あらすじ
砂漠の真ん中で、水筒に半分くらいの水しか残っていないとき、「もう半分しか水がない」と考えるか「まだ半分残っている」と考えるかで、生死が左右されるという。「まだ半分ある」と信じられる人は、生き抜く気力が湧き、厳しい砂漠も乗り越えられる。このような考え方をプラス発想という。ところが、どんなに明るい性格の人でも、いつもプラス発想ではいられない。現実にはイヤなことやつらいことが身の回りにたくさん起こるからだ。では、どうすればいいか。「ふだんからプラス発想のクセを身につけよ」と著者は言う。不運などありえない。すべては自分にとってプラスの出来事である――本書は、人生のすべてをそうした視点で見つめ直し、愉しく充実した毎日を過ごすヒントを満載した一冊。「幸福の色眼鏡をかけて世の中を見よ」「ハンデとは才能の一部である」など、思わずハッとさせられる言葉の宝庫である。
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Posted by ブクログ
『人生・愉しみの見つけ方』/川北義則/★★★★★/川北義則さんの本。古本屋で見つけて思わず買ってしまった。川北さんらしい文章の、時に辛辣、時に示唆に溢れた文章は、僕は大好きなんです。人の悪口を言う時の基準とか、勉強になりましたねw
Posted by ブクログ
実家に眠っている父の本で処分前に気になる箇所をさらっと読んでみた。
ビジネス書、自己啓発、哲学関係の本によく書いてあることが中高年向けにまとめられた本という印象だったが、はっとさせられる考えもあった。
☆転職について
1:不遇なときは辞めない。気が滅入っているし、ツキがないことが多い。
2:辞表がすぐに受理されるときはやめない。実績を作ってから。
3:短い時間で決めない。1年くらい考える。
☆家族で貧乏と贅沢の両方を一週間づつしてみる。
☆名刺をもらったらすぐに手紙を書く。
☆家に家族がそろう時間を意識的に作る。乾いた家族、寮にしてはいけない。
☆石にも道具にも命があるかもしれない。原子レベルでは生物も物も同じ。細胞があれば命、というのは単に人間が決めただけにすぎない。