作品一覧

  • 火の鳥伝記文庫 アラマタ新聞 創刊号
    無料あり

    火の鳥伝記文庫 アラマタ新聞 創刊号

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻0円 (税込)
    アラマタ博士は、日夜、古今東西の偉人について研究しています。偉人ののヘンな部分を発見したり、世間がまったく興味をしめさない人物の人生を調べたりしているのです。そんなアラマタ博士が「アラマタ新聞」を発行。11人の偉人たちの知られざる姿を大発表します! (徳川家康/豊臣秀吉/武田信玄/坂本龍馬/野口英世/ナイチンゲール/エジソン/ライト兄弟/アインシュタイン/ヘレンケラー/西郷隆盛)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • ゑびす殺し(電子復刻版)

    ゑびす殺し(電子復刻版)

    小説・文芸

    4.0
    1巻550円 (税込)
    「ゑびすだァ、ゑびすじゃねぇか!」やつがれは、同町内の古株刑事・広田勘蔵を誘って、ケイヅ釣に行った。釣り上げたのが、正真正銘のゑびすの土左衛門だった。水死体は白い狩衣をまとい、大きな黒鯛(ケイズ)を抱えこんで、七福神のゑびすそのものだった。水死体の身元が割れた。兄が見つかったのだ。兄は色黒で大黒天とそっくりの恰好の闇米屋だ……(「ゑびす殺し」)他、著者の博引旁証の奇想世界作品集。

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  • 読み忘れ三国志(小学館文庫)

    読み忘れ三国志(小学館文庫)

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻583円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 古代中国を舞台にした勇壮無比な英雄譚である『三国志』は、日本人にとっても国民的な読み物として古くから親しまれてきた。「泣いて馬謖を斬る」をはじめ、ことわざや金言、よく知られたエピソードも多い。本書では、稀代の深読みの達人が、そこに秘められた歴史・人物・宗教観・武器などのエッセンスを、わかりやすく自由に綴っていく。『三国志』の世界が鮮やかに甦り、未読の人はもちろん、一度読んだ人も再び手に取って挑戦してみたくなるだろう。古今東西のテーマで著作をものにしている著者の、『三国志』についての初めての本。
  • シム・フースイ Version1.0 ワタシnoイエ

    シム・フースイ

    小説・文芸

    3.0
    1~5巻638~836円 (税込)
    新しい家にカビが異常に繁殖する。妻がノイローゼになり困り果てた小林正彦は、半信半疑で風水師・黒田龍人の事務所の扉を叩いた。風水師は土地や建物を看て吉凶を判断し、適切な処置を施す。調査を開始した黒田は、恐るべき邪気の存在を知る――。風水ホラー第1弾。
  • 地球暗黒記 I ナナ・ヌウ

    地球暗黒記

    小説・文芸

    4.3
    1~3巻660~704円 (税込)
    宮下陽子は18歳の高校生。何者かに操られるように『ナナ・ヌウ』という変な名前のツアーを選んだ。目的は13年前にハワイで失踪した母を捜すためだった。しかし、陽子を待ちうけていたのは“神聖な儀式”と、それを阻止しようとする巨大組織との戦いだった。日毎に力強い自然の中で、神話の主人公のように目覚めて行く少女―。日本とハワイ、さらに地球を巻き込んで物語は始まった。ハワイ史を交え展開する、書下し熱帯伝奇小説。注目のシリーズ第1弾。
  • 陰陽師鬼談 安倍晴明物語

    陰陽師鬼談 安倍晴明物語

    小説・文芸

    3.6
    1巻715円 (税込)
    天地の理をしなやかにあやつったひとりの男――安倍晴明。芦屋道満との確執、伴侶・息長姫との竜宮での出会い、そして宿命的な橋姫との契り。知られざる姿が、今、明かされる!
  • 小説 妖怪大戦争 ガーディアンズ

    小説 妖怪大戦争 ガーディアンズ

    小説・文芸

    3.0
    1巻792円 (税込)
    日本列島を東西に分断する裂け目、フォッサ・マグナ。そこに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えた。 向かう先は東京。進路には日本最強の怨霊を祀る将門塚が――。 人間には天災にしか見えないこの襲来に、妖怪たちだけが真相と行く末に気づいていた。 このままでは世界が滅んでしまう。止められるのは、伝説の妖怪ハンター、渡辺綱の末裔である小学生・渡辺兄(ケイ)。 突然〈世界を救う勇者〉に選ばれた少年と、彼を巻き込んだ妖怪たちの大冒険が今始まる――!
  • 妖怪大戦争

    妖怪大戦争

    小説・文芸

    3.8
    1巻792円 (税込)
    稲生タダシは小学5年生。両親の別居で、東京からママのふるさとの鳥取に引っ越してきた。 夏休みが近づいたある日、近所の神社で開かれた「麒麟獅子」の祭りで、タダシは子供たちの憧れの英雄「麒麟送子」に選ばれてしまった! その日を境に、タダシは妖怪を見ることができるようになる。そして、妖怪たちを苦しめる魔人・加藤保憲と戦うことに――!
  • 歌舞伎キャラクター事典

    歌舞伎キャラクター事典

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻799円 (税込)
    千変万化する人間の内面を巧みに描き出し、江戸時代から庶民に親しまれてきた伝統芸能「歌舞伎」。登場人物たちの絢爛豪華な衣裳と特徴ある人格や性格は多くの観客を魅了し、たくさんの人気キャラクターたちを生み出してきた。本書は、究極の男伊達から無垢なお姫様、毒婦、極悪人まで、伝統的キャラクターたちにスポットをあて紹介した人物雑学である。歌舞伎の新たな魅力を発見できる一冊。
  • ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド 魔女と妖精の旅

    ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド 魔女と妖精の旅

    小説・文芸

    3.4
    1巻825円 (税込)
    ホラーとファンタジーの故郷(ふるさと)に、ようこそ! 『ハリー・ポッター』や『指輪物語』など話題の幻想ファンタジー小説や西洋オカルト思想、妖精妖怪研究、魔女と古代信仰、風水とレイライン……ヨーロッパの神秘と怪奇の起源を訪ねる旅。吸血鬼ドラキュラのトランシルヴァニア、怪物ゴーレム伝説のプラハ、ルートウィヒ2世の楽園ミュンヘン、パラゴーニアのお化け屋敷、幽霊ツアーのロンドン……。ヨーロッパの深くて古くて不思議な旅にあなたを誘う!!
  • 海覇王 (上)

    海覇王

    小説・文芸

    -
    1~2巻836~880円 (税込)
    寛永元年、南蛮貿易の港町・平戸ではキリシタン弾圧が行われていた。南蛮人明人の追放がはじまり、斬首があいついだ。街では吸血の妖怪が徘徊するとの噂がとんでいた。そしてそのころ、明の商人・鄭芝竜と日本人妻の間に、南海の覇者となるべく定めをうけた快男児・鄭成功が誕生する。男の夢と女の想いをのせて、アジアの英雄が織りなす壮大な物語がいま始まる。
  • 新帝都物語 維新国生み篇 上

    新帝都物語 維新国生み篇

    小説・文芸

    3.5
    1~2巻924~1,012円 (税込)
    幕末の会津。ある寺に、イザナミ・イザナギ両神が日本を生み出した時に使ったとされる伝説の秘宝・瑠璃尺が隠されていた。瑠璃尺を奪い取った魔人・加藤は、日本を滅ぼし、自らの新しい国を作り出すため動き始める!
  • 戦争と読書 水木しげる出征前手記

    戦争と読書 水木しげる出征前手記

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻968円 (税込)
    水木しげるが徴兵される直前、人生の一大事に臨んで綴った「覚悟の表明」たる手記。そこから浮かびあがるのは、これまで見たことがない懊悩する水木しげるの姿。太平洋戦争下の若者の苦悩と絶望、そして救いとは。 【目次】 第1章 水木しげる出征前手記 新発見された水木しげるの出征前手記を、できるだけ原本に忠実なまま完全収録。 第2章 青春と戦争――水木しげる出征前手記の背景 荒俣宏による縦横無尽の解読解題により、知的な芸術家志望の若者だった水木しげるの、思想と実像が浮かび上がる。戦時下の若者の絶望と救いが読み解かれる。 第3章 水木しげるの戦中書簡 全て書籍初収録の貴重な書簡集。特に復員後、母へと宛てた手紙からは、出征前と復員後でぶれない水木しげるの思想哲学が読みとれる。 第4章 年表 水木しげると社会情勢
  • 帝都物語 第壱番

    帝都物語

    小説・文芸

    3.7
    1~6巻1,012~1,133円 (税込)
    関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。
  • 知れば知るほど面白い!クセがつよい妖怪事典

    知れば知るほど面白い!クセがつよい妖怪事典

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,089円 (税込)
    ヤバすぎる! 思わず笑える80体が大集合。 きっとあなたのそばにもいる――古今東西の妖怪がうじゃうじゃ! 妖怪は怖い? いえいえ、そんなことはありません。 「なんか、用かい?」なんて、くだらないダジャレをいいながらひょっこりと姿を現す脱力系の「ユルい妖怪」もたくさんいます。 ほかにも、大声を上げるだけ、川辺でボソボソと話すだけのツッコミどころ満載の「クセがつよい妖怪」や、毎晩汚い足を洗えと迫ったり、臭い屁をかましたりする困った「ヤバい妖怪」など、個性豊かな妖怪たちがオールカラーのイラストとともに登場します。 ◎他人の家に勝手に入るずうずうしい妖怪「ぬらりひょん」 ◎昼間は美人、布団に入ると……「ねぶとり」 ◎目撃すればささやかな幸せが訪れる「小さいおじさん」 ◎厚化粧がイタいお婆ちゃん妖怪「白粉婆(おしろいばばあ)」 ◎この屁の威力、ハンパないって!「オッケルイペ」 ◎チューしたそうな赤い唇がキショい「身の毛立ち」 などなど、本書で紹介される妖怪は、総勢80体! それぞれ1見開きずつ、イラスト、解説、プロフィール(出没地、大きさ、クセの強さなど)が紹介されます。 日本の豊かな妖怪文化にどっぷりつかれる1冊です! この作品の容量は、83.7MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】  ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラー版です。
  • 賢人の中国古典

    賢人の中国古典

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,144円 (税込)
    論語、孫子、三国志から得る珠玉の言葉に、英雄たちのスケールを体感。現代ビジネスにも通じる人間力を学べ!膨大な智恵の集大成をポイント解説。働くことが楽しくなる仕事の本質とは?
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57

    0点主義 新しい知的生産の技術57

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,265円 (税込)
    競争なしで一人勝ちできる! 人生が逆転する秘密の勉強法を、あの奇才・天才・異才アラマタヒロシが自身の実体験に基づいて開陳します。「好き」「無駄」「酔狂」「無意味」を究めたとき、唯一無二の独創的な「生き抜く力」が手に入る。他人の当てにならない評価や都合に翻弄される人生はもうやめよう。持続的な収入と幸福感につながら、体験的57の「無敵」の成功法則!!  すぐ役立つものはすぐ役立たなくなります。情報も、流行も、成功法則も、人々が気づいた瞬間に古くなってしまう現代において、もはや二番煎じもなければ、柳の下にどじょうもいません。  こんな時代に人と違いを作り出すためには、じつは、徹底的に「すぐに役に立たないもの」を掘り下げる、これしかありません。  本書では、自分の他人とは違った嗜好を突き詰め、笑われ、バカにされながらも、唯一無二のオリジナルな存在になって、執筆からテレビ出演まで幅広く活躍する作家・荒俣宏氏が、その独自の勉強術、知識収集法にはじまり、好奇心の源泉まで、生きることに飽きた現代人の心を刺激する破天荒な方法論を初めて明かしていただきます。 「不人気」「悪食」「短所」「下世話」から人生丸儲けを実践するその生き方は、身分社会化が進む日本の見えない壁を突破して、人生に成功してお金持ちになるヒント、他人に左右されずに自分の人生を豊かで充実したものにするヒントがたっぷり詰まっています。
  • 江戸の幽明 東京境界めぐり

    江戸の幽明 東京境界めぐり

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    知の怪力作家である著者が、江戸「朱引」の内外を歩いて、江戸とはどんなところだったかを体験していく熱情込めた大作。都心をはじめ周縁部でのさまざまな出合いに、著者の好奇心はとどまるところ知らない。本書は新しい東京の姿を味わえる。
  • 別世界通信

    別世界通信

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    J.R.R.トールキン、H.G.ウェルズ、G.マクドナルド、ウィリアム・モリス等さまざまな別世界を求めて冒険の旅に出た作家たち。ファンタジーという巨大な宇宙に憑かれ、妖精郷に遊び、世界言語を創造し、ユートピアをさまよう偉大な先人たちの旅の跡を辿り、永遠に色あせない別世界へ誘う夢先案内の一冊。
  • サイエンス異人伝 科学が残した「夢の痕跡」

    サイエンス異人伝 科学が残した「夢の痕跡」

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻1,408円 (税込)
    かつて、電気から電波、エレクトロニクスへと発展していくにつれて消え去った「実体」が、21世紀になって、「科学家電」と呼ぶべきスマホなどの登場でよみがえり、科学が「手触り」の世界に戻ってきた。科学がふたたび人間と機械を通して語られ、未来の科学はもはやSFではなくなった。20世紀に突如として現れた発明品と発見者の伝記を読み解くことで、いままた現代科学が「素人にも理解できる」機械と人間からなる実体(リアル)へと変わる。(ブルーバックス・2015年3月刊)
  • 楽園考古学+南海文明グランドクルーズ【合本版】

    楽園考古学+南海文明グランドクルーズ【合本版】

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    熱帯考古学のパイオニアが、荒俣宏を相手に、ハワイ・ポリネシアという「楽園」の過去から現在までを語り尽くした対談集。探険史や考古学の図版満載、見て読んで楽しい南太平洋案内。解説=片山一道
  • 妖怪は海にいる!? アラマタ式 海の博物教室

    みんなの研究

    小説・文芸

    -
    1巻1,485円 (税込)
    夜の海をおよぐ、ナイトダイビング。そこで出会ったのは、摩訶不思議な生きものたちがただよいたゆたう、この世のものとは思えない「霊界」のような光景だった。 海の生きものに魅了されたことからはじまり、半世紀以上にわたって知の冒険をつづけるアラマタ博士による、地球の歴史と宇宙と深海の世界が交差する博物教室。 「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
  • 新帝都物語 維新国生み篇【上下 合本版】

    新帝都物語 維新国生み篇【上下 合本版】

    小説・文芸

    -
    1巻1,606円 (税込)
    幕末の会津。ある寺に、イザナミ・イザナギ両神が日本を生み出した時に使ったとされる伝説の秘宝・瑠璃尺が隠されていた。瑠璃尺を奪い取った魔人・加藤は、日本を滅ぼし、自らの新しい国を作り出すため動き始める!電子合本版。 ※本電子書籍は「新帝都物語 維新国生み篇 上」「新帝都物語 維新国生み篇 下」の2冊を合わせた合本版です。
  • 地球暗黒記【全3冊 合本版】

    地球暗黒記【全3冊 合本版】

    小説・文芸

    -
    1巻1,738円 (税込)
    宮下陽子は18歳の高校生。何者かに操られるように『ナナ・ヌウ』という変な名前のツアーを選んだ。目的は13年前にハワイで失踪した母を捜すためだった。しかし、陽子を待ちうけていたのは“神聖な儀式”と、それを阻止しようとする巨大組織との戦いだった。日毎に力強い自然の中で、神話の主人公のように目覚めて行く少女―。日本とハワイ、さらに地球を巻き込んで物語は始まった。ハワイ史を交え展開する、書下し熱帯伝奇小説。注目のシリーズ。 ※本電子書籍は「地球暗黒記 I ナナ・ヌウ」「地球暗黒記 II パリウリ」「地球暗黒記 III アルカ・ノアエ」の3冊を合わせた合本版です。
  • 江戸川乱歩語辞典:乱歩にまつわる言葉をイラストと豆知識で妖しく読み解く

    江戸川乱歩語辞典:乱歩にまつわる言葉をイラストと豆知識で妖しく読み解く

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 乱歩にまつわる言葉を辞典形式で紹介する新しい乱歩解説本 多くの作家から敬愛され、今も読者を魅了し続けている、日本の探偵小説の父・江戸川乱歩。 この本は、そんな乱歩にまつわる言葉をイラストとともに紹介する辞典です。 乱歩作品の登場人物や舞台、名セリフ、小道具などはもとより、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメまで、乱歩本人とその周辺にまつわる「言葉」を500語以上、掲載しています。 人嫌いであると同時に社交的、なげやりなのに几帳面、恐縮しながら図々しい、驚くほど世間的な常識人でありながら反社会的なロマン主義者──。 そんな乱歩の多面性をさまざまなジャンルの「言葉」を通じて浮かび上がらせます。 永井秀樹氏による耽美なイラストも見所のひとつ。 綴じ込み付録には、乱歩を敬愛する著名人による「私が愛する乱歩作品ベスト3」を収録。 ディープな乱歩ファンから、子供の頃、乱歩作品に親しんでいた人、映画やドラマ化された作品が好きな人、近年の漫画やアニメを通じて知った若い人まで、乱歩に興味があるすべての人が楽しめる一冊です。 ---------------------------------------------------------------------------- 「乱歩が小説を書きだした時期は、日本は「モダン」の時代だった。 モダンとは、単に新しい文明社会を指すのでなく、 正義と邪悪、醜と美、有産階級と無産階級が共存して ゲームのように立場が変わる世の中をあらわす。 どっちも楽園と地獄の両面を持つ。今の日本もまさにそうだ。 コロナのことを考えれば、 夢の都会が一瞬で現実の地獄に様変わりする意味も分かると思う」 (荒俣宏「おわりに」より) ■「私が愛する乱歩作品ベスト3」回答協力 荒俣宏/赤木かん子/綾辻行人/有栖川有栖/江戸川乱歩記念館/神田伯山(神田松之丞改め)/肥沼和之(月に吠える)/小林泰三/斉藤詠一/佐藤寿保/塚本晋也/友清哲/西村京太郎/松本幸四郎/村井光男(ナナロク社)/八重野充弘/和嶋慎治(人間椅子)/戸川安宣/小学5年女子/永井秀樹etc ■収録用語(抜粋) アウル団/赤い蠍/赤馬旅館/赤ん坊を食べた山猫の様に/悪魔の渦巻き/天知茂/生きるとは妥協すること/H・P・ラブクラフト/大友克洋/小山田静子/怪人二十面相/神なき人/筋肉少女帯/空気男/金田一耕助vs明智小五郎/黒蜥蜴/幻影の城/国家ごっこ/ゴム人形/佐野史郎/三角館/三人書房/少年愛/白蝙蝠団/青銅の魔人/Z曲馬団/胎内願望/駄文を売って稀覯本を集めるのだ/筒井康隆/鉄人Q/寺山修司/トリック映画論/ニコラ博士/人間椅子の実験/ネコ夫人とネコむすめ/ハートの5/花崎マユミ/バロン吉元/ビブリア古書堂の事件手帖/星新一/真崎守/増村保造/丸尾末広/三島由紀夫/水木蘭子/宮崎駿/美輪明宏/宗像隆一郎/盲獣/夢野久作/横溝正史/横山光輝/夜の楽観/類別トリック集成/恋愛不能者etc
  • すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる

    すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    【内容紹介】 角川武蔵野ミュージアム「荒俣ワンダー秘宝館」で大注目。 博覧強記の「知の怪人・アラマタ」が、 77歳の今もなお実践し続ける独自の「勉強の技術」を大公開! ◆「狂気」の収集癖 ◆圧倒的蔵書量 ◆溢れ出る知の洪水 「無理」「無茶」「無駄」が人生を面白くする。 一日12時間、風呂、トイレの中でも書物を貪り読み続け、 辿り着いた「得るためには何かをあきらめる境地」とは──? 【著者紹介】 [著]荒俣 宏(あらまた・ひろし) 1947年東京都生まれ。博物学者、小説家、翻訳家、妖怪研究家、タレント。慶應義塾大学法学部卒業。大学卒業後は日魯漁業に入社し、コンピュータ・プログラマーとして働きながら、団精二のペンネームで英米の怪奇幻想文学の翻訳・評論活動を始める。80年代に入り『月刊小説王』(角川書店、現KADOKAWA)で連載した、持てるオカルトの叡智を結集した初の小説『帝都物語』が350万部を超え、映画化もされる大ベストセラーとなった。『世界大博物図鑑』(平凡社)、『荒俣宏コレクション』(集英社)など博物学、図像学関係の作品を含め、著書、共著、訳書多数。 【目次抜粋】 ■はじめに AIに勝てる知的生活を見つけるために ■第1章 脳にかかったクモの巣を払う──0点主義のすすめ ■第2章 日本語という化け物を問い詰める ■第3章 AIに勝てる勉強法 ■第4章 偶然がおとずれてくれる勉強法 ■第5章 やっぱり情報整理なんていらない? ■第6章 勉強を高尚なものにしない ■第7章 苦手な勉強を楽しくする「魔法の力」 ■第8章 自己承認欲求に負けない「あきらめる力」 ■第9章 最強の「勉強法」は読書、場所はトイレと風呂と喫茶店 ■第10章 「人生丸儲け」と、「間違える権利」 ■あとがきに代えて だまされることで創造的批判力が身につく
  • 完訳ビーグル号航海記上

    完訳ビーグル号航海記

    小説・文芸

    4.5
    1~2巻1,980円 (税込)
    進化論の原点となった大旅行記。未知の大陸でであう奇妙な動植物、地質・気象などを、読みやすい訳文でお届けする。(全2巻)
  • 福翁夢中伝 上

    福翁夢中伝

    小説・文芸

    4.3
    1~2巻1,980円 (税込)
    咸臨丸での渡米、不偏不党の新聞『時事新報』創刊、そして慶應義塾の創設と教育改革――。開国に伴う体制一新の時代、勝海舟、北里柴三郎、川上音二郎ら傑物との交流と葛藤の中で、国民たちの独立自尊を促し、近代日本の礎を築いた福澤諭吉の知られざる生涯。
  • マタさんクラさん 世紀末でたとこ膝栗毛

    マタさんクラさん 世紀末でたとこ膝栗毛

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,145円 (税込)
    抱腹絶倒! 奇想縦横! 低俗無類! 舌鋒鮮烈!――悲しみの大才と好色の鬼才との絶妙なかけあいでおくる前代未聞の読書の勧め! ●ここにまとめられた対談集は、読書論といった体裁こそとっているが、実は世紀末の大放談とでもいうべき雰囲気をもつ。……わたしたちにすればハナから書物をネタに大騒ぎすることが眼目なのであった。……わたしたちのバカ話におつきあいいただきたい。――(荒俣宏「前口上」より) ●タイトルは、いうまでもなく十返舎一九の『東海道中膝栗毛』からもじってある。三日三晩のバカ笑いの末、枕を並べて討ち死にしたマタさん、クラさんは、ふとそのとき、弥次さんと喜多さんが演じる滑稽を思い浮かべたのであった。――(倉本四郎「前口上」より)
  • 南方熊楠の図譜

    南方熊楠の図譜

    小説・文芸

    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 没後50年をへたいま、時空を超えてよみがえる。私たちを震撼させるほどの圧倒的な巨歩が──。民俗学、思想史、博物学から植物学まで熊楠研究の第一人者たち9人が、巨人南方熊楠の足跡を追って多様性に分け入り、その全体像に迫る論考集。

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  • ダンジョンズ&ドラゴンズ スーパーファンタジーシリーズ ホワイトプルームマウンテン

    グレイホーク:ジャスティカー

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    世界最強のRPG「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」の伝説の傑作シナリオの興奮を120%再現、その快楽を凝縮!  荒俣宏完訳。剣、魔法、罠、怪物、ダンジョン! 魔法や水薬(ポーション)の数、ロープやクギの数などを気にしながら、火山の中に構築された壮大なダンジョンに挑む一行。罠、謎かけ、隠された財宝、魔法の武具、そして次々襲うスライム、ケルピー、スフィンクス、エリニュスなどのモンスター!!  機転をきかせ、限られた数の回復魔法を使いながら、絶望的な状況を切り抜けろ! 常に死と隣り合わせの、まさにこれぞ冒険!! 【あらすじ】白い羽毛のような噴煙を上げつづける山〈ホワイトプルームマウンテン〉。この活火山は、常に近隣の村人達の迷信的な恐れの対象となってきた。数多くのデーモンやデビルが棲息するというまことしやかな噂が口々にささやかれ、山に分け入る者はほとんどなく、また近づきすぎた者の多くは二度と戻らなかった。伝説の大魔術師〈ケラプティス〉がその山の奥深くに姿を消して以来、1300年が経過していた――。 今やかれの名を知る者はほとんどないが、かれがその地下に築いた迷宮(ダンジョン)は、今なお邪悪な罠、謎かけ、モンスターの数々を擁して、冒険者達を待ち受けているのだ。読者であるあなたは、凄腕のレンジャーである〈ジャスティカー〉率いるパーティーとともにある目的のため、この邪悪な迷宮に挑んで生きのび、その謎をとかねばならない。幸運を祈る!
  • 文明怪化奇談

    文明怪化奇談

    小説・文芸

    3.5
    1巻2,640円 (税込)
    幕末から明治へ――文明開化の激流の中を駆け抜けた新聞記者たち。 内国勧業博覧会の「死のダンス」、日比谷焼討事件を照らした怪光、怪屋敷「二笑亭」に隠された秘密……数々の異聞を目撃した記者たちが、紙面外に封じられた“怪談”を語り始める。
  • 妖怪少年の日々 アラマタ自伝

    妖怪少年の日々 アラマタ自伝

    小説・文芸

    4.4
    1巻2,970円 (税込)
    貪るように本を読み、平井呈一、紀田順一郎などの師匠たちに師事した学生時代から、六十歳を超えついに現実世界で出会った「目に見える妖怪」の記憶まで、日本を代表する知の巨人が人生の軌跡を振り返る初の自伝!
  • シム・フースイ【全5冊 合本版】

    シム・フースイ【全5冊 合本版】

    小説・文芸

    -
    1巻3,080円 (税込)
    新しい家にカビが異常に繁殖する。妻がノイローゼになり困り果てた小林正彦は、半信半疑で風水師・黒田龍人の事務所の扉を叩いた。風水師は土地や建物を看て吉凶を判断し、適切な処置を施す。調査を開始した黒田は、恐るべき邪気の存在を知る――。黒田龍人が活躍する、シム・フースイシリーズ全5冊の電子合本版。 ※本電子書籍は「シム・フースイ Version1.0 ワタシnoイエ」~「シム・フースイ Version5.0 絶の島事件」の5冊を合わせた合本版です。
  • 新装版 花の王国 1

    新装版 花の王国

    ビジネス・実用

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    1~4巻3,762円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 博物図譜の名品を選び抜き、植物に関する伝承や信仰、発見・栽培史を解説した、他に類を見ない画期的な「花の図鑑」新装版1巻。
  • 帝都物語【全6冊 合本版】

    帝都物語【全6冊 合本版】

    小説・文芸

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    1巻4,378円 (税込)
    関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。全6冊電子合本版。 ※本電子書籍は「帝都物語 第壱番」~「帝都物語 第六番」の6冊を合わせた合本版です。
  • 普及版 世界大博物図鑑 1 蟲類

    普及版 世界大博物図鑑

    ビジネス・実用

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    1~7巻4,576~5,456円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1980~90年代に刊行された荒俣宏の大著「世界大博物図鑑」シリーズ全7巻が、手に取りやすい縮刷版で復刊!
  • 帝都物語シリーズ【8冊 合本版】

    帝都物語シリーズ【8冊 合本版】

    小説・文芸

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    1巻5,764円 (税込)
    関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。『帝都物語』『新帝都物語』シリーズ8冊電子合本版。 ※本電子書籍は「帝都物語 第壱番」~「帝都物語 第六番」と「新帝都物語 維新国生み篇 上」「新帝都物語 維新国生み篇 下」の8冊を合わせた合本版です。

ユーザーレビュー

  • すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる

    Posted by ブクログ

    2012年に講談社から出た『0点主義――新しい知的生産の技術57』の改題リノベ版。
    13年前の著書を、昔ふうに言えば「ハサミでチョキチョキ、ノリでペタペタ」、そこにアップデートした情報を加え、見違えるものに作り変えてしまった。新たなキャッチフレーズは「AIに勝てる私的生活を見つけるために」。新たな書名『すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる』も至言。
    たんなる勉強術や生き方の本ではない。ウンチクやトリビアも満載、読み物としてしても引き込まれる。もちろん、荒俣風のライフスタイルも追体験できる。
    全10章、79節。節のタイトルがいい。「バカになればニッチが見える」「目の前に来たバスに飛び乗れ!」「自分をペテンにかける」「ライブ感を持って授業のメモをとる」「賢くなければバカになれない」、etc。若い読者にとっては、よいアドバイスになる。しかし、それだけではない。極めつけはこれ。「定年退職後に「勉強しよう」では遅い」!

    0
    2026年07月30日
  • すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる

    Posted by ブクログ

    "知の怪人"アラマタ77歳が辿り着いた境地は、カンフーマスターブルース・リーと同じであることが感慨深い

    「Be water, my friend」

    "好きなことをして生きていく"とか、"冒険のような人生"なんて、夢見る若者の特権みたいに思っているオトナたちを見て、アラマタさんはきっとニヤニヤしてる
    「誰でもいつでもできる簡単なことなのになあ」と呟きながら(^^)


    バスに乗ろう!旅に出よう!

    It’s deeply moving that the “Monster of Knowledge” Aramata, at 77, has reached the same state of mind as kung fu master Bruce Lee.

    “Be water, my friend.”

    Watching adults who think that “living by doing what you love” or “a life like an adventure” are privileges reserved only for the young dreamers, Aramata-san must be grinning to himself, murmuring,
    “It’s actually something anyone can do, anytime.” :-)

    Let’s hop on a bus! Let’s set out on a journey!

    0
    2026年03月14日
  • 完訳ビーグル号航海記上

    Posted by ブクログ

    後に『種の起源』で有名になる22歳のダーウィンによる5年間に渡る調査航海の記録。

     以前読んだ、ダーウィンの『ミミズと土』(平凡社ライブラリー)がとても面白かったので、他の本も探していた。『ミミズと土』は晩年の研究だったので、研究室に篭っている印象が強かった(狂気的な執念でミミズを観察するその姿勢が何より面白かったわけだが)が、本書は若かりし頃のダーウィン。その対比が面白く文章も溌剌としていて、ワクワクする探検の気分を味わうことができる。
     当時南米は未開の土地で、出会うもの全てに驚きと感動が満ちていて、昨今のグーグルマップを開けばどこに何があるのかわかる状況を照し返すと、不便で危険ではあるが羨ましく感じる。若き研究者ダーウィンの生き物や地質ひとつひとつに細かな目を向ける姿勢は、終生まで変わらなかったのだなと嬉しくなる。

     子供の頃に読んだ冒険譚のワクワクを、大人になった今でも同じ気持ちで読めることが何より嬉しかった。専門的な名称も多く、なかなか想像するのが難しい箇所もいくつかあったが(特に地質学周り。ダーウィンも最後のまとめは読み飛ばして良いと書いている)、本書下巻の荒俣宏氏の解説でも「読みやすい文章になるよう手を入れた」とあり、ほとんどは研究者でなくても読める内容になっていて、10代の学生でも十分に楽しむことができると思う。スマホで調べながら読むと勉強にもなる(今もまた良い時代である)。
     また、これも荒俣宏氏の手によるものだと思うが、挿絵が豊富に載せられており、そのどれもが当時に近い博物画から選び抜かれていて、本書の雰囲気作りに一役かっている。
     荒俣宏氏の解説にあるが、この多くの人にお勧めできる良書が、100年近く完訳がされないままだったことは驚きだが、「ダーウィン著、荒俣宏訳」という贅沢な本が読めるようになったことは幸せというしかない。

    1
    2026年02月02日
  • すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる

    Posted by ブクログ

    色々ごっちゃ混ぜだった。根本は一緒なんだけど、枝の部分をたくさん読んで、根本を理解するって感じの本だった。
    すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる。
    時間の経過などもあって、頷ける言葉。
    やっぱ荒俣さんの本、面白いなあ。

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    2025年12月17日
  • 戦争と読書 水木しげる出征前手記

    Posted by ブクログ

    徴兵されて戦場に行くとなれば、死というリスクが目の前にはっきりと現れてくる。戦争などなく、病気になる可能性はありながらも、多くの人は70年、80年を超えて長寿を全うできる(現在なら100歳を超えても元気な人は沢山いる)。戦争という暗い空気が世の中を支配している。そこに自分が20歳前後の若者で真っ先に戦争に連れて行かれる可能性がある年頃なら、戦場という大きな恐怖、国のために自らの命を捧げることへの意義、自分がこの世に生まれてきた意味など、凡ゆる考えが頭の中を巡っただろう。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者として誰もが知る水木しげる氏も、この時期、その様な苦悩の中で生きていた。同氏の代表作としては、前述の妖怪漫画が有名であるが、本人が徴兵され派遣された南方ラバウルでの戦争体験に基づく戦記物を描いたことでも知られている。寧ろ戦争で片腕を爆撃により失いながらも生き延び、戦場での出来事を生々しく描き切った戦記物「総員玉砕せよ!」の方が有名かもしれない。近年はそんな水木の生涯を扱ったドラマなども話題となった。
    同氏は真珠湾攻撃に端を発して、日米が衝突した太平洋戦争に於いて、日本が開戦からの快進撃により支配下に置いていた南太平洋の島々がアメリカの反撃により次々と奪われていく様な状況で召集を受ける。徴兵前の身体検査では、極度の近視により乙種合格ではあったが、これは兵士として戦うには支障のない判定である。よって、水木はやがて訪れる戦地への赴任を控えた状況にあり、その戦地は正に日本軍が玉砕を続けているような、「死」が避けられ難い事を充分に理解していた。
    本書はその様な状態にある水木が描いた日記である。日記に描かれているのは死への恐怖と、それを克服するための手段を読書に求め、それでも乗り越えることが難しく苦悩と葛藤を続ける水木の姿を垣間見ることができる。当然、日記は他人に見られる事を意識せずに描いたものだから、書いた瞬間の本人の気持ちを嘘偽りなく吐き出したと言っても良い(中には後から見つかる事を期待して装飾して描かれた日記もあるが)。日記を付ける間隔にもよるが、毎日付ける場合だと(私も学生時代は毎日付けていた)、日々の一寸したことにも感覚が敏感になり、情緒の不安定さを見つけ出す良い記録簿になっていたりする。水木は日々聖書やらゲーテについて書かれた書籍を読みながら、何かがその日にあったのではないかと想像させる様な情緒の不安定さを見せる。ここであくまで現在を生きる我々の平和な感覚とは違う事を認識しなければならない。我々が日々苦しみ悩むのは(不治の病でもない限り)死を伴わないものが大半だ。だが水木の苦悩はその死に対する恐怖と、それを克服したい(克服しなければならない)という感情がベースになっている。それは現在を生きる私には到底辿り着けない思考領域である。水木は前日までの自分を否定し、当日の頭とお尻の文中に於いても考え方の変化や逆戻りを見せるなど、正に日記だからこそただ吐き出されるがままの心の内を見せてくれる。
    本書は水木の下で働き水木から戦時中の話を直接聞いた筆者が、この発見された水木の日記に解説を加えるとともに、戦時という特殊な状況における、読書の果たした役割を考察していくものである。前半の水木の日記自体はかなり読み辛く感じるかもしれない。だが最後まで本書を読んだ後に、改めて前頁の日記を読み直す事をお勧めしたい。水木の精神状態になり切って涙するかもしれない、大切な人を思い出すかもしれない。そんな一冊だ。

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    2025年09月21日

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