首藤瓜於のレビュー一覧

  • 刑事の墓場

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    ネタバレ

    ライトな感じの警察小説。
    様々な理由で窓際に追いやられた刑事達が集められた、警視庁のお荷物、動坂署。
    その窓際刑事達が署の存続をかけて事件解決に奮闘する。
    落ちこぼれのはずが実は凄い実力の持ち主で、エキスパート揃いだった、というのはお約束ながらもワクワクする展開。

    本書に出てくる謎は2つ。
    メインとなる殺人事件の真相。そして刑事達がどうしても署を守りたい理由。

    殺人事件の方は比較的オーソドックスに解決。
    さあ、いよいよ刑事署を守りたかった理由が明かされる!
    って最後思いっきり肩透かし喰らわされた。まさかこれだけ引っ張っておいてバカミスで着地するとは。
    どんな凄い理由なんだ!って勝手に期待値

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    2012年06月22日
  • 刑事の墓場

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    警察ものの推理小説。
    ラストはちょっと意外さがあったけれどオーソドックスな感じで特に目新しさもなく、といった印象。
    まぁそれなりに面白かったかな、と。

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    2012年06月03日
  • 刑事の墓場

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    ネタバレ

    うーん、そこそこ楽しんで一気に読んだので3(普通)より少し上だけど、とても4とは評価できない。

    序盤で主人公が、すぐばれる嘘の報告をした気持ちがさっぱり分からず、それが引っかかり続けた。何であんな報告を???

    全体的に人にあまり深みが感じられなかったけど、状況設定は面白かった。

    (本屋のポップに「続編希望!」とあったけど、希望しないなぁ)

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    2012年05月10日
  • 刑事の墓場

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    不祥事を起こした刑事ばっかり集まる警察署の管内で起こった殺人事件を、一見やる気なさそうな刑事たちが解決していくお話。

    内容はオーソドックスなタイプかという印象だけど、どこかほのぼのとした感じの街の表現とか警察署の面々とか、何か不思議な感じの小説。

    ラストも、何か大きな権力の隠れ蓑になっているのかと思いきや、まさかの真相で。それもまた良い。

    この著者の「脳男」もおたぎ市が舞台になってるらしいので、ちょっと読んでみたい。

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    2012年04月16日
  • 指し手の顔(上) 脳男2

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     面白いけど、心理描写や人物描写が入り乱れていて、ごちゃごちゃしている気がする。そのため、主人公である精神科医と刑事とのキャラの見どころが減殺されている。まあ先が読めちゃう気もするけど、ストーリーは興味をひく。下巻に期待。著者の精神医学への造詣は凄いと思う。

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    2012年03月10日
  • 事故係 生稲昇太の多感

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    江戸川乱歩作品は子供の頃から好きだった。
    少年探偵団モノに興味はなく、小学生の頃から陰獣だの人間椅子だの、
    危なげな方ばっかり読んでいたけど。

    で、その江戸川乱歩の名を冠した賞だもの、気にならないわけがない。
    というわけで江戸川乱歩賞作品はケッコウ気にしていたわけだけど‥

    ときどき、うーんって思う作品もある。
    失礼ながら首藤瓜於さんの「脳男」も、タイトルのインパクトと最初の方はガーッと読んだけど、
    どうしてもオチがなっとくいかず。

    ただ、その名前は覚えていて、受賞後第一作ということで手に取る。

    なかなかの熱血漢のストーリー。
    1話ごとに広がりも‥

    あれ?でも、オチは?

    読み終わって

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    2010年12月26日
  • 刑事の墓場

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    特に悪い部分は無かったが、ちょっと消化不良な感じがした。
    「刑事の墓場」の面々の特長が描ききれていなかったように思う。

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    2010年04月21日
  • 刑事の墓場

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    初めて読む作家です。乱歩賞受賞作も読んでいません。設定からして、あまりリアリティを求めない方が楽しめる作品だと思います。

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    2011年09月10日
  • 刑事の墓場

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     「推理モノ」ではなく「刑事モノ」として読んだ方が楽しめると思います(←間違った読み方をしたらしい)。 ちょっと風呂敷を広げすぎた感はありますが、読みやすいお話でした。刑事の名前が皆、動物または樹木の名前だったので何かあるのかと思っていたら、全く何の意味もありませんでした(笑)

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    2009年11月10日
  • 事故係 生稲昇太の多感

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    「脳男」で江戸川乱歩賞を受賞した後の第一作。
    「脳男」のイメージとは、180度変わり、警察の中でも、滅多に取り上げられることのない事故係に所属する新米警官を主人公にした、ちょっと軽い感じ。
    まっすぐで、すぐアツくなる主人公・昇太は、日明恩の消防士シリーズの雄大を思い出させる。
    内容自体は、あくまでも事故係の視点から描かれているため、特に盛り上がることもないが、警察の組織の中に「鑑識」と区別がつかない「事故係」が存在して、「あ、ああいう仕事をしている人たちなんだ!」とちょっと警察を身近に感じることが出来る。

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    2009年10月07日
  • 事故係 生稲昇太の多感

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2011/1/19〜1/21

    愛宕署事故係に勤める新人 生稲昇太の成長を描く連作短編集。一つ一つのエピソードはまあ良いのだが、全体として何が言いたかったんだろう。中途半端な結末であった。

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    2011年01月21日