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-愛する人のためなら、私は鬼になる……。自分が以前住んでいた町で起こった幼稚園児の誘拐事件を取材する新聞記者。事件を調べていくと、不倫やネグレクト(育児放棄)、浪費癖などその子の母親に関する悪い噂ばかりが出てきて……。(黒川 晋『慟哭の先に』)汚職事件を追うライターの死体を遺棄したと名乗り出たのは、一見無関係な高級官僚の妻。裕福な官僚夫人は、なぜ孤独なライターのためにその手を罪に染めたのか…?(川崎ひろこ『海鳴り』)弱きものを助けるために罪を犯してしまう女性たちの愛と悲しみを描いた4作品を収録した『女たちの事件簿』第34弾!!
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-交通事故で意識不明となった妻。しかし1年前に結婚したばかりの夫は、悲しむどころか愛人を家に連れ込みやりたい放題。妻の生命の危機で仮面夫婦だったことが発覚した彼らの行く末は……!?(さかたのり子『マダムと白い風船』)育児ノイローゼで出ていってしまった妻。幼い子を抱え困り果てた夫の元に、子供の面倒を見てくれる女性が現われ、やがてふたりは結婚する。だが、元の妻が突然『やり直したい』と現われて……!?(高田祐子『家族トランプ』)――――仮面夫婦に、自分の都合ばかり主張する妻など、普通とは違う奇妙な関係で成り立っている夫婦を描いた4作品を収録した『女たちの事件簿』第30弾!!
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3.0信じていた家族の秘密を知った時、私の平凡な幸せが崩れていく……。夫以外に身寄りのない礼奈は第一子を妊娠して家族が増える喜びを感じていた矢先、夫が交通事故で急死。遺体と対面した礼奈の前に、彼の妻だと名乗るふたりの女性が現われて……!?(『蜂の罠』はざまもり)趣味で作っているテディベアの置き場所に困ってレンタルボックスを借りることにした妻。偶然、夫もレンタルボッックスを契約する場面を見てしまうが、夫はそのことを家族に隠していて……。(『シークレットボックス』折井いずみ)愛する家族の本当の姿を知ったことで地獄の苦しみを味わう女性たちを描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第39弾。
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-私のほしいものを全部持っているあの女が憎い…! ずっと好きだった、バツイチの同僚とつき合うことになった恵。彼の元妻はすでに再婚しており、恵たちの仲がうまくいくようアドバイスしてくれる。親切な元妻に感謝していた恵だったが、次第に彼女の言動に違和感を感じて…。(『FAKER』香月れい)反抗期の娘と浮気疑惑のある夫に嫌気がさした主婦は、太って冴えない自分とは対照的に美しさをキープし、夜の生活も充実している友達をうらやましく思い、彼女に勧められるままマッチングアプリに登録して…。(『マッチングメビウス』大橋薫)他人の幸せを妬み、自分より不幸にしようと策略をめぐらす女たちの醜悪な姿を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第47弾。
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-「どうして私の子がこんな目に…!?」幼い娘が行方不明になった母親の悲痛な叫びーー。下校途中の小学1年生の女子が姿を消した。通学ルートの公園や近所のコンビニには、働かずにブラブラと時間をつぶす若者たちが溜まっており…。(『黄色い目印』折井いずみ)姉が車で轢き殺され、その犯人を追う義兄に頼まれて幼い姪の面倒を見ることになった女。母の死をまだ理解できない姪を不憫に思い、母親代わりになることを決めた彼女の周辺で不審な出来事が続き…。(『七つの子』川崎ひろこ)大人の身勝手な欲望の犠牲になる子どもたちの悲劇を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第46弾。
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3.5
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4.0
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3.0
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3.3
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-浅見光彦、わらべ歌の謎に挑む! 〈はないちもんめ〉に秘められた過去の忌まわしい記憶と連続殺人! 自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の当該作品エッセイ、山前譲氏の新たな解説を付して決定版として刊行。 将来を大いに嘱望される新進ピアニスト三郷夕鶴は、父伴太郎の誕生会の日、見知らぬ男から父への伝言を手渡された。 紙片には「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎の表情はかげった…。 伴太郎の古い友人で古美術商の甲戸天洞の娘麻矢は夕鶴の親友。 「はないちもんめ」の意味を探るため、夕鶴はルポライターの浅見光彦に会うが、同席するはずだった麻矢から、天洞の死の報せが…。 傑作長篇ミステリー。
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5.0
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4.5
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-母・雪江の発案で三河への旅に出かけた名探偵・浅見光彦。旅先の「殉国七士の墓」で出会い、ふたりに説教までした愛国老人が、翌日吉良町の海岸で死体となって発見された。全身には高い崖から転落したと思われる激しい打撲の跡があった。しかし、現場にはそのような断崖はない。となると、まるで「名も知らぬ遠き島より…」と島崎藤村の詩にも歌われた椰子の実のように、死体は別の場所から流れ着いたのだろうか。一体犯行現場はどこなのか!? 一度は警察に疑いをかけられた浅見光彦が、美しい海岸に仕掛けられた完全犯罪と、その背後に隠された悪意に立ち向かう、傑作長編旅情ミステリー!
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3.0
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4.0
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3.3
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3.0ウミネコで有名な八戸の蕪島でお遍路の女性とすれ違った時、女子大生・神尾容子は、記憶の底に刻み込まれた奇妙な唄を耳にした。ところが数日後、唄を口ずさんでいたお遍路と思しき女性の絞殺死体が、新郷村の“ピラミッド”へつづく山道で発見される。同じ頃、古文書の真贋論争を取材するため青森を訪れた浅見光彦は<ピラミッド殺人事件>を皮切りに、行く先々で不可解な死に遭遇するが、その死の原因を“アラハバキ神の祟り”だと噂し、恐れおののく人たちがいた……。本州最果ての地に息づく謎めいた伝説と信仰。その背後に潜む憎悪と殺意に敢然と立ち向かう名探偵・浅見光彦の活躍を描いた、長編旅情ミステリーの傑作!
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3.8砂の記憶に幻惑され、男は還らぬ人となった――。明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという神奈川県三浦半島の旧家で、ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、歌舞伎の「勧進帳」で知られる石川県「安宅の関」で死体となって発見される。浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、老人の足跡は意外な場所で途切れていた。老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、やがて第二の殺人が発生してしまう……。名探偵・浅見光彦の推理は!? 傑作旅情ミステリー! 著者自作解説付き。
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3.7
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4.5
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-水上バスから花嫁が消えた!? 浅見光彦、母と一緒に吾妻橋へ! 白金台の八芳園で行なわれた池沢英二と 津田隆子の結婚式の披露宴に、 池沢と絵画教室の仲間の浅見雪江も招待された。 ところが当日、新婦が現われず新郎だけの 奇妙なパーティーとなってしまった。 帰宅した雪江から、 失踪した花嫁の話を聞いた息子の光彦は たちまち興味を覚え、真相究明にのりだした。 その日隆子たち一行八名は、 浅草から水上バスを利用したという。 なぜ電車か車でこなかったのか。 光彦は雪江と水上バスに乗り、 浅草の隆子の家を訪ねた。数日後、 TVニュースは築地の堀割で 女性の死体が発見されたと伝えたが……。
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-今や学校は生徒と保護者が偉く、先生たちは下僕になる時代!? 少子化の影響で私立の学校は生徒を取り合い、学園祭に芸能人を呼んだり、修学旅行を豪華にしたりと、派手にお金をかけては生徒集めに必死になっている。美由紀が採用された澤木女子学園も、「生徒は神様だ」と言い切る校長がいる経営重視の学校で、先生たちも生徒のご機嫌とりに必死だった。美由紀は生徒達ともお友達感覚でつき合い、うまくやりすごす日々だったが、ある日、この学校では珍しく生徒を厳しく指導する同僚に、美由紀の態度を咎められ…。生徒と先生の立場が逆転しているこの学園で、美由紀は教師としてどうふるまっていくのか…!? (本作品は『ibara 残酷な女のミステリー2~学校は戦場だった~』に収録されている『生徒様は神様です~新任教師は眠れない~』と同内容になります)
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