瀬那和章のレビュー一覧

  • 後宮の百花輪 : 4

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    ネタバレ

    あっさりと退場されてポカンとしてしまった。
    命まで取られなくて良かったけど…でも警戒せずに真正面から挑むところが來莉の良さなんだよね。
    侍女たちが命を落としていく中で、やっぱり守られてはいるのかな。次で最終巻。気になる!!

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    2025年01月21日
  • 花魁さんと書道ガール

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     幽霊が封じられていた簪を見つけたことで始まる奇妙で、滅茶苦茶な、人生を変えてくれるような『恋』を探す物語です。

     主人公は書道の先生を目指す女子大生。今まで書道のことにしか興味がなく、ファッションもメイクも人付き合いも苦手な、なんとなくもっさりとした自分に自覚がある。ある日二人暮らしをしている祖母が入院することになり、入院準備のために入った祖母の部屋で桐の箱にしまわれた美しい簪を見つけた。つい魔が差してその簪を頭に挿してしまったのがきっかけで、妖艶な花魁『春風』の幽霊に憑りつかれることに。彼女は成仏させたければ恋の話を集めろと言うが。

     色恋や人間関係の手練手管に長けた花魁の幽霊による恋

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    2024年12月20日
  • 後宮の百花輪 : 1

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    中華風ファンタジー。
    架空の国、華信国を舞台に、次の皇后を選ぶ競い合いが始まる…!

    明羽は、北狼州の寒村に住む娘。
    武術家の父に仕込まれ、型はかなりの腕前だが。
    父亡き後は、兄嫁に虐待され、こっそり読む小説が楽しみ。宮廷に憧れていました。
    次の皇后の候補として、州からも姫が行くことになり、侍女が募集される。
    唯一の機会と張り切る明羽。
    実は、ある秘策が…!
    古い器物の声を聞くことが出来る力があったのだ。

    皇后になろうというのに、主人となる姫には資質も覚悟もないとわかり、がっかりする明羽。
    それでも、後宮には期待していたが。
    入内した貴妃は5人。他の候補達は、すごい美女の上に、それぞれ才能が

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    2024年11月24日
  • 紋の国の宮廷彫刻師

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    ネタバレ

    設定がシンプルでわかりやすくて、ワクワクした。
    翠瑜にまだ事実を伝えていないのが気になるけど、続編はいつ出るのかなー。

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    2024年11月10日
  • パンダより恋が苦手な私たち

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    動物の求愛行動がとても面白い。それに人間の恋愛を絡めていく様がとても斬新でどんどんハマっていった。
    始めは一葉のことを好きになれず、恋愛コラムも文章がいいとは思えなかった。しかし、椎堂先生やアリアと接することで、一葉が仕事と向き合っていくうちに、コラムにもその変化が現れるようになりどんどん入り込むことができた。
    このまま続編を読みたい。

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    2024年02月18日
  • パンダより恋が苦手な私たち2

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    ネタバレ

    前作が恋愛面以外は綺麗に終わっていた感じがしたので、どう続けるのかなと思ったら、まさかの部署替え。
    舞台は書籍系からWebコンテンツ、動画へと。
    やっていることは、前作のアリサの恋愛コラムと同じなので、その点は違和感なく、それでいて動画になったので、バージョンアップも感じられてよかった。
    アリサの書籍出版で先生との縁切れるよなと心配していたのも、媒体変わっても内容が変わらなかったお陰で続いたしね。
    ただ恋愛面からも前作と何もかも同じという訳にはならなかったようで。
    特に先生の態度がらしくなくて驚いた。
    時折見せる挙動が完全に嫉妬のそれなのですが、それは。
    動画に男性の相方がいたからね、嫉妬する

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    2024年02月18日
  • わたしたち、何者にもなれなかった

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    サキ以外の3人の現在と高校以来の回想でストーリーは進んでいくのだけれど、サキが、スキップとローファーのみつみや、成瀬は天下を取りにいくの成瀬に見えてくる。最終章ではサキに「裏切られた」。最後に見せてくれた映画が泣けた。瀬名さんの小説は大好きで、これも映画にして欲しいと思いました。

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    2024年01月02日
  • パンダより恋が苦手な私たち

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    タイトルに惹かれて手に取りました。
    なるほど、パンダに限らず動物には明確なスイッチがあるんだなぁと面白く読みました。蘊蓄も面白いけど、モデルさんが面白い。彼女のお悩み相談回答(まぁ実際文章を書いているのは主人公ですが)がなかなか本質ズバリで面白かったです。

    何と言うのか少女漫画とかにありがちな「何も変哲の無い私がなぜかモテモテ」みたいな現象もなく(笑)、そういうモテモテになるためにはやることやってんだよなという裏付け検証が面白かったです。後、美人はモテてうらやま、みたいなのもなく、結局は美人だろうがそうでなかろうが好きなタイプに好かれなきゃ意味ないんだよなぁとか、ダヨネと思う所が多くて。カマ

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    2023年12月17日
  • 後宮の百花輪 : 5

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    読み終わってしまった
    しばらく瀬那和章な世界に引き込まれていたが
    ただ、この結末は予想した通りだった
    しかしながら、作者の細かな布石がここまでとは思わなかった
    主人公の成長にも目を見張った

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    2023年11月29日
  • パンダより恋が苦手な私たち

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    面白かった!
    恋愛相談を解決するコラムを書くことになった雑誌編集者の一葉。
    動物の求愛行動を例にして、アドバイスをする形式が面白い。
    動物の豆知識を得ることができるし、文章が軽快で読みやすい。

    私が一番刺さったのは、本来やりたかった仕事ができなくて、惰性で仕事をしていた一葉が、自分の資源に注目して、自分なら何ができるかを支点に考え始めたエピソード。
    本当は他にやりたいことがあったけど、諦めかけていた。今は何となく求められている役割で、とりあえずの仕事をしている…
    そんな私の後ろ向きな意識を、前向きにずらしてくれたような気がする。

    お仕事小説としても、恋愛小説としても、背中を一押ししてくれる

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    2023年11月02日
  • 後宮の百花輪 : 1

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    正直前半はあまり読んでいて楽しくはなかった。
    事件が起き始めたところから楽しくなってくる。
    後半は読む手が止まらなかった。
    続編を買おうか検討中。

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    2023年08月03日
  • 後宮の百花輪 : 4

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    とてもマイナーだけど、とても印象に残っている歴史小説があって。土佐の国柱。あの本を思い出しました。忠義の士として、主君のために死ぬのではなく、ものすごい汚名を着ながら、主君のために最善となることをして死ぬお話なのです。

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    2023年07月30日
  • 後宮の百花輪 : 5

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    おもしろかった!芙蓉妃の成長の物語でしたね。李鷗と有羽のお話ももっと読みたかったけど、結末がわかっただけでもよかったかな。

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    2023年07月30日
  • 後宮の百花輪 : 3

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    最初はドキドキのアクション。皇太后の話は随分あっさり通り過ぎたような?と思ったら、そんなことが、、、それぞれのチームの力関係がすごくアップダウンして、おもしろい!灰麗の予想外の告白ががかわいい(笑)

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    2023年07月23日
  • 後宮の百花輪 : 2

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    読み止めることができなくて、一気に2巻まで読んでしまいました。侍女だけじゃなかったんですね、、驚きました。こんな展開になるなんて。芙蓉の進化もすごいです。

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    2023年07月17日
  • 後宮の百花輪 : 1

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    この人の作品は大好きだったのに、なぜかこの本は積まれていたのです。でも、読み友さんの投稿を見て読んでみたら、やっぱりおもしろい。第一章から引き込まれました。ただ、もっとふんわりしたお話かと思っていたら、途中で侍女が殺されることになってびっくりしました。続きが楽しみです。
    それにしても、未明宮は随分有利な気がするんだけど、、

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    2023年07月17日
  • 後宮の百花輪 : 5

    購入済み

    RIKU

    後宮話にありがちなドロドロ感があまり無く、主人公たちの成長や昨日までの競争相手が
    信じ合える同志に変わっていく様子など、巻が進むごとにワクワクする面白みがありました。

    #ドキドキハラハラ #感動する #ほのぼの

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    2023年03月12日
  • 後宮の百花輪 : 5

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    ネタバレ

     戦の中での百花輪の争い。

     それが思うがけない形になって……。
     大団円ですね。こちらの後宮ものは楽しかったです♪

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    2023年02月18日
  • わたしたち、何者にもなれなかった

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    「自殺願望のある月」「追憶の中の君へ」「春に降る雪はあたたかい」「さいごの願い(未完成)」「深海魚は浅い海で眠る」「エンドロール」
    6話で構成された長編。

    高校時代、映画同好会『リーラ・ノエル』と命名したチームを作り活動していたサキ・夏美・佐和子・弥生、4人の女性の物語。

    いつか「何者か」になりたくて夢を持っていた4人だが中心人物サキの失踪で状況が変わってしまう。

    30代になり皆、日々の不満を感じながら生きている。

    自分の夢を叶える為に他力本願じゃいけない。

    「何者か」になれない人生だってみんな生まれて来た意味はある。

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    2023年02月14日
  • 神さまは五線譜の隙間に

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    ピアノやクラシックの奥深い世界を垣間見ることができました。
    ちょうどピアノを習い始めたばかりなので、いろいろ想像を巡らせ楽しく読めました。

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    2022年10月23日