その他の趣味 - KADOKAWA - 角川ソフィア文庫作品一覧

  • 官能小説の奥義
    4.0
    官能小説の醍醐味を味わう。 ◆序章 官能小説の文体の歴史 猥褻裁判/チャタレイ夫人の恋人/四畳半襖の下張/団鬼六の『花と蛇』/川上宗薫の構造表現/豊田行二の登場/館淳一のデビュー/女性征服系から癒し系へ/女流作家の系譜 ◆第一章 性器描写の工夫 女性器表現の種類 複雑な形状/花にたとえる/果実にたとえる/伝統的な表現/海産物/昆虫や鳥の嘴/母なる大地の裂け目/部分的な効果/前後に付ける言葉 男性器表現の種類 「棒」派と「茎」派/なぜ太くて硬くなければいけないか ◆第二章 性交描写の方法 前戯編 舌戯の多様化/フェラチオ表現/クンニリングス表現/シックスナイン表現 性交編 五つの分類/恋愛系/癒し系/嬲り系/凌辱系/絶倫系 エクスタシー編 絶頂語表現/悲鳴表現 オノマトペ表現 舐め音/粘液音/挿入音/射精音 ◆第三章 フェティシズムの分類 乳房フェチ 巨乳表現/美乳表現 腋窩フェチ 敏感な性感帯 尻フェチ お尻派の種類/後背位へ アナルフェチ 膣とは異なる快感 大腿フェチ 性交より素股プレイ 脚フェチ パンストの肌触り 足指フェチ 舐めフェチの極致 下着フェチ 付着した粘液の匂い ◆第四章 ストーリー展開の技術 男女の組み合わせをどうするか ストーリーの重要性/近親相姦/女教師/女性遍歴/SM ◆第五章 官能小説の書き方十か条 官能小説は性欲をかきたてるだけのものではない/好きな作家を見つけよ/まず短編を書いてみる/官能シーンを早く出せ/自分がしたくても出来ないことを書く/三人以上の人物を登場させよ/恥ずかしいと思うな/オノマトペをうまく使う/性の優しさ、哀しさ、切なさを知っておく/書いている途中でオナニーをするな
  • ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて
    4.5
    コーヒーの木の発見から、飲用の歴史、コーヒー・ハウスの賑わい、世界の産地事情、器具の進化、抽出・焙煎技術の変遷に至るまで「コーヒー」が辿った道のりのすべてがここにある。 1935年にアメリカで出版された、『All About Coffee』は世界中の愛飲家、業界人のみならずマニアの数を爆発的に増やした。当時はあまりにも高価で大部な高嶺の本だったが、このほど、その複雑多岐な内容を現代の需要に即して分かりやすく再構成。「伝説の珈琲バイブル」を本邦初の文庫化!コーヒー好き必読の書。
  • 能の読みかた
    3.0
    1演目が3ページほどの平易な言葉で、様々な観点から説明されていて、普通の「入門書」とはまったく異なる。自由に感性で観る楽しさを教えてくれ、かつ、古典文学や民俗学に精通した著者ならではの視点が鋭く、その深い洞察が興味深い。能を見ることになったら、ぱっと3ページ読んでから出かけてください。『林望が能を読む』を改題。
  • 文章予測 読解力の鍛え方
    4.1
    文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった!「予測」とは文章を書いた筆者との「対話」。書き手との「対話」を楽しみながら、読解力を飛躍的に伸ばそう。小説・新聞・論文・エッセイ等、幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でもきっと「読み上手」になれる! 人の心を動かす名文の力、分かりやすい文章の秘密を「予測」を通して解明する、作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。  第1章 文章理解とは? 第2章 予測とは? 第3章 問いの予測とは? 第4章 答えの予測とは? 第5章 予測の表現効果とは?
  • 骨董屋からくさ主人
    4.0
    骨董・古美術の「よい」「わるい」はどうしたらわかるのか。感動したり、失敗したりした修業時代の体験から、「いい仕事」を見抜く眼を徹底指南。目利き開眼へと導くなるほどの薀蓄と、鑑定の秘密を語る。
  • 愛の空間 男と女はどこで結ばれてきたのか
    3.0
    終戦直後「皇居前広場」という言葉が性交を連想させるほど野外性交は一般的だった。しかし、待合・ソバ屋・円宿などの施設が生まれ屋内で愛し合うようになった。日本の性愛空間の歴史を辿る建築史の決定版。
  • 江戸化物草紙
    値引きあり
    -
    江戸時代に人気を博した妖怪漫画「草双紙」。豆腐小僧に見越し入道、ろくろ首にももんじい――今やお馴染みの化物たちが大暴れ!歌川国芳ら人気絵師たちによる代表的な5作と、豪華執筆陣による解説を収録。
  • 「おじぎ」の日本文化
    -
    何気ない身振りやしぐさにも、文化に根差した意味があるはず。 外国人にとってはいまだにやはり奇妙な動作にみえるという「おじぎ」。この「おじぎ」はどんな文化の脈絡ではじまり、いつどんな変容をとげてきたのか。「三三九度」をはじめ、日本人のしぐさに根付いている習俗儀礼や日本文化について、民俗学的な解明を行ってきた著者による、目からウロコの「おじぎ」文化発見。 たとえば、時代劇の大名行列では「下に、下に」の掛け声とともに庶民は道端に額をつけて土下座して控えるシーンがみられるが、このような伏す姿は実際にはありえず、片膝をつき頭を下げる片膝礼であった。こんな誤解はいったいどこから来たのか。 「型の日本文化」の代表例である、歌舞伎・相撲・柔道・茶道などで伝承される「おじぎ」の典型は座礼。この座礼の大元は真言密教の三礼(平伏・揖・釈)からきているとされ、神道儀礼の三礼(神前礼)も密教から派生したといわれ、のちの武家の礼法につながるが、では、いつ、どんな経緯でこのような礼法になったのか。 そのことを、古くは絵巻物や絵解きの絵画史料、近世では幕府の公的な礼法の記録、近代ではモース、シーボルトの記録や修身・しつけなどの学校教育、軍隊の礼法などから解明。そのなかから、「おじぎ」は人間関係という制度系だけではなく、じつは着物や建物などの装置系、とりわけ畳の普及とのかかわりがターニングポイントであったと解く。 たんなる挨拶や会釈ばかりではなく、「おじぎ」に込められた、日本文化との深い関係を鮮やかに読み解く。 ●本書は今は亡き司馬遼太郎が、著者に執筆のテーマとして「おじぎ」を書くことを強くすすめたことが端緒になっている。
  • オノマトペ 擬音語・擬態語の世界
    値引きあり
    3.7
    「ゴーン」などの擬音語、ぴかぴかなどの擬態語を一括して言う「オノマトペ」。抽象的で単純で幼稚なものと思われていたオノマトペ、実は奥が深い。日本語の楽しみを何倍にもする本!
  • 確率のはなし
    -
    25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然? それとも必然? 不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。 【目次】 第1章 いろいろの例  1 貨幣を一個投げる場合  2 貨幣を二個投げる場合  3 貨幣を三個投げる場合  4 サイを一個投げる場合  5 サイを二個投げる場合  6 九半一二丁  7 ガリレイとサイの問題 第2章 可能性の集合  1 一つの原理  2 並べ方の集合  3 選び方の集合 第3章 場合の数の数え方  1 場合の数の数え方の原理  2 並べ方の数の数え方  3 選び方の数の数え方  4 クイズへの応用 第4章 文章とその真理集合  1 真理集合  2 「pまたはq」という文章の真理集合  3 「pおよびq」という文章の真理集合  4 「pでない」という文章の真理集合  5 集合の要素の数  6 論理の記号と集合の記号  7 ドゥ・モルガンの法則 第5章 確率の定義と性質  1 確率の定義  2 確率の性質  3 応用問題  4 条件確率 第6章 有名な例  1 パスカルと賭け  2 酋長のトリック  3 クジ引きの順番  4 一つの意外な例 第7章 大数の法則  1 一つの貨幣を何回か投げる場合  2 ( n, r )という記号  3 パスカルの三角形  4 独立試行過程  5 大数の法則
  • 漢字使い分け辞典
    -
    同音・同訓で、意味が類似しているため、使い分けに困る漢字や熟語を約1500項目を掲げる。 それぞれの意味の違いを説明のほか、説明の内容をスムーズに理解できるよう、用例を掲出。 また、元来は違う書き方であったものが、何故違う表記で定着した熟語などには、知っていれば漢字・熟語の使い分けがより簡単になる参考情報を加える。 漢字の使い分けかただけではなく、その使い分けの由来も分る。
  • 現代坐禅講義 只管打坐への道
    4.0
    17年半にわたってアメリカのマサチューセッツ州ヴァレー禅堂で住持をつとめた著者が、道元禅師の言葉を引用しながら、わかりやすくその心を解説。 さらに骨格や身体のしくみから坐禅の方法を詳説し、坐禅に関するあらゆる疑問に明確な答えを与えてくれる。坐禅に興味があるすべての人の必読書。 さらに、各章に付随した 臨済宗僧侶、整体、ヨーガ、気功、身体感覚の指導者との対談が深みを添えている。
  • 詳解 有職装束の世界
    値引きあり
    4.0
    衣装から小物、刀など多岐にわたって、詳細に有職装束を紹介。大嘗祭の着付けなども担当する著者ならではのコレクションを余すところなく披露!
  • 短歌の作り方、教えてください
    3.8
    俵万智のマンツーマン短歌教室に、一青窈が入門! 臨場感あふれるふたりの実作レッスンのやりとりを辿る、画期的な短歌入門書。添削指導のほか、穂村弘や斉藤斎藤を迎えた特別レッスンのようすも収録。
  • 日本料理のコツ
    値引きあり
    5.0
    調理上のコツ等にまつわる疑問を科学的な目で解説するQ&A形式の実践的調理バイブル。第1部では基礎知識を平易に解説。第2部では下ごしらえ、焼く・煮る・揚げる等々の分野別にプロのコツと技を紹介する。 第1部 知識編 一、基本調味料のなぜ→塩、酢、酒・みりん、砂糖、味噌、醤油、糠 二、素材のなぜ→魚介、野菜、卵、肉、麺、米、豆、油脂    三、調理法のなぜ→焼く、煮る、揚げる、蒸す 第2部 実践編 一、道具と下ごしらえ 二、おいしいコツあれこれ 三、造り 四、焼く・焼き物 五、煮る・煮物 六、揚げる・揚げ物 七、蒸す・蒸し物 八、卵料理 九、ご飯・麺 十、和え物・酢の物 十一、汁物
  • 麺の歴史 ラーメンはどこから来たか
    -
    「チキンラーメン」生みの親の安藤百福と、日本の食文化研究家の奥村彪生がラーメンのルーツをもとめて旅に出た! 経済、文化、歴史……多様な視点で、今に至るまでのラーメンのすべてを描き尽くす。
  • よくわかる祝詞読本
    値引きあり
    3.0
    「恐み、恐み」の決まり文句以外、意味や単語すらよく分からないまま聞くことの多い祝詞。日本古来の信仰に根ざし、記紀神話の時代から奏上されてきたそれらの言葉には、どんな由来や役割があるのか。神話と神々との関係や参拝のマナーとともに、祝詞の基礎知識をていねいに解説。月次祭・節分祭などの祭祀、七五三・成人式などの人生儀礼や諸祈願ほか、24の身近な例文を現代語訳とともに掲載する、文庫オリジナルの実用読本。 第一章 神道の基礎知識 第二章 祝詞の基礎知識 第三章 祝詞の例文と現代語訳 第四章 神話に登場する神々 付録 神社参拝等のマナー
  • 四字漢語辞典
    4.0
    わずか四文字に、深い意味や味わいのあるニュアンスを凝縮した四字漢語。表現に役立つ2170語をとりあげ、意味や由来、使い方を豊富な用例とともに解説。生き生きとした語彙が身につく辞典。
  • 読む幾何学
    -
    「円の定義とは?」「2点を結ぶ最短距離は直線か?」 想像力の果てに広がる幾何学の世界を鮮やかなロジックで解き明かす。
  • 読むトポロジー
    値引きあり
    3.8
    三角形と円が同じ? コーヒーカップとドーナツが同じ!?――そんな「形の見方」の先に広がる数学世界とは。20世紀に大発展を遂げたトポロジー(位相幾何学)の魅力を、一筆書き、メビウスの帯、クラインの壷、ポアンカレ予想、4次元空間等の話題とともに紹介。ほとんど数式を用いず、直観的にイメージしやすいよう、豊富な図版でやさしく解説。意表をつく面白さで、パズル感覚で楽しめる! 数学迷宮への扉を開く入門書。 第1章 形とはなんだろうか 1 最古の学問としての数学   2 形とはなにか   3 相似という形   4 射影という考え方   5 ライプニッツとオイラー   第2章 つながり方の幾何学 1 幾何学が扱うこと―ひもの形と輪ゴムの形   2 オイラーの発見――筆書きとその仲間   3 部屋渡りの問題――ハミルトン回路   4 美術館の巡回路の問題   第3章 曲線のトポロジー オイラー・ポアンカレの定理 1 つながっている? いない?   2 グラフと1次元ベッチ数  83 3 植木算とベッチ数   第4章 曲面のトポロジー 曲面を設計する 1 曲面とはなにか   2 トーラスと球面   3 クライン管   4 射影平面   5 複雑な曲面の展開図   6 クライン管再考   第5章 曲面のホモロジーとホモトピー 1 曲面上の牧場   2 曲面を切ってみる   3 曲面のホモロジー群   4 ホモトピー/円周を縮めてみる   第6章 次元を超えて 1 次元とはなにか   2 3次元の球面   3 ポアンカレ予想   第7章 いろいろな話題 1 トポロジー玩具   2 結び目
  • 落語ことば・事柄辞典
    値引きあり
    4.0
    読んで腑に落ちる落語辞典の決定版! 落語を知るためのキーワード616項目を掲載。「時・所・風物」「金銭・暮らし・衣食住」「文化・芸能・娯楽」「男と女・遊里・風俗」「武家・制度・罪」「心・体・霊・異」の6ジャンルに分類し、観どころ聴きどころを楽しめるよう丁寧に解説。江戸文化に造詣が深く、豊富な知識と洒落心にあふれた名解説者ならではの蘊蓄が満載。巻末に主要演目掌解題、演目と項目の五十音順索引付き。 ※本書は二〇〇四年一〇月、岩波書店から刊行された『落語ことば辞典──江戸時代をよむ』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 力士の世界
    3.7
    歴史やしきたり、伝統に裏づけられた作法、力士たちの稽古の様子や一日の過ごし方など、謎と不思議に満ちた相撲の基礎知識を網羅。江戸時代以来の文化がそのまま残る「国技の世界」を元・立行司が案内。
  • 魯山人の器と料理
    値引きあり
    -
    「魯山人ならば何と言うか?」これが辻義一の美意識のその後の「物さし」となった。若き日に魯山人のもとで修行したときの思い出を豊富なエピソードで綴り、料理と器の真髄を、美しい写真とともに語る。

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