パテント、強いネットワーク効果での囲い込み
◉批判的意見は口外できないなら価値はない
つまり表に出さない限り、陰口レベル
◉リソース投入の説得には、なぜ「今」必要なのか?
切迫感を植え付けること