すごい分子 世界は六角形でできている

すごい分子 世界は六角形でできている

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

3.0

化学の象徴とも言われる六角形の芳香環。身近な物質にも広く存在するが、カーボンナノチューブやカーボンナノベルト、フラーレンなどのように、最先端の科学でも注目され続けている。大手製薬メーカーで創薬開発者だった著者が、六角形の物質の魅力にとりこになった化学者たちのエピソードを踏まえながら、芳香環のおどろくべき性質を紹介する。多くの日本人化学者たちが活躍する有機化学合成の最前線が楽しくわかる画期的入門書

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すごい分子 世界は六角形でできている のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    副題、世界は六角形でできている。
    要するに炭素、炭素化合物の中でも有機化合物についての本。炭素をブロックに例え、自由自在、いろいろな物質を作ることができ、その凄さをこれでもかと主張する。

    確かに凄いのだけれど、残念ながら高校の化学、と言っても遥か40年以上もの昔の知識など覚えているはずもなく、分子式とか書かれてもあまりピンとこない。
    が、随所に不思議な魅力を感じるところがある。例えば、炭素の二重結合のうちの1つであるπ結合。π結合を作るπ電子。このπ電子が多種、多様な有機化合物を作り出している重要な要素になっている。この不思議なπ電子に、「お前、一体何者?」と問いかけたくなってしまう。
    せめてこのπ電子という言葉だけでも覚えておこう。

    おそらく内容の数割程度しか理解していないと思うが、とても面白く読むことができた。
    化学系の本ってあまり人気ないかもしれないけど、分子の世界、元素の世界って不思議な魅力を感じてしまう。

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    カーボンナノチューブの発見の場面が面白かった。陽極で精製された新型大スター分子に皆んなの目が集まる中、陰極にこびり付いた煤を電子顕微鏡で覗いてみた人がたった一人だけいた、というのは、世の中の『変な人』を勇気付ける話だ。
    専門的なところは読み飛ばしたけど、エピソード的な部分だけでも化学の奥深さは十分垣間見ることが出来たかな。。

    0
    2021年04月10日

    Posted by ブクログ

    タイトルにすごい分子とあるから、無機有機問わず広く紹介しているのかと思ったら、芳香族化合物にフィーチャーしてて、少し騙された感が無きにしも非ず。副題をちゃんと読めっていう話ですね笑

    閑話休題。僕の有機化学の知識は高校化学レベル止まりので、その世界の広がりは予想以上だった。本書に書いてあるように、有機化合物で無機化合物の性質(例えば導電性とか)を再現できるのなら、人が生産する無機化合物で今後残るのは何だろう、と考えた。有機化合物には柔軟性などの特長があるわけだから、身の回りの製品は殆ど置き換わってしまうかもしれない。残るのは建物の骨組みとか構造物ぐらいしかない気がする。

    0
    2019年10月02日

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