尾原和啓のレビュー一覧

  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    各種あるXXテックは特定の領域のビジネスをテクノロジーをつかって改革しようという意味合いがあると思っているが、ディープテックとはテクノロジーを使って根深い社会的課題を解決することに焦点をあてており、大変意義があるものと理解した。また、既に数多くの企業が取り組みを行い実績も出している事例も紹介されている。その中で、技術力(枯れた技術含む)や物理的位置による日本のポテンシャルの高さは今後の企業の行動を考えるうえでの重要な指針になるのではないか。

    0
    2020年04月06日
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    いつも金融関係の本が多いので、たまには金融から離れてみようということで読んだ。面白い例はいくつか載っていたが残念ながらすごい興味は持てなかった。

    0
    2020年03月16日
  • アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと

    Posted by ブクログ

    国家を超えるGAFAプラットフォームのアルゴリズムに対しての様々な目線を通して、フェアとは何かを考える本。相変わらず具体例満載で読みやすかった。作者の今までの本の内容を違う角度からというイメージだったので星は3つだが復習にもなる。

    以下メモ
    ・GDPRは人材も国益ももっていくGAFAに対してのEUの措置。ちなみにブレグジットはEUの移民や税金に関する共通ルールに対して、イギリス国民がフェアじゃないと判断した結果
    ・フェイブックはフェアネスに問題があり、ワッツアップのアクトンの行動につながる
    ・ブロックチェーンはフェアネスにつながる素晴らしい技術。エストニアの基軸になってる。

    0
    2020年03月02日
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    丸幸弘氏の人柄に惹かれ、著作を読んでみようと思い、手に取った一冊。

    「何のためにテクノロジーを使うのか」という視点が重要である、という主張には全く同意するところ。
    スタートアップやらテクノロジーやらデジタルトランスフォメーションやらと騒いでいる人もいるが、「何のためにするのか」という点が重要であろう。

    本の大部分は、「ディープテック」の成功事業例が記載されている。
    必ずしも最先端ではない既存の技術であっても、現地課題に適合する形で利用すれば、それはイノベーションであり、商機でもある。
    このようにして社会的課題が解決されていく、win-win-winの好循環エコシステムを形成していくことが、

    0
    2020年02月24日
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これから発展していく、それに伴って課題が生まれてきそうな東南アジアを中心に
    貧困や環境問題など、世界にとって深刻な問題を解決するための技術の使い方の具体例を紹介!
    『ニュータイプの時代』で紹介されているように
    問題設定がいかに大切かがわかる

    0
    2019年11月30日
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    centralizedからdecentralizedへ。インフラは都市部に集中、政府に集中するが、逆に地方に移せる技術がディープテックによって解決、生み出される可能性を感じさせる。
    重要なのは、どういった課題を解決するかである。ディープテックは、実はCSRにも使える要素として会社には映るはず。
    ディープイシューに立ち向かうことで、アクセラレーターによる環境整備で均質化したシリコンバレー、台頭するアジア。
    フューチャリスト小原和啓氏の、これからのテックの潮流の読みをディープなつまり、新興国の奥深くで課題を解決するべく立ち上がるスタートアップたちを見るべしと。フューチャリストは未来を語る、でも我々

    0
    2019年10月21日
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」

    Posted by ブクログ

    Deep Techとは何かも知らずに買ってしまった本。
    デジタル系テクノロジーの進化版かと勝手に想像していましたが、全然違いました、笑。

    しかし、結果オーラ的ではありますが、
    このような(著者が有望だと言っている)分野があると知れて、
    とても勉強になりました。
    やや著者のポジショントーク的なところがあったり、
    本の構成や内容が乱暴なような気がしますが(やっつけ感で一気に作ってしまった印象)、
    著書の視点や考え方はとても面白くて、ためになります。

    特に、あまり詳しく書かれていないのですが、
    著者の主張する4D思考というのは、
    この本だけではよく理解できませんでしたが、
    とてもユニークな視点で

    0
    2019年10月02日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【気になった場所】

    みんなを笑顔にできるプラットフォームを作ること

    商売の原点
    →場所によって違う価値の差をお金に換える

    インターネットの特徴
    ・空間的、時間的な制約なしに世界中を結ぶ
    ・点在する情報を一ヶ所に集める
    ・タスクを細分化させる

    インターネット前後のビジネスの違い
    ・前 モノを安く仕入れて高く売る
    ・後 ユーザーを安く仕入れて高く売る

    インターネットのビジネス
    →世界中に点在しているユーザーを一ヶ所に集めて、そのユーザーを金を出しても欲しいと思っている企業や人と結びつける
    →マッチングの最適化が重要
    →ユーザーが何を求めているか正しく理解する必要がある

    Googleの2

    0
    2019年06月26日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ITによってこれまで情報の非対称性、希少性がビジネス的な価値になっていたものがなくなった。 そこではむしろ情報はオープンにしていた方が得することがある。

    例えば、メルカリとかは、情報をオープンにしたことで、これまでは価値のないと思われていたものにも価値がつくようになった。

    また、情報を発信してオープンになることで、周りからのFBが帰ってきたり、仕事の話が飛んできたり、
    より他の情報が集まってきたり、隠すよりは、オープンでいるほうが得である。

    そして、話の面白かったのが、
    ネットにおけるハイコンテクストとローコンテクストの話。

    0
    2017年08月08日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    2/16
    ITビジネスがどのように成長してきたか
    →価値観のギャップ
    →iモードの事例
    インフォメーションとコミュニケーション
    →コミュニケーションは共通言語から多言語、そして非言語

    0
    2016年02月19日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    アメリカの文化人類学者エドワード・ホールは、言葉の奥にある文脈を共有する文化をハイコンテクストな文化、共有しない文化をローコンテクストな文化と表現した。
    日本は「阿吽の呼吸」という言葉があるくらいハイコンテクストな文化である。しかし、この文化は日本の同質性ゆえに生じる文化であり、グローバル時代のいまは、ローコンテクストな文化におけるコミュニケーションが主流だと思っていた。
    しかし、著者は、これからはハイコンテクストな文化が主流になり、それを背景にしたコミュニケーション消費が増大すると言う。
    確かに、インターネットによって、感性が合う世界中の人とコミュニケーションが取れるようになるなら、著者の言

    0
    2016年01月16日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これがバイブルなほどネットの世界とは薄っぺらい物なのか?ネットではなくて「ネットでの金儲け」なら理解できるが。

    iモードはインターネットではなくて,パソコン通信でしかないはず。

    ゼロx無限大はどう考えてもゼロにしかならない。

    0
    2015年07月08日
  • ITビジネスの原理

    Posted by ブクログ

    コミュニケーションに着目して、ネットワークを通じたサービス提供の過去から未来の展望まで語られています。
    論旨や例が分かりやすく、ITに明るくない人でも簡単に読めると思います。また、筆者の考えもよく伝わってきます。
    ただ、タイトルと内容に若干不一致があるように思えます。「ITビジネス」というよりかは「ネットビジネス」であり、「原理」というよりか「歴史と展望」のように感じました。

    0
    2015年04月26日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

    Posted by ブクログ

    「彼らはすでに世界を変えている」

    人間に期待していない東浩紀との対比で読むととても面白い。市場細分化とかちんけな戦略じゃなくて、既存の価値観とかを刷新するような取り組みをしている人との対談集で、たとえ世界は変わらなくても、自分の周りの世界は変えているっていうたまらなくカッコいい人たちです。東浩紀が心地よい諦観をくれるのに対して、宇野さんは希望と元気をくれます。

    0
    2014年11月04日
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

    Posted by ブクログ

    この本にブループリントが書いてあるというよりは、私たちがこれからブループリントを描いていくためのヒントとなる新しい考え方や価値観、そして現状の分析を提示している。ラスト二つが特に面白かった。ウィンガーディアムレヴィオーサ!しかし、それぞれあっさりしすぎていてそんなに読み応えはなかった。

    0
    2014年11月04日