太田紫織の作品一覧
「太田紫織」の「魔女は月曜日に嘘をつく」「後宮の毒華」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「太田紫織」の「魔女は月曜日に嘘をつく」「後宮の毒華」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(Eleanor.S名義)でエブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門優秀賞を受賞しデビュー。主な作品に『緑羅紗扉の向こうの時間』などがある。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ラノベ
ラノベ
ラノベ
小説・文芸
ラノベ
ラノベ
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
小説・文芸
ラノベ
少女・女性マンガ
Posted by ブクログ
「ぼっち飯」と聞いてイメージするのは、寂しい、侘しい、簡素、質素、チープ……と、負のオーラ全開だった。でも、そうじゃなかった。ぼっち飯には、もっと多くの形がある。
『ふたご食堂のフォーチュンクッキー』『ぼうべらのおべんげ』からは、食を提供する人と食べる人、そしてそれを見る人との間に、食を通して生まれる連帯感が感じられた。ぼっち飯=孤食ではないのだ。そういう意味では、『最高の孤食の作り方』にも同じことを感じた。食にこだわるようになり、ご飯を炊く土鍋や味噌などを探し求めるうちに、そこで出会う人たちとの間に深い絆が生まれてゆく。
そして、ぼっち飯のシチュエーションとして盲点だったのが、ひとり旅だ。『忘れじの辛口』『ふらっと三陸鉄道の旅』での食事は紛れもなくひとりだが、普段口にしない味に発見があったり、喜びがあったりする。また、食べるものが違っても、見知らぬ人と食を通して交流が生まれる。『一人飯の事情』では、高校生が学校で食べるお弁当をめぐる物語だが、こちらも同じだった。
このアンソロジーから、ぼっち飯の奥深さを学んだ。印象的だったのは、三浦しをんさんの描くぼっち飯が、なんだか楽しそうだったこと。そして、やはり久住さんの食に関する洞察力は恐るべし、ということだ。店の雰囲気も食事の味も、まさに『孤独のグルメ』よろしく伝わってきた。
Posted by ブクログ
【読書記録】櫻子さんの足下には死体が埋まっている 櫻花の葬送|物語がついに感動のクライマックスへ※ネタバレ注意!
櫻子さんシリーズいよいよ最終巻。
ずっと追っていた、花房の存在。
そして、弟の死の真相が明らかに!
ネタバレが苦手な方はまわれ右!
〜蝶は聖夜に羽ばたく・後 第肆骨〜
前回好美さんが、殺人未遂を犯して終了。
状況的には、正当防衛とも言える。
自分が殺されそうになったら、自分自身で身を守らなくてはいけない。
正当防衛も、仕方がないように思える。
櫻子さんの懸命な処置のおかげで、相手は死なずに済んだから良かった。
好美さんが犯罪者にはならずに済んだ。
櫻子さんと正太郎くんの、説得のおかげもあるのかもしれない。
なにより正太郎くんが、磯崎先生にバレないように電話してたのもお見事。
磯崎先生も状況を理解して、会話に参加しないのも素晴らしい。
私ならテンパって、こっそり電話をかけることも、かかってきた電話に黙って聞くこともできない気がする。
なんとか場が収まったように感じたのに、また新たな波乱の幕開け。
櫻子さんが警察に連れていかれてしまった。
ばあやさんは、相当不安だっただろうな。
大切に見守ってきたお嬢様が、警察沙汰に巻き込まれてしまうなんて。
正太郎くんも、不安で押しつぶされそうだっただろう。
正太郎くんが間違った選択をしなくて済んだのは、蘭香ちゃんのおかげ。
何があったのかきちんと伝えて、好美さんの居場所も見つけられたね。
正太郎くんと蘭香ちゃんが、櫻子さんの無実を証明できて、一安心。
〜最終骨〜
櫻子さんおかえりなさい!
ドタバタした出来事から、ほんのひとときの休息。
だけど、周りの人たちの協力のおかげで、真相に近づいていく。
わくわくするというよりも、早く真相を知りたくて、手が止まらなかった。
櫻子さんが最後の推理で犯人にたどり着く。
弟を殺した真犯人と櫻子さんの対立。
ふたりの会話は、空気がバチバチしていた。
どうなってしまうのか、櫻子さんは自分を抑えられるのか。
正太郎くんと同じく私も心配したけど、櫻子さんはやっぱり櫻子さんだった。
生命を大切にしている人だからこその、櫻子さんらしい答えを聞かせてもらえた。
事件はちょっぴり悲しい結末になってしまったけど、櫻子さんが負の連鎖を断ち切った姿は、かっこよかった。
どんなに憎くても、生きることを説く姿に、私も強く生きたいと思えた。
日常が戻ってきたけど、ばあやさんのタイムリミットも近かった。
生命の尊さを、改めて教えてもらえたように感じた。
正太郎くんの優しさで、ばあやさんも悔いなく眠れたように思える。
〜エピローグ〜
それぞれが、また新しい道に進みはじめた。
みんな楽しそうに過ごせてるみたいで、ホッとした。
いつかまた、櫻子さんの周りに集まってるお話も読んでみたい。
シリーズ全部読破!
全体を通して、いろんな知識が頭の中に入ってきて、なんだか賢くなったように感じる。
様々な事件や事故があったけど、ひとつひとつのお話から生命の大切さが伝わった。
いろんな死があるなか、同じ死はない。
死んでしまった人の聲を、聞くことの大切さも身にしみた。
今生きていることに感謝して、これからも大切に生きていきたい。
そう思える作品でした。
Posted by ブクログ
読書記録
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく』
〜プロローグ〜
正太郎くんが、好美さんを信用して車に乗ってしまった。
何も疑わないことは、逆に恐ろしいことのように感じた。
降りられない密室空間で、後悔の波が押し寄せる。
人は見た目では判断できない――。
この言葉が、まさに当てはまる展開だった。
これから起こるできごとに期待。
〜第壱骨〜
なんだかんだで先生と百合子ちゃんっていいペアに思える。
櫻子さんと正太郎くんペアとはまた違った、おもしろおかしい関係。
クリスマスパーティーは、少しは楽しめただろうか?
3人での食事会は……果たしてパーティーと呼んでもいいのか?
それでも出てきた料理の描写は、やっぱり美味しそう。
先生もガーデニング楽しめそうで、ほのぼのほっこりしたお話。
と思いきや、いきなり雲行き怪しい展開に。
櫻子さんと正太郎くんがいないのに、事件?
先生もさすが理科の先生。
簡易的とは言え、ブラックライトを作るとはお見事。
そして、どんどん明かされていく真相。
やっと見つけた花房、とうとうクライマックスなのか?
〜第弐骨〜
今度は蘭香ちゃんと内海さんのペア。
そこに山路さんも追加。
ペアではなくトリオかな?
北海道の雪かきって大変なんだろうな。
想像しかできないけど、女の子でもできるものなんだろうか、少し気になった。
蘭香ちゃんは雪かきがお得意のようで。
かなり体力と筋力がいるイメージだから、私にはできないだろう。
すぐに音を上げると思う。
途中からは友達思いの蘭香ちゃんの、正太郎くんへの思いが伝わってきた。
友達が事件起こすかもって聞いたら、誰だって焦るだろう。
そして、絶対に阻止しようと動き出す。
行動してる間は、絶対にそんなことする人じゃないと思いながら。
だけど、誰かのために動くということは、その人もまた、誰かのために動いてるのかもしれない。
早く見つけ出したい、そして早く救ってあげてほしい。
物語がどんどん加速していくのがわかる展開でした。
〜第参骨〜
プロローグからおかえり。
誘拐されてから、緊迫した空気がこちらにも伝わってくるようなお話。
自分がやってることは本当に正しいのだろうか?
この選択でよかったのか?
自問自答したくなるような感じ。
櫻子さんを巻き込みたくない、その思いがひしひしと伝わりました。
大切な人を事件に巻き込みたくない、その代わりに自分が犠牲になろう。
それを大切な人が知ったとき、その人はどう思うのだろうか――。
そしていざ、自分が罪をおかすかもしれないとき、とうとう登場!櫻子さん!
やっと出てきたと思ったけど、正太郎くんにとっては出てきてほしくなかっただろうな。
真相が迫ってくるなか、最後にはまた新たな展開が。
次巻の物語に早くも期待。
最近は体調不良で、なかなか読書も執筆活動もできず……。
やっと読み終わった本は、物語のスピードが一気に加速した感じが。
クライマックスに近づくにつれ、本を持つ手に力がこもり、最後まで一気に読んでしまう一冊でした。
大切な人を守る行動、あなたはどこまで許せると思いますか?
読書好きな方、この本を読んだことがある方、いいねやコメントもらえたら嬉しいです。
では、次の本を読んできます。
#読書
#読書記録
#読書好きな方と繋がりたい
#ミステリー
#小説
#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
#太田紫織
Posted by ブクログ
読書記録
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしを殺したお人形』
タイトルを見たとき、呪いの人形のお話かな?
と思ったけれど、呪いのようなホラー展開はなく物語が始まる。
いきなり現れた記者は、花房なのかと思う登場の仕方。
もしくは、花房の手下。
正太郎くんが連れてかれたら、百合子ちゃんも心配になる。
すぐに櫻子さんに連絡するのは、正しい判断。
そもそも、変な人にはついて行ってはならない教訓。
記者の話を聞くと、正太郎くんと櫻子さんのペアが疑われるのは無理もない。
偶然とはいえ、死体発見が繰り返されれば、ふたりが怪しく見えてくる。
疑われるふたりからしたら、いい迷惑だけど。
それでも、ある事件をおって動く3人は、良い関係に見えてきた。
正太郎くんが、別れを惜しむのもわかる気がする。
今回の事件は、私には少し難解すぎた。
時系列をおったり、人物の相関をおったり。
頭の中だけでは整理が追いつかず、紙に書いて見える化してみました。
櫻子さんの言葉を借りれば、骨をつなげてみました。
事件の結末は、第一巻に登場した人が絡む展開。
またシリーズ1冊目から読み返そうかな?
櫻子さんが写真を見ただけで、同一人物と当てたのはすごすぎる。
名前が違ったのに、骨を見ただけで言い当てるとは。
実物ではなくて、写真だけで見抜けるものだろうか?
専門家とはいえ、櫻子さんの観察眼には毎回驚かされる。
事件は解決したが、ひとつ解決したらまた新しい事件が生まれる。
正太郎くんは、次巻どうなってしまうのか、気になる終わり方でした。
早く次巻に手を伸ばしたくなる、そんな終わり方でした。