群棲

群棲

1,463円 (税込)

7pt

4.0

向う三軒両隣ならぬ“向う二軒片隣”の四軒の家を舞台とし、現代の近郊の都市居住者の日常を鋭く鮮かに描き出す。著者の最高傑作と評され、谷崎潤一郎賞も受賞した“現代文学”の秀作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

群棲 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    通路を挟んだ4軒1画の日常を12個に切り分けた連作形式だが、来客側の話など効果的に外からの視点が入り面白い。
    “ドラマなきドラマ”と作者もあとがきで述べている通り特に構築的な展開はないが、当時の区画整理された住宅街の、干渉し合うねっとりした空気がよく描かれていて楽しめた。

    0
    2022年11月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一軒くらい平穏な家族があったっていいじゃないかと思う。
    連作集であるがひとつひとつの短編として読んだときには家族の中に潜む不穏というところで終われる。しかしこれが連作集であることで各家族のその後が否おうにも見えてしまい、都市居住者というのはこんなに家庭が崩壊しているのにもかかわらずそこで暮らさなくて

    0
    2021年05月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつかどこかで闇がぱっかり口を開け、襲いかかってくるんじゃないかと思ったけど、そんなことはなかった。
    しかし、じっと何かに見られているようで居心地が悪い。つい行ったり来たりを繰り返し、たどり着いたところにもまだ道は長く続いていて、歩かなければならない。

    0
    2015年09月22日

群棲 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文芸文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

黒井千次 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す