かわい有美子のレビュー一覧
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ネタバレ「透過性恋愛装置」の主人公・牧田のホテル「エンピール」でドアマンを務める橋本と、年上で聞き上手な嵯上はバーの常連同士。
互いに惹かれ合っているのに、真剣に恋がしたいからこそ軽い男と思われるのを嫌い中々本音が言えない橋本と、気がないと勘違いしている嵯上。
スローながらも少しずつ距離を縮めていくストーリーが素敵でした♪
そして、今回も王子は色々とやってくれます。
正直、前作同様苦手なキャラではあるんですが、牧田がしっかりたっぷりお仕置きをしてくれて、それがまた良いんです!
もっとやれ!!(笑)
そういう意味で、北嶋はこのシリーズに欠かさない存在だなぁと思いました。
かわいさんの描く大人の男は -
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「上海金魚」と「透過性恋愛装置」の続編。
オテル・ド・エンピールのドアマンでゲイの橋本が本編の主人公。制服が似合う美形で性格もいいのに、恋愛にはまったく恵まれていません。飯島という最低男に纏わりつかれ、あげく大怪我まで負わされてしまいます。窮地の橋本を助けたのは、バーの常連の嵯上。10歳年上で聞き上手なオトナの男です。
互いにゲイで好意は持っているのに、深い関係になることを避けている二人。嵯上は橋本のことを噂ほど軽くないし、いい子だと思っているのですが、飯島と付き合っていて自分に気がないと勘違いしています。橋本は橋本で、軽い男と思われるのが嫌だし、ちゃんとした恋がしたいので、嵯上とも誰とも距離 -
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連載時から気に入っていた作品。
警視庁特殊班捜査係SITに配属されてきた神宮寺と、SAT時代から反目していた遠藤。この二人の些細な気持ちのズレから生じたわだかまりが氷解してラブになるまでの様子が、拉致事件と平行して描かれています。
この二人の入っているボロい寮が「天使のささやき」と同じで、先輩の宮津も登場しています。リンク作では、合同会議の場面でSAT時代の遠藤が目立っていました。
そんな遠藤に距離を置かれているにもめげず、しっぽをふりまくる大型わんこの神宮寺。
そして、今回の当て馬はとってもミステリアスな篠口。妙に気になるキャラです。語り口は甘いが、どうみても攻。そして、何かと遠藤の恋愛相 -
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これはガチで良かった…
序盤は設定的にドロドロかと思ってましたが、読み進めていくとなんとも爽やかで穏やかな作品でとーっても良かったです!!
今まで積読してたのを後悔…
「上海金魚」という題名通り、上海が舞台です
かわいさんというと、もう一作「上海」という題名の作品があるせいか、上海・京都・政界・ときどき高校生なイメージがありますが
かわいさんの書く上海はすごく魅力的で、行ったこともないのに素敵な所だなぁと思ってしまいますw
金魚の描写も作品の雰囲気にぴったり馴染んでいて、しっとりとした素敵なお話でした
そして何より、かわいさんの書く大人しい受けって大好きなんだよね…!!っていうw
かわ -
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め~っちゃくちゃ良かったです!!
98年にショコラノベルズで出版された作品の文庫化
ノベルズの方は未読ですが、描き下ろしありです
京都にあるK大学の吉田寮が舞台の作品
生活能力が皆無の杜司(受け)に年下ワンコの織田(攻め)が世話を焼きまくるお話です
浮世離れした受けと通い妻みたいな攻めって大好きなんだ~(*´∀`*)
こういうCP大っ好き!
こういう場合の受けはツンデレでもおっとりでも良いけれど、杜司はおっとり受けです
京都が舞台なので、おっとり受けが光ります…!
吉田寮の住人は一癖も二癖もある面々ですが、良い具合に作品のスパイスになっていてとても良かったです!! -
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ホテルマン牧田×若手建築士北嶋。何度でも読み返してしまうお気に入り。
ジコチュー王子で本当に残念な性格の北嶋は、女子的にかなりカチンとくるやつです。が、読み進むうちにその痛い発言や行動に段々失笑してしまうというか、心配になってほっとけなくなるというか…
いい迷惑しているのに友達でいる滝乃の気持ちが理解できます。
一方の牧田は、そつがなく落ち着いていてまさに大人のイイ男という感じ。包容力も充分です。
ところが、この二人にすごいギャップ萌え要素が隠されているんです。ノンケ北嶋が、ノンケ脈なしの牧田に恋してしまったところから、意外性に面白さが倍増。
それまで、人の気持ちなんか微塵も考えたことのなか -
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書き下ろしです。
連載していたSATの遠藤と神宮寺の話が先に本になるかと思ってました。でも、スピンオフの警視庁警備部警護課第4係に所属する峯神と名田のcpも読み応えありました。
今流行のSPモノですね。それだけでも読むのが楽しいかんじ。
お仕事に関してきっちり設定があるので、どちらかといえば色恋より比重があったりするけど苦にはなりません。SPの仕事面も気になるから、これ位描いてくれたほうが嬉しかったし。
痛くない程度に、ドキドキハラハラさせられます。
警護に関するSPのプレッシャーとか不本意な仕事や、峯神の兄からの軋轢など、リアルで読みどころはいろいろありましたが、なんと言っても特筆すべきは、 -
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傲慢社長×ツンデレ秘書がWツンデレに、とあとがきにあります。
b-Boyのアンソロ「びしょぬれ特集」収録作品に、大量書き下ろし「報復モラトリアム」と、SS「街に天使の降りる夜」がプラスされています。
「ドラスティック・メタモルフォーゼ」のみ読むと、硬質で外道なエロが突出しているので感情移入できないかも…アンソロのお題である、びしょぬれがメインで、エロがメインなので仕方ないですね。
もう、屈折しすぎて、裏までよく読みこまないと理解不能な二人です。
九鬼の傲岸不遜な態度と、「自動機械人形」と揶揄されてしまうほどの御巫の無表情さが、心情をわかりにくくしているから、ますます主題よりも、愛が見えないH -
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浮世離れした天然誘い受けに禿げ萌え〜!杜司ツボ過ぎてハァハァしまくったwwもっと読みたいっ。セリフが良いっ!絶妙なタイミングで。
寮生活の雑然とスローな空気感も、織田の爽やかさも、全体的にバランスがあってて、いい気分になれて素敵。展開も良かったなぁ。
研究以外、何もかも無頓着なのかと思いきや、びっくりするほどの直球で感情を投げてくる杜司、最高〜♪♪♪ 恋愛に対して子どもみたいというか、混じりっけなし純度100ですみたいな…可愛い…正に愛すべしキャラだった。
自然体のままで静かに人を従わせる感じのところもあったなぁ。それがまたツボでw
何もしないなんて…って、させていただきますよ!!って -
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あじみね絵師の表紙絵がすてきです。
時代物BLで、言葉づかいや背景の描写はかなり本格的な平安調。かわいセンセのどの作品にも言えますが、勉強、取材に手抜かり無いから読んでいて心地いいです。
当時の階級社会や男女関係、趣味娯楽など受けとめやすく、怨霊の仕業なんてまさに平安の世を象徴するようで、違和感無い筆力はさすがです。
雑念なく雅な世界に浸れました。
この話のメインは、なんと言っても尉惟のこれでもかといわんばかりの執着心でしょうね。すごいですよ。桂の宮が九つの時に見初めて、以来ずーっと桂の宮のみに執着する男です。自分の妹を愛する桂の宮に嫁がせ、自分は宮の姉と結婚して血縁でがんじがらめにするなん