首藤瓜於のレビュー一覧
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脳男の続編 上巻
女は誰なんや?!かなり狂った人物であることは間違いないけど、まだ動機が謎だ。本作もなかなか良い。
これからに期待。
真梨子は茶屋の頼みで、ある事件の捜査に協力する。
精神病院を退院して間もなく、順調に過ごしていた患者が失踪する。ある日フラッと姿を現したと思うと、事件を起こす。過...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ最初の「脳男」を再読して、続けて読みました。
途中まで、本当に続編?疑いながらでしたが、あぁそう繋がるのかと腹落ちしました。
潘マーシーという人には共感できませんでしたが、哀しみという感情の連鎖が人を残酷にするのは、わかる気がします。
なら、感情がないはずの鈴木一郎の行動の源になっているも...続きを読む -
昭和の初め頃の精神病院が舞台で、日常でいながら非日常的な独特の雰囲気に魅入られます。
第二部の「大幽霊烏賊」は、おぞましさと不気味さにクラクラしながら読みました。
詳しいレビューは下巻を読み終えた後で。Posted by ブクログ -
エラの張った四角い顔。ゲジゲジ眉毛にタラコ唇。
ブ男。
というより、悪相である。
(本文より)
これが、本作の主人公である生稲昇太。
愛宕(おたぎ)南署の交通課交通事故係勤務の二十二歳の独身巡査です。
風貌に関しては、さんざんな言われようの彼ですが、巡査なのに膨大な知識と明晰な頭脳を駆使して事...続きを読むPosted by ブクログ -
映画化もされた脳男の続編下巻。
上巻で不可解な行動をとっていた鈴木一郎の真の目的が明らかになるとともに、寒河江治をはじめとする精神病経験者が引き起こした事件の謎、あるいはその謎に迫っていた刑事二人を殺害した人物との関わりなど、おおよその謎にまっとうな解決がなされる。鈴木一郎がどうやって今のような人物...続きを読むPosted by ブクログ -
映画化もされた首藤瓜於による「脳男」の続編上巻。
本作は全3章に分かれているが、第1章は前作「脳男」の主役ともいえる鈴木一郎は出てこない。準主役級の土屋もそれほどの活躍もせず、どちらかというと真梨子が主役的な扱いを受けている。一方で、謎の人物によるモノローグが随所に差し込まれ、物語に奥行きを与えつつ...続きを読むPosted by ブクログ -
再読なのですが、初見のような感じです。
本当に読んだのだろうか?
これだけインパクトのある人物が登場する本の内容を、こんなにもキレイさっぱり忘れるはずがないと想うのだけど…
続刊の配信が始まったので今回読みましたが、早く続きが読みたいです。 -
読み応えあり♪でした ^^ 続編が出てるのは知っていたんですが、前作を読んだのがかなり前で、その内容を余り覚えてなかったのですぐには続編に手が伸びなかった(上下巻だしw)んですが、DVDで映画を観て、俄然読みたくなって即買いでしたw
長いし専門用語は飛び交うしで、正直とっつきにくさはありましたが、ダ...続きを読むPosted by ブクログ -
脳男の続編として期待して読んだが、今のところ一部のキャストがダブっているのみで続編の色合いは薄い。とはいえ、脳男より面白い。大抵、続編の方が残念な事が多いのに、珍しい例⁈
作者の腕が上がってるのを感じた。下巻楽しみPosted by ブクログ -
上巻で蒔いた種が下巻で実を結ぶというか、バラバラだった情報が一気に集約されていく。
読むのを中断したくない感じ。
まだ続くような終わり方だったけど、
どうなんでしょうか…Posted by ブクログ -
面白い。
が、前作が頭に残っていないので、この人誰だっけ?状態になっている。
もっとも、前半は前作の登場人物がほとんど出ない。話に引き込まれてグイグイ読み進められるが、前作との関係性が見えないので、よけいこの人誰だっけ?になったのだと思う。
とは言え面白いのは確かで、最終的にはどうまとまるのか楽しみ...続きを読むPosted by ブクログ -
上下巻完結。脳男の続刊。
この話は完結していますが、シリーズはまだ続きそうです。
本当の指し手は誰か。
下巻の中盤から引き込まれて一気に読みました。
前作に比べ、サイコ要素が強いかもしれません。
個人的に猿給黎が好きです。Posted by ブクログ -
上下巻ですが、1冊にできたかも。ストーリは面白く、前作に続き進化した主人公がよいのですが、専門的な説明が多すぎて、ちょっとスピーディさにかけてしまっているのが残念。でも面白かったですよ。Posted by ブクログ