老いの味わい

老いの味わい

836円 (税込)

4pt

3.5

七十代後半の坂を上りきり、八十歳を超えた作家が見つめる老いの日々。身の回りには、薄い横線で消された名前の目立つ住所録。バッグは肩からすべり落ち、タタミから立ち上がるのに一苦労。そして頭に浮かぶ疑問は、なぜ歳を取ると何事も億劫になるのか、病気の話にかくも熱が入るのか、「ピンピンコロリ」は本当に理想なのか――一年一年、新しい世界と向き合って歩む日常と思考を丹念に描いた、心に響くエッセイ。

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老いの味わい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年12月12日

    初出は読売新聞夕刊の月一回の連載「時のかくれん坊」.第一弾は「老いのかたち」こちらは未読.本書は第二弾.

    私自身も私の両親もどんどん年を取っていく.あたり前だが,そのあたり前のことがもたらす変化というのが,悲しい思いをともなう物が多いので,これから先,老いるというのはどういうことかを予習しようと,...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年12月30日

     私は、来年は60代では一番年寄りになりますが、70になれば70代では一番わかくなります。そんな風に考えると面白いかもしれません(^-^) サミュエル・ウルマンの「青春とは」の詩はとてもいい詩だと思いますが、老いを感じると実際はなかなか難しいものがありますw。著者は「階段の一歩一歩が、体力や健康を確...続きを読む

    0

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