ボーダーラインの心の病理 自己不確実に悩む人々 [改訂新版]

ボーダーラインの心の病理 自己不確実に悩む人々 [改訂新版]

2,200円 (税込)

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精神科での診断困難例の典型とも言うべきボーダーライン。その病像を、さまざまなデータや事例をもとに明らかにし、社会とのかかわりについて言及したロングセラーの改訂新版。新しい研究成果を随所に反映。

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ボーダーラインの心の病理 自己不確実に悩む人々 [改訂新版] のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    外国の研究の紹介だけでなく、著者自身の臨床経験、研究成果も含まれて書かれている点がよかった。
    ボーダーラインを症状で診断するだけでなく、ボーダーラインの本質は自己同一性の曖昧さと衝動性の抑制ができないことによる、と書かれていた点も、スッキリしていてわかりやすいと思った。

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    Posted by ブクログ 2011年07月16日

    境界性人格障害(ボーダーライン)の実態、有名人等や、チェックリストを紹介した本。

    有名人で言えば、マリリン=モンロー、太宰治 などがボーダーラインだと推察されるが、実際の行動、判定するためのテストのその統計、その発生理由などを考察している。

    やや学問的な説明が多く、読み物よりも解説であると思った...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この本の特徴としてボーダーラインの原因を社会的な変化によるものだとしている。農村部と都市部での調査では農村部でのボーダーが少なかったという。情報化などの社会変化が人格の安定を揺るがし自己同一化を困難にしており、そこに衝動性が加わりボーダーラインとなるという。モンローや太宰治、ヘルマン・ヘッセを具体例...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月13日

    当時のデータでは都市化が進むにつれてボーダーラインが増加傾向にあるという。貧富の進行とともに人間社会の心の分裂、二極化も進んでいく、ということか。

    カーンバーグやコフートからの引用が多く、主にそこらへんをベースにしてのボーダーライン論だったように思う。典型例としての太宰治やマリリンモンロー、ヘッセ...続きを読む

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