わたしたち、何者にもなれなかった

わたしたち、何者にもなれなかった

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

高校時代、映画同好会に所属し、いつかみんなで商業映画を撮ることを夢にしていた4人、自主制作映画のコンクールで入賞したり、ミニシアターで期間限定上映をしたりと、夢に向かって順風満帆に進んでいた、はずだった。しかし突然、中心メンバーの一人である石田サキは3人に何も告げず、消えてしまった。チームは解散、3人はそれぞれの道を歩きだし、12年が経った。そんなあるとき、サキの居場所を知らせる、暗号めいた電話が掛かってきて――。30代、女子。いつまでもあの頃のままじゃいられない。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    わたしたち、何者にもなれなかった
  • タイトルID
    :
    594201
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

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わたしたち、何者にもなれなかった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    サキ以外の3人の現在と高校以来の回想でストーリーは進んでいくのだけれど、サキが、スキップとローファーのみつみや、成瀬は天下を取りにいくの成瀬に見えてくる。最終章ではサキに「裏切られた」。最後に見せてくれた映画が泣けた。瀬名さんの小説は大好きで、これも映画にして欲しいと思いました。

    0
    2024年01月02日

    Posted by ブクログ

    「自殺願望のある月」「追憶の中の君へ」「春に降る雪はあたたかい」「さいごの願い(未完成)」「深海魚は浅い海で眠る」「エンドロール」
    6話で構成された長編。

    高校時代、映画同好会『リーラ・ノエル』と命名したチームを作り活動していたサキ・夏美・佐和子・弥生、4人の女性の物語。

    いつか「何者か」になりたくて夢を持っていた4人だが中心人物サキの失踪で状況が変わってしまう。

    30代になり皆、日々の不満を感じながら生きている。

    自分の夢を叶える為に他力本願じゃいけない。

    「何者か」になれない人生だってみんな生まれて来た意味はある。

    0
    2023年02月14日

    Posted by ブクログ

    この作者は本当に男性?
    と思うぐらい女性の心理描写が凄いと感じる。
    サキと仲間な人生、サキとそれぞれの心理や行動。
    良かった

    0
    2021年09月15日

    Posted by ブクログ

    ストーリー的には凡庸な感じがちょっとあったけど、ドキッとするような、言い得てる言い回しとかが端々にあったし、登場人物たちの複雑な状況や気持ちもとてもうまく表現できていて、おそらく多くの人が抱えているだろう葛藤や悶々とした気持ちをよくここまで如実に表すことができるなぁと感心した。ストーリーの展開とかよりも、そういうところが面白かった。

    0
    2021年06月25日

    Posted by ブクログ

    作者が伝えたい本当のことがよくわからなかった。でも、人の期待に応えようと無理をしたり、人と比べたり、見栄を張ったりしても最終的には自分の人生を思い描けないよ、ってことなのかなと思った。

    0
    2022年03月27日

    Posted by ブクログ

    別の世界の人、て思うことあるけど
    いったいどこで違うのかな。

    何者にもなれなかった件について
    正直自分でもわかってるけど
    言葉にされるとなかなかしんどい。
    でもみんなそう思ってる部分があるなら
    ちょっと救いにもなる。。かも。

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    映画制作の優れた才能と自身を持っている石田サキと、サキに映画制作に誘われた3人。
    3人各々の視点から出会いから現在、終局までが語られる。題名ほどには悲惨では無い物語だったのでは、と思った。

    0
    2020年11月08日

    Posted by ブクログ

    ありがちな展開だなと思うけど、それ以上に、登場した女性3人がリアルで苦しくなった。でも、前向きに生きなければならない理由が出来たんだとしたら、それはいい事だなと感じる。

    0
    2019年08月07日

    Posted by ブクログ

    高校時代に映画サークルを立ち上げた4人。世間的な評価も高まっていたさなか、突如中心だったサキが突然いなくなり解散になる。そうして十余年が過ぎ、それぞれの人生を歩んでいた3人が直面した過去の真実とは…

    そんな粗筋の、女性4人の過去に潰えた夢と、それぞれ「うまくいってない」現実の齟齬に苦しみ悩む物語。フラッシュバックのように過去に撮った映画がエピソードのモチーフと描かれ、一人ひとりの抱えている事情が明らかになっていき、やがてサキが失踪した理由も詳らかになっていきます。筋立てや真実そのものはストレートなものですが、自分のエゴとかつての夢のはざまで苦しむ女性たちの姿がとても現実的に描かれていて共感も抱けました。

    「現在」に不満があれば「過去」に目を向けたり目をそらすということは誰でもすることで、彼女たちのように眩い日々があったのならなおさらでしょう。そして訳も分からず消えた彼女にその責を問いたくなるというのも。
    自分の人生はあくまで、自分自身の選択肢の積み重ねの結果に過ぎない、ということから、どうしても目をそらしてしまう、それがひとというものだろうから。

    映画というテーマがとても効果的に用いられていて、終盤の一連の場面は美しいな、と思いました。「それ」しか知らない彼女の、たったひとつの「愛しい人たちへのメッセージの伝え方」。その純粋な想いは、「過去」に囚われていた彼女たちに「未来」へ歩む力を与えてくれるものに違いないと、そう感じたのでした。

    0
    2019年05月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どの人もそれぞれの環境で苦しんでいて
    自分が一番しんどいと思っている。
    少しだけ、ほんの少しだけカメラの向きを変えたら
    見えていなかったものに気付くのに。
    誰でもみんなしんどいのだと、そしてそれと同じくらい
    たくさんのものを持っていることにも。
    生きるのも死ぬのも覚悟がいるのだとカメラが教えてくれた。
    ただ、もう少し読み手を引っ張てくれるといいかなぁ。
    主人公の夏美の性格が今ひとつ掴み切れなかった。

    0
    2019年11月13日

わたしたち、何者にもなれなかった の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川書店単行本
  • タイトル
    :
    わたしたち、何者にもなれなかった
  • タイトルID
    :
    594201
  • 電子版発売日
    :
    2019年03月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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