小川未明のレビュー一覧

  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    2025/11/02
    「みんなお休み、どれ私も寝よう」と、おばあさんはいって、家の中へ入ってゆきました。
     ほんとうに、いい月夜でした。

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    2025年11月02日
  • 注文の多い料理店/野ばら 11

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    ネタバレ

    私はおいしくごはんをたべるとおもったのにさいごにはたべられそうになったからびっくりしました。
    けれど白い生き物が助けてくれて聞きいぱつだなと思いました。

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    2025年07月30日
  • 小川未明童話集 赤いろうそくと人魚・野ばらなど

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    乙女の本棚で知った小川未明氏、月夜とメガネを最初読んだ時にすごくいい作品と思っていてやっと童話集を読む。全てにおいて教訓となる話、そして優しさに包まれた感覚に小学生の子たちにたくさん読んでほしいと思う作品ばかりだった。最後に書かれてある解説も自分と同じように思ったんだとうれしくなる解説。宮沢賢治氏を追いかけていたが小川未明氏も読んでみたい作家となる。

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    2025年02月21日
  • 小川未明童話集 赤いろうそくと人魚・野ばらなど

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    繊細で綺麗な童話。もっと有名になっても良い。
    私の祖先が上越市の春日山近くに住んでいたので初めて知った時は運命を感じたり。
    人魚やお菓子の箱の天使、風や月、蝶や鳥など多彩な命あるものたちが暮らしている。人間は愚か的な教訓だと思っていたら、解説で「支え合って生きれば強い力を持つ」とあり目から鱗でした。
    新潟県民として誇れる素晴らしい童話でした。

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    2024年08月16日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    月夜の晩おばあさんの家に訪問者。メガネ売りの訪問者からはっきりと見えるメガネを購入。
    そして夜も更けた深夜、小さな女の子が足を怪我しておばあさんの家に。よくよく見ようとメガネをかけるとよく庭にいる蝶々が正体。治療をして庭に放してあげる。月夜の晩の出来事。
    幸せな気持ちになれる一冊。

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    2024年08月14日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    『乙女の本棚』シリーズ第11弾。
    月夜の晩に、おばあさんの家に訪れた、不思議な眼鏡屋さんと、少女の姿をしたちょうちょとの、やり取りのお話。
    繊細で美しい物語で好き。
    イラストも素敵だった。

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    2022年05月30日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    わかりやすいお話で心がぽかぽかしました(*^^*)
    げみさんのイラストも可愛らしくていいです(*^^*)

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    2021年03月25日
  • 電信柱と妙な男

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    小川未明の怪異色の強い作品を集めたアンソロジー。「金の輪」や「赤い蝋燭と人魚」といった有名かつ容易に読める作品を排除し、児童文学以外からも多くチョイスしているあたり、さすが東雅夫といったところ。
    小川未明はプロレタリア文学の持つ悪趣味なグロテスク嗜好とは違う、残酷さに美を見出した人で収録先にもその傾向は色濃く感じる。収録された「囚われ人」などはちょっとケッチャムを思わせるような筋立てだが、そこに悪意や憎悪はなくただひたすらに残酷なだけだ。「血の車輪」も物語自体はプロレタリア文学風のグロテスクなものだが描きだされるイメージは未明自身の持つ社会主義的な思想を超えたものがある。そこらへん、本格を指向

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    2020年04月03日
  • 童話迷宮 上巻

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    物語に惹き込まれる、とはこういうこと。

    **

    大好きな小川未明さんの童話を現代版にアレンジした作品(短編集)ということで
    期待半分、怖いの半分。
    けれど本を開いたその瞬間、
    それがまったくの杞憂であったことを思い知らされました。

    こんなにも独特に、かつ世界観を壊さずに物語を昇華させることができるなんて!

    原作をありのまま漫画化したのではなく、
    原作を元に、思いついた漫画を描いた…という感じなので
    作品をありのまま楽しみたい方向きではありません。
    けれど裏を返せば、原作を知らない人でも楽しめるということで。

    「不思議」を愛するすべての方に、お勧めできる一冊です。

    釣巻和さんの作品はか

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    2013年07月30日
  • 童話迷宮 上巻

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    原作を巧みにアレンジしてある。雰囲気や、好きなところは変わっていなくて、かえって原作よりも好きになってしまった。この作者の漫画は初めてだったけれど、絵柄がすごく気に入った。

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    2010年07月11日
  • 童話迷宮 上巻

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    ジャケ買いしました。

    絵もキレイで、ストーリーも原作があるにしろアレンジが素晴らしく効いてるので面白いです。
    少しレトロで独特の世界観を味わいたい人に良いかもしれません。

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    2009年10月04日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    意外にほっこり展開でよかった!
    月のいい日に起こる嬉しい出来事が素敵だった。
    温かい灯りが灯っているようなイラストもよかった。
    しかし、少女は髪が長いのでは…?

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    2025年10月27日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    まず装画が怪しげで綺麗!いわゆるジャケ買い
    あとタイトル『疵の迷楼』別世界へと誘い込まれるような魅惑的な感じに加え、名だたる文豪たちの作品に興味を引かれてしまう。
    まだ、このとき耽美という言葉の意味を理解していなかった。ただ「美しい」くらいにしかとらえていなかったので読んでみたら本当の意味を思い知らされ、常軌を逸した世界への入り口だった。

    なかなか普通の感覚では理解、共感し難い作品ばかり。どの作品も何かに心を奪われていたり、病的にのめり込んでいたりと現実からかけ離れていて危うい空気が漂っている。
    抗いがたい好奇心や欲望、まるで[パンドラの箱]を開けてしまったようなそんな感じだ。

    収録されて

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    2025年10月15日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    久しぶりのこのシリーズ。小川未明の童話は好きなのだけれど、この話は読んだことが無かった。改めて読むと文体が優しくていいなあ。絵も好みだし。
    最近メガネが合わなくなった身の上としては、おばあさんの眼鏡がうらやましい…。眼鏡屋さんにも女の子にも「この人なら」と見込まれるおばあさん。なんでもよく見える眼鏡、というのはこういう人でないと託せないのだろうなあ。
    「みんなお休み。どれ私も寝よう」というおばあさんの台詞と、最後の一行が好きなのですが、絵本風の構成だからこの辺りの文章がとても効果的になっていると思いました。

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    2025年09月16日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    少女の髪の長さが気になったけど、他は何もいうことなしの、優しい気持ちになれる、浄化されるような絵本でした。
    素敵な物語と出会うきっかけをくれる「乙女の本棚」にはつくづく感謝です。

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    2025年07月09日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    小川未明は児童文学の三種の神器と呼ばれていて、本名が小川健作だとか。調べてみたら、ちょっと物知りになりました。

    乙女の本棚シリーズ。やはりイラストが素敵なので物語もすっと頭に入って、読みやすいです。

    げみさんのイラスト、いいですね。めがねは、本物みたいだし、色彩も好みでした。文章は、やはり日本語がきれいだと思いました。

    静かな夜の素敵な物語でした。

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    2025年05月19日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    日本のアンデルセン、小川未明はこのシリーズにマッチする。作品選択の勝利。
    日本文学への入り口に有効、であってほしい。

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    2025年05月04日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    小川未明さん、日本のアンデルセンと呼ばれているのですね。
    げみさんのイラストと相まって、ほんわかした優しさに包まれます。
    寝る前にベッドの中で読むのにぴったり!

    ひまわりめろんさんのレビューを見て、めがね売りのおじさんの顔は、しっかりチェックして笑いました。
    いい夢がみられそう♪

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    2024年04月18日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    はいもう無理ー
    もうぜんぜん無理ー

    いよいよの小川未明!そして大好きなげみさんのイラスト!
    でも無理ー!

    深夜におばあさんの元を訪れためがね売りがどう見てもオズワルド伊藤なので他がぜんぜん入ってきません

    これ読んだ人は絶対にオズワルド伊藤の
    画像検索して確かめて下さい

    オズワルド伊藤さんは漫才コンビ「オズワルド」のツッコミの人です
    わいも彼のエッセイ読みましたがすごく面白かったですね
    女優の伊藤沙莉さんのお兄さんとしても有名
    伊藤沙莉さんといえばマックの三角チョコパイのCM最高だよね
    そして三角チョコパイのCMといえばKingGnuの井口さんも最高だわー
    めっちゃ好き
    そして井口さんと

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    2024年03月13日
  • 月夜とめがね(乙女の本棚)

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    先に読んだ芥川龍之介『蜜柑』に続いて、今回もげみさんの挿絵。『蜜柑』と違い、『月夜とめがね』は、げみさんの挿絵なくして、この幻想的であたたかい雰囲気は成立しないだろうと思ってしまった。
    もちろん、文章は素晴らしい。でも、挿絵がなかったとしたら、ただ一人のおばあさん、夜中の見知らない訪問者たちに対して、心許なさを感じてしまったと思う。
    終始、おだやかないい月夜に包まれながら読み終えることができてとても良かった。

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    2023年10月07日