渋沢栄一の作品一覧
「渋沢栄一」の「現代語訳 論語と算盤」「論語と算盤」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渋沢栄一」の「現代語訳 論語と算盤」「論語と算盤」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
まず読みながら感じたのは、昔も[今の若者は良くない]といった年齢を重ねた後、自分の体験談と比較をし、若者を蔑む発言があったのだなと感じた。人間の性質上、昔の経験談が美化され、なぜか対等でない今の時代と比較をして、優越感に浸りたいのだろう。私はまだそういった年齢ではないので自分を律し続け若者を蔑む発言はしないよう心がけたい。
完読後は、以下が自分の中で印象に残った。
•人は親や目上の人を敬わなくてはならないということ。
•逆境という言葉があるが、自分で作った逆境もあれば、自分以外からの逆境もある。自分で作った場合はそれを作ってしまった原因があるということ。自分以外の逆境はそうなってしまったからに
Posted by ブクログ
渋沢栄一は単なる実業家ではなく「近代日本の礎を築いた人物」としての栄一の姿が鮮明に浮かび上がりました。渋沢は天命論や社会奉仕の思想を説きながら、忠義・信頼・敬意といった道徳的美徳を、実業の現場でいかに実践すべきかを具体的に示しています。その思想は単なる理想論ではなく、実社会で役立つ生きた規範として読む者に迫ってきます。
特に27歳で徳川昭武に随行しパリ万博を視察した経験は、彼にとって決定的な転機だったように思います。欧州諸国の制度や社会の在り方を直接見聞したことが、その後の日本における実業の方向性を決定づけたと言えるでしょう。帰国後は「商法会所」の設立、大蔵省での国づくり、そして第一国立銀行