首藤瓜於のレビュー一覧
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精神科の位置付けを変えるために犯罪を起こして世論を誘導しようとした話、自分も同じような偏見を持ってることを反省しつつ、でもしょうがないとも思いつつ。結局最後には鈴木一郎が出てくる。感情が無いだけでなく無敵のヒーローになってしまっている。面白いけどスッキリはしない。Posted by ブクログ
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ヒーローの出て来ない警察小説。
主人公がかっこ良くなく、能力が高いわけでも、がむしゃらに努力するわけでも、周囲に恵まれているわけでもない。普遍的な新人。
それでこれだけおもしろいんだから、この小説はおもしろいんですよ!魅力を伝える語彙がないのが残念です。
毎日歩いてる通勤路の看板とか、スーパーのレジ...続きを読むPosted by ブクログ -
前作の脳男の続きということなので買った一冊。
殺人事件の部分はよかった。
変に難しいミステリーでもなくわかりやすい次元だったと感じた。
上巻下巻通じて思った事は、難しい話が多い。
精神医学の話は難しいよ
精神病の人の考えてる事とか読みづらいし
この辺の話は要らなかったんじゃないかと感じた。
あ...続きを読むPosted by ブクログ -
脳男に続きぐあるって知って買った一冊。
前作の内容の一年後という設定の話。
前作の内容をあまり覚えてないので、読み始めは登場人物がこの人が医師とかこの人が刑事とか忘れてて、話の内容に興味がもてなかった。
精神に異常がある人の考えを書いてある文章や精神医学に関する説明とか、頭の悪い自分には理解で...続きを読むPosted by ブクログ -
脳男は悪を殺す。
正義とは何か。悪とは何か。正義は悪を貫く為に有る。では、悪が無ければ正義も成り立たないのか。
正義を誰が勝ち取るか。脳男は全てに根回しを行なっていた。完璧だった。
ならば、正義の中に悪は潜んでいないだろうか。
藩マーシーという老齢の女は、自らの目標の為に、養子の娘を利用する...続きを読むPosted by ブクログ -
おたぎ愛宕あたご 相楽さがら 支店長が憤懣やるかたないといった顔で言った 無頓着というか傍若無人というか 忌憚のないご意見は大歓迎です 最高の芸術を愛でる喜びを沢山の人達と分かち合う為に いくら私が朴念仁でも さるきゅうれ猿給黎 この被験者は無表情の仮面の下にキムのような無垢な感情を秘めているのだろ...続きを読むPosted by ブクログ
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脳男に続きやはりSF感がある。描写が丁寧で状況がわかりやすい。ただ上下に分けるほど長編にする必要はあるかと聞かれれば首をひねりたくなる。続編が出ることを期待したい。Posted by ブクログ
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脳男に続きやはりSF感がある。描写が丁寧で状況がわかりやすい。ただ上下に分けるほど長編にする必要はあるかと聞かれれば首をひねりたくなる。続編が出ることを期待したい。Posted by ブクログ
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イブは藩の養女だった。
残忍なイブだが、藩を母と思う気持ちはあるのだね。
そしてイブは両性具有。ホントは手術させられるところ、藩に「せっかくこんな風に生まれてきたのに、手術などしたくない」と語り、養女となる。手術もせず。どこかに旅に出かけたイブは、ある時は美しい女性、ある時はきれいでマッチョな男性だ...続きを読むPosted by ブクログ -
脳男の続編。
マリコも茶屋も健在。
市内で、精神病歴のある人が事件を起こすのが増えてきた。その前に拉致されてるらしい。美貌のイブが犯人として登場してくる。ドクター藩とかね。
キリスト教も絡んでくるが、これ関係あるのかな。
グロとバイオレンスな感じ。イブが正常でない。鈴木一郎はちょこっと出てくる。
犯...続きを読むPosted by ブクログ -
脳男こと鈴木一郎の続編です。前作から1年ちょっと経過し病院から逃走して以降、全く消息がつかめない中、精神病者が次々と事件をおこし、その影に鈴木一郎の名が見え隠れする展開です。上巻は読破するのに結構時間掛かっちゃいました。中弛み満載(^^;)です。結構、各登場人物の背景が丁寧に描かれており、キリスト教...続きを読むPosted by ブクログ
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続いて下巻です。上巻とうってかわりリズムよく読み進みました(^^)上巻の丁寧さはどこに行ったのか?と思うほど、駆け足で絡まった紐をほどいていく感じで、えっ!そういう回収するの?みたいな伏線も多く、ちょっと物足りなさを感じちゃいました( -_-)
前作同様、最後は続編を匂わしながら終了〜♪今回の黒幕は...続きを読むPosted by ブクログ -
期待が高すぎたのかもしれない。
何しろあの「脳男」の次作なのだから。
見事に肩透かしを食わされた感じだ。
まだまだ新米といえる交通課巡査・生稲。
仕事に対するスタンスの違いに悩み、先輩との葛藤を抱えている。
いろいろな場面を経て徐々に成長していく姿を追った物語だった。
淡々としている・・・というので...続きを読むPosted by ブクログ