森嶋マリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
本書はタイトルの通り、自然の大きな効果について研究者へのインタビューとその研究者の実験に参加した著者の体験をまとめられた本と感じました。
著者はかなり自然の影響を重要視しているのがまじまじと伝わる文章になっており、科学的な研究もさることながら、著者の想いの強さの方が私は感じられた。
ただし、私の感覚だが、研究結果としてはまだまだ弱い部分が多く感じており、まだまだ自然は科学にとって未解明だと思った。
嗅覚、聴覚、視覚で自然をどう感じるかという前半の話はとても面白く、視覚の話で、フラクタルという考え方…脳の処理がシンプルなほど負荷が低いという考え方は、なるほど確かにそうかもと思わされました。
自然は畏怖の念による、自我収縮がストレスからの回復を生むという話は昔から言われていたが、それぞれの感覚機関がどのように自然と反応するかを学べたのはとても学びになった。 -
Posted by ブクログ
正直読みづらい。目次を見て、結論を知りたくても答えが明確に書いていない。全体をスキャンするように見ていって結論を頭で合成させていく感覚。
本に書かれている研究の内容は良いと思うのでもっと手っ取り早く知れたらと思う。
私なりにまとめると
とにかく自然は無限大の可能性がある。
触れ合うことでナチュラルキラー細胞が増えたり、創造性が向上したり。
自然に触れる時間>乗り物に乗ったりメールする時間
となるのが心身に良い影響をもたらし、幸福度がアップする。睡眠の質も上がる。バーチャルや騒音のない青々とした木々のもとで週2過ごすと良い。
《ネイチャーピラミッド》一段上がるとそれなりの努力をしないと辿り着けないが、免疫の向上も期待できるなどより恩恵にあずかれる
毎年 畏怖の念を抱く(自然界の偉大で崇高なものが生み出す情念。たとえば流れの激しい大きな滝)
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毎月 ハイキングや森林浴にでかける
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毎週 緑豊かな大きな公園わ川辺でリラックス
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毎日 庭、観葉植物ら街中の公園で一息つく
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Posted by ブクログ
この本はアメリカで9月に発売されて
日本では10月に出版されていました。
凄く早い翻訳ですね。
だから 翻訳者さんがこのように多いのですね~~
日本では トランプさんの過激な発言だけが取り上げられているので
この人はなんで こんなに有名になって
人気があって 大統領になったのだろうと疑問になったので
読んでみました。
破天荒な生き方ですね。
クイーンズ育ちの放漫で口の悪い少年だったトランプさんは
そのまま 大きくなっちゃったみたいですね。
借金や 失敗なども 経験したけど
そんな事は 顔に出さず
常に強気で 自分をアピールしている。
ある意味 とても 凄い人だと思う。
メディアの使い方は本当に上手だと思う。
多分、多くのアメリカ国民は トランプさんの
数多くの訴訟などの 経験を知りつつも
この勢いのある人に 国を託してみたくなったのでしょうね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今のところAIの反乱を心配するのは、火星に人が増え過ぎたらどうしようと心配するのに等しい。
「死体を隠すのにうってつけの場所は、グーグルの検索結果の2ページ目だ」
スタニスラフ・ペトロフ=世界を救った男。核攻撃警戒システムの誤動作から世界を守った。
有罪か無罪かはアルゴリズムは判断できない。比較検討はできない。しかし再犯の可能性は計算できる。
複数の決定木があれば、予測の精度は上がる。=オーディエンスに訊く、が詳しい人を凌ぐことがある。
アルゴリズムのエラー=擬陽性と偽陰性。
人種、性別、教育などが判断材料に使われると差別につながる。
アルゴリズムにはエラーがつきもの。裁判に使うべきではない。
アンカリング効果=「スープ缶お1人様12個まで」と書かれていると、数の感覚がマヒして、買う個数が増える。
ニューラルネットワーク=調整用のつまみが無数についた巨大な数学的構造。膨大なデータを使って自らルールを作り出すことができる。
がんの診断は、アルゴリズムと人間の共同作業で効果が上がる。単純な画像であれば、アルゴリズムに教えることは可能。
ワトソンは、クイズ番組には勝てるが、様々な病気の診断のための大量のデータを入力するのが不可能なので、役に立たない。
自動運転車の問題は、運転技術とは関係のない部分。
ときには交通ルールを破らなければならない。
自動運転車が完璧なら、車が来るのを無視して横切る人が出てくる。
地元限定のミニバス程度であれば可能。
自動運転は運転支援技術なら可能。
人の能力を向上させる機械は、人を無能にする。電話番号を覚えられない、漢字が出てこない、など。
いつでも運転を変われるように備えている必要があるが、それは人にとってかなり苦痛。
まれに人間が変わって運転する車の方が危険。
トヨタやボルボは、2種類のモードを使い分ける。専属運転手モードと、ボディーガードモード。完全自動運転か、運転補助か。
犯罪者は、一定の地域で犯行に及ぶ。犯行現場から離れるほど、犯人がいる可能性は減る=距離減衰。
一方で、近所では気づかれないように犯行を避ける。=一定の緩衝地帯が生まれる。
無賃乗車を厳しく取り締まれば、地下鉄で大惨事となる犯罪は少なくなる。かつてソ連は、厳しい取り締まりのため路上犯罪が少なかった。
社会的証明=自分に決定するだけの情報がないとき、周囲の人の反応をまねる。
映画のヒットを予測できるか。公開時の反応がわからない限り、予測は不可能。
類似性の測定は可能。サイトのおすすめ機能など。
コンピュータは、バッハよりもバッハらしい作品を作曲できる。「ジュークボックス」「AIミュージック」など。
公平なアルゴリズムはない。完璧なものを作るより、ミスをしたときに簡単に直せる仕組みを考えるべき。
人とアルゴリズムのそれぞれの長所を生かす。戦略を練るのは人間、結果を予測するのはアルゴリズム、など。 -
Posted by ブクログ
ノラ・ワッツ三部作の第二作。一作目であまりに薄幸ゆえタフでワイルドなサバイバリストに育ってしまった個性豊かなヒロインの登場を描き、生まれてから一度も会ったことのない娘を探す旅に出たヒロインは、謀略を暴き、派手な大団円を迎える。
本作では、父の自殺の謎を追って、父の育った土地デトロイトに向かい、ここでも複雑に入り組んだ人間模様の謎に絡め取られながら、危険に曝される。前作と本作の間で、ノラの周辺環境に大きな変化が起こり、しかもノラはデトロイトで物語を紡いでゆくため、物語は自殺した父、行方をくらました母と二つの人生の秘密を暴きつつ新たな展開を迎える。
とりわけ謎の多い母の行方についてとノラや娘ボニー、前作から因縁の続くブラズーカら含めて、すべての決着は三作目を待つこととなる。
そう。始動と決着とに挟まれた経過地点みたいな一冊なのである、本書は。
バンクーバー在住の作者は、トロントで政治学を学び、ホームレス支援活動や映像業界での調査業を経験していたという。米国とレバノンの国政情勢を絡めたり、歴史的紛争地帯の動静や難民虐殺事件など、カナダ生まれの本書は従前のアメリカン・ミステリよりも遥かにグローバルな視点に連結させている。一人のしがない女性が取り組む一家族の行方を辿るミステリであるというのに。
登場する人物の多種多様さ、関わる国籍の多さ、人間関係、組織関係、距離感の把握し難さなどが、娯楽小説としてのスピード感にブレーキをかけ、、敢えて読者の眼差しを、ビッグスケールな世界に向けようとしている野太いプロットは男性顔負けである。
バイオレンスを身に着けた多くの男どもの追跡を逃れ、猫のように闇の中で爪を研ぐヒロインのたくましさと慎重さぶりは、今回も彼女の孤独とともに語りの中で一貫してゆく。前作ほどにエキセントリックな設定ではない生活レベルで出発しただけに、少し彼女の安定や成長を観ることができると感じたが、良い意味で裏切られ、最終巻への期待を持たせて物語は閉じてゆく。
それぞれの際立つキャラクターにどういう最終章が用意されてゆくのか、現時点で執筆中ということもあり情報はゼロ。緊張が続くままに巻を閉じることになったが、ノラはバンクーバーに戻る様子はなく、娘ボニーの住むトロントに向かいそうな気配である。こうなれば最後までつきあうしかあるまい。