川北義則のレビュー一覧
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当たり前なこと、なのに何故か懐かしく感じること。現代社会の子育て環境はずいぶんと毒されていると感じてしまう。
単純に昔は良かったぞと語るだけのレベルが低い内容の話では終わりません。
この本に紹介されている内容は是非、父親となる人には実践するべきだし友達親子の時代はいい加減幕を閉じてもらいたい。
読みやすいし非常にオススメしたい良書です。
それと読んで早速、父親の指針を示して行こうと思い立ったのならばパートナーである母親にも一読もしくは「これからはこうして行きたい」と説明した方がいいでしょう。
家庭に父親と言う柱を建てるのだからそれは「共通の生活」から「共同の生活」
になる。
細かいニュアンス -
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男の人生、最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。
本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストである著者が、「人生・大人・仕事・家庭」といった4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介する。
「人は会った人間の数だけ賢くなる」「失うことは新しい何かを得ることだ」「金で買える幸せは買ったほうがいい」「『いい人』と呼ばれないようにしたい」「好奇心にも有効期限がある」「できるだけ一人で過ごす時間を持ちなさい」など、自分のこれまでの生き方を見つめ直し、人生 -
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川北義則著「ちょっと硬派な男の生き方」三笠書房(2008)
*「イエス」「ノー」をはっきりいえることは男の魅力の1つである。
*「夫の退職金は誰のもの」という質問に女性の55.4%が「自分のもの」、男性は、69.3%が「自分と妻のもの」。いかに夫が妻より冷静で平等なことか。
*確かに子育てとかも大変だが、銃後にいるのと責任感をもって最前線で戦うのとでは苦労の質が違う。少しは想像力をもって考えてみて欲しい。つまり、家電製品の普及で家事が楽になり、所得の増大で可処分所得も増えたため贅沢の味を覚え、甘やかされている。そうでなければ退職金を自分のものというような考えは浮かんでこない。
*サラリ -
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自分が大事にしたいと思ったこと。
第1章 やりたいことはとことん追求すること。失敗をたくさんすること。
第2章 叱られるのは目をかけてもらっているから、マイナスに捉えず前向きに行動する。
第3章 時間は有限だと自覚を持つこと。目標には期限を設けること、失敗を改めて認識すること。
第4章 マナーやお金、恋愛などはしっかりと経験を積むこと。
第5章 1人の楽しみを知り、幅広い年代の人と親睦を深めること。
第6章 体と精神を鍛えること。二足のわらじを履くこと。目標へ向かって努力すること。
この本を通じて、自分は改めて時間があるのだと実感した。時間があるからこそ、色んなことに挑戦し、経験を積むことがと -
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現代、スマホ等の普及によりある意味人間の能力が低下してきているように感じる。今までに比べ、効率を重視したり、五感が鈍ってきたりなどデメリットが多くある。そんな中で、他人もその状況の中だからこそ、狙い目。つまり、今意識を変えて行動したものが抜けに出るというメッセージを受け取った。また、この手の本はいくつか読んできたが、主張されることがに通っていることもあれば、全く異なることもある。つまり、物事は考え方も捉え方もさまざまで、自由。そんな中自分なりの考えをどのように持つのか。正解がないからこそ、自身のオリジナルのものを見つけ出すことが重要だと感じる。それを得るには、読書をはじめ、多くの経験がないと新
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読みやすかったのは想定通りだが、今ひとつスッキリしない。「悪人のススメ」と言うよりも「善人であろうとするな」というメッセージの方が強いし、しっくりくると思う。敢えてそういうタイトルを付けたのだろうけど。
過去2年、親しみやすいマネージャーを実践してきた自分にとって2021年はYES-NOをハッキリ言う年にしたいと周りにも言ってきたので、どこまでできるか自分でも楽しみだ。
■邪悪な善人より正しい悪人
■善人の沈黙は大罪である
■下手に仏心を出さない
■何故そんなに群れたがるのか
■反骨の士となれ
■「努力は認めて」は戯言に過ぎない
■「羊社員」はもう要らない
■職場で親友は作るな
■失敗してもや