古事記、日本書紀のころは、外国語(漢字)を使って日本人のこころを表していた。
きちんと、あの漢字まみれの当て字に「こう読め」と言う注釈が入っていたことは知らなかった。
私たちが当たり前に使う音読み訓読みは、変わっている、と言うのも新たな視点だった。
たしかにdogと書いて、イヌと読むと考えたらその不
...続きを読む可思議さが分かろうというもの。
ゴルゴ13の話は漫画を読んだことがないが、「シュボッ」がこんなに深いとは思わなんだ。
日本の方言が表すさまざまな言葉。
私は東京育ち、子供たちは東京生まれ東京育ち。
とはいえ、下町言葉なんて使わないわけで、いわゆる標準語、共通語と呼ばれるような言葉を使い、独特の言葉は使っていない(とおもう)。
江戸っ子口調なんて今はほとんどないわけで、「ひ」と「し」の区別もつけられる。
けれど、地方にはその地方の言葉を表す言葉がたくさんある。
共通語は便利だが、それぞれが指し示す心をそれだけで表すのは難しい。
面白いのは三島由紀夫。
オノマトペを使いすぎるなんてダメだ云々と散々言っておいて、はたと気づく。
しまった、これ、婦人公論…慌てて女性と子供が使う言葉は意義があり…と続く。
もしかしたらわざと狙ったのかもしれないが、彼にもちょっと焦るようなところがあったのかもと思うと身近に感じられる。