山のクジラを獲りたくて―単独忍び猟記

山のクジラを獲りたくて―単独忍び猟記

1,320円 (税込)

6pt

4.3

「山のクジラ」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記、全27話を収録
狩猟ブログ「やまくじ」の単独忍び猟のエッセイ&基礎知識集が一冊に!

「山のクジラ」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記、全27話を収録。
猟銃を担いで、犬も連れずにたったひとりで山に入り、
動物の足跡や糞などの痕跡を読み取り、気取られないようにゆっくり忍び歩く。
目的の場所に到着して待っていると、枯れ葉を踏み歩く音が聞こえてきた、その正体は――。

本書には、著者の成功談と失敗談を織り交ぜた
緊迫の単独猟の世界に身を置くことができる内容が満載です。
さらに、これから単独忍び猟を始めるハンターに有用な基礎知識集も収録しています。

【主な内容】
■はじめに
■単独忍び猟記
初猟でスコープのなかのシカのことは忘れないと思う/山のクジラを獲りました/雪のなか、1発撃って、2頭獲る、など全27話
■単独忍び猟具
自分に合った装備がある/鉄砲/スコープ/散弾実包/ナイフ・刃物類/猟装/ほか
■わたしの単独猟の始め方
猟場の下見(狩猟は地域性があることを知っておく/猟場の下見を必ずやること/単独忍び猟がしやすい場所とは/ほか)
■単独忍び猟の基礎知識
習うより慣れよ、だけど……/意識して観察すること/歩くスピード/絶好のチャンスは必ず来るということ/足跡を学ぶこと/小さな成功の積み重ね/獲って食べるところまで含めて狩猟だと思っている/現代狩猟の社会的意義について考える/ほか
■あとがき

■著者紹介
武重 謙(たけしげ けん)
1982年、千葉県出身。ライター。システムエンジニアを8年務めた後、退職。
海外を2年放浪後に神奈川県箱根町に宿泊施設を開業し、その傍らで狩猟をはじめる。
2019年に北海道稚内市へ移住し、宿「稚内ゲストハウス モシリパ」をリニューアル開業。
単独で大物を狙う忍び猟を好む。池内祥三文学奨励賞(2012年)を受賞。ブログ「山のクジラを獲りたくて」。

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山のクジラを獲りたくて―単独忍び猟記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月05日

    たまたま泊まったゲストハウスのオーナーさんが書いた本。狩猟に特に興味はなかったけどそういう世界を垣間見れるのが本の醍醐味。
    動物のたてる音や足跡に感覚を研ぎ澄ませ、ひとり静かに山を歩いて行う猟を単独忍び猟と言うらしい。
    猟のスタイルと同じように静かな落ち着いた文章で、狩猟を始めた2年間の記録が書かれ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月20日

    狩猟をやってみたいわけではなくどんな世界なんだろうという興味で読んでみた。面白かった。筆者のこだわりや熱が詰まっていた。凄く常識人なんだろうなと思う。嵌るのは凄くわかった。解体とかはできる気もしないから自分が手を出すことは無いけれど、やってる人の話を酒飲みながら聞いたりすると楽しいんだろうなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月28日

    単独忍び猟。独りで行う狩猟を行っている人の手記。
    シカを初めて獲った、イノシシに出会った、イノシシを獲った。山の知らないお話がたくさんで、面白かった。
    装備品のお話とか、人それぞれのポイントとこだわりが伺えて興味深かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    筆者の山への愛と獲物への慈愛に溢れる狩猟本。
    全くの素人から狩猟を始め、短期間で華々しい成果を挙げるまでを、山での情景鮮やかに記す。
    山に行きたくなるし、ジビエが食べたくなる。
    山と共存、命をいただく。

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月17日

    一気に読んでしまいそうだ。

    -------

    一般登山道の登山を続けるとだんだん物足りなくなり、高所氷雪クライミングや沢、岩へと先鋭化していく中で、狩猟は進む方向としては真逆だろうけどニッチョ世界だと思った。
    本州の鹿、そして山クジラこと猪の狩猟について書かれているが、低山の樹林の中、落ち葉に足を...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月22日

    スゴイ体験を書いているのだけれど、とても誠実で謙虚な文章だった。俺はスゴイんだ、という自意識のようなものがない。きっと山や動物と真摯に向き合い続ける中で、個性ある誰々としてではなく、ただ人間の1人、もしくはひとつの生物としての自覚のようなものが自然に芽生えたんじゃないかと思った。
    印象に残ったのは鹿...続きを読む

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