福音館書店作品一覧

  • マダガスカルのバオバブ
    4.0
    バオバブは幹の上に根っこがついているようなふしぎな姿をした木です。世界にはおよそ11種類のバオバブがあり、そのうち8種類(マダガスカル固有のものが7種類)がマダガスカルにあります。バオバブはたる形だったり、やせ形だったり、巨大だったり、生えている場所によって、かたちも大きさもいろいろです。どうしてこんんなにふしぎな姿をしているのか? バオバブに魅せられた写真家の堀内さんが謎にせまります。

    試し読み

    フォロー
  • 光るきのこ(たくさんのふしぎ2023年6月号)
    4.0
    夜の森の中、ひっそりと弱い光をはなっているきのこたちがいます。どうしてきのこが光るのでしょう? 八丈島にはじまって、北は青森県から南は石垣島まで、日本各地の森をめぐり、きのこが光る謎にせまります。これまで一般にはあまり知られてこなかった光るきのこですが、あなたの家の庭でも、すみのほうで光っているかもしれません。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 母の友2023年2月 特集「これからどうなる? 子どもとお金」
    4.0
    特集は「これからどうなる? 子どもとお金」。キャッシュレス化が進む今、子どもはお金をどうとらえている? 実際に聞いた園児たちの声、金銭感覚の身につけ方や行動経済学について専門家の話をお届けします。ハラユキさん、ひうち棚さんの漫画も。後半カラーは手芸作家、猪俣友紀さんによるサコッシュの作り方。 *電子版には巻末付録のカレンダーはつきません。 *電子版では、掲載されないページ、マスキングされた画像が含まれる場合がございます。 *この作品はカラー版です。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
  • ヘリコプターのしくみ(たくさんのふしぎ2023年1月号)
    4.0
    ヘリコプターは、上下左右、自由自在に飛ぶことができる乗り物です。その秘密は、機体のてっぺんで回っているつばさにあり! でもそれだけだと、機体はつばさが回る方向と反対に回り出してしまいます。そうならないために、いろんな仕組みがあるのです。この本ではそうした機体の話や、回転するつばさで人類が飛べるようになった歴史、ドローンなどを紹介します。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化
    4.0
    大むかしに独自の進化をとげた恐竜は、すでに絶滅した生き物だと思われていました。しかし近年、羽毛をもつ恐竜の化石が次々と発掘される中で、恐竜は今も、鳥として生き延びているということが明らかになってきました。幼年向け科学絵本『とりになったきょうりゅうのはなし』の著者が、最新の研究データをふまえ、鳥へと変化をとげる過程をじっくりと描きます。恐竜研究の第一人者、真鍋真が監修、一文を寄せています。

    試し読み

    フォロー
  • いのちのひろがり
    4.0
    庭にいるアリとわたしたち人間は仲間です。魚も、草や木も、キノコやコケ、細菌も、すべて仲間です。なぜかといえば、すべての生きものの歴史をさかのぼってゆくと、38億年前地球上に生まれた、ひとつの細胞にたどりつくからです。長い長い時間のなかで、さまざまな生きものが生まれたり、滅んだりしながら、細胞はわたしたちへ受けわたされてきました。わたしたちはどこからきたのか? 壮大な「いのち」の物語を描きます。

    試し読み

    フォロー
  • おーばあちゃんはきらきら
    4.0
    小学校1年生のチイちゃんには、「おーばあちゃん」ってよんでいるひいおばあさんがいます。チイちゃんはおーばあちゃんのことが大好き。おーばあちゃんは小さくて、しわくちゃで、目が緑色の湖みたいに透きとおっていて・・・・・・チイちゃんは、「おーばあちゃんって、魔法使いかもしれない」って思っています。だって、おーばあちゃんのしてくれるお話は、どれもちょっとふしぎで、なんだかきらきらしている気がするんです。

    試し読み

    フォロー
  • おばあちゃんの小さかったとき
    4.0
    石けり、おままごと、紙芝居屋さん、お手玉、お風呂屋さん……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた『母さんの小さかったとき』(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。 ぜひ、お孫さんと一緒のときにこの本を広げて、一緒に読みながら、ご自身の昭和時代の体験を語ってあげてください。大好きなおばあちゃんの言葉が子どもの心に深く染み渡ります。★★★本書は1988年刊行の『母さんの小さかったとき』待望の改定版です。

    試し読み

    フォロー
  • お姫さまのアリの巣たんけん
    4.0
    ある日、お姫さまと5人の友だちが、クロヤマアリの巣を掘り返していると、中から小さな仙人が出てきました。お姫さまたちは、アリと同じ、1センチほどの大きさになって、仙人とともにアリの巣の中を探検します。 アリの幼虫を見たり、サムライアリに襲われたりしながら、探検は続きます。アリが育てるチョウとは?女王アリの秘密とは?身近な虫アリのふしぎな生態と、平安調の画面をお楽しみください。

    試し読み

    フォロー
  • グドーさんのおさんぽびより
    4.0
    おさんぽ好きなおじさん、グドーさんは、なかよしのイカサワさん、キーコちゃんと連れだってきょうもふらりと外へ出かけます。3人は、ぶらぶらさんぽしながら、おしゃべりしたり、お茶したり、自由気ままに過ごします。のどかで楽しい日常を彩るのは、3人それぞれの、勘ちがい、聞きまちがい、言いまちがい、記憶ちがいが引き起こす、くすりと笑えるハプニングの数々。おとぼけ3人組がおりなす、力の抜けた新しいお話集。全20話。

    試し読み

    フォロー
  • さよなら、おばけ団地
    4.0
    結衣たちの住む桜が谷(さくらがや)団地はとても古い団地で、みんなに「おばけ団地」とよばれています。この団地には、ちょっと怖いうわさ話がありました。子どもたちのゆうれいだという「おくりっこ」、子どもを給水塔から突き落とす「黒マントの男」、屋上にむかってのびる「白い手」、まぼろしの「4号棟」……。でもほんとうは、おばけやゆうれいより、もっとふしぎなことがおきていたのです……。

    試し読み

    フォロー
  • しぶがき ほしがき あまいかき
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    季節は秋。3人きょうだいの末っ子のちえちゃんが、初めての干し柿作りに挑戦します。長い竹で柿をとったり、小刀を使って皮をむいたり、ハンガーに柿をつるしてみたり……、おいしい干し柿になるのを待つちえちゃんでしたが、そんなちえちゃんの干し柿をねらって、なんと夜に、干し柿どろぼうがやってきます。勇気をふりしぼって布団の中で干し柿どろぼうを待ち構えるちえちゃんですが……。

    試し読み

    フォロー
  • しろくまジローは すもうとり
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    動物園のしろくまの子、ジロー。ある日、客の力士・小太郎さんから巻き寿司をもらい「まげ」のように頭にのせたら、人間の力士に変身しました! 動物園を出たジローは小太郎さんのすもう部屋に入門。体格と腕力は横綱並み、でもなかみは天真爛漫のジローは、楽しくすもうをとり勝ち上がります。一方、小柄で勝てない小太郎さんはいじけてしまい……かわいいジローが巻き起こす笑いとすもうの迫力がユーモアたっぷりに描かれます。

    試し読み

    フォロー
  • つくしちゃんとおねえちゃん
    4.0
    頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノだって上手、だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずりますーー。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。

    試し読み

    フォロー
  • ドエクル探検隊
    4.0
    1巻3,850円 (税込)
    時代は1930年代。小学校を卒業したばかりの竜二とさゆりは風おじさんの家へ招かれる。動物の言葉がわかるおじさんの家には、神代に祖先をもつ個性豊かな動物たちが一緒に暮らしていた。ある日、この一家のもとにアンデス山脈にいるズグロキンメフクロウから手紙が届く。危機を知らせる差し迫った内容に、さっそく探検隊が結成され、一行は南米ペルーへと向かう。それは太古に巨大哺乳類が絶滅した謎に迫る大冒険の始まりだった。

    試し読み

    フォロー
  • ナスレディンのはなし トルコの昔話
    4.0
    ナスレディンは、今からおよそ800年前、トルコで生まれた実在の人物だと言われています。裁判官の補佐役をしたり、神学校の先生をしていましたが、人を笑わせることが大好きだったそうで、ナスレディンにまつわる多くの話は、トルコを中心にイスラム世界の人々に親しまれ、長く語り継がれてきました。ナスレディンが、機知とユーモアで大活躍するお話は、小学生のための最適なイスラム文化入門にもなるはずです。

    試し読み

    フォロー
  • 夏の朝
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    住む人を失い、取り壊されるのを待つばかりとなった祖父が暮らした家。祖父の一周忌でその家を訪れた莉子は、庭の蓮池が見える広縁で、老婦人からふしぎな話を聞く。「あのつぼみの中には何が入っているか、ご存じ?」そして、蓮の花が開くとき、時間を越え、少女はいつかの夏へと旅をする。それは、かつてこの家で暮らした人々の想いをたどる旅でもあった。タイムファンタジーのオールタイムベストが、ここに誕生しました。

    試し読み

    フォロー
  • 火山はめざめる
    4.0
    火山の噴火とひと言で言ってもその様式はさまざま。溶岩が火口からゆっくりと流れ出す噴火や大砲を撃つような爆発、きわめて危険な火砕流など、いろいろあります。また、同じ火山でもときによって違う様式の噴火をします。本書では過去に何度も大きな噴火をしてきた浅間山を取り上げ、火山がどのように噴火するのかをわかりやすく伝えます。実際に起きた火山の噴火を地質学と歴史学の視点も取り入れて当時の生活風景の中に描きました。

    試し読み

    フォロー
  • 怪盗ブラックの宝物
    4.0
    半世紀も前に世間を騒がせた怪盗「ミスター・ブラック」。この有名な宝石泥棒が残した一冊のスケッチブックと不思議なメモを見つけた小4の4人組が、隠された財宝を求めて謎解きにいどみます。わずかなキーワードを手掛かりに岬の山をめぐり、無人島に渡り、昔を知るおじいちゃんの知恵も借りて、もつれた糸をほぐすように核心に迫るものの、最後の一押しが難しい。まぶしい夏の光の中で展開する熱い熱い冒険の結末は、さて……?

    試し読み

    フォロー
  • 吸血鬼の花よめ ブルガリアの昔話
    4.0
    ブルガリアはヨーロッパのバルカン半島に位置し、古くから東西文化交流の場でした。昔話もオリエントとヨーロッパ相互の影響をうけた独自の楽しいものが多くあります。青春時代にブルガリアのソフィアに留学していた編者が、選りすぐりの物語を集めました。「石灰娘」「パーベルじいさんの光る石」「吸血鬼の花よめ」「ふしぎな小鳥の心臓」など全12話収録。

    試し読み

    フォロー
  • 校庭のざっ草
    4.0
    校庭のすみ、あき地や道ばたにしぜんに生えている野草をざっ草といいます。『校庭のざっ草』は、95種の身近なざっ草をていねいにスケッチし、花の色やつるの形などから、ひとつひとつの名前をたどることができる……そんなつくりかたをしています。 ひとつひとつのざっ草の名前はあまり知られていませんが、でも、ざっ草の花をじっと見つめてみてください。 小さい花なのですが、花だんの花にまけない美しさです! 『校庭のざっ草』は、そんなざっ草と友達になろうよ! と呼びかけます。

    試し読み

    フォロー
  • 少年動物誌
    4.0
    さまざまな動物たちの息づかいが、人間の生活のすぐそばに感じられた丹波篠山を舞台に、豊かな自然の中でくりひろげられた少年と動物たちとの交流を描きます。神社の夏祭りで買ったモルモットがどんどん増えていくなか世話する『モル氏』、冬枯れの田んぼから、あらんかぎりの力で飛び立とうとするタヒバリを、ひたすらねらいつづける『タヒバリ』など、少年が思う存分自然に親しみ、動物たちの生命を生き生きと感じる10編の短編集。

    試し読み

    フォロー
  • 石の神
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    江戸時代、上州の石屋「大江屋」に、石工見習いのふたりの少年がいた。ひとりは、一流の石工をめざし一心に修行に励む寛次郎。もうひとりは、天才肌で素性の謎めいた申吉。申吉は実の名を捨吉といい、「石神」を祀る「荒れ地」からやってきたのだった……。宿神思想に想を得て、ふたりの少年の成長を描いた意欲作。第12回児童文学ファンタジー大賞佳作受賞作、待望の刊行。

    試し読み

    フォロー
  • 鈴狐騒動変化城
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    茶碗屋の娘お鈴は、器量も気立てもよく、町中の人気者。その評判を聞きつけた悪逆非道のお城の殿様が、呉服屋に嫁ぐことの決まったお鈴を、城へよこせと無理難題。このピンチに、殿様の魔の手からお鈴を守らんと、町中の人々が立ち上がった! ひょんなことから、命を助けたキツネのおツネちゃんの力を借りて、繰り広げられる大作戦、なのだが、敵も味方もみなちょっとどこか抜けているから、ことは計画通りにすすまない。忍者空飛び、上田は分身、化け物も出るわで、手に汗握る爆笑必至の大騒動の結末やいかに。「好きやなあいう気持ちは、なんかおもろいことになって楽しいなあ」

    試し読み

    フォロー
  • 一緒に生きる 親子の風景
    4.0
    歌人・東直子が綴る子育てエッセイ。先人たちの詩や短歌と共に、今、幼い子と共に暮らす人たちがいだく悩みや葛藤にそっと寄り添う。巻末に作家・山崎ナオコーラとの子育て対談を収録。
  • 地球縦断の旅(たくさんのふしぎ2022年5月号)
    4.0
    一年かけて地球を縦断した、壮大な旅の記録。スタートは北極。極寒の中、ホッキョクグマに注意しながら歩いていく。その後自転車に乗り、北米大陸をひたすら南へ進んでいく。猛暑や強風に苦しみながら、中米・南米を通り過ぎ、さいごは白い大地、南極へ――。地球のてっぺんからもう片方のてっぺんへ。世界の辺境や都市を旅し続ける写真家の原点となった旅。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 家をまもる(たくさんのふしぎ2022年4月号)
    4.0
    表紙でも紹介するインドネシアの家は、床下の木材がわざとゆるやかに組まれ、地震が来てもこわれない作りになっています。嵐や洪水、大雪やネズミ、疫病など、様々な害から暮らしをまもるため、人間はユニークな形の家を作ってきました。世界各地をめぐり、その土地の自然環境に合わせて工夫された家の数々を紹介します。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • ペンキやさん
    3.9
    あっちゃんの家が大きな布で包まれました。いったい何がはじまるのでしょう? 家を包んだ布の内側で、ペンキ屋さんが作業中。ローラーがうごくと壁はみるみるきれいな色に変わっていきます。あっちゃんは、ペンキ屋さんの道具や、着るもの、作業工程に興味津々。ペンキやさんのお兄さんは、あっちゃんの質問にもひとつひとつきちんと答えてくれました。巻末で、ペンキやさんの「道具」、「しごと(手順)」、「スタイル」を紹介。

    試し読み

    フォロー
  • こわい話の時間です 部分地獄
    3.9
    《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)宮部みゆき・芦沢央・井上雅彦・宇佐美まこと・太田忠司・加門七海・黒史郎・澤村伊智・斜線堂有紀

    試し読み

    フォロー
  • わがしやパンダ
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    ぼくのうちは和菓子屋さん。笹の葉を使ったお菓子が自慢なんだ。そこへある日、かわいいパンダがやってきた! パンダが和菓子を作ると、町でたちまち評判に。ついには町長がこう宣言した。「この町に、パンダがくるなんて、すばらしい! 『パンダまつり』をひらきます!」……パンダに夢中になる町の大騒ぎをユーモラスに描きました。オールカラーの楽しい挿絵が全見開きに入り、読み物に親しみ始めた低学年にぴったりです。

    試し読み

    フォロー
  • びんの悪魔
    3.9
    不老不死以外のどんなことでも叶えてくれる不思議なびん。しかし、そのびんを死ぬまで持っている者は地獄におちることになる。びんを手放したければ、かならず自分が買ったときよりも安い値段で、誰かに売らなければならない。 ケアウエは自分の欲のために、幸せのために、そしてときに愛のために、悪魔のびんを追い求める。そしてとうとう、いちばん安い値段で買うことになった彼の運命は…… 『宝島』『ジキル博士とハイド氏』の作者R・L・スティーブンソンによる、怪奇短編作品。

    試し読み

    フォロー
  • タヌキの土居くん
    3.9
    1巻1,210円 (税込)
    さんかく山のふもとの小さな小学校では、一年生から六年生までみんないっしょに、仲良く学んでいます。4月の新学期がはじまったある朝、三年生のアカネちゃんが教室に入ろうとすると、隣の土居くんの席にだれかがいます。こちらをふりかえったその姿は、なんとタヌキ! それは土居くんの本当の姿でした。今学期の目標「なかよく、元気に、しょうじきに!」のとおり、土居くんは”正直”に姿を現したのでした。

    試し読み

    フォロー
  • カラクリ江戸あんない
    3.8
    一郎くんと美江子さんには、発明家の一風変わったおじいちゃんがいます。おじいちゃん特製のカラクリをのぞく二人の目には、はるか昔の東京のようすが見えてきて……。時代劇やチャンバラなどで見慣れた感のある江戸の世が、ポップな版画を通して、より近しく感じられてきます。カラクリ内の主人公は、船頭の喜助さん。粋な姿で水の都「江戸」を紹介してくれますが、はて、その正体は……? 人情味あふれる江戸あんない。

    試し読み

    フォロー
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌
    3.8
    《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)我孫子武丸・恩田陸・黒木あるじ・篠たまき・田中哲弥・田中啓文・恒川光太郎・牧野修・木犀あこ

    試し読み

    フォロー
  • ネコの家庭教師
    3.8
    ベスは市場に生まれた白いノラネコでした。ある日、黒塗りの立派な馬車に隠れると、女王様の孫、トリア姫に出会いました。ベスを気に入ったトリア姫は、ベスを飼う方策をあれこれと考えめぐらして、ベスを家庭教師として雇うことになりました。ところが、ノラネコが家庭教師が務まるわけはありません。ベスはひげに鉛筆をあてて音を出してバイオリンを指導したり、しっぽに絵の具をつけて絵を描いたりして、なんとかなりましたが……。

    試し読み

    フォロー
  • ゴロゴロヤマネコ不動産 なんだかあやしいおすすめ物件
    3.8
    ある日、ぼくに届いた若草色のふうとう。差出人は、「信用第一 あなたの町の ヤマネコ不動産」とかいてある。「あなたにぴったりのお店を格安でご紹介。ただし条件あり」だって。なにかへんだが気になって物件を見に行くと、あらわれたのは小柄な男。ゴロゴロのどをならしながら「ヤマネコ不動産の猫山」と名乗り、なぜか、どんぐりなんかすすめてきて……猫山さんが紹介する3つのあやしい物件が、皆に幸せをはこびます。

    試し読み

    フォロー
  • タイムチケット
    3.8
    マサオは、珍しいキップのコレクションをしている。昭和44年4月4日という4並びが究極のターゲット。そこで、偶然拾った「時間旅行への招待状」に遊び半分でその日付を書きこんでみると、なんと、一瞬のうちに過去に到着! いろんな人に出会い、思いもかけない体験をするうち、4時間というタイムリミットはぐんぐん迫る。ああ、もう、キップを手に入れる時間がない! スリリングなSF仕立ての中に、少年の純な思いを描く。

    試し読み

    フォロー
  • ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)
    3.8
    パレスチナ・イスラエルにすむアラブ人の豊かな食文化を紹介したい。そう考えたのが、この本をつくるきっかけでした。「ムジャッダラ」(挽き割り小麦、たまねぎ、レンズ豆を炊いたもの)、「マナイーシュ」(パンの上にチーズやハーブをのせて焼いたもの)、「マハシー」(挽肉とお米を葡萄の葉で巻いたり、茄子につめたりしたもの)「マァカローネ」(アニスシードと金ゴマ入りのクッキー)など、美味しそうな料理をたくさん紹介します。 料理をまじえて描いているのは、日本ではほとんど知ることのできないイスラエルに住むアラブ人のリアルなくらしです。文章を担当したのは、国立民族学博物館でパレスチナ・イスラエルに住むアラブ人キリスト教徒を研究する文化人類学者の菅瀬晶子さんです。本作に登場するウンム・アーザルと菅瀬さんは15年前からの知り合いで、3年以上イスラエルのハイファにあるウンム・アーザルの家に住んで調査をされました。そのときに見たり体験したりしたことのなかで心に残ったこと、料理にまつわることを中心にまとめたのが本作です。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • カエサルくんと本のおはなし
    3.8
    あなたは、本を読むとき、どんな気持ちでページをめくっていますか? ページのある本が生まれた歴史を、その鍵を握るカエサルくん、発展させたグーテンベルクさん、完成形にしたアルドゥスさんが、美しい絵とともに語ります。本は時代とともに形を変えてきました。本が生まれた一番の理由は、大切なことを正確に将来に伝えるためでした。その本が、これからどう変わっていくべきなのか、皆さんも一緒に考えてみてください。

    試し読み

    フォロー
  • みんなのかお
    3.8
    こんなに間近で、動物の顔をまじまじと見たことがあるでしょうか?同じ動物でも、よく見ると、「こんなに違うの?」と驚くほど、みんな個性あふれる表情をしています。目の大きさやしわや模様、歯並び、鼻の位置や大きさ、輪郭など、気になるところがたくさんあって、見るたびに新しい発見がありそうです。ゴリラ、キリン、カバなど……24種の哺乳類をそれぞれ21匹ずつ、日本中の動物園を巡って撮った動物の顔写真絵本です。

    試し読み

    フォロー
  • ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    さびれた商店街で昔かたぎの商売を続けるパン屋の息子・小村武蔵(あだ名はムカシ)。図工で描く絵のテーマをきっかけに「将来」について考えるようになりましたが、自分の夢ってなんなのか、探しあぐねています。そんな折、父親が思いつきで作ったナスのミソ炒めパンが大ヒットして、小さな店は押すな押すなの大盛況。ムカシの人生にも一大転機が訪れそうなのですが……。"シンミリ朗らか"な商店街ヒューマン・コメディーの誕生です。

    試し読み

    フォロー
  • メランコリー・サガ モールランド・ストーリーI
    3.8
    1~3巻1,320~1,650円 (税込)
    巨大なショッピングモールや高級マンション、おしゃれなデパートなどが立ち並ぶ界隈。ファッショナブルな通りの裏筋ではオタク街がにぎわいを見せる。そんな都会の真ん中で暮らすコトノハ、パル、700は、「友だち未満」の小6男女3人組。ある日パルが父親から受け取ったレトロなファミコンソフトには、何かのメッセージがこめられているらしい。それを読み解くべく、3人は物語の中に入りこんでいく……さあ、バトル開始だ!

    試し読み

    フォロー
  • まど・窓・まど(たくさんのふしぎ2024年2月号)
    3.8
    もしもこの世界に窓がなかったら、どうでしょう。家の中は、ずっと真っ暗になってしまいますね。窓は、人類の大きな発明のひとつなのかもしれません。遠い昔、窓はどのように生まれたのでしょうか。また、現在、さまざまな形やひらき方の窓があるのはなぜでしょうか。この本では、日本とヨーロッパの窓を見比べながら、窓にかくされた昔の人の工夫を探ります。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • カエルの目だま
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
     本書は、一昨年に他界された動物行動学者・日?敏隆さんが子ども向けに書いた歌ものがたりに、画家であり造園家である大野八生さんが絵を新たに描きおろしたものです。 主人公のトノサマガエルが目だま自慢をしたことがきっかけになり、ギンヤンマやミズスマシがそれぞれ自分の目だまを自慢します。でも、それぞれの目に差異はあっても優劣はありません。60年の時をへて世に出た温かい歌ものがたりをお楽しみください。

    試し読み

    フォロー
  • 雪虫
    3.8
    北海道や東北地方を中心に、秋がふかまってくると、「雪虫」という虫が飛びかいます。地元では、雪虫が最初に舞った日にはニュースで紹介されるそうです。まるで雪がまうように、フワリフワリと飛ぶこの虫は、次の世代の卵を産むまでに、8~9回も「生まれかわる」ふしぎな生き方をしています。いわば「命のリレー」をして、次世代に生命をつなぐのです。さまざまに姿を変え、すむ場所も変える雪虫の一年間を追いかけます。

    試し読み

    フォロー
  • アレハンドロの大旅行
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    イノシシのアレハンドロは、にぎやかな大家族の一員ですが、ひとことも話をしません。心配したおとうさんとおかあさんは、アレハンドロを遠くにみえる丘まで旅に出すことにします。旅の道すがら、いろいろな生きものと出会いますが、アレハンドロはなにも話せないまま、丘の頂上にたどりつきます。そこでアレハンドロが見たものは……。著者がアルゼンチンに住んでいたときの思い出をもとにかいた、ほのぼのしたお話です。

    試し読み

    フォロー
  • ぼくのなまえはへいたろう
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    へいたろうは、自分の名前が好きではありません。クラスの子にからかわれたからです。へいたろうは、いろいろな人に「名前」について話を聞くことにしました。改名のこと、世界の奇妙な名付け、人気の名前などを知ったへいたろうは次に、両親に自分の名前の由来を聞いてみることにしました。自分の名前と向き合う、へいたろう。はたして自分の名前を好きになれるのでしょうか。名前を通して自分自身や家族のことについて考えます。

    試し読み

    フォロー
  • ぼくのロボット恐竜探検
    3.8
    “ぼく”のロボットは、顔の部分が操縦室、からだの下の方にはエンジンがあって、中心にはベッドやお風呂に研究室があって、自動調理室もある。ロケットや時速120キロで歩くことができる足もついている“ぼく”のロボットにのって、恐竜探検に出発だ! ティラノサウルスにおいかけられたり、海の中ではモササウルスからアーケロンを守ったり、卵からかえったトリケラトプスを見たりして、白亜紀の恐竜の世界を探検します。

    試し読み

    フォロー
  • 行け! シュバットマン
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    母さんは、正義のヒーロー「シュバットマン」のスーツアクター。父さんは栄養料理で母さんを支えるレストランのシェフ。二人の熱い日々に押されぎみのぼくにも、クラスの美女エリカをめぐる“オトコの闘い”が! でも、恋敵のげんってやつ、ちょっとナナメで反抗的で、難しい本読んでて、すっごくカッコいいんだよな。張り合うつもりが、いつのまにか引き寄せられて、なんか、人生のことなんて語り合うようになったんだ……。

    試し読み

    フォロー
  • 忍者からみた世界(たくさんのふしぎ2025年9月号)
    3.7
    アニメや小説に描かれ、世界的な人気をほこる「忍者」。ほんものの忍者はどんな人たちだったのでしょう? 著書の三橋源一さんは、学術研究と忍術修行、文武両道から忍者を研究しています。そして、三重県伊賀市の忍者がくらした村に住み、日々の生活や自然環境から忍者と忍術がどう生まれたかを調べています。忍者たちの本当の姿を描いたノンフィクション絵本です。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 絵とき 生きものは円柱形
    3.7
    自分の体の形を考えてみましょう。指は? 円柱形です。腕は? 足は? 胴体は? どれも円柱形。そして体全体でも円柱形です。ネコもイヌも、足や尾や胴体など円柱形が多い。植物も、平たい葉という例外もありますが、根、幹、枝など、やはり円柱形が多い。なぜ生きものの形には、こんなにも円柱形が多いのでしょう? その理由を考えていくと、生きものに共通するある特徴と、生きもののルーツが見えてきます。

    試し読み

    フォロー
  • ふくはなにからできてるの? せんいのはなし
    3.7
    日々、身に着けている服。その素材に思いをはせる絵本です。ヒツジの毛、カイコのはく糸、綿花の実のワタ…昔から人々は、身近で手に入る原料からせんいをとりだし、紡いで、織って、縫って、服を仕立ててきました。やがて石油やとかした木材パルプからもせんいをつくることに成功し、いつでもどこでもたくさんの服をつくることができるようになったのです……。暮らしを支えるさまざまな資源に目を向けるきっかけにもなる一冊。

    試し読み

    フォロー
  • はじめ ちょろちょろ 中ぱっぱ(たくさんのふしぎ2024年4月号) ごはんを炊く
    3.7
    当たり前すぎてどこの国の料理の本にも載っていない「ごはんの炊きかた」。実際に世界のあちらこちらで炊いているところを見せてもらうと、お米の種類も炊きかたも、おかずと合わせての食べかたも、ずいぶんとちがっていました。日本のかまど炊きに始まり、タイの湯取り法、各国のピラフから、お粥や米の麺まで、ごはんをめぐる様々な探検をする絵本です。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • きょうはおやすみします がっこうのてんこちゃん
    3.7
    ある日、てんこちゃんは熱で学校を休みました。でも、熱をはかる前から「行きたくない」と思っていたのです。それからしばらく経ったある朝、また同じ気持ちになります。勇気を出して、てんこちゃんが家族にそのことを伝えると……。学校にも慣れ、様々な感情が出る時期。特に、今回は「学校に行きたくない」という気持ちと向き合う親子の姿を丁寧に描きます。今を生きる子どもたちの心にそっと寄りそうシリーズ第2弾。全5話。
  • がっこうのてんこちゃん はじめてばかりでどうしよう! の巻
    3.7
    きょうから学校がはじまります。はじめてのことが苦手な、テンのてんこちゃんはドキドキしながら学校へいきます。クラスは全員で10ぴき。てんこちゃんは、自己紹介で緊張しすぎてしまい……。他に、お弁当や遠足のお話など全5話。はじめての学校で、誰もが経験する不安を少しずつ乗り越えていく姿を描いた本書は子どもたちの心に寄り添うことでしょう。ユーモラスな絵と文が一体化して読みやすく自分で読むファーストブックに!
  • 津津浦浦(たくさんのふしぎ2023年3月号)
    3.7
    「○○津」「○○浦」と、津や浦の字がつく駅の名前が多いのはなぜ? 疑問に思った作者が、地図の上でその駅を線でつなぐと……日本列島の形になる! さんずいの字が名前につく駅について、本で調べ現地の人の話を聞き、鉄道がどんなところにしかれているのか、探っています。この山がちで平地が狭い日本に鉄道を通した、昔の人の苦労に思いをはせます。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • お父さん、牛になる
    3.7
    ある朝起きてみたら、お父さんが牛になっていた!一家はボーゼン。周りに知られないよう餌をやりフンの始末をし、なんとか生活を続けようとするけれど、勤め先からは問い合わせがガンガン入るし、近所のおせっかいオバサンは首をつっこんでくるし……。一体どうなるの!? 「詩のボクシング」の第7代日本チャンピオンがライブ感覚いっぱいの言葉を連打して送る、ぶっ飛び変身ストーリー。挿絵のパワーとフットワークもスゴイ!

    試し読み

    フォロー
  • けんだましょうぶ
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    けいくんは、けん玉をもってあそびに出かけました。「だれかけん玉する人いないかな?」すると、けん玉をもったきつねがいました。けいくんが、「かぱ」と玉をおさらにのせると、きつねも、「かぱ」。おや? 玉がみかんに早変わり。そのあとも、たぬき、魔女、てんぐが現れますが、そのけん玉は、どれもちょっとへんてこで……。人気絵本「おばけかぞく」シリーズの著者がおくる、ユーモアとナンセンスがたっぷりの絵童話です。

    試し読み

    フォロー
  • おいしい絵本レシピ
    3.7
    月刊誌「母の友」で5年間続いた人気の連載。料理研究家の野口真紀さんが、絵本の中に出てくる料理や食材をテーマに、家族の食卓がより豊かになるようなレシピを提案します。
  • 小さな小さな粒、素粒子のはなし(たくさんのふしぎ2025年2月号)
    3.6
    身のまわりにある物は、すべて、「原子」とよばれる粒でできています。家も、空気も、体も、原子からできています。その原子の中に、実はさらに小さな粒があることはご存知でしょうか。「素粒子」とよばれる、これ以上分割することができない、この世界でいちばん小さな粒です。本書では、そんな素粒子の正体を、やさしくときあかします。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。 *「たくさんのふしぎ」2025年3月号の電子版刊行予定はありません。

    試し読み

    フォロー
  • アヤカシさん
    3.6
    ケイとメイおばさんは、普通の人には見えない不思議な存在=「アヤカシ」が見えてしまうという秘密を共有しています。象牙の鍵盤を持つピアノを弾くよう促す、牙のない象…女主人の窮地を救うため生きた鳥となって姿を現す鳩時計の鳩…どれもが、読んだあとだれかに語って聞かせたくなるような魅力的なお話です。メイおばさんの小学生時代の秘密に分け入っていく息づまる後半、じんわり胸に落ちるラスト。物語の醍醐味をどうぞ!

    試し読み

    フォロー
  • さくらがさくと
    3.6
    桜が咲きはじめると、道行く人々は足をとめ、その数日間は花に心を寄せます。天気に一喜一憂し、そわそわしながら満開になっていく桜を心待ちにするのはどうしてなのでしょう。いっせいに咲く桜の花には魔法のような力があるのかもしれません。3月半ばから4月半ばの約一か月、川沿いの桜並木で繰り広げられる自然と人間のささやかなドラマをお楽しみください。

    試し読み

    フォロー
  • ストックホルム ニルスが出会った物語 4
    3.5
    旅を続けていたニルスは、ストックホルムの沖で旅の仲間とはぐれてしまいます。意地の悪い漁師にとらえられ、あやうく見せ物として売り飛ばされるところを、ある老人に助けられました。野外博物館で働くその老人は、故郷の村を恋しく思う毎日を送っていましたが、そんな彼のもとに首都ストックホルムの魅力をとく紳士が現れます。はたして老人とニルスは、どのような物語に出会うのでしょうか。

    試し読み

    フォロー
  • 流れのほとり
    3.5
    1931年の夏、麻子たち一家は、炭坑技師である父さんの赴任地、樺太の奥地に向かいます。柳蘭の花咲く北の原野を汽車でゆられていったその先に、麻子を待っていたのは、きらきら光る川でした……。幼いころの作者の目に焼きついた北の自然と、子どもたちの生活を描いた回想の物語。

    試し読み

    フォロー
  • 徂徠どうふ 講談えほん
    3.5
    はたらき者のとうふ屋七兵衛さんは、ひとりのおさむらいに出会います。おさむらいはよほどとうふが好きなのか、なにもつけずに一丁ぺろりと食べてしまいます。「とうふ代は後ではらう」というのですが、実はとうふ代もはらえないほどまずしい暮らしをしているのでした。話を聞いた七兵衛さんは、こまっているおさむらいを放っておけず、少しでも元気づけようと毎日おからをさしいれることに。ところがある日、七兵衛さんが熱を出してしまいます……。

    試し読み

    フォロー
  • あいたくてたまらない ももいろの貝とやどかりぼうやのお話
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    そうたは、泳ぐのが怖くて、まだ海に入れません。ある日、おじいちゃんが、海で見つけた貝がらをくれました。とても大きな、もも色のまき貝です。ところが真夜中、貝の中から音がします。「ざざーん、しくしく、あいたいよー」おどろいていると、貝はとつぜん話しだし、これは、故郷の海のやどかりぼうやが、自分にあいたくて泣いている声なのだと、涙ながらに告げるのでした。そうたは、貝を海にかえそうと勇気をふるいます。
  • チョッキリ(たくさんのふしぎ2024年5月号) 草木を切って子育てをする虫
    3.5
    1巻809円 (税込)
    チョッキリという虫を知っていますか? どの種類もわずか数ミリの小さな虫たちなのですが、金属的な光沢を放つ美しい姿をしたものもいます。その大きな特徴は、葉や茎を切って幼虫を育てるための揺籃(ようらん)を作ること。大きな葉を丸め、まるでミシンのように縫いとめたりなど、その工作の数々は圧巻です。小さな昆虫たちの懸命な子育てぶりをご紹介します。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • ツチノコ温泉へようこそ
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    山間の小さな町に暮らす小五の周一たち三人が、ツチノコを目撃します。これを観光の目玉にと、大人たちは大騒ぎ。周一たちも巻きこまれて、新聞の取材だTV出演依頼だと、てんやわんやの日々を過ごします。一方、“新しいお父さん”への複雑な感情や、中学受験する親友との微妙なすれ違い、同級生の女子に寄せるほのかな思いなどに、多感な心は揺れやみません。そこへ大雨による災害が町を襲い……忘れられない夏になりそう!

    試し読み

    フォロー
  • ふわふわ 白鳥たちの消えた冬
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    小五の香枝は、近くの公園にすむ四百羽の白鳥たちと、小さいときからの友だち。とくにふわふわの赤ちゃんは、なんと言ったらいいかわからないくらい可愛い。 ところがある冬、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、市民のシンボルだった白鳥すべてが殺処分と決まってしまった。いきなり襲った悲劇に、大人も子どもも身を引き裂かれる思いでいっぱい。公園の獣医師をしている香枝の父親にも、どうすることもできないのか…。

    試し読み

    フォロー
  • もじゃもじゃドライブ!
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    こうたのお父さんが買ってきた中古の自動車。安かったのに、とってもかっこいい! さっそくドライブにいくと、車は勝手に走りだします。しかも、車体には、茶色い太い毛がもじゃもじゃ生えて、ぐんぐんのびているではありませんか! とうとう車は、山のなかで急停止。クラクションをならします。それを聞いて、走りでてきたのは、5匹のかわいいいのししの子どもたちでした。ちょっと不思議で、せつなくて、心あたたまる物語。

    試し読み

    フォロー
  • みんなそれぞれ 心の時間
    3.5
    たいくつな授業や会議の時間はとっても長いのに、楽しく遊んでいる時間はあっという間に感じたことはありませんか? それは私たちが、いつも同じように進む「時計の時間」とはちがい、伸び縮みしてしまう、「心の時間」を生きているから。「危険なときにスローモーションのようになる」「年をとると時間が早くすぎるようになる」といった現象も解き明かし、時間の謎にせまります。そして、なぜ人間にとって時間が大切なものになったのか、を考えます。

    試し読み

    フォロー
  • 母の友2024年3月 特集「なんで忘れちゃうんだろう?」
    3.5
    特集は「なんで忘れちゃうんだろう?」。覚えていたいのに忘れたり、忘れたいのにそれができなかったり。記憶と記録について考えます。第21代目うたのおねえさん、小野あつこさんも登場。童話欄はたるいしまこさん作「さくらと海とさくら貝」。絵本作家対談は阿部結さんとみやこしあきこさん。 *電子版には巻末付録のカレンダーはつきません。 *電子版では、掲載されないページ、マスキングされた画像が含まれる場合がございます。 *この作品はカラー版です。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。
  • ロンドンに建ったガラスの宮殿(たくさんのふしぎ2023年11月号) 最初の万国博覧会
    3.5
    1851年、ロンドンで世界で最初の万博が開かれました。その会場となったのは、鉄とガラスでできた建物、通称「水晶宮(クリスタル・パレス)」。設計したのは、貴族の家で働いていた庭師のパクストンです。建物自体が展示品とも言われた水晶宮は、開催を反対する意見を汲んだものでもありました。世界初となる万博はどのようなものだったのでしょう? *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • アイヌ ネノアン アイヌ
    3.5
    ずっと昔から北海道で暮らしていた先住民族アイヌ。自分たちの文化をもち、自分たちの言葉で話し、自分たちの神さまを信じてきたアイヌの人たちの歴史や生活を、2編の楽しい昔話とともにお届します。アイヌの人たちの衣食住をテーマに、当時のエピソードが詳細に描かれており、コタン(村)の人々がどのように生きてきたかを知ることができます。

    試し読み

    フォロー
  • プンスカジャム
    3.5
    「もう、もうもう、もうもうもう、ぼくはおこった!」小学2年生のハルは、友だちのタニくんに遊ぶ約束をすっぽかされて怒っていました。プンスカしているハルの前に「ベーカリーあんぐり」「あなたのプンスカ、ジャムにします」と書いてあるふしぎな車があらわれて、中から、あぐりさんと名乗るおばあさんが顔を出しました。ハルは、あぐりさんとプンスカジャムを作ることになりました。プンスカジャムっていったいなんでしょう。

    試し読み

    フォロー
  • れんこちゃんのさがしもの
    3.5
    お料理好きのれおくんが、ある日、包丁で煮物用のれんこんを切ったら、あらびっくり! 輪切りのれんこんが「れんこちゃんよ」と話し出し、キッチンを飛び出しました。煮物になりたくないれんこちゃんは、タイヤや、ボタン、マンホールのふたになろうとしますが、しっくりきません。なぜ、れんこんの煮物以外になりたいのでしょうか? れんこちゃんとれおくんの、奇想天外な自分探しの旅。楽しい挿絵がたっぷりはいったおいしそうなお話です。

    試し読み

    フォロー
  • 地球を旅する水のはなし
    3.5
    地球規模の水の循環を、詩情ゆたかな文章と繊細なイラストレーションでつづる科学絵本。太古から今まで、同じ分量の、同じ水が、あらゆる場所を旅しながら、生きとし生けるものをうるおしてきました。液体、気体、固体……さまざまに姿を変えながら、地球上のあらゆる場所をめぐり、いろいろなものを運ぶ水。そしてこれからもずっと、水の旅は続くのです。水文学を専門とする著者による巻末解説も読みごたえがあります。

    試し読み

    フォロー
  • 美乃里の夏
    3.5
    1巻660円 (税込)
    「その男の子にはじめて会ったのは、わたしにとって最悪の日だった」……。小学5年生の夏のある日、美乃里の前に、実というふしぎな少年が現れる。あることがきっかけで、ふたりの「みのり」は、「木島の湯」という小さな銭湯で、お風呂掃除の仕事を手伝うことになった。頑固な「木島のおじいさん」や実のおばあさんとの交流、そして突然やってくる実との別れを通して、少女の心の成長を描く。

    試し読み

    フォロー
  • 山のトムさん
    3.3
    1巻1,650円 (税込)
    開拓村はネズミの天国。猫ぎらいのトシちゃんの家でも、とうとう猫を飼います。猫のトムにふりまわされる山の生活がユーモラスに生き生きと描かれた、作者の体験にもとづく作品。

    試し読み

    フォロー
  • つくしちゃんとながれぼし
    3.3
    課題図書、産経児童出版文化賞受賞『つくしちゃんとおねえちゃん』、待望の続編! つくしちゃんの家で「おもち」という名の猫をしばらく預かることになります。一生懸命お世話をしておもちを大好きになりますが、ついに別れの日がやってきます。ほかに、乱暴な男子の意外な一面を知るお話、聞こえないトランペットの音を想像する友だちに思いを馳せるお話の全3話。誰かの心を想像して寄り添う優しさが散りばめられた物語。
  • ひみつのたからチョコラーテ
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    しょうたくんが、発明家のおじさんといっしょにタイムスリップしてしまったのは、400年前の中米だった。時の大国スペイン、その積荷を狙うイギリスの海賊船との海戦、忍び込んだイタリア人。はたまたスペインをおとずれた日本人使節団まで登場して…大航海時代の雰囲気を臨場感たっぷりに伝える、コマ割りの冒険活劇絵本。身近なお菓子のルーツをさぐることで、世界の歴史や広がりが見えてきます。チョコにも歴史あり。

    試し読み

    フォロー
  • みんなの家出
    3.3
     お母さんとの衝突をきっかけに、なりゆきで“プチ家出もどき”を決行したAちゃん。家出っぽい行動は全然しないけど、ひとりで生活できる準備を着々進めているBちゃん。さて、本物の家出に近いのはどっち?――こんな内容の本を読んで、感想文を書きながら考えこんでしまった小四のフミは、思い立って作者に手紙を書きます。作者からの返事は……。「家出」というテーマを通して、自分らしい生き方や居場所さがしを考える物語。

    試し読み

    フォロー
  • お引越し
    3.3
    優れた観察者の目を持つ、主人公レンコ。80年代京都を舞台に彼女の透徹した眼差しを通して、親の離婚、そして親子の自立を描いた傑作が奈良美智の装画を得て甦ります。

    試し読み

    フォロー
  • 菜の子ちゃんと龍の子 日本全国ふしぎ案内(1)
    3.2
    1~4巻1,320~1,540円 (税込)
     修験道のメッカ・大峰山の麓にある村の小学校に、ある日突然、不思議な転校生・山田菜の子ちゃんが現れます。秋祭りの夜、地元の少女トキ子は、菜の子ちゃんとともに、龍の子が天に昇るのを助けようとします。燃えさかる大護摩の炎、鳴り響く法螺貝。こわい目にもあいながらあと一歩のところまできましたが、そのとき、龍の子を運ぶ頼みの風がぱったりやんでしまいました。さあ、このピンチを菜の子ちゃんはどう切り抜ける!?

    試し読み

    フォロー
  • ワシのゴルゴ ニルスが出会った物語 5
    3.0
    今回の物語は、ニルスの旅が始まる3年前のこと、アッカとゴルゴの出会いから展開されます。みなしごとなったイヌワシのゴルゴを、わが子同然に愛情深く育てたアッカ。ゴルゴもまた、アッカを実の母親と信じて成長します。けれどもやがて自分がガンではないと気づいたゴルゴには、苦悩の日々が訪れます。ふたりの間に決して折り合えないものがあると悟ったアッカとゴルゴは、心の痛みを伴いながらも、それぞれの道を選ぶのでした。

    試し読み

    フォロー
  • 巨人と勇士トール ニルスが出会った物語 6
    3.0
    旅も折り返し地点を過ぎたある日、ニルスは、イェムトランドにある展望台で、観光客の若者が語る、この地方の昔話を耳にします。「その昔、イェムトランドには巨人族が住んでいた…」今回のお話は、巨人族の女房とアース神族の勇士トールとの力くらべの話です。巨人族の女房と勇士トールの対決、果たしてその行方は?! 凄腕のトールは、どのようにして現在のイェムトランドをつくりあげたのでしょうか。

    試し読み

    フォロー
  • 風車と水車(たくさんのふしぎ2025年10月号)
    3.0
    皆さんの家の近くに水車はありますか? 地味に思われがちな水車ですが、実は古くから世界で大活躍してきました。主な仕事は、穀物を挽いて粉にすること。風車もまた、同じように粉づくりに活躍してきました。今のように電気がない時代、自然の力で物を動かせるのは、きっと当時の人々にとって大きな喜びだったことでしょう。風車と水車の歩みを紹介する絵本です。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • しおりのカチューシャ
    3.0
    しおりは自分の気持ちをはっきり言葉にして友だちに伝えるのがちょっと苦手な小学4年生の女の子。1年生のときから憧れている神田くんと同じクラスになっても、やっぱり自分から声をかけることはできません。そんなある日、しおりは児童会長のまゆかさんがつけていたカチューシャを見つけ、色違いのものを買う決心をします。お手伝いをしてもらうお小遣いでようやくそれを手に入れたしおりは、新たな一歩を踏み出します。

    試し読み

    フォロー
  • 春の妖精たち スプリング・エフェメラル
    3.0
    まだ吹く風が肌に冷たい初春、落葉樹林の林床でひっそりと美しい花を咲かせ、林の木々が葉をしげらせ、林床に光が届かなくなるとその姿をまったく消してしまう野草があります。スプリング・エフェメラル(春のはかない命、の意)と呼ばれるこの野草たちは、なぜこの時期に花咲かせ、短期間に姿を消すのでしょう? ふんだんに描かれた春の植物や生き物の儚い生命力が見られる絵本です。

    試し読み

    フォロー
  • 前奏曲は、荒れもよう
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    絵里子は陶芸家の母親と二人暮らし。好きな絵を描いたり、祖父母の家の犬とたわむれたりして、マイペースの日々を送っていた。が、ママに再婚したい相手が現れて以来、すっかり調子が狂ってしまう。むしゃくしゃしたある日、プチ家出を決行した絵里子は、ひょんなことから不思議なおじいさんと男の子のコンビに出会い、そこから思いもかけない人生の展開に巻きこまれていく。…年頃の少女の心模様を、リアルにしかもさわやかに描く。

    試し読み

    フォロー
  • あっちゃんのおせち日記(たくさんのふしぎ2025年1月号)
    3.0
    主人公のあっちゃんは、長野県で暮らす小学生。今年は両親の農業を手伝い、サツマイモの苗を植え、草取りやツル返し、収穫といった作業もがんばります。そして大晦日、そのイモで栗きんとん作りに挑戦するのです。寒い冬から始まる農家の1年間を、農作業の細々した様子やおせちのレシピを交えながら、楽しくたどっていきます。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 日本にいたゾウ(たくさんのふしぎ2024年12月号)
    3.0
    1巻809円 (税込)
    はるか昔の日本には、野生のゾウがすんでいました。いったい、どんなゾウがいたのでしょう? この本では、およそ1900万年前から数万年前までの間に日本にいた7種類のゾウを、臨場感たっぷりの絵でご紹介します。4本キバのゾウから、ナウマンゾウ、マンモスまで。遠い昔の日本にタイムスリップした気分でお楽しみください。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 子どもつなひき騒動 講談えほん
    3.0
    母ひとり子ひとり、貧しいながらも楽しく暮らしていたお里さんと娘のお花。一方、お花の父親の再婚相手のお絹さんには子どもがおらず、お花が欲しくてたまらない。ある日お花が病気になり、薬代がはらえず途方にくれたお里さんは、娘を助けるためやむなくお絹さんにお花を託すが……。大岡政談の名作が、前作『三方一両損』に続き、宝井琴調・ささめやゆきのコンビによる人情味あふれる講談絵本となって登場!

    試し読み

    フォロー
  • 眠り猫 講談えほん
    3.0
    江戸の昔、左甚五郎という世にもまれな彫り物師がいた。上野寛永寺の鐘付き堂に彫った龍が、夜な夜な柱を抜け出して不忍池の水を飲む、と大騒ぎになるほどの名人だった。その腕を見込まれて、日光東照宮に猫を彫ることになった甚五郎だったが、なぜかぶらぶら歩き回ってばかりで一向に仕事にかからない。ある日、お百姓の家の庭先を通りかかった甚五郎は、ある光景を目にして「これだ!」とひらめいた……。

    試し読み

    フォロー
  • てんきのいい日はつくしとり
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    初めてのつくしとりの日、元気いっぱいに家を出発したちえちゃん。けれども、お兄ちゃん、お姉ちゃんが、次々に大きなつくしを発見していくのを見て、だんだん悲しくなっていきます。あった!と思ったら、赤ちゃんつくしだったり、突然草の間からヘビが飛び出してきたり…。次第に、日も傾いていき、家に帰る時間になりますが、偶然、ちえちゃんは転げていった土手の下で、これまで見たこともない王様つくしを発見します。

    試し読み

    フォロー
  • ねずくん とらくんの さむい さむい さむい
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    寒い冬の朝、目をさますと外は一面雪景色! 大よろこびのねずくんは、とらくんを起こして、一緒に外に遊びに出かけます。 ねずくんは氷の上で得意のアイススケート。ところが、あっ、大変! 氷が割れて、ばしゃんとねずくんは冷たい水の中へ! カチンカチンに凍りついたねずくんを温めようととらくんはいろいろ試みますが……。 せっかちなねずくんとのんびり屋のとらくんの仲良しコンビが繰り広げる愉快な騒動。

    試し読み

    フォロー
  • イカにんじゅつ道場 ただいま弟子ぼしゅうちゅう
    3.0
    忍術をきわめ道場を開いたイカが主人公。でもこのイカ、お腹がすいて、自分の弟子の魚たちをついつい食べてしまった! お腹いっぱいになったところで、やってきたのはクジラ。今度は自分が食べられそうになり、イカの忍者がくりだした術とは――? 食いしん坊でいいかげん、言い訳ばかりだけど、にくめない魅力があるイカの忍者のお話。そのユーモラスな表情や動きまでも味わえる挿絵とともにお楽しみください。

    試し読み

    フォロー
  • 富岡製糸場 生糸がつくった近代の日本
    3.0
    2014年、世界遺産に登録された富岡製糸場は、明治5年以来、115年もの間生糸を作り続けました。生糸は横浜から輸出され、日本の近代化を支えました。繭から糸を繰る技術は自動車など他の産業に生かされ、生糸を運ぶために鉄道網も発達するなど、養蚕・製糸業は現在の生活とも深い関わりがあります。富岡製糸場は単なる建物ではなく、近代日本の姿を見せてくれる博物館のようなものなのです。

    試し読み

    フォロー
  • 種から布をつくる(たくさんのふしぎ2023年5月号)
    3.0
    「理想の布をつくりたい」―白井仁さんは布を作るためのすべての作業を自分で行う、日本では数少ない布の染織家です。素材のワタを畑で育てるところからはじまり、手作業での糸つむぎ、家のまわりの草木を使った糸染め、機織り・・・・・・完成にはなんと1年もかかります。手作業から生まれる美しい布ができるまでを紹介します。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

    試し読み

    フォロー
  • 母の友2023年1月 特集「伝えたいことば、伝わることば」
    3.0
    特集は「伝えたいことば、伝わることば」です。普段何気なく使っている「ことば」。その深くておもしろい世界をのぞきます。赤ちゃんや、聴覚に障害がある人にとっての「ことば」についても。後半カラーページは写真家・安彦幸枝さんによる「ユキちゃんぽ」。人と動物が一緒に生きるって? *電子版には巻末付録のカレンダーはつきません。 *電子版では、掲載されないページ、マスキングされた画像が含まれる場合がございます。 *この作品はカラー版です。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。

最近チェックした作品からのおすすめ