小説 - 偕成社作品一覧

  • かぎりなくやさしい花々
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わんぱくだった少年時代、運動に明け暮れた学生時代、事故で手足の自由を失いながらも、詩画を描くようになるまでを綴った手記。
  • あなたの手のひら
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のみならず海外でも開かれている原画展やテレビで紹介された星野富弘の詩画集はかぎりなく静かな感動の輪を広げている。移りゆく季節の花々によせて命のいとしさを描く詩画63点と16編のエッセイを収録。
  • オリエント急行殺人事件
    3.8
    大雪のため立往生した国際列車の車内で、富豪の老人が殺された。犯人は乗客の中にいる。しかし、乗客の全員に完璧なアリバイがあって……。大胆なトリックとポワロの名推理が冴えわたる。アガサ・クリスティの代表作であり、傑作映画の原作にもなった傑作ミステリー。
  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏
    3.7
    1巻1,287円 (税込)
    小学生の翔は、ふとしたことから 高宮さんと、その飼い犬トラウムと出会い、 週に2回の散歩を頼まれるようになる。 おばけの見える友達、仲がいい父と母、 同じマンションに住む芸能人とのやりとりのなかで 少年は、見えること、見えないことに思いをめぐらせる。 「じつは、たのみがあるんだ。もちろん、さっきのパンとは関係ないから、だめなら、だめだといってほしい。週に二回、朝、三十分、トラウムに散歩をさせてほしいんだ。もちろん、お礼はする。」 じつをいうと、ぼくはトラウムみたいな犬がうちにいたらいいと思っていたくらいだった。週に二回なら、いや、一日おきでも、やれると思った。朝なら、毎日だってできる。 「何時からですか?」 (本文より)
  • クラスメイツ〈前期〉
    4.0
    1~2巻594円 (税込)
    日本のYA文学をきりひらいてきた森絵都が、直木賞受賞後はじめて描く中学生群像。中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集の1作目。うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめきや、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアルさを、シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとしたユーモアでくるんだ作品集。
  • 時間色のリリィ
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    小学5年生のロミは、ある日、同じ塾に通っている優等生、園内くんの訪問を受ける。 「ミコミコぷろだくしょん」という名前をしらないかという突拍子もない質問をされて、近くの公園まで誘われると、風変わりな女の子がまっていた。 コスプレめいた服装のその女の子は、園内くんをあやつって、「ミコミコぷろだくしょん」のことを聞き出そうとしているらしい。 ノスタルジックホラーとよばれる作風の直木賞作家が、児童向けの作品に初挑戦。 親子で楽しめる作品です。
  • 鈴の鳴る道
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 午前中絵と詩を描き、午後随筆を口述筆記してでき上がったのが、この『鈴の鳴る道』です。詩画のほとんどは、「百万人の福音」(いのちのことば社)に毎月載せていたものです。一部描きなおしたものもあります。朝日新聞群馬版に載せたものを、新たに描きなおしたものもあります。花を中心に描きましたが、風景や動物もいくつか入れました。私には花も豚も風景も、同じように美しく見えるのです。
  • セミクジラのぬけがら
    4.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんでもあつめるのがすきな ミッチがある日、ひろったのは クジラのかたちをした 木のかけら。 それが、ふしぎな夏の はじまりだった。 ミッチは、花の種やきれいな石ころなど、道ばたでひろったものをコレクションしている男の子。いまはセミのぬけがらを集めています。 ある日ミッチは、クジラのかたちをした木のかけらをひろって、家に持ちかえりますが、うっかり麦茶をかけてしまいます。すると、それはちいさなちいさなクジラになったのです! セミのぬけがらを食べて、「ミーンミン」と鳴くので、<セミクジラ>と名付け、ミッチはお父さんといっしょにそのクジラを飼いはじめます。でも、クジラはだんだん、元気が無くなってしまい……。 考えたミッチは、セミクジラのために、あるものを探すことにします。
  • ああ、もうダメだ!
    3.5
    子どもだけでなく多くの大人もつぶやく言葉、「ああ、もうダメだ!」。 6人の作家が、このフレーズをキーワードにつむいだ短編集。
  • もうサイアクだ!
    4.0
    子どもだけでなく多くの大人もつぶやく言葉、「もうサイアクだ!」。 6人の作家が、このフレーズをキーワードにつむいだ短編集。
  • 種蒔きもせず
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前回の詩画集『花よりも小さく』から6年半ぶりの新詩画集。65点の詩画に加え、18点のエッセイを収録。静かな暮らしのなかで見えてくる自然や人、そして作者自身を、力強い筆致で詩画(花々の絵に、詩が添えられた絵画作品)に描き、エッセイでつづります。2010年には群馬県みどり市の富弘美術館は開館20周年をむかえ、入場者数も500万人をこえるなど、ながく人々に愛されてきた星野富弘とその作品。累計330万部をこえるシリーズの、待望の新詩画集です。
  • たまねぎとはちみつ
    3.9
    1巻1,584円 (税込)
    小学5年生の千春は、ふとしたことから修理屋のおじさんと知り合う。そのお店には同じクラスの俊太がいた。何かが変わった3人の特別な1年。
  • ドラねこまじんのボタン
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんでもあつめるのがすきなミッチが ある日、ひろったのは ねこのかおが かいてある ちいさな ボタン。 ふくにつけて こすってみたら ドラねこまじんが あらわれた! コレクションが ふしぎをまきおこす シリーズ第2弾 ミッチは、花の種やきれいな石ころなど、道ばたでひろったものをコレクションしている男の子。 おとうさんと図書館へ行った帰り道、どこかから落ちてきたボタンをひろいます。ボタンにはねこのかおの絵が描いてありました。 ボタンを気に入ったミッチをみて、おとうさんがミッチのシャツにボタンをつけてくれます。すると、シャツにあったアイスクリームの柄がなくなり、不思議に思ったミッチがボタンをくすぐると、そこからドラねこまじんがあらわれたのでした。 おなかいっぱいにしてくれたら、なんでも願いをかなえる、というねこまじん。ちょっとあやしいねこまじんと、ミッチは、食べもの柄の服をさがしに買い物へいくのですが……。
  • 野原できみとピクニック
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    優弥はある日、繁華街で男子高生に絡まれていたところを、通りかかった稀星に助けられる。 裕福な家に生まれ、進学校に通う優弥と、底辺校に通いながら、家計を助けるためアルバイトにいそしむ稀星はお互いの違いにとまどいながらも、しだいに惹かれあっていく。 育ってきた環境が、まったくちがう2人が恋に落ちたら、見える世界はどう変わるのだろう。 2人の恋が現代日本を映しだす、格差社会のラブストーリー。
  • 花よりも小さく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 口にくわえた筆で花の絵を描く星野富広氏による「花の詩画集」シリーズの4作目。1986年までの作品を集めた『鈴の鳴る道』、1981年~1991年までの作品を収録した『速さのちがう時計』、1990年代の作品を中心にした『あなたの手のひら』に続く本書には、さらに豊かに広がる詩画59点と近況を語るエッセイ24編が収録されている。 作者の星野富広は昭和21年、群馬県生まれ。高崎市立倉賀野中学校に体育教師として赴任したわずか2か月後のクラブ活動中、脊髄を損傷し手足の自由を失ってしまう。失意の底にあった彼を救うのは、聖書と子どものころから慣れ親しんだ自然。そして、彼は口にくわえた筆で花の絵を描き始める。 「葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった」という作者が描き続ける花々は優しく、穏やかで、そして強い。 生かされている喜びに、自然や人に対する愛にあふれた詩画やエッセイは、静かに私たちの心を打つものばかり。さらに、シリーズ4冊目となる本書では、作者のユーモアあふれる一面を見ることもできるだろう。「春の縁側」とタイトルがつけられたモモの花に添えられた詩などは、思わず頬がゆるむものだ。 以前より作者のファンだったという方はもちろんのこと、野に咲く花に気づくこともなく、夕焼けの色さえも忘れかけている現代の忙しい大人たちに贈りたい1冊である。
  • 速さのちがう時計
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 11年間新聞に連載された詩画の中から79点とエッセイ11編を収録。ふるさとの花を中心に、自然とのふれあいをサインペンで描く。
  • ミルキー杉山のあなたも名探偵ガイドブック
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読者参加型のなぞときが人気の「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズ、初めてのガイドブックです。ミルキー杉山一家や探偵なかま、どろぼうたちの素顔をあばく人物紹介に、自分にぴったりの巻がわかるチャート診断、ファン度が試されるミルキークイズ、作者・杉山亮先生への質問などなど、盛りだくさんの内容です。 さらに、なぞときページも大充実。めいろをすすみながら事件を推理していく「おはなしめいろで名探偵」は、新感覚のおもしろさです。最後には、ツルまつの、ボウズすすきだ、たつ子、ミス・ラビットがそれぞれ主役の、スペシャル事件簿を4つ収録。いつもとはひと味ちがった事件をお楽しみあれ。いつもシリーズを楽しんでくれているミルキー読者はもちろん、これから読みはじめようとしているひとにもおすすめです。 これさえ読めば、あなたはもう、ミルキーのたよれる探偵なかま。シリーズのほかの本をひらいて、巻きおこる難事件を解決してください!
  • おかげさまで名探偵
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 30周年をむかえた人気シリーズの24作目。今回は、「商店街ばくだん事件」、「ぴょんぴょん時計」、そして「市民ホール連続スリ事件」の3編です。 「商店街ばくだん事件」では、探偵の仕事がないからと、ミルキーがアルバイトの面接にむかった商店街で、ばくだんさわぎがおこります。「ぴょんぴょん時計」では、公園のお祭りで、会場のみんなの時計にいたずらした犯人を推理。「市民ホール連続スリ事件」では、マジックショーの暗やみで連続スリ事件が。読者のみなさんは、ミルキーより先にトリックを見やぶれるでしょうか?  文章をよく読んで、絵をすみずみまで見て、いっしょに推理してみてください。
  • 山の向こうの美術館
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花によせて命のいとしさを描く星野富弘。少年時代の作文や絵、入院中の手紙など、詩画の原点ともいえる未発表の作品を収録。新・富弘美術館の開館記念出版。
  • レ・ミゼラブル(上)
    4.5
    貧しさゆえ飢えている甥姪たちを救おうと、パンを盗んだことから刑をうけ、人生にも世間にも絶望してしまったジャン=ヴァルジャン。彼を救ったのはミリエルという一人の司教だった…。心震わせるヴィクトル・ユーゴーの名作。
  • わたしが少女型ロボットだったころ
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    わたしは、ロボットだった。 人間じゃなくて、ロボットだった。 そのことを、わたしはすっかり忘れて生きてきた。 きっと、忘れたまま生活するようにプログラミングされていたんだと思う。 だけど、思い出してしまった。 本当に突然、ふっと。(本文より) 自分がロボットであると認識し、食べることをやめた少女と、彼女を理解しようとする少年。 ゆらぎ、見失いそうになる自分の形を見つけるための物語。

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