コナン・ドイルの作品一覧
「コナン・ドイル」の「憂国のモリアーティ」「シャーロック・ホームズの思い出」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「コナン・ドイル」の「憂国のモリアーティ」「シャーロック・ホームズの思い出」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
私的シャーロック・ホームズを読もうキャンペーンの第三弾にして、シリーズ一作目です。構成として、犯人が捕縛された直後から、第二部「聖徒たちの国」が始まり、世界観が切り替わって驚きました。編集部注釈により、作中の宗教のありようは実際とは異なることが示されていますが、当時の世論や世相が垣間見える気がして、引き込まれるように読み進めました。
また、第一部には、あまりにも有名な以下のセリフが出てきて大変興奮しました!
”人生という無色の糸桛には、殺人というまっ赤な糸がまざって巻きこまれている。それを解きほぐして分離し、端から端まで一インチきざみに明るみへさらけ出して見せるのが、僕らの任務なんだ。“
今回もめちゃくちゃハラハラドキドキしながら読み進めることができて、最高に面白かったです。
そして、ヘルダーがメインの話!この先の展開もめちゃくちゃ楽しみです。
Posted by ブクログ
原典の短編を上手く盛り込んで整合性が取れる流れになってるのがすごい。
『まだらの紐』の結末は知ってるから、『憂国〜』のキャラクター達がどう動くのかただただ楽しく追えたし、『技師の親指』はどう『憂国〜』に盛り込むのかと思ったけど、ヘルダーさんの過去に絡めてきたのも上手いな!って。
それぞれの原典を読み返したくなった。
ただ、『憂国〜』の方はハザリーさんどうなったんやろ…。
原典ではハザリー自身がジョンの元に治療を受けに駆け込んでるけど、あの終わり方だと、『憂国〜』の方は亡くなったんかぁ…。
時系列的にもヘルダーさんの『過去』やからなぁ…。