ジェラルディン・ブルックスの作品一覧
「ジェラルディン・ブルックス」の「古書の来歴」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジェラルディン・ブルックス」の「古書の来歴」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
スペイン、ヴェネツィア、ウィーン、サラエボを渡ってきた、伝説の古書『サラエボ・ハガダー』500年の旅を遡っていくミステリー。
1990年代の古書鑑定士が例の古書に付いている、蝶の羽やらワインのシミやら何かの毛を専門家に鑑定依頼していく。
証拠品の鑑定結果が次の章の引きとなって、それが古書に挟まった土地と時代のストーリーが展開されていく構成。
1990年代から1800年代、1600年代、1480年代まで徐々に遡っていくわけだけど、最初はわからなくても、徐々につながりが見えてくる。この名前どこかで見たなー、あの人の知り合いがこっちの話に登場している、みたいな気を抜けば読み飛ばしてしまいそう。
Posted by ブクログ
・あらすじ
1400年代に作られたとされる伝説のユダヤ教の祈祷書「サラエボ・ハガダー」が発見された。
古書鑑定家のハンナはサラエボに赴き古書の修復、科学的調査を行うことになる。
ハガダーに残された痕跡(蝶の羽、ワインの染み、残されたサイン、塩の結晶、猫の毛)からこの古書がどのような人々と運命を共にしたのか。
スペインで作られたこの古書がサラエボに辿り着くまでの過去パートを逆行していくパートと古書修復家のハンナがその謎を科学的に調査していく現代パートが交互に綴られる。
・感想
サラエボ・ハガダーという古書があることをこの本で知った。
サラエボ•ハガダーとは「14世紀中葉のスペインで作られたハ