首藤瓜於のレビュー一覧

  • 刑事のはらわた
    この結末がやりたくて、ストーリーを構築したのだろうか。
    バッドテイストを楽しめるかどうか、好みが分かれる作品だと思います。
  • 刑事の墓場
    おどろおどろしいタイトルの割には爽やかなミステリーです。

    読みやすくリズムが良いのかトントン読み進められます。

    最後の最後に分かる刑事の墓場の秘密。。

    おい、そんなもんかと思うほど下らないです。
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    ストーリーよりも、残酷なシーンが頭に残る…、たくさん血が流れるものが苦手な方には不向きかと。

    キリスト教や精神疾患に取材したエピソードが散りばめられて、そこには魅力を感じるのですが。
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    脳男シリーズ2。
    事件が立て続けに起こって、どんどん話が展開していくので、一気に読めるが、もう少し鈴木一郎を登場させてほしかった。
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    『脳男』を読み終えた後、『脳男?』があることを知り読み出した。

    正直な感想は…難しい。話の内容が難しすぎて、理屈的な話の部分は読み飛ばしてしまった。

    鈴木一郎の過去に触れるような話を期待していたのだが、宗教や精神学論のエッセンスが強くて少し期待外れ。

    しかし、精神疾患者の起こす犯罪というテーマ...続きを読む
  • 脳男
    超スピードで話が展開していく。
    これは原作付きの漫画ではなく映画のコミカライズだ。
    爺さんが仕込んで作った殺人人間だとか、感情が芽生え恋を覚える脳男なんて陳腐過ぎて面白くないよ。
  • 脳男
    原作小説を思い返しながら漫画を読んだけど、小説の書き込みに比べるとやっぱりダイジェスト版の気分になってしまう。でも、これを読んだおかげで、続編を読む気になったのは漫画の力かなあ
  • 脳男
    面白かったけど、伏線の割に…という気もしなくもない。多分ケチはいくらでも付けられるんだろうけど、それもなんだか。
  • 指し手の顔(上) 脳男2
    登場人物たちがたくさん出ます。
    状況も一作目よりおおきな展開、組織。

    全体として、すこし冗漫な感じがしますが、
    物語にたっぷり浸りたい時間のある方は
    満足する文字量です。

    上下巻の、上巻終わりから下巻のスピード感は
    ありますから、上巻を丁寧に読めば、下巻の
    読み込みは早く感じられます。

    しかし...続きを読む
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    事件の全貌が明らかになります。
    それと、鈴木一郎の事件に関する思惑も。

    鈴木一郎、大活躍?ですが、
    それを知る人はたぶん、本当の悪人と、読者だけ…。
    本当に力(財力・知力・名誉・地位)のある悪人に
    対するには、鈴木のように全ての力を奪う
    意気込みで冷徹にならないと
    勝てないのでしょう。

    鈴木一郎...続きを読む
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    脳男第二巻。
    ラストが次に続く感じで終わってるものの、次回作はまだ出てない。
    内容はまあまあで、前作のほうが面白かった。
    宗教的の描写が多くて、読み疲れた。
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    やはり上巻の前半は冗長すぎ。
    精神医学、キリスト教、警察組織内のやりとり等どの方向へ進むかなぁと思ってたら、精神医学がらみで着地したかなって感じ。
    後日談の描き様が足りない。茶屋と鮎川の対立や真梨子と櫻子の事件後の会話などもう少しあっても良かったのでは。
    重要な役だが鈴木一郎の出番が少なく、脳男2と...続きを読む
  • 脳男
    映画化された人気作品の原作(小説)も読まず、
    映画も観ないうちにマンガ版を読んでしまった、ゴメンナサイ(笑)
    そんなワケで、あくまでこのマンガに限った評価なんですが、
    外薗先生の絵がカッコイイので、それだけでOKっていうか。
    凶悪犯罪者を粛正する、感情を持たない謎めいた青年の秘密に迫る女医。
    わかり...続きを読む
  • 事故係 生稲昇太の多感

    ずっと前に読んだ「脳男」以降の最初の作品...なのかな?
    所謂2作目ってやつですね。
    朧げながら記憶にある脳男とはかなり違った作風ですよね。
    うだつの上がらない平の交通課の警察官の
    成長をゆっくりと、描くこの作品のタッチ自体は
    結構好みなのですが、脇を固めるいいキャラ達を
    もう少し、じっ...続きを読む
  • 刑事の墓場
    問題のある警察官が左遷される『刑事の墓場』と呼ばれる動坂署に異動になって腐り気味の主人公・雨森が、ひょんなことから殺人事件に遭遇してしまう(警察官だから遭遇も何もないか…)ミステリー。
    腐りまくり周りを見下しまくりでもちょっと夢見がちな主人公を初め、一見どうしようもないようで曲者揃いな動坂署の面々の...続きを読む
  • 指し手の顔(下) 脳男2
    長かったなー。

    前回よりはマシだけど、今回も紙幅を割いた割に後半説明が足らなかった気がする。

    序盤の力士の大暴れシーンとか、結局あんな風に書き捨てちゃうくらいなら、もう少し削ればいいのに。

    前回も気になったけど、被害にあった仲間のその後とかあまりにそっけない記述。思わずもらい屈辱。

    作中い...続きを読む
  • 指し手の顔(上) 脳男2
    うーん。
    お話としてはどんどん読み進められて面白いんだけど。

    変な名前の人と、大袈裟な表現が、内容と表現のリアリティがあっていない印象を与える。
    こういう超人展覧会みたいな設定、嫌いじゃないけど、やりすぎると物語の枠組みに信憑性がなくなる。
    あと、数字とか広さとかの記述、適当にいい過ぎ!
  • 刑事の墓場
    ライトな感じの警察小説。
    様々な理由で窓際に追いやられた刑事達が集められた、警視庁のお荷物、動坂署。
    その窓際刑事達が署の存続をかけて事件解決に奮闘する。
    落ちこぼれのはずが実は凄い実力の持ち主で、エキスパート揃いだった、というのはお約束ながらもワクワクする展開。

    本書に出てくる謎は2つ。
    メイン...続きを読む
  • 刑事の墓場
    警察ものの推理小説。
    ラストはちょっと意外さがあったけれどオーソドックスな感じで特に目新しさもなく、といった印象。
    まぁそれなりに面白かったかな、と。
  • 刑事の墓場
    うーん、そこそこ楽しんで一気に読んだので3(普通)より少し上だけど、とても4とは評価できない。

    序盤で主人公が、すぐばれる嘘の報告をした気持ちがさっぱり分からず、それが引っかかり続けた。何であんな報告を???

    全体的に人にあまり深みが感じられなかったけど、状況設定は面白かった。

    (本屋のポップ...続きを読む