山と溪谷社 - タメになる作品一覧

  • ヤマケイ新書 東京発 半日徒歩旅行 調子に乗ってもう一周!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 休日にどこかへ行きたいけれど、1泊でいくほど時間もない。 あるいは、休日にうっかり寝坊したけど、外は晴れていて家でただのんびりするのはもったいない。そこで、この1冊。 休日に、歩いて、見て、知って、ちょっぴり心がリッチになるプチ徒歩旅行ガイドの決定版です。 大好評『東京発 半日徒歩旅行』の第2弾! ・紹介エリア 第1章【歴史と遊ぶ徒歩旅行】 佐倉とオランダ風車(千葉県)/鬼平江戸処とさいたま水族館(埼玉県)/分福茶釜と館林(群馬県)/諏訪大社と諏訪湖(長野県)/大谷石資料館と鹿沼(栃木県)/栃木市と蔵の街(栃木県)/足利と足利学校(栃木県)、7コース。 第2章【島へ渡る徒歩旅行】 猿島(神奈川県)/妙見島(東京都)/初島(静岡県)/東京湾奥の人工島(東京都)、4コース。 第3章【乗り物も楽しむ徒歩旅行】 碓氷峠鉄道文化むらとアプトの道(群馬県)/赤岩渡船と大泉町(埼玉県・群馬県)/越中島支線と亀戸天満宮(東京都)/みの石ボートと嵐山(神奈川県)/筑波山とロープウェイ&ケーブルカー(茨城県)/水上バスと隅田川(東京都)/ユーカリが丘線と結縁寺の谷津(千葉県)、浦賀の渡しと観音崎(神奈川県)、大室山登山リフトと一碧湖(静岡県)、八高線と児玉と塙保己一(埼玉県)、10コース。 第4章【唯一の「村」を徒歩旅行】 長生村(千葉県)/清川村(神奈川県)/東秩父村(埼玉県)/檜原村(東京都)、4コース。 第5章【里山を徘徊する徒歩旅行】 陣馬街道と佐野川の茶畑(東京都・神奈川県)/守谷野鳥のみちと間宮林蔵記念館(茨城県)/嵐山渓谷と鬼の神社(埼玉県)/塩山と干し柿(山梨県)/寄居と風布のミカン畑(埼玉県)/小野路(東京都)/横瀬の棚田と秩父(埼玉県)/高崎と達磨寺(群馬県)/三富新田と所沢航空記念公園(埼玉県)、9コース。 第6章【水辺に沿って徒歩旅行】 大貫と東京湾観音(千葉県)/佐原と伊能忠敬(千葉県)/大磯(神奈川県)/長瀞と平賀源内(埼玉県)/手賀沼(千葉県)/見沼通船堀(埼玉県)、6コース。 第7章【旧道・旧線を辿る徒歩旅行】 箱根旧街道と関所(神奈川県)/青梅鉄道福生支線跡と草花丘陵(東京都)/笹子峠と矢立ての杉(山梨県)/荒玉水道道路(東京都)/三鷹の軍用線路跡と東京スタディアム(東京都)/日光杉並街道(栃木県)/西武安比奈線廃線跡(埼玉県)/町田の戦車道路、8コース。 関東甲信東海津々浦々全48コースを収録!
  • ヤマケイ新書 東京発 半日ゆるゆる登山
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朝寝坊しても大丈夫! 都心から6時間で行って登って帰ってこられる ゆるゆる登山案内。 寝坊したから、時間がないから、と せっかくの休日に山をあきらめるのはもったいない。 そこで東京都心のターミナル駅を基点に、 半日のうちに行って歩いて登って 安全に帰ってこられるコースを ベストシーズンごとにセレクトしました。 首都圏の奥多摩、高尾、奥武蔵などの山地から 多摩や鎌倉の丘陵や里山、都心部の超々低山まで、 花や歴史、味などの楽しみをあわせてご案内します。 単に「近いから」というだけの紹介ではなく、 美しい花や知られざる文化など知的好奇心も刺激する内容が盛り込まれています。 春爛漫ののんびりウォーク、暑さを避けて爽やかな海風や滝を感じるハイキング、 秋の紅葉散歩、そして冬の静かな展望登山など。 各コースには著者本人による手描きマップと、詳細なデータ付き。
  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門
    3.8
    「登山の世界に法律を持ち込むべからず」 ――かつての山の常識が崩れつつある。 本来、社会の枠から離れ、自己責任により自由に行なわれるはずの登山の世界に、「管理」や「規制」が増えている。 山岳事故の訴訟も増えた。 そんな山の法的トラブルを回避するために、“知らない”では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。 また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。 どこでもテント泊できる? 山で焚き火をしてもよいのか? 高校生の冬山は禁止できるか? ツアー登山の事故と責任は? などなど、気になる疑問にも答えます。 [序章] 山岳事故が起きれば法律が適用される 登山が法律で規制される場面が増えている [I章]登山の規制 (1)登山の自由とその制限 (2)登山の規制のあり方 (3)山のルールやマナーと法律 (4)昨今の規制問題 [II章]山岳事故の責任 (1)山岳事故の紛争が増えている (2)どういう場合に責任が生じるのか (3)被害者にならないために (4)加害者にならないために [III章]登山のリスクとどのように付き合うか
  • ヤマケイ新書 鳥ってすごい!
    4.0
    鳥のすごいエピソード満載で驚きの連続。バードウォッチングがもっとおもしろくなる! 鳥類学の第一人者が語る鳥の巧みさ、面白さ! 200日間休まず飛び続ける鳥、地球と月を2往復する距離を飛ぶ鳥、日本列島を泳いで1周する鳥、ハチに刺されても平気な鳥、極寒に耐える羽毛の秘密、美しすぎる鳥、車にクルミを轢かせて食べる鳥、滑り台を滑って遊ぶ鳥などなど、鳥たちの巧みですばらしい技や興味深いエピソードを余す所無く紹介! 第一章 なんと言ってもすごい鳥の飛行術   第二章 羽毛は鳥の命綱   第三章 鳥はとってもおしゃれ   第四章 くちばしとつがいに見る鳥という生き方   第五章 渡りの謎 [その一] どこからどこへ?   第六章 渡りの謎 [その二] さらなる疑問を追って   第七章 カラスおそるべし! その知能の秘密   第八章 ずるがしこさの極み―托卵   第九章 遊ぶ鳥たち 終章 鳥からのメッセージ
  • ヤマケイ新書 ドキュメント御嶽山大噴火
    4.3
    2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が、突然、水蒸気爆発。 9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉のシーズン、そして昼どきの最もゆったりした時間帯、多くの登山者でにぎわっていた御嶽山が、突然、大噴火、多数の死傷者が出るという大惨事となってしまった。今回の噴火とはなんだったのか―。 生還した登山者たちの証言を中心に、救助現場からの報告と研究者による分析を交え緊急出版! 第1章「ドキュメント御嶽山の10日間」 9月27日から10月6日までを時系列にて詳細記述。 第2章「七つの証言」 実際に被災した遭難者たちの話、特に生死を分けたその瞬間を掘り下げた内容。 第3章「科学的考察」 信州大学山岳科学研究所の専門家たち、火山学、防災危機感理学、気象学の分野から分析(降灰、雪崩、土石流等)。 第4章「救助現場からの報告」 自衛隊、岐阜県警山岳警備隊、静岡消防局、災害派遣医療チーム、山小屋オーナー、 そして「サバイバーズ・ギルト」(生存者の重荷感)の対処法を災害心理学の立場からも解説。 電子版では、巻頭に災害現場の口絵が8ページ、続いて地図が掲載されます。
  • ヤマケイ新書 ナイトハイクのススメ 夜山に遊び、闇を楽しむ
    3.7
    夜の山を好んで歩くようになって三十年近くたち、ソロで数え切れないほどたくさん夜の山を歩き、延べ数千人の老若男女を闇の中へ案内してきた中野純さん。 そんな氏が「夜の山の楽しみ方」をたっぷりと解説する。 夜の山の楽しみとはなにか。 ビビりながらも闇に吸い込まれていくと、五感のすべてが鋭敏になり、落ち葉がそっと着地する微かな音にも、向こうの繁みにいる獣の息遣いにも、離れたところで咲く花の香りにも気づき、肌に触れる夜霧の一粒一粒すらも感じ取れる気がしてくる。 四季折々の変化を、五感で感じられるようになるのだ。 本書では楽しみ方だけではなく、夜の山の作法(歩き方)、心がまえ、装備、そして野生生物への対処法、さらにはスマホやデジカメでの闇の撮影術も詳しく解説。 すべて著者自身の経験から生み出されたオリジナルの「ナイトハイク術」だ。 また首都圏と関西圏での著者おすすめのナイトハイクコースも紹介している。 夜の山を歩き、山で寝っ転がると、いとも簡単に自然と一体になれる。 なにしろ暗くて自分の手足も見えないのだから。自分とまわりの境界があいまいになり、自分が闇と、山と、自然と渾然一体になる。 闇は恐ろしくもあり、美しく心地よいものでもある。 本書を読んで夜の山を歩けば「もっと闇を!」と願う日も遠くない。 ■内容 第一章 夜山の楽しみ 第二章 ナイトハイクの十二ヶ月 第三章 夜山の作法 第四章 夜山の心じたく 第五章 夜山の身じたく 第六章 夜山の獣じたく 第七章 闇の記録術 第八章 首都圏ナイトハイクコース 第九章 関西ナイトハイクコース
  • ヤマケイ新書 日本の火山に登る 火山学者が教えるおもしろさ
    3.7
    気鋭の火山学者・及川輝樹氏がわかりやすく解説します。 御嶽山噴火以来、活動的火山特別措置法が改正され、 安全対策などが都道府県に義務づけられました。 噴火災害など火山といえばネガティブなイメージをもちがちですが、 実は火山はこの国土にはかりしれない恵みをもたらす存在であるのです。 火山を取り巻く現状を踏まえ、火山というフィールドをどう楽しむか。 気鋭の火山学者・及川輝樹氏がわかりやすく解説します。 【第1章 日本の山のほとんどは火山】 あなたの登る山も火山/火山はどうして噴火する?泡の力/噴火の種類/活火山とは?/あの山もこの山も火山と関係 ほか 【第2章 火山に登る楽しみ】 噴火の痕跡を楽しむ/火口を楽しむ/展望、温泉、生きている火山/火山登山と地形ほか 【第3章 火山に安全に登るには】 火山の登山は危ない?/それでも備える。事前準備が大切/火山に登る際の事前調査/火山の警報/ 特別な装備はいらない でもヘルメットはあったら良い/万が一噴火に遭遇してしまったら/退避壕(シェルター)は万能?/怖い火山ガスほか コラム 2011年大震災以降、噴火は増えていない 【第4章 火山学者の視点で火山を歩く】 《蔵王火山》最長の山脈の上にある火山/長く大きな蔵王火山/なぞのロバの耳/いわゆる馬の背“カルデラ”/火口湖御釜 東北有数の噴火記録の残る火口  《八ヶ岳》高く長大な山稜をなる火山/古い南八ヶ岳と新しい北八ヶ岳/かつて日本の最高峰/平安時代の大崩壊/活火山でもある八ヶ岳 北横岳/小さな火口 地獄谷 《霧ヶ峰・美ヶ原》本当の高原を作る火山/追分地溝/鉄平石  《北アルプスの火山》火山のあるアルプス/火山活動とともに隆起する北アルプス/多段階に成長する火山/白馬大池火山/立山(弥陀ヶ原)火山/上の廊下から雲ノ平周辺の火山/乗鞍火山 《焼岳》上高地を生んだ焼岳/梓川の変遷/今だって氷河期/上高地にしか生き残れなかった化粧柳/北アルプスで一番活発な火山 焼岳/明治・昭和初期の噴火/謎だった大正池の噴火ほか/ミニガイド 焼岳に登ってみよう 《御嶽山》長く複雑な歴史/実は活発 御嶽山/ここ数百年も噴気活動は続く/1979年噴火と2014年噴火 《霧島山》加久藤カルデラ/活火山としての霧島山/韓国岳のミヤマキリシマの謎
  • ヤマケイ新書 日本の森列伝 自然と人が織りなす物語
    5.0
    本書は、元・共同通信経済部記者であり森林インストラクターでもある著者が訪ねた、日本全国の12の森のルポです。 国土の約7割が森林に覆われている日本は、世界でもトップクラスの森林国です。また、日本列島は南北に長く、多様な気候・地形が、北から南まで個性のある森を育んでいます。 これらの森の傍らには、常に「人」の姿があります。太古の昔から、日本人は森と暮らし、森の恩恵を受けて命をつないできました。 日本の森の60%は天然の森ですが、人との関わりを持たない、いわゆる「手付かずの森」はほとんどありません。 日本人の暮らしから森の姿が消えつつある今だから知っておきたい、日本の森の多様性、そして人との関わりの歴史を取材した一冊です。 「ブナ、10万年の彷徨 北から南へ、そしてまた北へ」北海道黒松内・北限のブナの森 「厳冬の季節風が巻き起こす砂嵐、植えても植えても枯れる辛苦の400年」山形県・庄内海岸砂防林 「豪雪の山で生き抜く人と植物たちのしたたかな知恵」福島県・奥会津源流の森 「冬の豪雪と夏の霧、離島が育んだ知られざる神秘の森」新潟県佐渡島・新潟大学演習林 「屋久島をはるかに凌ぐ巨大スギ群、謎に満ちた生態」富山県立山・稜線を覆うタテヤマスギの森 「埋没林が語る巨木伝説、太古の森はなぜ海底に沈んだのか」富山県・魚津洞杉の森 「標高1500mの稀有な高層台地に秘められた300年伐採の歴史」長野県松本市・上高地の森 「フィリピン海プレートが運んできた大地」静岡県伊豆半島・天城山の森 「宗教と国家権力に翻弄されながら今に続く森」滋賀県・比叡山延暦寺の森 「神鹿降臨に始まる神の山は、シカの食害で衰退の危機」奈良県・春日山原始林 「南限のトウヒ白骨林が教えてくれるのは、人災か自然現象か」紀伊半島・大台ヶ原の森 「汽水域に生きる不思議の樹木たち」沖縄県西表島・マングローブの森 ※米倉久邦 1942年東京生まれ。68年早稲田大学大学院卒、共同通信社に入社、ワシントン特派員、 経済部長、ニュースセンター長、論説委員長などを経て、現在はフリージャーナリスト。高校・大学時代より山に親しむ中で、「森」への関心を強め、57歳で森林インストラクターの資格をとる。日本山岳会会員、森林インストラクター、東京スキー山岳会会員。 著書:『森をゆく―「人と森のかかわり」を訪ねて』『そうだ、山へ登ろう! - 森林インストラクターになっちゃった』六十歳から百名山』他
  • ヤマケイ新書 日本の山はすごい! 「山の日」に山を考える
    3.0
    なぜ国民の祝日「山の日」ができたのか。それは日本の山がすごいから。世界に誇れる日本の山の実力を知っていますか? 国民の祝日「山の日」の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。 重要なのは「山に親しむ機会を得る」ということ。山は、知れば知るほど面白い。 山に親しみ、山を理解すればするほど、山の恩恵に対する感謝の念はさらに深まる。 すべての人々が日本の山を知り、理解する手助けとなる解説書として、日本の山がなぜすごいのかをご紹介するのが本書です。 日本の山はすごい!世界に類のない自然の宝庫であり、長い歴史のなかで培われてきた山の文化がそこにある。 日本人と山とのかかわりについて理解を深め、日本の山の魅力を再発見するための情報を広くコンパクトにまとめた解説の書です。 1、「山の日」ができるまで 2、世界にも希有な日本の山岳景観(地質・植生) 3、山に神仏を見、尊んできた日本人(歴史) 4、芸術の源泉としての山を知る(文化) 5、山登りが心と体にいい理由(登山の効用) 6、山を守り将来に伝えるには(環境保護)
  • ヤマケイ新書 日本の山を数えてみた データで読み解く山の秘密
    3.0
    国民の祝日「山の日」に山を深く知るための深いデータが満載! 全国1万8000の山を調査・分析することによって、日本の山の知られざる一面が明らかに。 国土地理院の地形図に記載された日本全国の山、約1万8000山をすべて数え上げ、データ化、調査、分析してみると、意外な事実が浮かびあがってきた。 山名の読み方や名前の由来、分布などについて、多角的に分析を試みた山名蘊蓄本。 難読山名、干支の山、人名の山、数字の山、三国境の山、etc。 すべての山を数え上げたからこそ明らかになった、山と名前の意外な一面が明らかになる。 ○○岳と○○山、多いのはどっち? 分布の傾向は?  読めるかな、難読山名=行縢山 英彦山 石裂山 御座山 牙山 瓢ヶ岳 等々。 また、統計として役立つように47都道府県それぞれの県の山の数や、標高順位なども収録。 山の日に向けて、「山」をより深く理解するための一冊。
  • ヤマケイ新書 萩原編集長 危機一髪! 今だから話せる遭難未遂と教訓
    3.0
    どんなベテランであっても、どんなに慎重な計画を立てたとしても、山の遭難をゼロにすることはできない。 自然の中に潜む危険は、ときに人間の想像をはるかに越えることがあるからだ。 山岳雑誌『山と溪谷』やクライミング専門誌『ROCK&SNOW』の編集長をつとめ、 NHKの登山番組「実践! にっぽん百名山」で「萩原編集長」の愛称でレギュラー解説者をつとめた筆者が、 50年の登山歴のなかから「あれは本当にヤバかった」という経験をピックアップ。 「命を落としかけたシリアスな体験」から「笑い話で済んだささやかな失敗談」まで、 18の危機体験談を教訓ともに紹介する。 (内容) 第1章 落石 1、北岳バットレスの岩雪崩(北岳) / 2、見えない凶器(笠ヶ岳穴毛谷) / 3、雨の日の側撃弾(水俣川) / 4、カモシカの殺意(鷲羽岳ワリモ沢) 第2章 雪崩 5、豪雪のクリスマスプレゼント(笠ヶ岳) / 6、生死を分けた1メートル(NZサザンアルプス) 第3章 落雷 7、雷雲は冷気とともに(東沢乗越) / 8、雷接近。花より命(前穂吊尾根) 第4章 滑落 9、ジャンダルムの脆い盾(ジャンダルム) / 10、転落は忘れたころにやってくる(谷川岳) 第5章 道迷い 11、白い迷路(栂海新道) / 12、残雪に消えた道(高原山) 第6章 強風 13、独立峰の魔の風(羊蹄山) / 14、風が奪ってゆくもの(富士山) 第7章 危険動物 15、振り向けばそこに熊(平標山・小岳・高桧山) 第8章 高山病 16、人生最大の頭痛(エベレスト街道) 第9章 ヒマラヤ 17、氷壁に消えた灯(アウトライアー) 第10章 山の怪 18、奥から二番目(日光志津小屋)
  • ヤマケイ新書 刃物と日本人 ナイフが育む生きる力
    3.5
    日常から遠ざけられつつある「刃物」と人間の関係を問い直す。 判断力の未熟な子どもからは刃物を遠ざけるべきという風潮とともに、ひとりひとりが毎日刃物を使いながら暮らす必要性も薄れてしまった現在のニッポン。 本当にそれでよいのだろうか? そもそもの刃物の起源から、銃刀法の現在、教育現場での刃物、3.11震災の極限状態での刃物の役割など、「刃物」と人間の本質的な関係を振り返る、現場からの証言。
  • ヤマケイ新書 マタギに学ぶ登山技術
    3.0
    山のエキスパート集団「マタギ」が教えてくれる歩き方から衣食住まで網羅したサバイバル登山技術集! 山で生き残るためのマタギの叡智をわかりやすく紹介。 最新情報を追加して新書化。 【目次】 山のプロが教えてくれる古くて新しい知恵 まえがき 1章 マタギは私たち登山者の大先輩 2章 下界の摂生した生活がマタギの始まり 3章 着実にしかも自然を壊さずに歩く術 4章 軽快に山を歩くためのウエアと道具 5章 マタギ料理はダイエット料理 6章 山中で快適に暮らす術 7章 秘伝、自然の工夫・利用術 8章 マタギ流SOSからの回避 あとがき ■著者紹介 工藤 隆雄(クドウ タカオ) 1953年、青森市生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、新聞・雑誌を舞台に執筆活動を展開。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。 著書に、『富士を見る山歩き』『続・富士を見る山歩き』『富士を見ながら登る山36』(小学館)、『山歩きのオキテ』『富士山のオキテ』(新潮社)、『マタギ奇談』『定本 山のミステリー 異界としての山』『新編 山小屋主人の炉端話』(山と溪谷社)等がある。 日本大学芸術学部文芸学科講師(ノンフィクション論等)。
  • ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まちなかの川で楽しむ、驚きの自然発見! 散歩がてらに楽しめる非日常のワイルドライフ! 生きものの関係をたどっていけば、身近な川がワンダーランドに! ■内容 第1章川っぷち観察の入口  オオタカがコサギを蹴とばした!/川辺に咲く白い花/ガサガサの達人と待ち伏せの達人 ホシゴイを追ってトンネルの中へ/カモの個性を考える/ほか。 第2章 水辺・水中への視点  春の訪れは海からの魚とともに/いつまでも見ていられるニゴイ野産卵行動 川沿いの木が教えてくれること/川っぷちオーケストラ鑑賞/スイカのようなガメラに遭遇!? オオバンはクセが強い!/野良グッピーと野良キンギョ/オイカワの産卵場に固執したアオサギ/ 死んでいたウナギを食べてみた/ほか。 第3章 三面護岸河川「ガタ」 小さなドブ川に希望を見た/旅鳥、タシギと出会う/コイ五百匹!? 脅威のガタ開き! 足跡から夜の世界を想う/鳥たちのゲ○を調べる/ほか。 第4章 動物たちの回廊としての川 イノシシの足跡をたどる/イバラドームとは?/ケモノたちにとっての回廊/鶏小屋が襲われた! キツネを追って太古の海の岬に立つ/ほか。 第5章 川ミミズとの出会い 川底から虹色に輝くミミズが現われた/砂金のように輝くグリーンダイアモンド/川を泳ぎ、壁を上ってコケを食む/ほか。 最終章 武蔵野の川っぷちで考えた 関係をたどる楽しみ/ほか。 ■著者について 若林 輝(わかばやし・てる) 1972年、東京都生まれ。埼玉県在住。 父に連れられ多摩川・是政橋周辺でクチボソとダボハゼ釣りをしたことが水辺好きの始まり。 以来、武蔵野台地の空き地や水辺が遊び場に。東京水産大学(現海洋大学)で 修士課程まで「サケ科魚類の産卵行動および仔稚魚時の種間干渉」を学ぶ。 一番の趣味はサケ・マスの産卵行動観察。 釣りなどの自然活動をテーマに雑誌や書籍の企画・編集・執筆・出版を行う 編集プロダクション兼出版社「RIVER-WALK(リバーウォーク)」代表。 社名を冠した川歩きと渓流釣りの雑誌『RIVER-WALK』を発行。
  • ヤマケイ新書 明解日本登山史
    4.0
    「エピソードで読む日本人の登山」   登山の世界を深く知り、より楽しむためには登山史の知識は不可欠です。 最近の登山者人口の増加とともに登山史に興味を持つ人が増えていますが、山崎安治「日本登山史」(1969)以降、通史としての登山史の本は出ていません。 そこで、『目で見る日本登山史』「ふるさと百名山」などで普遍的な史観による登山史を執筆してきた登山史研究家・布川欣一さんが、日本登山史の概論を、コラム「エピソードで読む登山史」、年表とともに解説します。 明解な内容、軽便な新書判で、幅広い読者が手に取りやすく、手許に置いて便利に使える山の教養書です。
  • ヤマケイ新書 山小屋クライシス 国立公園の未来に向けて
    3.7
    多くの登山者が利用する日本の山小屋が存続の危機に瀕しています。 これは、戦後に制定された日本の国立公園制度が抱え続けてきた課題が、新型コロナウイルス禍を経て、 現実的な問題として表出し、制度が限界に近づいているひとつの証です。 山小屋に切迫している数々の問題を紹介しながら、日本の国立公園、 ひいては自然環境・観光行政の在り方について考え、提案する一冊です。 ■内容 まえがき コロナ禍が浮き彫りにする山小屋の問題 第1章 山小屋が抱える諸問題 1 ヘリコプター問題 ヘリの機体減少に伴って急浮上してきた山小屋への物資輸送問題。 それまで山小屋が抱えてきた山小屋運営の構造問題点。 2 登山道整備問題 登山道崩壊の原因と修復方法・その後のメンテナンスの現状から見えてくる登山道管理の問題点。 3 山小屋改修問題 山岳地という特殊な環境が考慮されず、小屋改修に対する制約、エクステリアに関する条例、国有林管理など、 さまざまな種類の管理体制が入り乱れた状況から起こる問題点。 4 トイレ問題 富士山の「トイレットペーパーの川」現象で社会問題になった山のトイレ問題。バイオ化導入の状況とその効果、 設置後の環境に対する影響評価、管理者や補助金制度などの問題点。 第2章 国立公園の未来を考える 前章で明らかにした国立公園内の山小屋に関わる諸問題が、なぜ、表面化しているのか。 法律や歴史、国家予算などを踏まえて紐解くとともに、日本との比較として米国、英国の国立公園行政を紹介。 1 日本の国立公園 2 アメリカの国立公園 3 イギリスの国立公園 第3章 対談「これからの国立公園」 日本の国立公園と山小屋が進むべき方向性と可能性を探るべく、 北海道大学大学院農学研究院准教授・愛甲哲也氏と雲ノ平山荘主人・伊藤二朗氏が対談。 あとがき ■著者紹介 吉田 智彦(よしだ・ともひこ) 1969年、東京都出身。 20代半ばに勤めていた会社をやめて、ニュージーランド、カナダ、アラスカなど諸国をまわる。 カヤックやトレッキングを通じて自然と人間のあり方を考えるようになり、エッセイ、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。 サンティアゴ、カイラス山、インドなど世界の巡礼路を歩き、全熊野古道、四国八十八カ所霊場を踏破。 現在は、日本独自の文化に注目し、埼玉県の農村歌舞伎や琵琶湖の沖島を取材している。
  • ヤマケイ新書 山のABC Q&A 登山の基本
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登山計画の立て方から危機管理術まで、登山の基本が一冊に。 山登りビギナー必携の登山入門書が登場! 山に登りたいけど、なにから始めればいいのかわからない。 そんな山歩きビギナーに向けた、登山の基本が詰め込まれた一冊です。 登山計画の立て方から装備の選び方、山での歩き方、緊急時の対応まで、Q&A形式でわかりやすくまとめています。 1、山に行く前に 登山とは/山仲間/計画づくり/装備/山の食べ物/トレーニング 2、山を歩く 山へのアクセス/歩き方/地図/気象/山小屋/テント 3、山登りのヒント編 山のマナー/山をもっと楽しむ/山の危機管理 巻末付録 登山用語辞典
  • ヤマケイ新書 山のABC 山の安全管理術
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不安なく山を歩くために、知っておきたい安全管理の基礎知識を新書サイズで。 登山歴・技術レベルに関係なく読める「安全管理の考え方」。 登山者が覚えたい「実践ノウハウ」を紹介します。 山登りをする際に、必ず身につけておきたい安全管理の基礎知識を解説。 執筆や講座などを通じて安全登山に取り組んできた登山ガイドの著者が、実体験を交えて考え方やノウハウを紹介します。 ■危険の予測・山での危険を知ろう  遭難の傾向/危険な季節・時間、場所、行動 ■回避と対処・危険は未然に避けられる  プランニング・準備の段階でできること・登山時にできること・登山計画・様々な遭難 ■セルフレスキュー  ビバーク・搬送法・ロープワーク・ファーストエイド ■救助要請とその後  救助要請方法・救助する側のリスク・発見してもらうために・民間の救助隊、捜索・救助費用 ■著者紹介 木元康晴(きもと・やすはる) 日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅢ、山岳スポーツ指導協会会員。 東京都山岳連盟 海外委員。航空自衛隊、印刷・デザイン・出版業界、議員秘書を経て、2009年に登山ガイドとして独立。岩壁登攀、沢登り、雪山登山を好み、ネパール、ヨーロッパ、北米・南米などでの登山・トレッキング経験も豊富。
  • ヤマケイ新書 山の神さま・仏さま
    4.0
    山登りがもっと楽しくなる「山と神仏」の雑学集。 人気登山ガイド、太田昭彦さんによる「山と神仏」にまつわる書き下ろしエッセイ。 山に関連する神様の話や、登山道で見かける宗教遺跡の謎、山麓に伝わる伝説などについて、わかりやすい語り口で解説しています。 また、山岳修験者はなぜ命懸けで修業するのか、仏教に学ぶ安全登山の知恵、願いが届くお参りの仕方といった、読んで面白く、ためになる情報も満載です。
  • ヤマケイ新書 山の観天望気 ~雲が教えてくれる山の天気~
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山で見かける雲の特徴を知る楽しみや、急変する山の天気から身を守るリスクマネジメントを紹介します。 株式会社ヤマテンの代表・猪熊隆之さんが日本中で行なってきた人気の講習会「山の観天望気」をまとめたテクニック集。 山の天気は変わりやすい。登山中でもスマートフォンで天気の最新情報は入手できるが、いつも電波があるとはかぎらないし、麓の予報が当てはまるともかぎらない。 そんなとき、気象変化を教えてくれる身近な存在が「雲」。 山で見かける雲の特徴を知る楽しみや、急変する山の天気から身を守るリスクマネジメントを紹介します。 【本書の内容】 ■第1章 観天望気の基本 観天望気とは/雲の種類/雲ができる仕組み/平地と山で天気が違う理由/晴れている日の雲/風と風がぶつかると雲ができる?/風上側の空を見よう/晴れ巻雲・雨巻雲など ■第2章 悪天を知らせる雲とさまざまな現象 強風を知らせてくれる雲(笠雲と吊るし雲)、強風を知らせてくれる雲(レンズ雲と旗雲)/積乱雲の一生/梅雨前線と雲など ■第3章 気象のリスクから身を守る 落雷と強雨から身を守るために その1/落雷と強雨から身を守るために その2
  • ヤマケイ新書 山を買う
    3.7
    ウィズコロナの時代にブームの、「山林購入」のすべて いま「山を買う」ことがひとつのブームになっています。 アウトドア好きのお笑い芸人や人気Youtuberが山を買って存分にソロキャンプを楽しんでいたり、アイドルタレントが山を買うまでの話をテレビ番組が企画したり。 また、大企業はCO2削減・環境保護のために山林を購入を考えています。 「山ってそんなに簡単に買えるの?」 「山を買ってよかったことは?」 「山を買うときの注意点は?」などなど、 実際に山を買った人たちの話を紹介しながら、山を買うブームの考察や山林購入を取り巻く諸問題も解説。 山を買うことのさまざまな情報をまとめた気になる一冊です。
  • ヤマケイ登山学校 アルパインクライミング
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クラック、エイド、アイス、ビッグウォール、冬季クライミング……。 登り方から安全対策まで、最新アルパインクライミング技術の決定版。 大きな判型で、読みやすくわかりやすい。 アルパインクライミングとは、元来、ヨーロッパアルプスなどの氷河や雪のある山岳地域での岩稜、雪稜、岩壁、氷壁といった要素が含まれたバリエーションルートの登攀を指す。 本来の意味からいえば、日本では積雪期の山岳地帯での登攀がそれにあてはまるが、実際には山岳地帯で行なわれているクライミング全般を「アルパインクライミング」と呼ぶことが多い。 不確実な自然環境の下で行なわれる、クライミング本来の冒険性にあふれた登攀行為を着実に身に着けるための教科書が本書である。
  • ヤマケイ登山学校 フリークライミング
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ボルダリングからマルチピッチ・クライミングまで、 クライミングのすべての基本を1冊に! 誰でも手軽に始められるジムでのボルダリングから、 ロープを使ったルートクライミング、 さらにナチュラル・プロテクションを駆使したクラック・クライミング、 そしてマルチピッチのクライミングと、クライミングのジャンルが変われば、そのスタイルにふさわしい技術が必要とされます。 基本的な確保技術もふまえ、安全に、早く、うまく登れるようになるための最新フリークライミング技術が一冊になった決定版です。
  • ヤマケイ登山学校 山のリスクマネジメント
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大きな判型で、読みやすくわかりやすいヤマケイ登山学校シリーズ。 山に潜むさまざまなリスクを知り、 回避するための知識や遭遇してしまった危険に 対処する方法をわかりやすく紹介します。 第1章 プランニング コースの選び方/登山届け/万一に備える装備/天気予報/山岳保険/探索シズテム 第2章 無積雪期のリスクマネジメント 道迷い/危険箇所の通過/歩き方/熱中症/低体温症/高山病/腰痛・膝痛/悪天候への対処/火山/単独行 第3章 ビバークをする ビバークの決断・タイミング/適した場所/ビバークする 第4章 危険生物に備える クマ/イノシシ/マムシ/スズメバチ/アブ・ブヨ/ダニ 第5章 セルフレスキュー 応急手当の方法 第6章 雪山でのリスクマネジメントとセルフレスキュー
  • ヤマケイ登山学校 ロープワーク
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロープワークをはじめよう! 大きな判型で、読みやすくわかりやすいヤマケイ登山学校シリーズ。 ときに命を預けることになるロープワーク。 日本山岳ガイド協会がいま現在提唱している、 ロープワークの本当のスタンダードをカラーイラストを多用した 見やすいにまとめたロープワークの最新教科書です! [1]ロープの種類と結び方 [2]キャンプで役立つ結び方(テント、ツエルト、タープ、そのほか) [3]登山で役立つ結び方 [4]登山で役立つ結び方/上級編 [5]クライミングロープワークの基本 [6]ロープのメンテナンスなど 「ロープワークを学びたい」、「一般登山道を安全に歩きたい」など ロープワークを学び登山のスキルアップめざしたい方にお勧めです。
  • 山溪ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ツツジ、ヤブコウジ、エゴノキ、ヒイラギ、キンモクセイ、キョウチクトウ、クチナシ、スイカズラなど。 『樹に咲く花』と言う書名から、観賞用の写真集を思い浮かべるかもしれませんが、そうではありません。 山溪ハンディ図鑑『樹に咲く花』は樹木のライフステージを徹底紹介した、画期的で役に立つ樹木写真図鑑です。 この『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』ではツツジ科、ハイノキ科、モクセイ科、アカネ科、クマツヅラ科、スイカズラ科、イネ科、マツ科、スギ科、ヒノキ科などを中心に約460種類を収録しています。
  • 山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花 増補改訂新版
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旧来の合弁花類、離弁花類といった分類は廃止され、「基部被子植物・モクレン類」「単子葉類」「真正双子葉類」で構成されています。 植物全体を写した生態写真と特徴のある花や果実、葉などのアップ写真を組み合わせて掲載。植物の名称・学名・特徴・花期・分布を記している。同時刊行の『増補改訂新版 野に咲く花』に収録された植物も検索できるアルファベット順の学名索引、五十音順総合索引を巻末に収録しています。 植物愛好家はもちろん、植物の調査・研究にかかわるすべての人にお勧めします。
  • 山溪ハンディ図鑑6 増補改訂 日本のスミレ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は、山と溪谷社が2012年4月に発行した『ヤマケイハンディ図鑑6 増補改訂 日本のスミレ』第2版第4刷6を底本とし、スキャンして電子化したものです。 ミヤマスミレ、オオバキスミレ、タチツボスミレ、ウスバスミレ、アオイスミレ、イブキスミレなど。 遠く万葉の時代からスミレは日本人に親しまれてきました。山溪ハンディ図鑑『増補改訂 日本のスミレ』では日本に自生するスミレを網羅しています。 群落や生態、識別のための花や葉、雌しべや托葉の超アップなど、1100枚もの写真を駆使して、野生のスミレ150種類を徹底収録。 「黄色のスミレ基本3種の見分け方」「タチツボスミレ基本6種の見分け方」「ウスバスミレの仲間の見分け方」などの見分け方コラムや、読み物コラムも充実しています。 <目次・内容> この本の使い方 スミレの各部の名称 地上茎のあるスミレ  キスミレ類  キバナノコマノツメ類  シレトコスミレ類  ツクシスミレ類  ニョイスミレ類  オオバタチツボスミレ類  ウラジロスミレ類  タチツボスミレ類  イブキスミレ類  ニオイスミレ類 地上茎のないスミレ  スミレサイシン類  ウスバスミレ類  ミヤマスミレ類 交雑種 コラム  スミレの名前  日本のスミレの代表は?  スミレの花期  スミレの閉鎖花と実  スミレの香り  スミレの色  スミレの咲いている場所  スミレの分布型など
  • ヤマケイ文庫 アイヌと神々の物語~炉端で聞いたウウェペケレ~
    4.3
    アイヌ語研究の第一人者である著者が、 祖母や村のフチから聞き集めたアイヌと神々の38の物語を読みやすく情感豊かな文章で収録。 主人公が受ける苦難や試練、幸福なエンディングなど、ドラマチックな物語を選りすぐった名著、初の文庫化。 千葉大学文学部教授 「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修 中川裕 「ウウェペケレには、カムイ(自然、環境)との関わり方や生活の知恵がちりばめられ、人としてのあり方、心構えといったようなものについての教訓も含まれている。 主人公の受ける苦難や試練、それを解決して幸福なエンディングにいたるドラマチックな展開に心躍らせ、長い冬の夜を心豊かに過ごせるような楽しみが詰まっている。」 (本文寄稿より) 心理学者 河合隼雄 「「ウウェペケレ」は「昔話」そして「お互いの心が洗われる」ことを意味する。アイヌ研究者、民俗学者などはもちろん、人間の生死について深く考えようとする人々に広く推薦したい。」 (推薦の言葉より) アイヌ語研究の第一人者である故・萱野茂氏(第32回菊池寛賞受賞)が残した 知られざる名著『カムイユカラと昔話』(1988年刊・小学館)から、昔話(ウウェペケレ)を初めて抄録・文庫化。 著者は、幼い頃から毎日、祖母のてかってさんにウウェペケレを聞いて育った。 本書は、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の物語が、読みやすく情感豊かな文章で綴られる。 著者による冒頭解説「アイヌと神々の世界」では、著者の子どもの頃の記憶から当時のアイヌの生活をうかがい知ることができ、 ウウェペケレやカムイユカラといったアイヌの口承文芸についてもわかりやすく解説されている。 さらに、38の話すべてにわかりやすい解説が添えられ、アイヌの文化や習俗を知る意味でも面白く貴重な一冊。 文庫化にあたり、『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める研究者・中川裕氏による寄稿を収録。 〔もくじ〕 アイヌと神々の世界 萱野茂 〈神々と人間の昔話〉身代わりの美女/怪鳥とくすり水/クマと狂ったサル/カラスと赤ん坊/子どもと遊んだ神/ 村おさは化け物/犬は聞こえた/鬼の岩屋/氷の井戸/ヘビの血/二羽のカラス/私は十三人兄弟の末っ子/羽毛の海/黒ギツネのイナウ/ 三本足の大グマ/私の名はイクレスイェ/狩小屋でクモ神が夢を/スズメの恩返し/人食いじいさんと私/クマ神の横恋慕/消えたちんちん/ 着物の片袖/カツラの木の女神/魔法の小袖/エゾマツの女神/からっぽやみの女/恋路のじゃま/淫乱の群れ/リスと平原の化け物/ 七人目の婿/四つ爪のクマ/キキンニの女/女のたしなみ/妻が私に筋子をかけた 〈川下の者と川上の者の昔話〉パナンペとペナンぺ/ パナンペと小鳥 〈和人の昔話〉打ち出の小づち 〈言伝え〉国造りの神とフクロウ ■著者紹介 萱野 茂(かやの しげる) 1926年、北海道沙流郡平取町二風谷に生まれる。小学校卒業と同時に造林・測量・炭焼き・木彫りなどの出稼ぎをして家計を助ける。 アイヌ語研究の第一人者でアイヌ語を母語とし、祖母の語る昔話・カムイユカラを子守唄替りに聞いて成長。 昭和35年からアイヌ語の伝承保存のため町内在住の古老を中心にアイヌの昔話・カムイユカラ・子守唄等の録音収集を始め、金田一京助のユカラ研究の助手も務めた。 昭和50年、『ウウェペケレ集大成』で菊池寛賞受賞。また昭和28年からアイヌ民具の収集・保存・復元・研究に取り組み、昭和47年「二風谷アイヌ文化資料館」を開設。2006年に死去。
  • ヤマケイ文庫 アウトドア・ものローグ
    4.0
    1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋のエッセー集。 愛用ものを通して自然と向き合う心と思想を語った「アウトドア・ものローグ」三十二編と 折々の山や自然に寄せて、人と自然の関わり方を見つめた「自然とつき合う五十章」五十篇を収録しています。 アウトドアライフや登山のみならず、環境問題、古今の名著の世界も自在に筆を運び、 時を経ても新鮮、かつ、啓発的なエッセー集。
  • ヤマケイ文庫 朝日連峰の狩人
    4.0
    名狩人であり朝日連峰(山形県)のブナ林を守る環境保全活動にも尽力したことなどでも知られる志田忠儀さん。 氏の狩猟・採集や山暮らしにまつわる言葉がちりばめられた名著『朝日連峰の狩人』が文庫化!  山菜・キノコ採集やイワナ・ヤマメ釣り、ツキノワグマ狩り、キツネやテンやウサギなどの罠猟。 山中で出会ってきた動物の行動についての興味深い考察、遭難にまつわることなど、長年の経験に裏打ちされた含蓄に富む言葉を随所で読むことができます。 出版当時75歳の志田さんの話は30年の時を経た今でも色褪せず、狩猟者をはじめ動物や自然に興味がある人にも響く言葉が満載です。 ■内容 解説 まえがき ◆第一章 山暮らし 狩人とマタギ/自然とともに暮らして/達人による釣りのコツ ◆第二章 クマ狩り 昔からの巻き狩り/クマの弱点とクマ撃ち/大型動物が増え続ける/クマの習性と好物/クマの胆とクマ料理/狩人たちの仁義 ◆第三章 ワナと動物 ワナを仕掛ける/天ぷら好きのキツネ/テンやタヌキたち/アナグマとウサギの肉/小動物たちの習性 ◆第四章 山の番人 遭難は常識外の行動から/予測できない雪崩/危機に瀕する原生林 文庫版あとがき ■著者について 志田 忠儀(しだ・ただのり) 【語り】 1917年、山形県西川町大井沢生まれ。 戦前から山に入り、戦後も春はクマ撃ちやゼンマイ採り、夏は登山や釣り、秋はキノコ採り、冬は猟と、一年を通じて山とともに生きた伝説の山人として知られている。 1959年、磐梯朝日国立公園朝日地区管理人になり、1982年同管理人を退く。 この間、天狗小屋、狐穴小屋、竜門小屋の管理を西川町より任される。 月山朝日遭難救助隊長、大井沢観光協会長、自然保護に関する功労で勲六等単光旭日章を受ける。 朝日連峰のブナなどの原生林を守る会会長。民宿「朝日山の家」経営。 2016年5月23日没。 著書に『山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵』(角川文庫)、『ラスト・マタギ 志田忠儀・96歳の生活と意見』(KADOKAWA)などがある。 西澤 信雄(にしざわ・のぶお) 【構成】 1948年、滋賀県大津市生まれ。愛媛大学を卒業後、1975年から朝日鉱泉ナチュラリストの家に入る。 朝日鉱泉ナチュラリストの家代表、日本ナチュラリスト協会会員、環境庁自然公園指導員、秋田営林局保全管理協会員。 著書に『朝日連峰・鳥獣戯談』『ブナの森通信』(無明舎出版)、『みちのく朝日連峰山だより』(山と溪谷社)などがある。
  • ヤマケイ文庫 侮るな東京の山 新編奥多摩山岳救助隊日誌
    4.0
    20年間、警視庁青梅警察署山岳救助隊を率いてきた著者が、実際に取り扱った遭難の実態と検証を綴る。安易な気持ちで奥多摩に登る登山者に警鐘を鳴らす書。 著者が救助活動で携わってきた遭難を大別すると「滑落」「道迷い」が圧倒的に多いが、行方不明や疲労、軽装備によるものも後を絶たない。 著者は総じてそこに「侮り」があると指摘する。 著者が手がけた『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』(2015年、東京新聞出版局)『金副隊長の山岳救助隊日誌―山は本当に危険がいっぱい』(2007年、角川学芸出版)、『奥多摩登山考』(2002年、東京都公園協会)から顕著な事例を抽出し、新編としてまとめた一冊。 通常の山岳遭難のみならず、山中で発生した飲酒やドラッグ、強盗などの刑事事件についても解説する。
  • ヤマケイ文庫 アルプスと海をつなぐ栂海新道 夢の縦走路を拓き、守り続ける人々
    4.3
    「未開の山稜に、自分たちの手で岩盤を削り、木を伐り、藪を刈って登山道を開設しよう。山小屋も建てよう。そして海水パンツをザックの片隅に忍ばせて、高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海に飛び込むのだ」 標高2418m、北アルプスは後立山連峰の北端・朝日岳から、海抜0m、新潟県糸魚川市の親不知海岸を結ぶ登山道「栂海新道」。 今から50年あまり前、雲上のアルプスと日本海の大海原をつなぐ全長約27kmもの夢の縦走路を手弁当で切り拓いたのは、一介のサラリーマンとその仲間たちだった――。 栂海新道開拓のようすをつづった、さわがに山岳会・小野健さんの名著『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』をヤマケイ文庫で復刻。 文庫化にあたって、2014年に81歳で他界した小野さんの遺志を引き継ぎ、道の維持・管理を続ける人たちへの取材を通じ、現在の栂海新道のようすを伝える書き下ろしの新章を加えながら、小野さんが遺した開拓当時の貴重な写真をたっぷりの口絵とともに紹介。 開拓の偉業を後世に伝えるさわやかな感動をもらえる一冊。 ■内容 口絵 写真で見る栂海新道1 第一部 山族野郎の青春  第一章 栂海新道とはどのような道か  第二章 誕生、さわがに山岳会  第三章 登山道、犬ヶ岳へ達す  第四章 盗伐容疑の成り果て  第五章 山と家族  第六章 朝日岳へ、親不知へ 口絵 写真で見る栂海新道2 第二部 それからの栂海新道 第三部 栂海新道を守り続ける人々 ■著者について 小野 健(おの・けん) 1932年、福島県いわき市生まれ。 1956年、早稲田大学第一理工学部鉱山学科卒業。工学博士。 1961年にさわがに山岳会を結成し会長となる。 1962年から1971年まで、10年をかけて栂海新道を開拓。 1972年、第12回山溪山岳賞、2003年、第1回「山と溪谷」山岳環境賞、2004年、第9回NHK地域放送文化賞受賞。 2006年より糸魚川市文化協会会長に就任。 著書に『山族野郎の青春』(1971年、山と溪谷社)、『栂海新道その自然』(1988年、さわがに山岳会)、『糸魚川の自然を歩く』(編著・2007年、谷村建設)、『栂海新道ものがたり その自然と人々』(2010年、考古堂書店)、処女作を復刻した『栂海新道を拓く』などがある。 2014年3月に逝去、享年81。 吉田 智彦(よしだ・ともひこ) 1969年、東京都生まれ。 20代半ばに勤めていた会社を辞め、ニュージーランド、カナダ、アラスカなど諸国をまわる。 カヤックやトレッキングを通じて自然と人間のあり方を考えるようになり、エッセイ、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。 スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ、チベットのカイラス山など世 界の巡礼路を歩いた。 日本では、熊野古道、四国八十八カ所霊場を踏破。現在は、福井県の山村に住み、生態系を重視しながら災害に強い森づくりに取り組む。 福井かひる山風土舎代表。著書に『熊野古道巡礼』(東方出版)、月刊絵本「たくさんのふしぎ」2009年8月号『おぼん』(福音館書店)、『信念 東浦奈良男一万日連続登山への挑戦』『山小屋クライシス』(ともに山と溪谷社)。
  • ヤマケイ文庫 家の中のすごい生きもの図鑑
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奴らは敵か味方か? 家の中で見かけた得体の知れない生きもの。 「こいつはなんだ!?」「どうしよう?」「触っても大丈夫?」などと思ったことはないでしょうか。 本書は、知っているようで知らない家に棲む生きものの生活を紹介した図鑑です。 「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって、彼らのキモチを語ります。 なぜそこにいるのか、どこから入ってくるのか、家の中で何をしているのかなど、家に棲む生きものの正体が明らかになります。 対処法を記したQ&Aのページも充実。 文庫化にあたり、環境ごとの扉ページや、書き下ろしのコラム、文庫版のあとがきを追加! ■内容 はじめに 家の中のおもな生きもの相関図 家の中の生きものって危険なの? 屋内編 台所 洗面所や風呂場 押し入れやクローゼット 畳やカーペット/いろいろな部屋 屋根裏や床下/建材の中 ヒトなどに集まる 屋外編 外壁や軒下、戸袋 ベランダ 庭 土の中 居住者編 生息場所早見チャート 家の中の生きものを深く知るためのサイト、書籍
  • ヤマケイ文庫 いきもの人生相談室 動物たちに学ぶ47の生き方哲学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「生活のお悩み」「夫婦・子育てなど家族のお悩み」「仕事のお悩み」「恋愛のお悩み」「学校のお悩み」について、オオアリクイやコアラ、カピバラ、ハシビロコウなど、47種類のいきものが、自身の生態や進化を元にずばりアドバイス。 「ざんねんないきもの事典」も大人気の今泉忠明先生による監修! ■内容 生活のお悩み 夫婦・子育てなど家族のお悩み 仕事のお悩み 恋愛のお悩み 学校のお悩み 生き方を教えてくれたいきもの図鑑
  • ヤマケイ文庫 岩魚の休日 釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿
    4.0
    〝釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿〟 ご存じ、桂歌丸師匠がユーモアたっぷりに綴った釣りエッセイの名作『イワナの休日~ちょっとうるさい釣り行脚』(1986年・リヨン社=二見書房)をヤマケイ文庫にて復刊! まるで歌丸師匠の落語を楽しむようにスラスラ、クスクスと読める文章が満載です。 ■内容 第一章 渓流釣行記 ~奥利根に、めざすイワナをもとめて~ 渓流釣りの魅力/私の釣り場さがし/秘蔵の川/穴場さがし/奥利根の大イワナ/私の釣り仲間/湖のイワナと沢のイワナ/ 逃がした魚は大きい/熊さんとご対面/ヘビの知らせ/ガマに吠えられて崖を落っこちた話/釣り師変じて砂金堀り/タクシー来ねえかな/ 渓流師心得/釣り師の言い分/ビギナーズ・ラック 第二章 道具・餌談義 ~道具と餌は釣り師のいのち~ 道具じまん/なじみの店/キジ騒動/歌丸餌談義/続・歌丸餌談義/仕掛け談義/釣り師のカガミ/仇討ち/大阪の釣り/ 練り餌で釣ったギリシャの魚/あらまあ、大きなオットセイ/噺百遍 第三章 海・川・湖遍歴 ~おかしな、おかしな釣り行脚 少年時代/メダカ釣り/短気者/相模湖の釣り/ワカサギ釣りに開眼/氷に乗って漂流した話/タナゴ釣りのこと/バクチ/ゲテモノ釣り/ けものたち/ちょっと一言/にわか釣り師 あとがきにかえて 解説=若林 輝(『RIVER-WALK』編集長)
  • ヤマケイ文庫 ウルトラライトハイキング
    4.6
    ウルトラライトハイキングの思想と実践を、ポップなイラストともに解説したULH入門書、待望の文庫化! ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。 むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。 ハイカーはもちろん、自然に興味をもつ多くの方に、こんなハイキングスタイルがあることを知ってもらえたらと思います。 そしてこの本が、そんな人々に少しでも役立てば、これに勝る喜びはありません。 ※本邦初のウルトラライトハイキング解説本『ウルトラライトハイキング(2011年2月12日刊行)』を文庫化。 アメリカの3000kmを超える長大なトレイルを数ヶ月かけて歩き通す、スルーハイカー。 彼らは独自の理念で既成の商品にはない軽くシンプルな道具を自作し、 歩き通すためのノウハウを確立してきました。 本書ではアメリカ生まれのウルトラライトハイキングを解説するとともに、日本での実践方法を紹介しています。 ※著者より「ウルトラライトハイキングの「軽さ」にしか目を向けないのはもったいない。むしろ、その向こう側にある「シンプルさ」や「自然との関係」にこそ、ウルトラライトハイキングの核心があるのです。ハイカーはもちろん、自然に興味をもつ多くの方に、こんなハイキングスタイルがあることを知ってもらえたらと思います。そしてこの本が、そんな人々に少しでも役立てば、これに勝る喜びはありません」
  • ヤマケイ文庫 教えてゲッチョ先生!昆虫のハテナ
    5.0
    昆虫のオモシロイ秘密がいっぱい! 人気のゲッチョ先生が明解に説く昆虫の謎。子供も大人も楽しめる充実の一冊! 里山にある自由な校風の中高一貫校で教える理科教員のゲッチョ先生。 理科準備室には次々と生徒たちが訪れ「これナニ?」「こんなの拾った!」 とさまざまな生き物を持ち込みます。 そして、いざ解説しようとすると、「わかったつもり」になっていたことに気づく。 実は身近に見られる昆虫たちだって、よく考えると知らないことや面白い秘密がいっぱい。 そんな教員と生徒たちとの楽しいやりとりを交えつつ、ゲッチョ先生が昆虫の世界を解説します。 著者本人によるイラストも秀逸です。 ※2002年に刊行し、好評を博した『教えてゲッチョ先生!昆虫の?が!になる本 (Outdoor 21 Books)』 の文庫版。
  • ヤマケイ文庫 おらが村
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漫画家矢口高雄の隠れた名作、堂々の復刊! 令和の時代にこそ読み返したい「昭和」の貴重な物語。 802ページの大ボリューム。 東北は秋田、奥羽の山懐に包まれ、半年は雪の下に埋もれる厳しい自然、それが“おらが村”。 寂寥、倦怠、不安、欲望、喧騒、期待、そして夢とないまぜのなかで過ごす村人たち。 ゆかいな高山一家を中心に、彩り鮮やかな四季を通して矢口高雄の精緻なタッチが描く極上のヒューマンドラマ。 遠く忘れさられていく昭和時代の貴重な記録集。 【内容】 囲炉裏の章 横座/狐棲む里/鱩/師走/寒春/福寿草の香/ メメンコ/蕗のとう こぶしの章 儀衛門のクマ/カタゴの花筵/ テル坊主の池/つばくろ/ヒデコ/雨あがり 桑の実の章 ホトトギス/ 忘憂草/UFO飛来/はたおり 嫁ききんの章 律子/十三夜/渋柿/ 末枯れ/神無月/忍華/白春/ふきどり/せせらぎ/土橋/帰去来/ 春宵 段落の章 廻春 経済活動・開発・天災・人災による環境変化から現代人は逃れられない。 だが、「日本人として決して忘れてはいけないもの」を矢口先生は僕らに教えてくれる。――宮沢和史
  • ヤマケイ文庫 カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?
    3.5
    1巻990円 (税込)
    かわいい、怖い、賢い、頭が悪い、汚い、ずるい――人間が動物たちに抱いているイメージは果たして本当か? 「ずる賢い」動物の代表・カラスの研究者である著者が、動物行動学の視点から、さまざまな動物たちにつきまとう「誤解」をときあかしていく。 カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯。チョウは花だけじゃなく、糞にもとまる。 一匹狼は、孤独を好んでいるわけじゃない。 カッコウの托卵は、信じられないほどリスキー。 ハゲタカは、ハゲだから清潔に生きられるのだ! 無意識の偏見が取り払われると真剣で切実で、ちょっと適当だったりもする彼らの真の生きざまが見えてくる。 文庫化にあたり書き下ろしの原稿とイラストを収録。 ■内容 PART1 見た目の誤解  1.「かわいい」と「怖い」カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯 2.「美しい」と「醜い」ハゲタカはハゲだから清潔に生きられるのだ 3.「きれい」と「汚い」チヨウは花だけじゃなく糞にもとまる PART2 性格の誤解  4.「賢い」と「頭が悪い」胸像認知できるハトとできないカラス、賢いのはどっち? 5.「やさしい」と「ずるい」カッコウの托卵は信じられないほどリスキー 6.「怠けもの」と「働きもの」ナマケモノは背中でせっせとコケを育てている 7.「強い」と「弱い」コウモリの飛行能力は戦闘機並みに高い PART3 生き方の誤解  8.「群れる」と「孤独」一匹狼は孤独を好んでいるわけじゃない 9.「亭主関白」と「恐妻家」ライオンのオスはトロフィー・ハズバンド 10.「子煩悩」と「放任主義」カラスの夫婦だって子育てに苦労する ■著者について 松原 始(まつばら・はじめ) 1969年奈良県生まれ。 京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。 専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。 研究テーマはカラスの行動と進化。 著書に『カラスの教科書』『カラス屋の双眼鏡』『鳥マニアックス』『カラスは飼えるか』など。 「カラスは追い払われ、カモメは餌をもらえる」ことに理不尽を感じながら、カラスを観察したり博物館で仕事をしたりしている。
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
    5.0
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。 アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。 便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。 そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。 ■内容 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/「意識の時代」と「身体の時代」…ほか 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人…ほか 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/日本人よ、自分を取り戻せ…ほか ■著者について 養老孟司(ようろう たけし) 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。 1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。 1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。 昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。 著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数。 C・W ニコル(クライヴ ウィリアム ニコル) 1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。 カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。 1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。 2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)など多数。 2020年、79歳で逝去。
  • ヤマケイ文庫 寒山の森から
    5.0
    「自然のなかに身をおかなくても平気で生きていける人がいるように、そうでない者もいる……。 この本は、そうでない側の男が、都会から山へ移動し、そこで自分の心と肉体が感じたままのことを四季折々に綴ったノートであり、また山や森や川と心を通わせるためのフィールドガイドである」 40代を目前に、東京から金峰山北麓に移り住んだ田渕義雄の自給自足的田園生活のはじまりの記録である。 暮らしの喜びや苦労、さまざまなアウトドアの楽しみを軽快な筆致で綴ったエッセイの数々。 原書発刊から25年後の執筆となる単行本未収録の掌編も2編収録する。 解説・樋口明雄。 ■内容 【第1章】赤いトタン屋根の家の写真スケッチ 【第2章】小さな森の片隅で コールド・マウンテンの新参者/冬を数える/我が家の二つの薪ストーブ/冬から春へ/野山からの贈り物、山菜/ ハイランドの六月/我が菜園の愚話/イワナ釣り/秋のアウトドア・クッキング/オレゴンの旅/冬の森からの贈り物 【第3章】モーターサイクルの旅/冬の旅/ソフトハウス、又はティピー/ぼくの夏山登山/カヌーイング/村営廻り目平キャンプ場/ロッククライミング/ 鳥/夏を割る/沢歩き/マツタケ狩り/フール・オン・ザ・ヒル/冬の岩山のてっぺんで/山小屋でちょっと一泊/雪原のトレッキング/焚火学/犬と散歩/ モーターサイクル/フライフィッシング教書/八ヶ岳から帰ってきた青年/あとがき/特別収録=地付きフライロッダーのジレンマ/秋風と四方山話 【解説】樋口明雄 ■著者について 田渕 義雄(たぶち・よしお)  1944年東京都生まれ。10代、20代、30代は山登り、キャンピング、フライフィッシングと毎日がアウトドアアクティビティー。 40代に入る前の1982年、標高1400メートルの金峰山北麓の山里に移り住み、自給自足的田園生活を実践。 孤立無援をおそれず自分らしく生きたいと願う人たちに幅広い支持を持つ自然派作家であり、園芸家、薪ストーブ研究家、家具製作家でもある。 2020年1月永眠。 『フライフィッシング教書』『バックパッキング教書』『薪ストーブの本』『リバーオデッセイ』『アウトドアライフは終わらない』(以上、晶文社)。 『森からの手紙』『山からの手紙』『川からの手紙』『森暮らしの家』(以上、小学館)。 『フライロッドと人生』(地球丸)、『森からの伝言』(ネコ・パブリッシング)など著書多数。
  • ヤマケイ文庫 完全版 日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?
    4.5
    沖縄県・西表島のカマイ(リュウキュウイノシシ)から本州のクマ、シカ、イノシシ、ノウサギ、ハクビシン、カモ、ヤマドリ、北海道・礼文島のトドまで各地の狩猟の現場を長年記録してきた“田中康弘渾身の日本のジビエ紀行”完全版!! 日本各地の狩猟やジビエにまつわるレポートを豊富な写真をまじえて伝えます。 --- 日本列島へ人類が入ってきたルートは、主に3つあると考えられている。 サハリン経由で北海道、半島経由で九州北部、そして島伝いで九州南部である。 偶然であるが、今回の旅はこれらに重なる部分が多い。 日本人がどこから来て何を食べて日本人になっていったのか。 もちろん、そんな高尚な学問的探求心ではなく、知らない土地を歩き、話を聞き、そして食べて理解したいのである。 “論より証拠”ならぬ“論より食”なのかもしれない。 (「はじめに」より) --- ■内容 【はじめに】肉を食べに南へ北へ 1 南の島のカマイ 西表島(沖縄県八重山郡) 2 秘境の村のイノシシ猟 椎葉村(宮崎県東臼杵郡) 3 山中のシカ肉のレストラン 宇目(大分県佐伯市) 4 貉と呼ばれるタヌキ・アナグマ 長湯温泉(大分県竹田市) 5 畑荒らしのハクビシン 穴内(高知県安芸市) コラム:肉を喰ってきた日本人 6 北陸のカモ撃ち 白山、小松(石川県) 7 シカとイノシシの箱罠猟 大津(滋賀県)/岡崎(愛知県) 8 シカの内ロースにやられる 川上(長野県南佐久郡) 9 肉も喰うけどモツも喰う 丹沢(神奈川県) 10 ツキノワグマの狩りと食 阿仁(秋田県北秋田市)/白山(石川県)/奈良俣(群馬県みなかみ町) 11 ウサギは何処へ行った? 阿仁(秋田県北秋田市) 12 厳寒の礼文島のトド猟 礼文島(北海道礼文郡) 【おわりに】肉食の旅を終えて 【文庫版あとがき】
  • ヤマケイ文庫 完本 マタギ 矛盾なき労働と食文化
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 秋田県北秋田市阿仁地区のマタギたちの猟や生活風景を15年以上にわたり撮影・記録した『マタギ 矛盾なき労働と食文化』と、 クマやノウサギなどの獣肉や山菜・キノコ、渓流魚など実際にマタギたちが利用する四季折々の阿仁の伝統食を紹介している『マタギとは山の恵みをいただく者なり』を合本して一冊に。 猟の様子から食生活まで豊富な写真をまじえてマタギの世界を伝えます。 【目次】 ・マタギ 矛盾なき労働と食文化 マタギとの邂逅 熊のけぼかい、熊の味 雪山のウサギ狩り 冬の川で漁をするマタギ マタギと渓流とイワナ釣り マタギの山のキノコ 山奥に天然マイタケを追う 西根師匠の遺したもの マタギとともに熊狩りへ マタギとは何者か マタギが伝えてきたもの ・マタギとは山の恵みをいただく者なり マタギ食堂へようこそ 雲に隠れた熊がもたらす恵み マタギのメシから生まれた郷土料理 忍びで獲ったウサギを食す マタギと犬とキノコ採り 食卓を彩る旬の山菜 マタギの家の豊かな食卓 マタギが行商で生み出した食 川とマタギと魚 マタギの里にやってくるハタハタ 消えたカヤキと囲炉裏 マタギの過去、現在、そして未来
  • ヤマケイ文庫 喜作新道 ある北アルプスの哀史
    3.0
    北アルプスの定番縦走路である表銀座を拓いた小林喜作。 喜作は凄腕の猟師でありながら、殺生小屋を開き、更にはそこに登山者を送り込むためのルートを拓く優秀な事業家でもあった。 合理主義者でビジネスライクな姿勢に周囲からは「金にガメつい」と称された。 しかし、喜作は猟にでかけた山で雪崩によって遭難死してしまう。 優秀な山の人でありながら、雪崩に巻き込まれたことで事故でなく他殺なのではないかと噂された。 「あゝ野麦峠」で知られる山本茂実が綿密な取材を通して、北アルプスの歴史、小林喜作の死について迫る貴重な一冊。 ■内容 欲の道・喜作新道(第一話) 牧の喜作(第二話) 工女と学生(第三話) 上高地の常さと牧の喜作(第四話) 槍ヶ岳に降りた天女(第五話) 北鎌尾根の英雄たち(第六話) 棒小屋沢の謎(第七話) 恐怖の野陣馬小屋(第八話) 無念の墓(第九話) 北の衆の縄張りにて(第十話) 追跡・もう一人の人(第十一話) 牧の悲歌(第十二話) 猟犬ペス東鎌に消ゆ(第十三話) あとがき ■著者について 山本 茂実(やまもと・しげみ) 大正6年~平成10年(1917~1998)。 長野県松本市に農家の長男として生まれる。 農業に従事する傍ら、松本青年学校に通う。 その後、現役兵として近衛歩兵第3連隊に入営、軍隊生活・闘病生活など合わせ8年間を送り、傷痍軍人として終戦を迎える。 戦後上京して早稲田大学文学部哲学科に学ぶ。 昭和23年『生き抜く悩み 哲学随想録』を出版。昭和43年、『あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史』を発表、250万部のベストセラーとなった。 著書に『喜作新道』『高山祭』『塩の道・米の道』、人生論三部作として『生き抜く悩み』『愛と死の悩み』『嵐の中の人生論』などがある。
  • ヤマケイ文庫 極北の動物誌
    4.7
    星野道夫が「名作」と呼んだ幻の古典。 この本全体に流れている極北の匂いに、どれだけアラスカの自然への憧れを掻き立てられただろう/星野道夫 カリブー、ムース、オオカミらが危ういバランスの上で織りなす極寒の地の生態系――。 『沈黙の春』が人類による自然破壊に警鐘を鳴らした1960年代初め、 アラスカの大地を核実験場開発の脅威から守り抜き、そのため故国アメリカを追われた動物学者がいた。 彼の名はウィリアム・プルーイット。極北の大自然と生命の営みを、詩情あふれる筆致で描き、 写真家の星野道夫が遺作『ノーザンライツ』のなかで、敬意をこめて 「アラスカの自然を詩のように書き上げた名作」と評した幻の古典を文庫化。 気候危機と生物多様性の危機が差し迫るなか、人の営みと自然の営みの共存を問いかける本書は、 「エコロジーとは何か」を知るための入門書であり、今を生きる全ての人へのギフトだ。 ■内容 刊行によせて 星野直子 プロローグ 旅をする木 タイガの番人 ハタネズミの世界 ノウサギの世界 待ち伏せの名手 狩りの王者 カリブーの一年 ムースの一年 ムースの民 生命は続く ホームステッド にわか景気 未来の展望 謝辞 エピローグ―一九八八年版あとがき 訳者あとがき 文庫化によせて 大竹英洋 ■著者について ウィリアム・プルーイット(1922-2009) 動物学者。アメリカのメリーランド州生まれ。 アラスカにおけるアメリカの核実験場開発計画「プロジェクト・チャリオット」を 環境調査によって阻止し、そのためアメリカを追われることになった。 その詳細は星野道夫著『ノーザンライツ』に記されている。 カナダに移住後は、マニトバ大学動物学研究室教授。 タイガ生物学研究所を設立。極寒地における野生生物の研究を続け、カナダ科学アカデミー最優秀賞などを受賞。 93年、アラスカ州政府より正式の謝罪を受け、名誉回復。アラスカ大学名誉博士となる。
  • ヤマケイ文庫 くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを
    3.4
    書評サイトHONZやベストセラー『面白い本』(岩波新書)で、 HONZ代表・成毛眞氏(元マイクロソフト株式会社社長)が激賞。 2008年に山と溪谷社より刊行された21世紀の奇書、ついに、文庫化! 題字・カバー画はミュージシャンの知久寿焼さん(元「たま」)、 巻末には、HONZ代表・成毛眞さんとHONZ編集長・土屋敦さんの対談を掲載。 口絵や伝説的袋綴じページも再現。 単行本刊行後から現在までを語る、著者の文庫版あとがきも掲載。 文庫化でさらに「糞力」がパワーアップした。 21世紀の奇書誕生! 意識的野糞を始めて35年。 元菌類写真家・伊沢正名氏は、糞土師(ふんどし)として、連続野糞記録3000日、 のべ1万回以上の大記録を樹立した。 一見、奇行とも思えるその行為の背景には、食べることばかり関心をもち、 排泄物には興味を持たない、表層的エコロジーブームへの強烈なアンチテーゼがあった。 雨の日も風の日も、田舎でも都会でも、はては「明日のウンコを今日出す」 秘技をもって長時間の飛行機での移動にも耐え、自分のウンコをすべて土に返す という信念に殉じ、伊沢は野糞を続ける。 なぜ、著者がライフワークとして野糞を企図するに至ったか?  迫り来る抱腹絶倒の試練。ついにたどりついた世界初!ウンコ掘り返し調査の全貌と、 世界でもっとも本気にウンコとつきあっている男のライフヒストリーを通して、 ポスト・エコロジー時代への強烈な問題提起となる記念碑的奇書を、 より多くの人の手へ。
  • ヤマケイ文庫クラシックス 新編 峠と高原
    3.0
    田部重治は、『日本アルプスと秩父巡礼』(のち『山と渓谷』)で、日本ならではの美わしい渓谷と深林の山旅とともに、登山に伴う自らの内面変化を描き、登山界に大きな影響を与えた。 英文学者として、自然や文化に対した自己の精神の在り様を探り続けた山旅は、高原へ、峠へ、街道へ、山村へと、領域を拡大しつつ、独自の道を歩む。 本書は、田部重治の「峠と高原の時代」を概観することを意図し、今では失われた大正~昭和初期の山村や自然の姿を描いた紀行を中心に、著者の精神の軌跡を記した随筆を含め四十四編を収めた。 ■内容 大菩薩の秋(昭和五年) 美ヶ原と霧ヶ峰(昭和五年) 麓の宿(昭和五年) 秩父の三峠(昭和五年) 三国峠(昭和五年) 鹿沢温泉より大門峠へ(昭和六年) 信濃追分と追分節(昭和六年) 五日市より氷川へ(昭和六年) 神津牧場より黒滝不動へ(昭和六年) 高原(昭和六年) 大河原峠と内山峠(昭和六年) 峠あるき(昭和六年) 富士裾野の井ノ頭(昭和九年) 乗鞍岳と益田川(昭和九年) 木曽御岳とその附近(昭和九年) 峠の旅(昭和十年) 峠の夢(昭和十一年) 初夏の旅(昭和十二年) 飛驒から信濃へ(昭和十二年) 街道雑記(昭和十二年) 上信の旅(昭和十三年) 紅葉随筆(昭和十二年) 木曽路を行きて(昭和十二年) 紅葉の旅(昭和十二年) 新緑の山里(昭和十三年) 鶴川より多摩川へ(昭和十三年) 多摩川より秋川へ(昭和十三年) 渓流を想う(昭和十三年) 中山道と山(昭和十三年) 神坂峠と兼好法師の庵跡(昭和十三年) 街道雑記(昭和十三年) 追分高原(昭和十三年) 初冬の山村(昭和十三年) 初夏の山路(昭和十四年) 浅間高原と八ヶ岳高原(昭和十五年) 尾瀬・檜枝岐・会津駒ヶ岳(昭和十五年) 清津峡(昭和十五年) 那須より会津へ(昭和十五年) 晩秋の奥利根渓谷(昭和十五年) 登山趣味の発展(昭和十四年) 草鞋の旅(昭和十四年) 晩秋の旅日誌(昭和十四年) 新緑の山を想う(昭和十五年) 鬼怒川渓谷より箒川渓谷へ(昭和十六年) 田部重治年譜 『新編 山と高原』について
  • ヤマケイ文庫 黒部源流山小屋暮らし
    3.6
    北アルプスの山小屋の中でも、黒部川の岸辺という特殊な環境にある源流の小屋、薬師沢小屋。 働いて当時12年目だったやまとさんのリアルな山小屋ライフを、小屋開けから小屋閉めまでの時間軸に沿って、楽しい文章とイラストで紹介。 文庫化にあたって、支配人昇格後を綴った書き下ろしの原稿と新規イラストを収録。 ■内容 ・目次  黒部源流概念図/薬師沢小屋見取り図/はじめに ・第一章 黒部源流のこと 黒部源流と約沢小屋/山小屋創世記 ・第二章 薬師沢小屋開け 入山/水事情/電気と電波/クマの被害/従業員十人十色/国立公園と山小屋/物輸ヘリ一回目/ネズミとの攻防/登山道整備と大東新道/増水と鉄砲水/布団干しと布団事情/傾く小屋 ・第三章 ハイシーズン到来 ハイシーズンと厨房事情/物輸ヘリ二回目/バイオトイレと五右衛門風呂/遭難事故と山岳警備隊/常連さんと居候/釣りとイワナと私 ・第四章 秋の源流と小屋締め イワナの遡上/上ノ廊下と赤木沢/同居人ヤマネさん/物輸ヘリ三回目/魔のシルバーウィーク/ご近所さん雲ノ平/秋の実りとキノコ中毒事件/薬師沢小屋閉め ・第五章 支配人の日々 さよなら小屋番/一年目の苦難/ヘリポートづくり/外作業/新人を抱えて/遭難救助要請/秋の休暇/薬師沢小屋物語 ・おわりに ・文庫版あとがき ■著者について やまとけいこ 1974年生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。 高校生のときに初めて北アルプスを登り、山に魅了される。 イラストレーター兼アルプス薬師沢小屋従業員。東京都山岳連盟・東京YCC所属。渓流釣りや沢登り、山スキー、クライミングなど幅広くアウトドアに親しむ。 2020年に、長年通い続けた憧れの富山に移住。 立山連峰を眺めながら、新しい生活を始めたところ。 イラストレーターとして、山と溪谷社、Foxfire、PHP研究所、JTBパブリッシングなどで作品を発表。 美術造形の仕事では、国立科学博物館、福井県立恐竜博物館、東京ディズニーランド、藤子・F・不二雄ミュージアム、ほか多数で制作物を展示。 黒部源流の自然と薬師沢小屋が、世界で一番好き。
  • ヤマケイ文庫 原野から見た山
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。 待望の文庫化。 北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。 若き日の山の追憶から昭和三十年代の紀行までの二十六篇を、力強く明快な山岳画や植物のスケッチとともに収録する。 開拓期の北海道の山や原野、開拓農民、造材労働者、アイヌの人たちなど、 北の大地とそこに生きる人々の姿がユニークな視点から生き生きと描かれた、北海道の山の文化を代表する名著。 ■著者紹介 坂本 直行(さかもと なおゆき) 1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。 30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。 36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。 60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。 著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。 82(昭和57)年逝去。
  • ヤマケイ文庫 小屋番三六五日
    3.9
    山を住処とし、山を仕事場とする小屋番たち。 ちょっと懐かしくて、あたたかい気持ちになる、全53話を収録。 巻末には、ピオレドール受賞クライマーで南アルプス・甲斐駒ヶ岳七丈小屋管理人を務める花谷泰広さんのスペシャルエッセイを収録。 『山と溪谷』誌に2001年から2006年まで長期連載された、全国53の山小屋管理人、小屋番たちによるエッセイをまとめた書籍を再編集。 <目次> ■第一章 山小屋の仕事一二カ月  第一話 山小屋の「正月」 山口 孝(涸沢ヒュッテ)  第二話 尾瀬の季節 星 菊芳(原の小屋)  第三話 山岳トイレ只今研究中 只木貞吉(丸川荘)  第四話 穂高のいちばん長い日 宮田八郎(穂高岳山荘)  第五話 小屋番山岳救助隊 佐々木 泉(阿曾原温泉小屋)  第六話 ボッカの哲学 草野延孝(鍋割山荘)  第七話 北八ツの森とともに 島立健二(北横岳ヒュッテ)  第八話 越百の生活 伊藤憲一(越百小屋)  第九話 春夏秋冬冬富士を見つめて 佐藤 保(佐藤小屋)  第十話 夏空を待ち続けて 米川喜明(蓼科山頂ヒュッテ)  第十一話 手づくりの山小屋 松澤寿子(船窪小屋)  第十二話 小屋番三カ月 神谷浩之(キレット小屋)  第十三話 北鎌尾根の番人 小池照二(大天井ヒュッテ)  第十四話 山小屋のオフシーズン 小山義秀(北穂高小屋)  第十五話 北アルプス・ネットワーク 穂苅康治(槍ヶ岳山荘)  第十六話 いいほうがいいじゃないですか 柳澤太平(赤岳鉱泉)  第十七話 高千穂の日の丸 林 満男(霊夢庵)  第十八話 わが家のトイレがよくなった 米川正利(黒百合ヒュッテ)  第十九話 九回裏の守備固め 藤森周二(赤岳天望荘)  第二十話 オフシーズンはオンシーズン 若林邦彦(白馬山荘) ■第二章 新しいわが家をつくる  第二十一話 日本でいちばん小さな山小屋 手塚宗求(コロボックル・ヒュッテ)  第二十二話 愛鷹の翁 加藤 満(愛鷹山荘)  第二十三話 越後駒元年 米山孝志(駒の小屋)  第二十四話 いこい山荘 永田昌夫(いこいの山岳会)  第二十五話 山で暮らすということ 長沢洋(ロッジ山旅)  第二十六話 山の今昔 伊藤玉男(銅山峰ヒュッテ)  第二十七話 うつぎと五十年 堺澤清人(空木駒峰ヒュッテ)  第二十八話 山小屋を建て替える 新井信太郎(雲取山荘) ■第三章 山小屋に入り、山を見つめる  第二十九話 「新米管理人」、二年目の夏へ 清水ゆかり(朝日小屋)  第三十話 小屋番を楽しむ 佐伯直樹(大日平山荘)  第三十一話 山のルネッサンス 塩沢久仙(広河原山荘)  第三十二話 警備隊から小屋番へ 馬場保男(谷川岳肩の小屋)  第三十三話 山小屋の「暮らし」 渡邊佳苗(燕山荘)  第三十四話 青年を育てた山と人 竹内敬一(青年小屋)  第三十五話 山小屋家族 吉木綾子(金峰山小屋)  第三十六話 山小屋のとーちゃん 森山 健(高谷池ヒュッテ)  第三十七話 みゃあらくもんの夢語り 高橋重夫(仙人温泉小屋)  第三十八話 伊東宗右エ門の思い出 伊東瑛子(餓鬼岳小屋)  第三十九話 くじゅうに育ち、くじゅうに帰る 弘藏岳久(法華院温泉山荘)  第四十話 拝啓 真砂沢ロッジより 佐伯成司(真砂沢ロッジ) ■第四章 山小屋をめぐる人々  第四十一話 登山者と小屋番 河村正博(塩見小屋)  第四十二話 山の哲人 星美知子(両俣小屋)  第四十三話 徳本の住人 今川剛之(徳本峠小屋)  第四十四話 鬼が守る山 五鬼助義之(前鬼宿坊・小仲坊)  第四十五話 大朝日岳のミョウキン和尚 西澤信雄(朝日鉱泉ナチュラリストの家)  第四十六話 山のセンス 角田英司(夜叉神峠小屋)  第四十七話 絵画と写真と三ツ峠 中村光吉(三ツ峠山荘)  第四十八話 桧洞丸の華 高城律子(青ヶ岳山荘)  第四十九話 光の四半世紀 原田臣久(光岳小屋)  第五十話 月山の山頂で 芳賀竹志(月山頂上小屋)  第五十一話 五回目の結婚式 竹本 勝(東海大学銀嶺荘)  第五十二話 ひだまりのひなた小屋 梅田浩生(日向小屋)  第五十三話 山小屋は人なり 花立昭雄(尊仏山荘)
  • ヤマケイ文庫 山怪 山人が語る不思議な話
    4.3
    日本の山には「何か」がいる。 シリーズ累計20万部突破!!山の怪談ブームの火付け役。 山で働き暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な体験。 NHKドキュメンタリーで映像化、漫画化、 海外で翻訳化もされたベストセラーがついに文庫化! 秋田・阿仁のマタギたちや、 各地の猟師、 山で働き暮らす人びとから実話として聞いた、 山の奇妙で怖ろしい体験談。 現代版遠野物語。 文庫化にあたり特別版付記「山怪後日談」を収録。 (内容) 山怪の舞台(地図) はじめに I 阿仁マタギの山 狐火があふれる地/なぜか全裸で/楽しい夜店/ 生臭いものが好き/狐の復讐/見える人と見えない人/ 狸は音だけで満足する/消えた青い池/ 人魂、狐火、勝新太郎/親友の気配/辿り着かない道/ 蛇と山の不思議な関係/汚れた御札/マタギの臨死体験/ 叫ぶ者/白銀の怪物 II 異界への扉 狐と神隠し/不死身の白鹿/来たのは誰だ/もう一人いる/ 道の向こうに/響き渡る絶叫/僕はここにいる/ 謎の山盛りご飯/山塊に蠢くもの/旧朝日村/ 出羽三山/鷹匠の体験/奈良県山中・吉野町/ ツチノコは跳びはねる/足の無い人/巨大すぎる狐火/ 山から出られない/行者の忠告 III タマシイとの邂逅 帰らない人/死者の微笑み/迎えに来る者/ナビの策略/ 椎葉村にて/テントの周りには/幻の白い山/ なぜか左右が逆になる/不気味な訪問者/天川村の事件/ 帰ってくる人/固まる爺婆/お寺とタマシイ/飛ぶ女/ 帰ってくる大蛇/呼ぶ人、来る人/狐憑き/真夜中の石臼/ 狐火になった男 おわりに 文庫特別版付記「山怪後日談」収録
  • ヤマケイ文庫 潮風の下で
    3.0
    北極圏まで渡るアジサシ、捕食者たちから逃れるサバのドラマ、産卵場所である深海に帰るウナギの長い旅路。 古典的ベストセラー『沈黙の春』、『センス・オブ・ワンダー』の著者レイチェル・カーソンが、海のエコロジーの魅力を伝えた処女作、待望の復刊。 アメリカ漁業局に勤めながら綴った科学と詩情を織り交ぜた名文により、誰もが海辺に生きる生き物の視点で世界を見ることの豊かさと、見事な命のつながりのドラマに引き込まれていくであろう。 ■内容 はじめに 一部 海辺――海のドラマ 第一章 上げ潮 第二章 春の飛翔 第三章 北極圏の出会い 第四章 夏は終わった 第五章 海へ吹く風 二部 カモメの道――カモメが俯瞰する海のなか 第六章 春の回遊 第七章 サバの誕生 第八章 プランクトンの狩人 第九章 港 第十章 海路 第十一章 小春日和の海 第十二章 網あげ 三部 川から海へ――生命の回遊 第十三章 海への旅 第十四章 海の越冬地 第十五章 回帰 本書に登場するおもな生き物 訳者あとがき 解説・阿部治 ■著者について 原著 レイチェル・カーソン(Rachel Carson) 1907年5月27日 - 1964年4月14日 アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれ、1960年代に環境問題を告発した生物学者。 アメリカ内務省魚類野生生物局の水産生物学者として自然科学を研究した。 農薬で利用されている化学物質の危険性を取り上げた著書『沈黙の春』(Silent Spring)は、アメリカにおいて半年間で50万部も売り上げ、後のアースディや1972年の国連人間環境会議のきっかけとなり、人類史上において、環境問題そのものに人々の目を向けさせ、環境保護運動の始まりとなった。 没後1980年に、当時のアメリカ合衆国大統領であったジミー・カーターから大統領自由勲章の授与を受けた。 翻訳 上遠 恵子(かみとお・けいこ) 1929年東京都生まれ。東京薬科大学卒。 大学研究室勤務、学会誌編集者を経て、現在エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会理事長。 1974年、ポール・ブルックス『生命の棲家』(後に『レイチェル・カーソン』と改題)を訳出。以来カーソン研究をライフワークにする。訳書にカーソン『センス・オブ・ワンダー』『海辺』『潮風の下で』などがある。
  • ヤマケイ文庫 瀟洒なる自然 わが山旅の記
    5.0
    『日本百名山』の著者、深田久弥が、山旅での思いを四季の順に沿って44編、並べた紀行・随想集。 登場する山は北海道の日高山脈から東北・下北半島の山、北上山地、出羽三山、日光戦場ヶ原、 越前の山、餓鬼・唐沢岳、有明山、焼額山、高峰と草津など、「日本百名山」の選外の山が中心だが、 紀行文の間に挿入された随想のなかに当時の登山界を鋭く見つめる深田の批評的精神が読み取れて興味深い。 物質文明やモータリゼーションへの批評などがそこに鋭く描かれている。 「登山は運動会ではない。ぞろぞろ行列して登るのは、私の趣味にあわない」「『登山はスポーツである』という表現を私は好まない」 「寸時の休憩にもカメラの操作に忙しくては、風景が心に残る暇がない。むしろ私はカメラ無しの登山を勧める」 「今の人はバスで直ちに山麓まで運ばれてしまうから、その道中の楽しさを知らない。つまり今の登山者は、山登りという一種の勝負にしか関心がなく、それまでの道中は無駄なものとしか見えないのだろう」。 深田久弥の山に対する思いを歯に衣着せぬ筆致で描いた随想集として、百名山ファン必読の一冊といえる。
  • ヤマケイ文庫 植物のプロが伝える おもしろくてためになる植物観察の事典
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    博物館や植物園で働いてきた植物学の専門家が伝える知られざる植物のすがた! 「虫のオーダーメイドでできた花」 「同じ水草が姿形の異なる葉っぱをつけるワケ」 「敵を死にも至らしめる、植物の化学兵器」 「植物はなぜ毒を持つ?」 などなど、読めば植物観察がいっそう楽しくなる全83編の特別レクチャー! 読めばおどろき、身近な花や草木を見る目が変わる知識や視点が満載です。 ■内容 1章 魔術師も驚愕! 芸達者な植物たち 2章 植物が繰り広げるおどろきの生活 3章 多彩な風景を育む植物 4章 動物も手玉にとる植物のすご腕 5章 人間が変える植物の世界 6章 人知が引き出す植物の潜在力
  • ヤマケイ文庫 新編 越後三面山人記
    4.5
    日本の狩猟文化研究の第一人者、東北芸術工科大学教授兼狩猟文化研究所所長・田口洋美氏の若き日の意欲作、隠れたロングセラーを文庫化。 朝日連峰の山懐、新潟県の三面川(みおもてがわ)中流の深い谷間にあった三面集落。 今は三面ダムの底に沈んだこの山里の狩猟文化・山村習俗を、四季折々の山の民の暮らしを追うかたちで詳細に記録した、著者若き日の意欲作。 第一章 狩りの日の出来事 第二章 降りしきる雪の中で-冬- 第三章 山の鼓動とともに-春- 第四章 むせるような緑に抱かれて-夏- 第五章 時雨れる雲ノ下で-秋- 第六章 山人の自然学 ※農山漁村文化協会刊行の単行本を文庫化しました。
  • ヤマケイ文庫 新編 名もなき山へ 深田久弥随想選
    3.0
    「わが国にはどこへ行っても山の見えない所はない」という文章から始まり、山がもたらした日本人の思想や情操との関係を探る「山と日本人」や、山登りの前後にも存在する楽しみや喜びを考える「登山前後」という、深田久弥ならではの味わい深い文章はもちろん、日本百名山にまつわる「日本百名山(昭和十五年版)」「混まない名山 品格と孤独に憧れて」「わが登山史の決算」なども収録。ふるさとの回想録や東京暮らしの点描などからは、人間・深田久弥を知ることができる。 「日本百名山」の始祖が達意の筆で綴る、山旅の醍醐味、名峰の魅力、ふるさとへの想い…… 単行本や全集に未収録の作品を精選して2014年に刊行された『名もなき山へ』がついに文庫化。 ■内容 1 山へのいざない 山と日本人/山と私/初夏の山旅/山の食べもの/夏の山/山の話/白い山/山とスキー/春スキー/登山前後 2 私の名山 日本百名山(昭和十五年版)/混まない名山/みちのくの山/富士山/ピーク/ペンよりも足の功/わが登山史の決算 3 静かな山旅 雪渓/旧道趣味/氷雪の富士山頂/ある山頂/上高地/北アルプスのローカル線/立山と黒部/三伏峠/蔵王/深山の秘湯/雪解/ヘソまがり大人とともに/楽しかった日高/四十年ぶりの甲武信岳/名もなき山 4 ふるさと今昔 わが故郷の山/白山のみえる街/未知の山・白山/山中・山代/鴨料理/ゴリ/金沢、人と町/能登/春の岬 5 東京暮らし 川/自然なものが好き/野性の喪失/長命筋/カンバ・カンバ/歌の思い出 6 登山の周辺 登山家という言葉/老登山家/加えて百二十三歳の登山/三角点/十年一日のスタイル/パラレル/リュックザック/夏山の遭難/改悪名/山の書物/山と文学 7 未知なる土地へ ヒマラヤ熱/ヒマラヤの本/机上ヒマラヤニスト/エヴェレストの記録/ヒマラヤの地図/探検の精神/未知を求めよ/冒険と夢の土地/アジアの大河/韃靼/スタインの墓 解説・雁部貞夫
  • ヤマケイ文庫 増補改訂版 懐かしい未来―ラダックから学ぶ
    5.0
    近代化の嵐のなか、環境破壊や自然破壊、地域社会の崩壊にどのような未来を描けるかをヒマラヤの辺境ラダックから学ぶ。 本書は、1975年、スウェーデンの言語人類学者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジが、小チベットと呼ばれるヒマラヤの秘境、インド北部のラダック地方を訪れ、そこで目にした自然と調和した合理的な生活が近代化の名のもとに変貌していく姿を綴った記録である。 世界40カ国で翻訳されて話題を呼んだ名著の増補改訂、文庫化。 グローバリゼーションのなかで推進される環境破壊や自然破壊、地域共同体の崩壊に、どのような新たな未来が描けるのか模索する。 「文庫のための追記」でラダックの最新の現状、変化について詳細に解説。
  • ヤマケイ文庫 太陽のかけら アルパインクライマー 谷口けいの軌跡
    4.2
    “クライミング界のアカデミー賞”と称されるピオレドールを女性で初めて受賞した谷口けい。 世界に認められた一流のアルピニストでありながら、山や自然に対するしなやかな感性を持ち続け、ヒマラヤにもウラヤマにも等しい愛情をもって登り続けた彼女の生涯は、2014年12月、大雪山でのアクシデントで幕を閉じることになってしまった。 しかし、彼女の言動に強い影響を受けた登山者やクライマーは数多く存在する。 そのひとりであり、パートナーとして何度も谷口と山をともにした山岳ライターの大石明弘が、彼女の生涯を独自に取材してまとめた谷口けいの評伝。  ■内容 第1章 クリスマスイブに 第2章 アドベンチャーレース 第3章 はじめてのヒマラヤ登頂 第4章 小・中学校時台 第5章 極限の壁から八〇〇〇メートル峰へ 第6章 アメリカ留学 第7章 女性初のピオレドール賞 第8章 自転車と文学と山と 第9章 さらなる難壁へ 第10章 新たなる旅 第11章 パンドラ
  • ヤマケイ文庫 旅に出る日
    3.8
    紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。 『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。 ひたすら旅ひとすじに生きてきた著者が、現代人にとっての旅を探る。 「犬が飼い主を迎えに行くのとはちがう行為。それが旅の原形ではないか」 「旅は、書物よりも教師の教えよりも、実感と説得力のある心の改造を果たしてくれる」 などといった言葉が随所にちりばめられたエッセイを中心に、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」、松本清張の推理小説「点と線」の核となる話を提供した思い出等、さまざまな角度から人と旅との接点を語り尽くす。
  • ヤマケイ文庫 タベイさん、頂上だよ 田部井淳子の山登り半生記
    4.3
    1975年5月16日午後12時30分。田部井淳子は世界最高峰に女性として初めての足跡を記した。 「白い山」にあこがれて山岳会の扉をたたき、憑かれたように山行を重ねた青春時代。 そして結婚し、母となってからも夢を追い続け、8848mの頂を極めるまでの半生を綴った、最初の著作がついに文庫化です。
  • ヤマケイ文庫 ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学
    3.3
    1巻990円 (税込)
    T字迷路、行き止まり実験、水包囲実験、綱引き…… ユニークな実験の中でダンゴムシが取る行動は、この身近で小さな生物に「心」があることを示唆する。 ダンゴムシへのさまざまな実験を通して、「心とは何か」の問いの答えに迫る科学書の名作がヤマケイ文庫化。 ■内容 はじめに 第1章 心とは何か―「心の定義」を提案する 心とは言葉である/日常的な心の概念/内なるわたくし/心の気配/隠れた活動部位/心の実体とその遍在性/心と脳/感情としての心/器官としての心/「裏」としての心/ 魔の二歳児/心の成長/魔の出来事/心は現前するか/思いもかけない大泣き/未知の状況/心の現前/空は緑色/オレンジの絵を見ながらメロンジュースを飲む実験/ 甘いみそ汁の味がする水/抑制と潜在/石の心/心を見いだす流儀/ジュラルミン板の心と職人の流儀 第2章 ダンゴムシの実験 会社で学んだこと/ダンゴムシとの出会い/ダンゴムシの生態と分類/ダンゴムシの体と生活/あなどれない飼育/交替性転向/交替性転向の意味と仕組み/ 特定行動としての交替性転向/未知の状況としての多重T字迷路実験/変則転向の発現/行き止まり実験/壁登り行動の発現/水包囲実験/泳ぐダンゴムシ/ 壁登り行動、再び/ 意味深長なパターンを見つける/「ジップの法則」と予想外の行動/アリも泳ぐ/ダンゴムシで世界へ/勇気と確信/何とかなるさ/ 北の大地でダンゴムシ/環状通路実験/障害物へ乗り上がる/壁境界群の行動/水境界群の行動/ダンゴムシの自律性/障害物を伝う行動/道具使用の萌芽——ダンゴムシの知能/ ダンゴムシの綱引き/アンテナにチューブ/弓なりのアンテナ/チューブの杖で、距離を探る/丸くなるのは反射的、元に戻るのは自律的/ダンゴムシの心、再考 第3章 ダンゴムシ実験の動物行動学的意味 心の研究と動物行動学/動物行動学における四つの「なぜ」/擬人化/動機づけ/定型的活動パターンと動物の心/研究者と動物の心/葛藤行動と動物の心/「心の科学」という遺産 第4章 「心の科学」の新展開 心とは何であったか/知能の遍在性/タコとの出会い/タコの分類と生態/エサをせがむタコ/迷路でのタコの行動/予想外の「歩き」の発現/タコの問題解決/ ミナミコメツキガニとの出会い/ミナミコメツキガニの分類と生態/予想外の迷走者と小集団/ミナミコメツキガニは社会を作るか/待つ科学/結び——心の科学と社会 あとがき 文庫版あとがき
  • ヤマケイ文庫 定本 黒部の山賊
    4.1
    北アルプスの最奥部・黒部原流域のフロンティアとして、 長く山小屋(三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘)の経営に携わってきた伊藤正一と、 遠山富士弥、遠山林平、鬼窪善一郎、倉繁勝太郎ら「山賊」と称された仲間たちによる、 北アルプス登山黎明期、驚天動地の昔話。 戦後の混乱期に山小屋を経営し、事業を軌道に乗せようとするなかでの、 「山賊」たちとの交流、不思議な経験が綴られる。 山賊たちとの出会い、山賊との奇妙な生活、埋蔵金に憑かれた男たち、山のバケモノたち、山の遭難事件と登山者、山小屋生活あれこれ……。 補遺に「遭難者のお礼参り」。 戦後の混乱期とまだ未開の黒部に関する逸話満載の不思議な魅力あふれるロングセラー。 「人物グラフィティ」、「黒部源流グラフィティ」を再構成し文庫化。
  • ヤマケイ文庫 定本 山村を歩く
    4.0
    雑誌『旅』の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、全国の有名無名(当時)の山村を訪ね歩いた紀行文32編を収録。 好評のヤマケイ文庫『定本 日本の秘境』『旅に出る日』に次ぐ、文庫化第3弾。 第一部 山村の組曲 秩父、阿武隈山地、栗山郷、足和田、奥只見ほか。 第二部 アルプスの見える村 日本アルプス山麓の各所 第三部 推理する山旅 祖谷渓、秋葉街道筋、白神ほか。 1974年(昭和49)に河出書房新社より刊行した単行本の文庫化です。 底本は、1981年(昭和54)刊行の河出文庫版。
  • ヤマケイ文庫 定本 山小屋の主人の炉端話
    4.0
    山で暮らす人ならではの信じられない実話を丹念に拾い集めた山語り34編。 ●第1章 ネバー・ギブ・アップ ネバー・ギブ・アップ 丹沢・尊仏山荘 花立昭雄さん/「いっちに、いっちに……」 奥秩父・三条の湯 木下昇さん/綾子、がんばる 奥秩父・金峰山小屋 吉木綾子さん/金時の山姥 箱根・金太郎茶屋 勝俣睦枝さん/車いすで木道を 福島県吾妻山・吾妻小舎 遠藤守雄さん/他山の石 北八ヶ岳・しらびそ小屋 今井行雄さん/踊りは嫌いだ 北八ヶ岳・黒百合ヒュッテ 米川正利さん/深田さん 大菩薩・介山荘 益田繁さん/廃油ストーブ 大菩薩・富士見山荘 内木雅彦さん/レッサン・ピリリ 北八ヶ岳・オーレン小屋 小平忠敏さん/山内のピッケル 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん ●第2章 雷親爺  幻の金鉱脈 奥秩父・十文字小屋 山中邦治さん/隠れ家 北八ヶ岳・縞枯山荘 嶋義明さん/河童の頭 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん/冬に咲く花 奥秩父・甲武信小屋 山中徳治さん/雷親爺 南八ヶ岳・硫黄岳山荘 浦野栄作さん/木流し 北アルプス・嘉門次小屋 上條輝夫さん/雪下ろし 南アルプス・塩見小屋河村正博さん/糞尿譚 丹沢・鍋割山荘 草野延孝さん ●第3章 雪女  雪女 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん/人間が怖い 奥多摩・町営雲取奥多摩小屋 岡部仙人さん/詐欺師 奥多摩・七ツ石小屋 嶋﨑兵市さん/泥棒! 奥秩父・笠取小屋 田邉靜さん ●第4章 フーの秘密 消えた河童 北八ヶ岳・白駒荘 辰野廣吉さん/フーの秘密 北八ヶ岳・ヒュッテ・アルビレオ 梶栄太郎さん/甲斐犬、クマ 三ツ峠山・三ツ峠山荘中村光吉さん/ヤマネの話 奥秩父・大弛小屋 佐藤宗利さん/あきつしま 苗場山・遊仙閣 高波菊男さん ●第5章 遭難救助 生きたい 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん/「ファイトー」 南アルプス・両俣小屋 星美知子さん/山仲間 北アルプス・徳沢園 上條敏昭さん/子福蔵 南アルプス・青木鉱泉 堤宏さん/遭難救助 八海山・千本檜小屋 上村敬雄さん/藪沢重幸新道 南アルプス・大平山荘 竹澤信幸さん ●あとがき ●新編のためのあとがき ●解説「ネバー・ギブ・アップ」外伝(三宅岳) ●文庫版あとがき 三宅岳さん
  • ヤマケイ文庫 定本 山のミステリー 異界としての山
    3.7
    山とは即ち異界なり。 山小屋の主人や登山者たちが経験したこの世の現象とは思えない奇妙な56の実話拾遺集。 登山歴40年を超える著者が、山小屋の主人などから聞いた、 ときに恐ろしく、ときに神秘的な、奇妙な山の体験談56話を収録。 2016年刊行の『新編 山のミステリー 異界としての山』(山と溪谷社)を定本として文庫化! 解説「知らない世界への誘い」(田中康弘) (内容) I 山の幽霊ばなし 真冬の幽霊/体が透ける/屋久島の幽霊/窓辺に座っていた幽霊/看板のなかの顔/車のドアを閉めた謎の手/人間が怖い/幽霊に助けられた女性たち/甲斐駒ケ岳の幽霊/避難小屋の怪 II 人智を超えるもの 浮かび上がる遭難遺体/夢に現れた遭難現場/「拝み屋さん」の予言/血を引く/霊が見える人たち/UFOの降りた山/もうひとりの登山者/謎の火の玉/静止する蠟燭の炎/幻のかりんとう/消える山小屋 /山の神に守られる?/大きな天狗/おいらんのかんざし/不思議な観音様 III 自然の不思議 森のなかから助けを求める声/死者を悼むリス/空飛ぶキツネ/水筒に助けられた登山者/逃げなくなった野鳥たち/寒気/ダケカンバの夢/七転び八起木/雷で育つアズマシャクナゲ/天狗が木を伐る/天狗のテーブル/消えた戦闘機/風穴に響く愛犬の声/七年に一度山中に現れる幻の池/雲が教えてくれたこと/「更級日記」と富士噴火の謎? IV ひとの不思議 ザックの中身/謎のバンダナ/黒ずくめの遭難者/水晶山の遭難/消えたキスリング/オカリナ/山中の車/山上のストリーキング/中高年登山ブームのかげで/死相/赤い帽子/ツチノコより不思議な男/それでも医者か/水場のミステリー/山の仲間が支える命 あとがき 新編のためのあとがき 文庫版のためのあとがき 解説 知らない世界への誘い 田中康弘
  • ヤマケイ文庫 登山史の森へ
    3.0
    カモシカ山行の由来、沢と谷とはどう違う、川端康成・夏目漱石と山、日本でザイルが初めて使われたのはいつか、『単独行』に登場する加藤文太郎の友達とは、松濤明『風雪のビヴァーク』秘話など、登山史の“裏側”を丹念な調査で読み解く。 『岩と雪』に掲載された「山――陶酔と失墜」を特別収録。 解説・布川欣一。 ■内容 1 登山史の落としもの <落としもの袋>/カモシカ山行の由来/パンとおソバと山と/愛すべき山の犬たち/上空から見た登山者/ヒマラヤの山名異聞/ 「山名・地名」異聞抄/山岳書誌命名の由来/沢と谷とはどう違う/登山家が名づけた山/文士と山の間がら/ザイルの仕様事始め/ ヘンな山の道具たち/戦時下の登山者たち/知られざる山女たち/加藤文太郎の友達/松濤明のパートナー/初登攀前夜の一ノ倉/ 遺稿『高みへの序曲』/「不可能神話」の崩壊/知られざる初登攀者 2 山と人間 アウトサイダーの系譜/クライマーとしてのW・ウェストン/アルピニスト松濤明考/失われた記録――立田實の生涯/人間・小西政継/ 長谷川恒男とその時代/ラインホルト・メスナーの孤独/登山、その限りなき退潮/最後のマタギ、工藤光治氏に聴く/ソロクライマーの謳う歌/ 山――陶酔と失墜 おわりに 父、遠藤甲太(遠藤賢治) 解説(布川欣一) 人名索引
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難
    4.2
    人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント気象遭難がついに電子化! 山で起きる大きな事故のほとんどは、気象の急激な変化による事故、いわゆる「気象遭難」であろう。 その原因はどこにあるのか、防ぐ方法はあるのか・・・・・・。 新旧の気象遭難事故から、季節別に「雪崩」「落雷」「低体温症」など7件のケースを取り上げ検証する。 「文庫化にあたっての追記」では近年の気象遭難事例をフォロー。
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難
    4.3
    山岳遭難のなかで最も多いのが「道迷い遭難」。 本書では実際に起きた「道迷い遭難」を取材し、遭難者の行動をつまびらかにして登山者への警鐘とする。 道に迷い、何日間も山中をさまよう恐怖―。 登山者の盲点でもある、誰もが陥りがちな道迷い遭難。 その7件の事例を取り上げ、原因を探り未然に防ぐ方策を検証する。
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 山の突然死
    4.5
    好評ドキュメント遭難シリーズ文庫化、最後の1冊、山の突然死。 症状が現われてから24時間以内に死亡に至る「突然死」の事例を検証、そのメカニズムと背景にある生活習慣病、予防とメディカルチェックまで、医師への取材を重ね、詳細に解説。登山前の必読の書。 登山者の高齢化に伴い、虚血性心臓疾患、脳卒中などを原因とする山岳遭難が、ここ20年来増加、病気を直接原因とする遭難だけでも全体の8パーセント以上を占めている。 症状が現われてから24時間以内に死亡に至った5件の「突然死」の事故例を検証、その危険因子を分析。 日常の健康管理から、登山計画と行動の注意点、応急処置まで、致命的な病気による山岳遭難を防ぐための方策を検討する。 さらに「突然死」のメカニズムと背景にある生活習慣病、その予防とメディカルチェックまで、医師の指導をもとに詳細に解説。 登山者だけでなく、健康が気になる人は必ず身につけておきたい知識をまとめた。 疲労を合わせると山岳遭難の15パーセント近くが健康上の問題、ドキュメント遭難シリーズを読み、事例を通して安全登山を学ぶことの重要性を認識いただきたくお願いいたします。
  • ヤマケイ文庫 長野県警 レスキュー最前線
    4.4
    映画『岳』のモデルになった長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における長野県警察山岳遭難救助隊員と遭難者のドラマ。 日本百名山を中心にした中高年の登山ブームが話題になってきたころから、遭難の態様自体も大きく変わってきた。 その背景には体力の衰えが顕著になりつつある中高年登山者の増加もあるのだろうが、いわゆる「一般登山道での事故」「道迷いや突然死などの増加」「携帯電話の普及と安易な救助要請」「ヘリコプターによる迅速な救助」など、遭難現場の状況も大きく変わってきたのだ。 そうした遭難と救助の現場で、第一線で活躍する救助隊員たちが、その思いを手記に綴ったのが本書である。 初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐隊日誌、航空隊の活躍、女性隊員と家族の思いなど、遭難救助における隊員と遭難者のドラマが綴られる。
  • ヤマケイ文庫 仁淀川漁師秘伝
    4.0
    高知県仁淀川に生きた職業漁師・宮崎弥太郎氏の秘伝をここに大公開! アユやウナギなどの淡水魚やテナガエビやモクズガニなどの甲殻類といった 対象種ごとの捕獲技術や習性を長年の職漁経験談とイラストをまじえて詳述する。 ――あんたらみたいな遊びの人にまで技を隠すほど、この仁淀の弥太さんはケチな人間ではないけ。 そらあ仕掛けにしてもエサにしても、これは抜群じゃ、 よう獲れるという秘訣を発見したときには、人にはなるだけ内緒にしちょかないかんもんよ。 漁師の世界は、昔から獲るか獲られるかの世界ぞね(笑)―― (本文より) 長い年月、職漁師をしてきた弥太さんが、さまざまな獲物を獲るための漁師の手の内を惜しまずに明かしてくれる! [目次] 第1漁 ウナギ 第2漁 アユ 第3漁 昔の川遊び 第4漁 ツガニ 第5漁 テナガエビ 第6漁 ナマズ 第7漁 アオノリ 第8漁 ゴリ 第9漁 イダ・地バヤ・改良バヤ 第10漁 川と船 第11漁 仁淀の雑魚たち 第12漁 オコゼ釣り 話の最後に あとがき 文庫化によせて
  • ヤマケイ文庫 人間は、いちばん変な動物である~世界の見方が変わる生物学講義
    4.4
    ベストセラー『絶滅の人類史』(NHK新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)著者、更科功氏推薦!! 人間とは、いったいどういう生き物なのか? 動物行動学の泰斗である著者が、生物としての「人間」を、 容姿・言語・社会などの話題をさまざまに展開しながら、わかりやすい言葉で語る。 ドーキンスの利己的な遺伝子、ダーウィンの進化論、チョムスキーの生成文法、 ヴァ―・ヴェーレンの赤の女王説など、生物学の基本的な理論も、本書を読めばユーモアを交えた解説で楽しく理解できる。 著者が京都精華大学で行った最晩年の講義であり、今を生きる「人間」必読の一冊。 2010年10月に発刊された『ぼくの生物学講義』日髙敏隆(昭和堂)を改題・再編集のうえ文庫化。 「この現代、日本も含めて世界中でいろいろなことが起こっています。 よく考えてみると大昔から人間は戦争をしていて、いつになっても止まらない。 でも、戦争というのをする動物は、ほかにはいないんですね。それはなぜなのか。 どうしたらいいのかっていうことを、ちゃんと考えなくちゃいけないだろうと。 そのためには、生物学の一端として、人間というのはどういう動物なんだということを、 ちょっと考えてみる必要があるだろうというので、この講義をすることにしたわけです。」(本文より) ■著者について 日髙 敏隆(ひだか・としたか) 動物行動学者。1930年東京生まれ。 東京大学理学部動物学科卒業。理学博士。 東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長、 京都精華大学客員教授を歴任。2000年に南方熊楠賞受賞、2008年に瑞宝重光章受章。2009年11月没。 主な著書に『チヨウはなぜ飛ぶか』『春の数えかた』『人間はどういう動物か』『世界を、こんなふうに見てごらん』など、 主な訳書にコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(共訳)などがある。 広く深い教養をバックボーンに、誰にでもわかる平易な言葉で、動物行動学および生物学の魅力を長く伝えてきた功績は大きい。
  • ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦い
    4.3
    大正から昭和にかけて猟銃を携え北海道の原野を駆けめぐった、ある狩人の若き日の冒険譚! 狩猟の隠れた名著を未公開写真も収録して文庫で復刊。 100年前の祖父は山野を縦横無尽に駆け巡り、狩猟に釣り、温泉開発、 鉱山発掘などフロンティアマンとしてその時代を生きていた。 100年前の根室原野を駆け巡った祖父の冒険談の楽しさが伝わると幸いです。 (「祖父・西村武重について/西村穣」より) 私の叔父(北海道石狩郡当別村)が狩猟家であったので、私の家(札幌郡篠路村)へ訪れると、 大きなガンやカモ、ウサギなどをおみやげに時々持って来た。私は大人になったら狩人になろうと思った。 私は、明治四十四年より今日に至るまでほとんど一生を、未開の森林渓谷を探して、狩猟と釣りに費やしたようなもので、 最早人生の終着駅にあり気息奄々たる老爺となってしまった。この本にあるものは大正から昭和にかけての若き時代の思い出の昔話である。 (「まえがき」より) 【内容】 ◆祖父・西村武重について 西村穣 ◆まえがき ◆ヒグマとの戦い その1 風連原野のヒグマ/牧場のギャング/茶内林野のヒグマ/養老牛のヒグマ/ケネカ川の大ヒグマ ◆カクレ原野とガンピ原 キネズミを追って/キツネに化かされたか?/カクレ原野の一夜/アマッポーとヒグマ/ヒグマとの死闘/篠路村の浪さん/ウサギの止め足/ キツネ狩り/再びキツネ狩り/ピヨッペの砂金山 ◆アイヌの狩猟 酋長榛幸太郎/さんけ爺々/老アイヌの昔話 ◆ヒグマとの戦い その2 千島エトロフ島のヒグマ/エトロフ島へ/指臼の硫黄山/ヒグマの襲来/硫黄鉱調査/東海岸を探る/再びヒグマが……/ ヒグマを倒す/紗那神社/美しい未亡人/島との別れ ◆尾岱沼と野付岬 野付半島のガン/カワウソと狂女 ◆養老牛温泉を中心として 原野移住/養老の滝/ヤマベ釣り/カムイヌプリの猛吹雪 ◆あとがき ◆解説 服部文祥
  • ヤマケイ文庫 ひとりぼっちの日本百名山
    3.0
    他人の基準で選ばれた山をなぞることに何の意味があるのだろう。 百名山に憧れつつも多忙から百名山をめざさなくなって二年。 気ままに登るしかない、自分の登りたい山をめざす、と著者は自己弁護を重ねていた。 しかしある日、有名企業の会長が百名山を完登した新聞記事を読んで「落雷を受けた」ようなショックを感じる。 激務の人でも登ったのに、自分は……。 そこから著者の新しい「百名山」が始まった。 関東周辺は日帰り、一泊コースで登り、九州は年末年始に集中的に登る。 そして北海道、東北、北陸へ。著者は山岳会などに所属せず、単独行が圧倒的に多かった。 それゆえに危険な目にあったり、失敗したことも本書では赤裸々に語られている。 山小屋でガソリンストーブが引火して爆発しそうになったり、道に迷って必死でヤブこぎをしたり、ヒグマに恐怖したり。 悲観と楽観、緊張と安堵が交錯する様子は、単独行者なら誰もが胸に沁み、感じ入ることだろう。 いまから30年以上も前は「単独登山はやめましょう」と言われていた時代だったが、それでも登り続けた著者が見つけた自由と自立。 なにものにも束縛されず、出会ったすべての登山者に感謝するその姿勢は30年たった今でも色あせることはない。 百名山をめざすすべての登山者に語り継ぎたい、珠玉の山行記。 1988年以降の百名山ブームを踏まえ、深田本を知らずに百名山へアプローチしている人に向けて、深田久弥の思索をたどれるよう巻末に百名山に関する情報を大幅に追加。 ■内容 はじめに 第一章『百名山』の山麓を歩く 1石鎚山 2美ヶ原 3赤岳(八ヶ岳) 4木曽駒ヶ岳 5大菩薩嶺 6至仏山 7富士山 8北岳 9間ノ岳 10槍ヶ岳 11常念岳 12御嶽山 13蓼科山 14奥穂高岳15瑞牆山 16金峰山 17赤城山 18悪沢岳 19雲取山 20丹沢山 21筑波山 22天城山 23甲武信ヶ岳 24立山 25燧ヶ岳 26霧ヶ峰 27谷川岳 28鳳凰山29鷲羽岳 30水晶岳(黒岳) 31浅間山 第二章『百名山』の五合目に登る 32宮之浦岳 33開聞岳 韓国岳(霧島山) 34両神山 35鹿島槍ヶ岳 36五竜岳 37白馬岳 38那須岳 39早池峰山 40仙丈ヶ岳 41甲斐駒ヶ岳 42剣山 43塩見岳 44乗鞍岳 45赤石岳 46聖岳 47磐梯山 48火打山 49妙高山 50剱岳 51四阿山 52白山 第三章『百名山』の頂上部が突如見える 53苗場山 54安達太良山 55武尊山 56皇海山 57会津駒ヶ岳 58高千穂峰(霧島山) 59久住山 60阿蘇山 61祖母山 62恵那山 63草津白根山 64平ヶ岳65越後駒ヶ岳 66薬師岳 67黒部五郎岳 68笠ヶ岳 69空木岳 70男体山 71光岳 第四章『百名山』の長尾根にあえぐ 72奥白根山 73利尻山 74旭岳(大雪山) 75斜里岳 雌阿寒岳 76大朝日岳 77飯豊山78巻機山 79岩木山 80八甲田山 81八幡平 82岩手山 83蔵王山 84月山 85大山 86伊吹山 87荒島岳 第五章『百名山』の胸突八丁を登る 88鳥海山 89幌尻岳 90十勝岳 91トムラウシ 92羅臼岳 93雄阿寒岳 94後方羊蹄山 95吾妻山 96高妻山 97焼岳 98大峰山 99大台ヶ原山 100雨飾山 付録『日本百名山』完登のためのアドバイス あとがき 文庫版のためのあとがき 山名索引
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態
    4.4
    福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事件をはじめ、最近、急増しているクマによる事故の実態、原因を解明するノンフィクション。 1970年7月、日髙のカムイエクウチカウシ山に登りにきていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。 近くのにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなってしまった。 ザックを取りにもどらない、背中を見せて逃げないなど、いくつかの教訓を残し、当時は大変な話題となった。 しかし、報告書は残っているものの、悲惨な事故だけに書籍にもならず、50年近く経過したために事件は風化してしまった。 ところが、最近はクマの出没が多く、各地でクマの襲撃による被害が頻発している。 福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故をしっかり検証するとともに、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、生態の解説をする。 文庫化にあたり追記として、著者による最近のクマ遭遇事故の特徴などが追加された。 本文の写真は、ツキノワグマの写真家澤井俊彦氏が野生のクマを活写している。
  • ヤマケイ文庫 病気の9割は歩くだけで治る!
    4.0
    シリーズ累計21万部、待望の文庫化! 簡単、無料で医者いらず。歩行が人生を変える24の理由。 医者に払う金があるなら靴とリュックに使え!  現代病の大半は歩かないことが原因だった。 歩くと寿命が延びるのはなぜ。 歩行は、脳を変えて、人生を変える! 町医者として多くの患者を診療しながら、多くのベストセラー本を著している、長尾和宏先生の新しいテーマである歩くことによる健康法の本。 平穏死という言葉をはやらせた、死を見つめたテーマ、ボケの問題、薬についてのうんちく、近藤誠教授へのアンチテーゼ。 これらのテーマから、もっと健康で積極的に生きていこうということに、著者の関心は移っています。 病気の9割は歩くだけで治ります。 しかも簡単、ただで、医者もいりません。 歩くことがどれだけ健康に良いかということを、医者の立場から科学的に証明していきます。 実際の治療にも多く使われ、効果をあげています。 歩行が人生を変える24の理由をわかりやすく説明する本です。 ■内容 第1章 病気の9割は歩くだけで治る 第2章 医療の常識に騙されるな 第3章 健康になるための歩き方 第4章 歩くと未来が広がる ■著者について 長尾 和宏(ながお・かずひろ) 1958年、香川県生まれ。医師、医学博士。 84年、東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。 95年、兵庫県尼崎市で開業、2006年より在宅療養支援診療所となり、外来診療と24時間体制での在宅診療を続ける。 日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本禁煙学会専門医、日本在宅医学会専門医、日本内科学会認定医、関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授。
  • ヤマケイ文庫 病気の9割は歩くだけで治る! PART2
    3.5
    ベストセラー「病気の9割は歩くだけで治る」の続編が登場! 「病気の9割は歩くだけで治る」 が刊行されて3年経ちます。 医学会では、歩くということが病気の治癒に役立つということが注目され、この3年間に様々な研究がなされてきました。 そして歩くことによって病気が治るというエビデンスが、多く実証されました。 最新の科学では、歩くことによって、骨からホルモンが出るために、体の不調が治り、心も前向きになることが発見されています。 また、食事と歩くことを合わせることによって、より効果が高まることもわかってきました。 これらのことを踏まえて、歩くことによる病気治癒の新たな効果、さらに現代病とも呼ばれるうつ病や、心の病についての治療法を長尾和宏氏が解説します。 ■内容 1章 「病気の9割は歩くだけで治る」エビデンスが続々出てきた 2章 実践編! 今日から歩こう 3章 歩行が自殺大国ニッポンを救う 4章 「本物の医療」を取り戻そう ■著者について 長尾 和宏(ながお・かずひろ) 1958年、香川県生まれ。医師、医学博士。 84年、東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。 95年、兵庫県尼崎市で開業、2006年より在宅療養支援診療所となり、外来診療と24時間体制での在宅診療を続ける。 日本尊厳死協会副理事長、関西国際大学客員教授。
  • ヤマケイ文庫 ビヨンド・リスク
    4.3
    物故者6人を含め、クライミング界のレジェンドたちの貴重な証言集。 1993年に本国アメリカで、96年に邦訳版が山と溪谷社から刊行されて以来、四半世紀過ぎてなお、一線のクライマーに影響を与えるあの山岳名著が、ヤマケイ文庫で待望の復刊! 20世紀の登山スターが集結! 1 R・メスナー(1944~:ヒマラヤアルパインスタイル) 2 R・カシン(1909~2009:アルプス) 3 E・ヒラリー(1919~2008:エベレスト) 4 K・ディームベルガー(1932~:K2) 5 W・ボナッティ(1930~2011:アルプス、ヒマラヤ) 6 R・ロビンス(1935~2017:ヨセミテ) 7 W・ハーディング(1924~2002:ヨセミテ) 8 C・ボニントン(1934~:ヒマラヤバリエーション) 9 D・スコット(1941~:ヒマラヤビッグウォール) 10 V・クルティカ(1947~:アルパイン) 11 J・C・ドロワイエ(1947~:フリークライミング) 12 J・ロウ(1950~:アイスクライミング) 13 W・ギューリッヒ(1960~1992:フリークライミング) 14 C・デスティベル(1960~:女性クライマー) 15 L・ヒル(1961~:女性クライマー) 16 P・クロフト(1958~:ソロ) 17 T・チェセン(1959~:ソロ) 「クライミングというものがどこから来てどこへ行くのかを理解したければ、まずこのスポーツをリードしてきた人たちから何かを学ぶことだ(序文より)」 「何度、本書を読み返したことだろう―――」山野井泰史さんも愛読!
  • ヤマケイ文庫 文豪山怪奇譚 山の怪談名作選
    3.7
    文豪たちが遺した異世界としての「山」。 東雅夫の選によるかつてないアンソロジー、文庫化。 近代の文豪から現代の人気作家まで。 数多くの作家が、深山幽谷を舞台とする神秘と怪異の物語を手がけてきた。 山を愛し読書を愛する人々にとって必読の名作佳品を集大成した史上初のアンソロジー。 収録作品: 火野葦平「千軒岳にて」 田中貢太郎「山の怪」 岡本綺堂「くろん坊」 宮沢賢治「河原坊」 本堂平四郎「虚空に嘲るもの 秋葉長光」 菊池寛「百鬼夜行」 村山槐多「鉄の童子」 平山蘆江「鈴鹿峠の雨」 泉鏡花「薬草取」 太宰治「魚服記」 中勘助「夢の日記から」 柳田國男「山人外伝資料」 編者解説(東雅夫) 文庫のためのあとがき
  • ヤマケイ文庫 穂高に死す
    4.3
    近代アルピニズム発祥の地、穂高連峰では、数々の輝かしい初登攀記録の陰で凄惨な遭難事故が起きていた。 加藤文太郎(北鎌尾根)、大島亮吉(前穂北尾根)、松濤明(北鎌尾根)、茨木猪之吉など、名だたる登山家が槍・穂高の露と消え、前穂高岳のナイロンザイル切断事件、「松高」山岳部の栄光と悲劇など、登山史に影を落とす事故も穂高を舞台に繰り返されてきた。 穂高における山岳遭難の歴史を振り返り、連峰に若くして逝ける登山家たちの群像を描いた話題作を文庫化。 昭和初期から第2次登山ブームの30年代まで、穂高連峰で起きた遭難を、歴史を軸に紹介する。
  • ヤマケイ文庫 穂高小屋番レスキュー日記
    3.0
    山岳遭難の現場ではいったい何が起きているのか。 長年、穂高岳山荘を基点に、遭難救助の最前線で活躍し続けてきた宮田八郎が、山岳レスキューの実態をつぶさに紹介する。 霧の中の危機一髪のヘリ・レスキューなど、心に残る救助体験のほか、登山者に向けた厳しくも暖かいメッセージが綴られている。 穂高を愛し、仲間とともに多くの遭難者を救った穂高岳山荘元支配人・宮田八郎の遺稿集。 ■内容 第1章 穂高に生きる 第2章 遭難救助の現場から 第3章 わが師、わが友 ■著者について 宮田 八郎(みやた・はちろう) 1966年4月4日神戸生まれ。 学生の頃から穂高を訪れ1991年穂高岳山荘スタッフとなり、1994年~2006年の間、支配人を務める。 現場にいる身として遭難救助にも多数出動。 小学館コミック「岳—-ガク—-」の原作中に“宮川三郎”の名前でシリアス&コミカルに登場する。 小屋番の傍ら、2001年映像制作会社ハチプロダクションを設立、長年にわたり山岳映像を撮り続け、穂高の四季の表情を数多くの作品に残した。 2018年4月5日、南伊豆にてシーカヤック中に落命。享年52。
  • ヤマケイ文庫 穂高の月
    3.0
    井上靖の山と自然にまつわるエッセー集。「氷壁」に関わる文章のほか、今までの紀行集やエッセー集に収められなかった作品を含め、少年期から円熟期まで、全集でしか読むことができない山と自然にまつわるエッセイ。 「氷壁」の舞台・穂高岳への登山、取材記を中心に、少年時代を過ごし「しろばんば」の背景となった天城の自然、海外ではネパールの旅など、文学者ならではの自然観が綴られたエッセー50篇を収録。作家の目が捉えた山や自然風物が作品にどう反映されたのかを探る。 内容: 1.天城の雲 少年時代の原風景について 2.穂高の月 山との出会いと「氷壁」の舞台を訪ねて 3.日本の風景 文学者の自然観 4.作品の周辺 山を舞台とした作品について 「あすなろ物語」「しろばんば」に描かれた故郷・天城によせる思い、「氷壁」の舞台となった穂高岳への山行、さらにはネパール・ヒマラヤへの旅。文学者の自然観と、作品構築に至る思索が表われたエッセー五十篇を収録。自然と旅を背景とした作品の成立過程をたどる。
  • ヤマケイ文庫 北海の狩猟者 羆撃ちと山釣りに明け暮れたある開拓者の記録
    5.0
    大正5(1916)年に養老牛温泉(北海道中標津町)を踏破し、旅館養老園を開いたことでも知られる開拓者・西村武重。 彼は道東の山野を跋渉して狩猟、渓流釣り、登山、植物採集、鉱石発掘などに明け暮れた。 本書は、飼牛を襲って牧場を荒らす羆狩りや痕跡を追って何日も山野を彷徨する単独羆猟の話、山女魚釣りの極意、アイヌ民族との交流、人跡疎らだった時代の知床半島探検など、壮年期の西村が体験した貴重な記録。 ■内容 羆との闘い  ・原始林の王者  ・牧場荒らしの大羆を倒す  ・標津岳の羆狩り  ・親子羆を追う  ・羆狩りと猟犬  ・恐怖の大羆 ◆北海の狩猟者  ・根室原野の昔ばなし  ・山小屋の一夜  ・密林の住人たち  ・北辺を釣る ◆知床半島の大自然  ・未開の別天地 ◆解説 久保俊治(猟人) ■著者について 西村 武重(にしむら・たけしげ) 1892(明治25)年2月、香川県綾歌郡造田村(現まんのう町)生まれ。 1896(明治29)年、4歳で北海道札幌市篠路に父と移住。1916(大正5)年、養老牛温泉踏破。 永年ヒグマ撃ちを経験してきた。1972(昭和47)年、勲六等単光旭日章授与。 1983(昭和58)年、死去。 著書に『ヒグマとの戦い』『北海の狩猟者』(いずれも山と溪谷社)、『原野とヤマベ――秘境知床』(釣の友社/1969年)、『養老牛の今昔』などがある。
  • ヤマケイ文庫 北極男 増補版 冒険家はじめました
    3.0
    日本唯一の北極冒険家、荻田泰永のデビュー作。 1977年神奈川県生まれの著者は、両親に何不自由なく育ててもらったはずなのに、ある日突然大学を中退して北極冒険を思い立つ。 2000年、冒険家・大場満郎の企画で初めての海外旅行で北極に行き700kmの徒歩行を経験。 その後、アルバイトで資金をためては毎年のように北極へ向かい、2002年には500km単独徒歩行、2004年に2000km犬ゾリ縦断行、2010年には北磁極に無補給単独到達。 2012年には日本人初の北極点無補給単独到達をめざす。 年々悪化する海氷状態、まったく前に進めない乱氷帯、極限の飢え、そしてホッキョクグマの恐怖。 なぜそこまでして過酷な北極へ通いつめるのか?  生きるとは何か、を探すうちに極地にたどりついた男は、やがて「考える脚」へと変貌を遂げる。 その冒険の過程を描いた珠玉の青春記。 ■内容 プロローグ<ある取材記者との会話> 旅の準備・北極ってどんなところ? ホッキョクグマほか 1回目 初めての北極~2000年北磁極~ 2回目 北極一人旅~2001年レゾリュート~ 3回目 単独初挑戦~2002年500km徒歩行~ 4回目・5回目 出会い~2003年ケンブリッジベイ~ 6回目 犬ゾリ2000kmの旅~2004年グリーンランド~ 7回目・8回目 挫折~2006年ケンブリッジベイ・2007年1000km単独徒歩行~ <ある取材者との会話・その2> 冒険家の悩み・働くこととお金の話 9回目・10回目 再起~2008年皆既日食・2010年北磁極単独~ 11回目 角幡とフランクリン隊を追う~2011年1600km二人旅~ 12回目 無補給単独徒歩による挑戦~2012年北極点~ 13回目 北極点を越えて~2014年再びの挑戦を目指して~ 《あとがき》 《解説》北極バカ一代 角幡唯介 《文庫解説》イヌイットに与えられた名前は 川内有緒 ■著者について 荻田 泰永(おぎた・やすなが) 1977年神奈川県生まれ。 カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。 2000年より2019年までの20年間に18回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。 世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」。 2016年、カナダ最北の村グリスフィヨルド~グリーンランド最北のシオラパルクをつなぐ1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)。 2018年1月5日(現地時間)、南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)。 2018年2月 2017「植村直己冒険賞」受賞。2021年5月 神奈川県大和市に「冒険研究所書店」開業。 日本国内では夏休みに小学生たちと160kmを踏破する「100milesAdventure」を2012年より主宰。 北極で学んだ経験を旅を通して子供達に伝えている。 著書に『考える脚』(KADOKAWA)がある。
  • ヤマケイ文庫 水木しげるの山
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本と世界の山に棲む妖怪画36点の解説と、「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」など短編や貸本時代の作品から、深山や山里に住まう妖怪と人間が織りなす漫画名作12編を収録。 ■内容 日本の妖怪画・・・24点(カラー) 世界の妖怪画・・・12点(モノクロ) 山姫 足跡の怪 雨女 やまたのおろち 見上げ入道 妖怪あしまがり ダイダラボッチ 穴ぐら入道 のんのんばあ -黒姫山の主- 河童の三平 木神さま 庭に住む妖怪 ねずみ町三番地
  • ヤマケイ文庫 名作で楽しむ上高地
    5.0
    上高地再発見! 登山家、文学者の紀行・エッセーと歴史エピソードの名作集。 文政9(1826)年の播隆、明治24(1891)年のウェストンに始まり、上高地は常に日本の登山の中心にあり、幾多の登山者、文学者たちが訪れてきた。 彼らの残した名作で、上高地の魅力を再発見し、さらに興味深い上高地の歴史やそこに生きた山人たちの姿をしのぶアンソロジー。 登山家は小島烏水、辻村伊助、田部重治ほか、 文学者は窪田空穂、高村光太郎、若山牧水、芥川龍之介ほか、 読んでおきたい本当の名作が一冊に。 上高地の魅力、歴史、上高地に生きた人々など、上高地を深く知るためにも役立ちます。
  • ヤマケイ文庫 野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 135の被害実例とともに、日本の危険生物による症状と予防法について写真やイラストともに詳しく解説。 動物、昆虫、植物、魚など海の生物まで、掲載種数400種! 圧倒的な情報量で、一番役に立つ危険対策本。 本書は、野山や川・海で活動する人たちが知っておきたい「危険な生物」400種を紹介するハンドブックです。 どのような危険があるのか、「被害実例」をはじめ、「予防」「症状」「応急処置」などを各生物ごとに解説。 さらに生物たちの「特徴・習性」データも掲載。 野外ではいつ危険生物に遭遇するかわからない。 適切な対応を知ることは、危機管理の第一歩だ。 関連する「現在医療情報」も随所に収録。 巻頭には、クマ、スズメバチ、トリカブト、サメのほか、身近にいながら知られていない危険生物まで、340点のカラー写真を掲載。 ヒアリや鳥インフル、マダニなどの感染症対策についても解説している。 ■著者紹介 羽根田 治(ハネダ オサム) 1961年、さいたま市出身、那須塩原市在住。フリーライター。 山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。 主な著書にドキュメント遭難シリーズ、『ロープワーク・ハンドブック』『野外毒本』『パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし』『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』(共著)『山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か』『生死を分ける、山の遭難回避術』『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』『十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕』などがある。 2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員。
  • ヤマケイ文庫 矢口高雄釣りマンガ傑作集 岩魚の帰る日 釣りバカたち【山釣り編】
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「自然と人間の関わり」を描かせたら右に出るものはいない漫画家、矢口高雄。 その釣りをテーマにした第一作目である『岩魚の帰る日』と『釣りバカたち』の岩魚、山女魚を対象にした作品を合本し、ヤマケイ文庫で復刊! 表題作の「岩魚の帰る日」のほか、名作として名高い「移しイワナ」「チライ・アパッポ」「Yのイニシャル」ほか全13話を収録する。 大人が楽しめる極上の釣りマンガである。 ■内容 抱返り 移し岩魚 バチヘビ奇談 カジカの卵塊 毛バリの元祖 Yのイニシャル S川の大ヤマメ イワナ酒 枯尾花 いろはトンボ いさご虫 チライ・アパッポ 岩魚の帰る日 解説
  • ヤマケイ文庫 野草の名前 夏
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計6万部超の『山溪名前図鑑 野草の名前 和名の由来と見分け方』がお手頃価格で持ち運びに便利な文庫版に! 由来とセットで野草の名前が楽しく覚えられ、見分け方も分かります。 植物の名前には耳慣れない言葉が含まれていることが多く、初めて耳にする人には呪文のように聞こえてしまいます。耳慣れない言葉のため、なかなか名前を覚えることができないと困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本書では、植物がどうしてこの名前が付けられたのか、名付けられた当時の生活文化なども踏まえ、イラストや写真を交えて分かりやすく解説しています。なぜこの名前がつけられたのかを理解できるため、植物の名前を楽しく容易に覚えることができます。また、名前の由来がわかると、その草により親しみが湧いてきて、街歩きや野山散策がいっそう楽しくなります。 本書で紹介するのは夏に花を咲かせる野草約300種類。名前の由来のほかに、よく似た植物との見分け方も紹介しています。野草の名前を覚えたい人、植物の背後にある文化を知りたい人、観察会や野山で人に植物を教えることのある人にお勧めの一冊です。
  • ヤマケイ文庫 山小屋の灯
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登る先にはいつも山小屋があって、その灯が、歩くべき道を教えてくれる。 「山小屋」という響きにどこか憧れを持ってしまうのはなぜでしょう。 本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。 東京から日帰りでふらりと登れる高尾山、静かな森歩きを楽しめる北八ヶ岳、温泉を楽しめる東北の山。山々が果てしなく連なる北アルプス最奧まで。 山が違えば山小屋の佇まいも変わり、出会う人も様々です。 本書では著者たちが2年間に歩いた山と滞在した山小屋16軒について情感豊かに、ときにユーモアたっぷりにそのエピソードが語られます。 山頂を目指してせっせと登る山もいいですが、個性豊かな山小屋を目的に登るゆったりした山登りがあっていいと著者たちが語るように、山と人、山と街をつなぐような、感性豊かな登山の楽しみをじっくりと味わえる一冊です。 写真家・野川かさねによる、美しい撮り下ろし写真も満載です。 巻末には登場した山小屋の詳細情報やそこに至るまでの詳細なルート情報、地図なども収録。 春夏秋冬、季節ごとに訪れたい山小屋が見つかるはずです。 ■掲載山小屋 十文字小屋(奥秩父)/山の鼻小屋(尾瀬)/丸川荘(大菩薩嶺)/マナスル山荘本館(南アルプス前衛)/ころぼっくるひゅって(霧ヶ峰)、蓼科山荘(八ヶ岳)/両俣小屋(南アルプス)/雲ノ平山荘(北アルプス)/船窪小屋(北アルプス)/駒の小屋(尾瀬)/雁坂小屋(奥秩父)/城山茶屋(高尾)/嘉門次小屋(北アルプス)/日の出館(富士山)/くろがね小屋(東北)/しらびそ小屋(八ヶ岳)
  • ヤマケイ文庫 山の朝霧 里の湯煙
    5.0
    自然と旅を愛したドイツ文学者が、心おもむくままに楽しんだ山旅といで湯紀行 山旅と温泉を愛したドイツ文学者・池内紀の紀行集。 足の向くまま山歩き、いで湯に浸かれば忘我の境地……。 山に移ろう霧と、いで湯の煙に包まれ、観照と夢想、 仙境と俗界を往き来する“池内ワールド”が展開。 東北、関東周辺を中心に、北海道、北アルプス、西は四国の山、 楽しくて味わい深い作品27篇の名作紀行集を文庫化。 ■著者紹介 池内 紀(イケウチ オサム) 1940年、兵庫県姫路市生まれ。東京外国語大学卒業後、東京大学修士課程修了。 神戸大助教授、東京都立大教授、東京大教授を歴任し、55歳から文筆業に専念。 フランツ・カフカをはじめとするドイツ文学の翻訳のほか、文学論、文化論、エッセー、詩集、小説など幅広い分野で数多くの著作がある。 ゲーテ「ファウスト」(1999~2000)で毎日出版文化賞。「カフカ小説全集」(2000~02)で日本翻訳文化賞、「ゲーテさんこんばんは」(2001)で桑原武夫学芸賞、「恩地孝四郎 一つの伝記」(2012)で読売文学賞。 2019年死去。
  • ヤマケイ文庫 山の不可思議事件簿
    4.0
    山には「不可思議」が満ちている。 山と登山にまつわる怪現象・謎・怪物など、奇妙な事件を一挙紹介。 【目次】 ●第1章 奇妙な現象  ・山の怪現象 マッターホルンで目撃された幻影/消えた4階建て宿舎の怪/テントに近づいてくる謎の靴音/知らないうちに移動した山小屋/ブロッケンの妖怪とセントエルモの火/山奥から響いてくる奇怪な音  ・山の不思議 女神の山で女神になったアメリカ人女性/頂上をめざす動物たちの怪/朝日連峰の不可思議な遭難/リングワンデルングの恐怖/ヒマラヤに消えた記憶/ニカ国語を理解した名登山犬・山の謎 富士山初登頂の謎/大雪山に残されたSOS文字の謎/ヒマラヤ登山史上最大の謎/エベレストで遭難した旧ソ連隊の謎/身元不明の遺体の謎 ・山の奇跡 人肉を食べて生還したアンデスの遭難者/エベレストから転落して生還した男/雪崩に埋まり13日間生き抜いた青年/ヒマラヤで宙吊りから救出された日本人/アルプスの氷壁から滑落して助かった日本人/国内の奇跡の生還者たち ●第2章 恐怖と神秘  ・魔の山 殺人峰アイガー北壁/人喰い山ナンガ・パルバット/犠牲者世界一の谷川岳/死を呼ぶ山ミニヤ・コンカ  ・神秘と伝説の山 ノアの箱舟の山アララト/アリストテレスが予言した山/エベレストよりも高い山/ギアナ高地に実在したロストワールドの山/崑崙の謎の山ウルグ・ムスターグ ●第3章 伝説と怪談  ・山の伝説伝承 猫又伝説の謎/埋蔵金伝説の謎/ヒダル神の伝説 ・山の怪談 吹雪の避難小屋の亡霊/真夜中にともる消したはずのローソクの灯/深夜ひとりでに開いた山小屋の扉/テントの中に押し入った幻影/ウペペサンケ山の怪異 ●第4章 謎の生きもの  ・山の怪物 中国の秘境に生息する謎の大脚怪/ギアナ高地で遭遇した怪鳥/まぼろしのツチノコを探す/黒部峡谷の正体不明の足跡と奇妙な声/カナダの獣人サスカッチ/中国で頻繁に目撃される野人/コーカサス山脈の謎の獣人カプタル ・謎の雪男 雪男の足跡写真を発表した登山家/雪男を近くで観察したポーランド陸軍中尉/雪男を間近に目撃した日本の登山家/奇抜な作戦の日本の雪男探検/鈴木紀夫さんがつかんだ雪男の正体/日本の登山隊が持ち帰った雪男の体毛とフン  ・絶滅動物の謎 ニホンオオカミは発見されていた/九州のツキノワグマは絶滅していない/カッパの正体はニホンカワウソか ●あとがき ●文庫のためのあとがき ●解説「この世とあの世のマージナル領域、それが山である」(三上丈晴さん)
  • ヤマケイ文庫 山人たちの賦 山暮らしに人生を賭けた男たちのドラマ
    4.0
    失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。 作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。 底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。 目次 プロローグ 山また山。そして、人… 北の山の羆撃ち・行方正美(北海道) 北の涯に森の声を聞く・青井俊樹(北海道) 阿仁のマタギ・松橋時幸(秋田) 絶壁の岩茸採り・松本源一(群馬) 白馬岳のボッカ・太田健三(長野) 浅草生まれの山小屋主人・嶋 義明(長野) イワナの養殖師・池田留雄(滋賀) 修験者の宿坊守・五鬼助義价(奈良) 大峯に賭けた父と子・赤井邦正(奈良) 最後の木地師・新子 薫(奈良) 北山の老猟師・勝山倉之助(京都) 京都修道院村・日向院主と八人の村人(京都) 職業的釣り名人・松岡武雄(岡山) エピローグ
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~
    4.5
    1巻990円 (税込)
    形はどこにあるのか、色は何でできているか、虫を拡大すると世界はどうなるのか、生物多様性とはなにか。 ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。 そうしているうちに、なにかがわかってしまう。 物事にすべて理由があるとは限らないのである――。 長年、虫と自然に教わってきた世界の見方を明解に楽しく語る養老孟司流の生きるヒント。 虫に憑りつかれた面々が虫好きの楽園・ラオスに集った命がけの採集記も収録。 文庫版オリジナルエッセイ付き。 『虫の虫』(廣済堂出版)を改題・再編集のうえ文庫化。 ■目次 1 虫を見る 見ること/形はどこにあるか(一)/形はどこにあるか(二)/色を見る/虫の色/虫の大きさ/ 拡大する/区別して分類する/五感と虫/虫を見てなにがわかるか(一)/虫を見てなにがわかるか(ニ)/それでも虫なのだ 2 ラオスで虫採り タライいっぱいの虫/虫採りに抵抗のない国/懐かしい風景/似ているのに違う/二次林だという思い込み/ クチブトゾウムシはどこにいるか/行ってみなけりゃわからない/二〇〇八年春、シェンクワンへ/蛍光灯破損事件/ テングアゲハの聖地/チョウを呼ぶ色/ラオスヒノキ方式/原生林は虫が少ない/シダにつくクチブトゾウムシ/ 瞬間移動する蝶人/虫屋とラオスに適応/いてはいけないチョウがいた/ヤシの実から出てきたゾウムシ/爺さんの災難/ ネジレバナという変な虫/完全変態の謎/一つの原理では説明できない/またもや新種発見/広がるトウモロコシ畑/ ラオスには研究拠点が必要/アシナガバチの攻撃/第三の事件 文庫版エッセイ:人が生きる理由とは
  • ヤマケイ文庫 若き日の山
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 思索的な独特の味わいのある文章で知られる著者の、山にテーマを求めた初のエッセイ集。 詩人の愛情、哲学者の思索、登山家のつよさ、串田孫一の山の文学の原点。 初版は1955年、河出書房より刊行され、のちに実業之日本社が他の随筆を集めて1冊にまとめた。昭和63年には集英社文庫に収録。 そして2001年、山の名著を集めたヤマケイ・クラシックスの1冊として、著者本人が推敲を重ねた完全版として復刻。 本著はその「ヤマケイ・クラシックス 若き日の山」に、初版本のカットを収録、表紙イメージも含め、原著のもつ雰囲気を大切にして復刻した貴重な文庫版です。 「孤独な洗礼」「風の伯爵夫人」など、串田孫一の初期の代表作36篇を収録。 ※本書は原本の雰囲気を生かすため固定レイアウト版で電子化をしており、串田孫一独特の挿画と味わいのある文章の組み合わせをお楽しみいただけます。
  • ヤマケイ文庫 私の南アルプス
    3.0
    著者が日本共産党委員長として多忙を極めていた当時、政治とは対極にあるような山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。 3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。 続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳などの南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、その特徴を綴ったエッセイとなっています。 1998年に刊行され、長らく品切れが続いておりましたが、このたびヤマケイ文庫として文庫化いたします。
  • 山ごはんの基本とレシピ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山の料理にはコツが必要です。軽量化の方法、生ものを腐らせない工夫、つぶさずに持ち歩く技術などをご提供。季節と山行形態に合ったレシピとはなにか。山で本当に役立つ料理の基本と、登山者から公募し厳選したレシピを紹介します。
  • ヤマケイ文庫 山小屋ごはん
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山小屋で提供される食事に焦点をあてた『山小屋ごはん』(08年山と溪谷社刊)の文庫化。 食事を提供する人たちの思いや物語を丹念に紡いだ文章と、若者に人気の写真から切り取った作品が魅力。鈴木ともこさんの推薦文もおたのしみ。 <内容紹介> 霧ヶ峰「鷲が峰ひゅって」 特製インドカリー 西六甲「清水茶屋」 自家製ドーナツ 志賀高原「横手山頂ヒュッテ」 きのこ雲スープ 「高峰温泉」限定 手打ちそば 奥武蔵「奥村茶屋」 ジンギスカン 御在所岳「御在所山ノ家」 おにぎりとはやしライス 立山「みくりが池温泉」 げんげの唐揚げ 鳳凰三山「青木鉱泉」 くずきり 御岳山「山楽荘」 御師料理 北八ヶ岳「しらびそ小屋」 薪ストーブトースト 那須「三斗小屋温泉」 大黒屋の夕食 陣馬・高尾「清水茶屋」 けんちん汁・けんちんうどん 丹沢「鍋割山荘」 鍋焼うどん 上高地「嘉門次小屋」 イワナ骨酒 上高地「徳澤園」 ラーメン 北八ヶ岳「黒百合ヒュッテ」 手前味噌 大菩薩「丸川荘」 とろろごはん 北アルプス「仙人池ヒュッテ」 夕食
  • 山小屋の灯
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「山小屋」という響きにどこか憧れを持ってしまうのはなぜでしょう。 本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。 東京から日帰りでふらりと登れる高尾山、静かな森歩きを楽しめる北八ヶ岳、温泉を楽しめる東北の山。山々が果てしなく連なる北アルプス最奧まで。山が違えば山小屋の佇まいも変わり、出会う人も様々です。本書では著者たちが2年間に歩いた山と滞在した山小屋16軒について情感豊かに、ときにユーモアたっぷりにそのエピソードが語られます。 山頂を目指してせっせと登る山もいいですが、個性豊かな山小屋を目的に登るゆったりした山登りがあっていいと著者たちが語るように、山と人、山と街をつなぐような、感性豊かな登山の楽しみをじっくりと味わえる一冊です。写真家・野川かさねによる、美しい撮り下ろし写真も満載です。 巻末には登場した山小屋の詳細情報やそこに至るまでの詳細なルート情報、地図なども収録。春夏秋冬、季節ごとに訪れたい山小屋が見つかるはずです。 十文字小屋(奥秩父)/山の鼻小屋(尾瀬)/丸川荘(大菩薩嶺)/マナスル山荘本館(南アルプス前衛)/ころぼっくるひゅって(霧ヶ峰)、蓼科山荘(八ヶ岳)/両俣小屋(南アルプス)/雲ノ平山荘(北アルプス)/船窪小屋(北アルプス)/駒の小屋(尾瀬)/雁坂小屋(奥秩父)/城山茶屋(高尾)/嘉門次小屋(北アルプス)/日の出館(富士山)/くろがね小屋(東北)/しらびそ小屋(八ヶ岳) 小林百合子=文 編集者/山岳や自然にまつわる雑誌や書籍を多く手がける。女性クリエイター8人からなる山登りと本づくりのユニット〈ホシガラス山岳会〉発起人。 野川かさね=写真 写真家/雑誌や広告等で活躍するかたわら、山や自然の写真を発表。アウトドアと出版ユニット〈noyama〉やクリエイティブユニット〈kvina〉としても活動する。

最近チェックした作品からのおすすめ