森嶋マリのレビュー一覧

  • 古書の来歴

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    ネタバレ

    初対面の人間と肉体関係を持つその早さ!
    ただ事ではないなと思ったらやっぱりただ事ではなかった。

    現在のパレスチナのことを思うと、没入して読むことは難しい。
    時代描写から、日本の外国人嫌悪の空気に重なるものも多く感じられた。
    これを単なる歴史ロマンとは読ませない状況に更になりつつあると思う。

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    2025年07月06日
  • アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか

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    我々は「自分たちの力だけで意思決定することが、すでにできなくなっている」という事実を正視できるのか。
    このように問われたら、ドキッとする人が多いかもしれない。
    コンピュータが超高性能化したことで、すでに人類は、思考の大部分をコンピュータに操作されている。
    それにも関わらず、ほとんどの人類がそのことを認識せず、気付かずに日々の生活を送っているという。
    人類の意思決定力が極端に弱まった、という話では、決してない。
    様々なデータを解析するアルゴリズムが、我々の生活の隅々まで侵食しているという話なのだ。
    本書は、様々な事例について、「人間が意思決定しなくても、社会生活が成り立っている」という恐ろしい状

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    2025年04月05日
  • 世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

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    読みやすく、項目ごとのまとめも分かりやすかった

    全体的に前向きな気分となる書き方で良かった

    AIと人間の脳の違いも理解でき、AIに対しての妙な不安も無くなった

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    2024年12月30日
  • 古書の来歴

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    スペイン、ヴェネツィア、ウィーン、サラエボを渡ってきた、伝説の古書『サラエボ・ハガダー』500年の旅を遡っていくミステリー。

    1990年代の古書鑑定士が例の古書に付いている、蝶の羽やらワインのシミやら何かの毛を専門家に鑑定依頼していく。
    証拠品の鑑定結果が次の章の引きとなって、それが古書に挟まった土地と時代のストーリーが展開されていく構成。
    1990年代から1800年代、1600年代、1480年代まで徐々に遡っていくわけだけど、最初はわからなくても、徐々につながりが見えてくる。この名前どこかで見たなー、あの人の知り合いがこっちの話に登場している、みたいな気を抜けば読み飛ばしてしまいそう。

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    2024年11月13日
  • 世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

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    目標を持つことが幸せにつながるかも。りんごの芯まで食べる。ガム噛む。ヨガしてみる。日記書く。サプリは食事に勝てない

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    2024年09月03日
  • 世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

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    脳にまつわる研究のエビデンスが掲載されていて、本に厚みがあけど、各章の最後に箇条書きにまとめられてわかりやすい。
    6章の人間の社会性と脳では孤独について書かれている。
    脳については、睡眠、食事、運動など目が向きがちだけど、社会との繋がりや人との交流の重要性を再認識した。
    「社会的孤立は、高血圧や喫煙と並ぶ、大きな死亡予測因子である」

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    2024年06月22日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    「自然」はストレス軽減や健康促進に良さそう。だれもが直感的に感じていることだと思いますが、それを証明し、都会暮らしの現代人である私たちにもできる「自然」との接し方を示してくれる本でした。

    少し冗長で、目次を見ただけでは何が結論かはっきりせず、レビューを書くにもまとめづらかったことは否めませんが、著者が参加した調査・実験の数々が、面白かったり、ちょっとつまらなかったり・・・何が凄いって、これだけの実験に自ら参加する著者の行動力でした!
    森林浴の最先端を行く(?)我が日本、お隣韓国、フィンランドやスコットランドなどのヨーロッパ、そして著者が住むアメリカ、最後には国をあげて都市の緑化を進めているシ

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    2024年06月14日
  • 世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全

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    食事や睡眠や運動や性欲などなど、健康について多方面からまとめられている。ページ数はそこそこあるが、専門的すぎず家庭の医学の感覚で読むことができる。分野が多岐に渡るため、各分野の内容は広く浅くといった印象で、わりかし知っている内容も多かった。何事も、ほどほどが大事。

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    2024年05月30日
  • 古書の来歴

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    実際にあったんじゃないか、と思えるような描写力が印象的な作品。実際は殆どがフィクションだが、ハガター自体は本物。
    サラエボで見付かったハガターがテーマ。ユダヤ教についてはなんとなくしか知らなかったが、ドイツだけではない、長い迫害の歴史に驚いた。
    もう一度歴史を勉強しなおして、話を読んだら、もっとよく理解できそう。

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    2024年04月28日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    自然と脳の関係について。
    小説を読んでいるよう。
    結果だけを知りたい場合、不要な文書もある。
    長いが最後まで飽きずに読めた。
    この本を読んだら自然のあるところに行きたくなること間違いなし。

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    2024年03月23日
  • 古書の来歴

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    1400年代に作られたとされる伝説のユダヤ教の祈祷書「サラエボ・ハガダー」が発見された。
    古書鑑定家のハンナはサラエボに赴き古書の修復、科学的調査を行うことになる。

    ハガダーに残された痕跡(蝶の羽、ワインの染み、残されたサイン、塩の結晶、猫の毛)からこの古書がどのような人々と運命を共にしたのか。
    スペインで作られたこの古書がサラエボに辿り着くまでの過去パートを逆行していくパートと古書修復家のハンナがその謎を科学的に調査していく現代パートが交互に綴られる。

    ・感想
    サラエボ・ハガダーという古書があることをこの本で知った。
    サラエボ•ハガダーとは「14世紀中葉のスペインで作られたハ

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    2024年03月13日
  • 古書の来歴

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    ネタバレ

    まず、ボスニアってどこ?ユダヤ教…、紛争?
    この時代ってどんなどの辺だ?ってまるで背景が分かりませんでした。
    そういった教養ないと読めないかなと不安でしたが、大丈夫でした。でも多分そういったこと詳しい方が面白いのかもしれません。

    本に携わってきた人たちのエピソードが過酷でした。
    蝶の羽の章が第二次世界大戦のユダヤ人の人の話なので鬱々としてしまいました。
    また、本の修復者のハンナのお母さんも酷いというか…
    子供育てるの向いてない人でした。

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    2023年12月21日
  • メルケル 世界一の宰相

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     特に派手なパフォーマンスをするわけではなく、確実に、ゆっくりでも成果を上げていく人。功績や人気ではなく、結果を重視する人。
    淡々としているため、人間らしさがなさそうに見えるが、実は非常に人間らしさがある。きっと信念を貫く気持ちがあるからそう見えているのか。
     コロナというパンデミックが起きた時に、メルケルの性格が人々に安心感を与え、またその時の、人間味があるメッセージにより人の心を動かすことができた。
     個人的に魅力のある、非常に面白い人だと思った。

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    2023年06月09日
  • メルケル 世界一の宰相

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    読む奇きっかけ、ロシアによるウクライナ侵略

    世界が直面している問題に関心を向けられる内容

    ヨーロッパの一国であるが、近年の独裁、侵略、分断の歴史がメルケルのスター性を自身に求めない人柄を作った

    特に気づいた点
    •外国目線で世界の歴史を振り返ると、日本など殆ど存在しない。
    •プーチンの厄介さをヒットラー独裁の歴史と東ドイツで育ったメルケルはとても理解していた。
    •目を引くような事はしないが科学者らしく、着実で正確な措置ができ支持されていた。
    •先端分野でトップに立つ中国の脅威

    印象的な章
    シリア難民の受け入れ
    国民の不安、反対の声が相次いでも受け入れる意志を貫いた、生い立ちとも深い関わり

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    2023年02月15日
  • アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか

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    目新しさには欠けるが、この手の本として良くまとまっており、入門書として良い。
    翻訳が良いのか、非常に読みやすいです。

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    2022年09月26日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    1ヶ月で5時間の森林浴で心も身体も癒され、脳も免疫も自己肯定感も人間関係もよくなることがわかった。なによりも、子どもである時にクリエイティブを育み、結果として大人になった時に考え、行動できる人を育むのは自然であることを知れてよかった。
    しかし、その一方で私自身海が好きなので、海の効果を特に知りたかった。

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    2022年07月16日
  • メルケル 世界一の宰相

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    欧州の政治や問題には、詳しくない私ですが、メルケルの人間性に興味があって読見ました。
    歴史や宗教、民主主義、共産主義など今まで知らなかったこと少し理解できた。
    1人の女性として尊敬に値する人でした。
    難しい部分もありましたが、概ね理解できた。

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    2022年06月16日
  • アルゴリズムの時代 機械が決定する世界をどう生きるか

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     AIについて解説した本、というわけではなくて、もっともっと基本的な思考原理について解説した本。人間の思考は誤りをおかすけど、コンピューターの思考は誤りをおかさない、と思い込んでしまいがちだけど、決してそうではないのだということを解説している。コンピューターの思考はうまく使いこなしながら、でも決してそれに頼って支配されることはないように、という警鐘になった。

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    2022年05月22日
  • メルケル 世界一の宰相

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    メルケルの生い立ちと功績がまとめられている。
    メルケル本人が書いていないためしょうがないが、もっと内面世界を知りたい

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    2022年05月05日
  • NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる 最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方

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    タイトルの「NATURE FIX」を訳すと、「自然が回復させる」「自然が治す」となります。

    本書は、人が自然に触れたり自然を体験することによって、日々のストレスから回復することがどうやらできるようだ、ということを解説しています。そればかりか、アメリカ、日本、韓国、イギリス、フィンランド、スウェーデン、シンガポールなどの自然と人間の研究やそれらを踏まえた実践的取り組みを取材した著者の経験をまじえながら、おおよそがドキュメンタリータッチで、認知力や創造性などの向上にまで自然の効果が認められることを教えてくれるのです。

    近年、都市部に人口が集中し、2008年には世界人口の半分が都市生活者となりま

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    2022年04月26日