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4.0ある日、伯爵令嬢アンジュは気づく。自分が乙女ゲームの世界に転生していることに。 このままだと悪役令嬢の自分は、婚約者の王子と乙女ゲームのヒロインに断罪されて斬首されてしまう! 運命を変えようと、アンジュは前世の趣味を活かしてパティシエにジョブチェンジすることに。 お菓子作りを進めていくと、やがてアンジュの前にゲームの中では見たことのない美青年が現れた。 レアキャラ登場…!? もしかして運命は変わったの? 【描き下ろし6ページ&電子限定おまけマンガ1ページ付き!】
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-640~669円 (税込)特集「ご近所のやっかいな人々」 ●特集 巻頭カラー! 理不尽にあらがう主婦のヒューマン・サスペンス!! 祐木純「モラハラ夫から逃げるため田舎に移住したらヤバい村でした」。次第に明らかになっていく兎角村の闇。そんな時、蛍子が新たな不倫トラブルに巻き込まれ!? ●特集 恐怖のママ友ハルマゲドン!! 三谷美佐子「ママ友にハブられてぼっち主婦になりました」高木は自分の失言から息子を孤立させてしまい!? ●カラー! 超ロングヒット!! ミックス最新93巻大好評発売中!! 上原きみ子「いのちの器」。東京からやってきたお嬢様の七海が行方不明に!? ●カラー! コミックス最新2巻発売中!! 蒼星きまま「上手に生かれました Life with flowers」。己の優柔不断さから脱却したい千助。一方いちご先生は!? ●電子コミックス好評配信中!! 原なおこ「お姑様は大女優!」。「理想のお姑さん」杜若綾女さんのハッピー・ファミリードラマ!! そのほか、読んでお得、満足度200%の作品をぎゅっと集めてお贈りします!! ※この電子書籍は紙の雑誌を編集したものであり、紙の雑誌版の内容・企画で電子書籍版には含まれないものが一部あります。※「フォアミセス6月号」デジタル版は、「2024年フォアミセス6月号」(紙版)を収録したものです。掲載されている情報・表記は、すべて紙版の発売日である2024年5月2日時点のものです。※紙の雑誌版で実施するプレゼント、人気投票などへの参加は電子雑誌版からは行えません。※次号予告は紙の雑誌版の情報です。
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-突然、自分の前世を思い出した伯爵令嬢アンジュ。彼女の前世の名は宇治川杏珠。 お菓子作りと乙女ゲーム「ブリリアント・テイル」をこよなく愛する平凡な大学生だった。 まさか自分が、21世紀の日本からゲームの世界へ、それも超イヤな悪役令嬢アンジュに転生するなんて! しかも、ゲームの中ではすごく素敵な王子様に見えた婚約者のアルフォンソ王子はボンクラで、ヒロイン役の令嬢フロリーナに骨抜きにされている。 …あれ? このままだと私、もしかして一方的に断罪されて処刑台に送られる!? 冗談じゃないわ。私はただ、次期国王のよき妻になれるように真面目に生きてきたのに。 事態に気がついたアンジュは、斬首の運命を絶対回避するために、これまでのアンジュとはまったく違う行動をとることにするが――?
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-【この作品は同タイトルの合冊版です。】「あなたは私の黒歴史なんだから!」運命の相手と信じて悠人と結婚した真奈美。しかし結婚生活は自己中心的な悠人を優先する毎日で……。ついに耐えられなくなった真奈美は離婚を決意。悠人と真奈美の結婚生活はあっけなく終わりを告げた――。それから3年後。真奈美は転職もして順風満帆♪そんなある日、先輩に誘われて合コンへ…!新しい出会いにワクワクしていると…遅れて参加してきたのは「やあ、久しぶり。片桐さん」元旦那・悠人――!?久しぶりの再会からかドキドキしていると、悠人はやさしく微笑んできて!?私と悠人はもう終わったはずなのに、私の人生どうなっちゃうの――!?
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「傷心の花嫁」「熱い復讐」「ビンテージ・ラブ」「すべて心の決めるままに」の4話をまとめて収録。
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3.1「あなたは私の黒歴史なんだから!」運命の相手と信じて悠人と結婚した真奈美。しかし結婚生活は自己中心的な悠人を優先する毎日で……。ついに耐えられなくなった真奈美は離婚を決意。悠人と真奈美の結婚生活はあっけなく終わりを告げた――。それから3年後。真奈美は転職もして順風満帆♪そんなある日、先輩に誘われて合コンへ…!新しい出会いにワクワクしていると…遅れて参加してきたのは「やあ、久しぶり。片桐さん」元旦那・悠人――!?久しぶりの再会からかドキドキしていると、悠人はやさしく微笑んできて!?私と悠人はもう終わったはずなのに、私の人生どうなっちゃうの――!?
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3.4貧しいウエイトレスだったデイジーは、偶然出会った大富豪のマッテオと契約結婚をした。彼が余命わずかな祖父から会社の経営権を得るための、莫大な報酬と引き換えに提案された結婚だった。2年という約束のはずが、3年もの間ギリシアの小さな町に置き去りにされている。デイジーにはもう限界だった。離婚を切り出した彼女に、マッテオは思いがけない提案をしてきた。「夫婦関係を本物にしよう」いままで私に見向きもしなかった人が、いったい何を言うの――?
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3.0貧しいウエイトレスだったデイジーは、偶然出会った大富豪のマッテオと契約結婚をした。彼が余命わずかな祖父から会社の経営権を得るための、莫大な報酬と引き換えに提案された結婚だった。2年という約束のはずが、3年もの間ギリシアの小さな町に置き去りにされている。デイジーにはもう限界だった。離婚を切り出した彼女に、マッテオは思いがけない提案をしてきた。「夫婦関係を本物にしよう」いままで私に見向きもしなかった人が、いったい何を言うの――?
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-会社が買収されて間もなく、ミアは新CEOのアレッサンドロに「僕には君が必要だ」と声をかけられた。その言葉に不覚にもときめいたミアだったが、それは秘書としての能力とその夜に催されるパーティーの同伴者としての言葉に過ぎなかった。ばかね…大企業のCEOが一介の秘書を相手にするわけないじゃない。ところがパーティーのあと、ふたりは情熱のままに、関係を持ってしまったのだ。その後ミアは会社を去った。新しい命を宿しているとも知らずに――。
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-製紙会社で秘書を務めるエリザベスの新しいボスは有名な企業買収家。しかし上司としての評判は最悪。昇級の直談判を試みたもののすげなく却下。毒づくエリザベスだったが、帰り道で事故にあい途方に暮れる彼を見かけ、思わず声をかけてしまう。以来ふたりの距離は一気に縮まった。エリザベスがシングルマザーと知った彼は、彼女のために手を尽くし、部下たちの信頼を獲得していく。しかしエリザベスは知らなかった。その裏で会社の売却計画が進められていることを…。
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-インテリアデザイナー・エミリーの恋人マルコは、ロンドン中で知らない者がいないやり手の実業家。パーティーで出会った瞬間、マルコに惹かれ、恋に落ちてしまったエミリーは、彼の「ベッドをともにするだけ、愛は不要」という残酷なルールを受け入れ、3年間一緒に暮らしてきた。ある日届いた1通の手紙が、マルコへの切ない想いを抱えたエミリーに衝撃の事実を告げた――彼がニローリ王国の皇太子ですって!! いったい何の冗談なの!?
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-海辺のレストランを経営するエリザベスには、つらい過去があった。少女の頃に両親を殺されたのだ。以来、人と距離を置いてきたエリザベスのもとに、ある時、エイダンと名乗る見知らぬ男がふらりと現れ、バーテンダーとして雇ってほしいという。彼はどこか謎めいて美しく、エリザベスは心にブレーキをかけようとしたのに彼にとめどなく惹かれてしまう。だが彼にはある秘密があった。エイダンはエリザベスに近づき、用意周到に罠を仕掛け、彼女を捕らえつつあった!
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5.0いつか父の決めた相手と結婚して、恋も知らずに一生を終えるのかしら…。そう思っていた社長令嬢イオランテの平穏な日々は、パーティーでアレコスと出会った日に終わった。運命と信じた彼はかつて父を裏切り、会社を追い出された相手だったのだ。純潔を捧げた一夜さえ、ただの復讐の道具だったの? 真実を確かめるためアレコスに会いに行くが、あの夜とは別人のように冷たく拒絶され…逃げるように立ち去った。彼の子を妊娠していることを言えないまま――。
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4.3レベッカは女子寄宿学校の教師。親しみやすく皆に頼られる存在だが、まさか問題児のエミリーから妊娠を打ち明けられるとは!父親を呼び出したものの、現れたのはハンサムで威厳ある風貌のニコラス。17年前束の間だが恋人だった私を、彼は覚えているだろうか?緊張するレベッカに彼は娘の家庭教師になれと言い!?
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4.0父の右腕である実業家マルコとの結婚を命じられた19歳のシエラ。マルコのやさしさに、シエラは密かに淡い期待を抱いていた。彼なら父の暴力に怯える日々から、私を救い出してくれるかもしれない。ところが結婚式前夜、父と話すマルコの言葉を陰で聞いたシエラは凍りつく――彼も父と同じ、非情で傲慢な男だったんだわ! 絶望したシエラは、母の協力を得て逃げ出した。それから7年後、父が亡くなり一時帰国したシエラは、冷たい目で彼女を見据えるマルコと再会して…!?
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-姉夫婦の訃報を受け、キャリーはイタリアへと向かった。愛する姉の死とともに、双子の遺児のことが気になった。そして、義兄の弟パオロのことも。9年前、姉の結婚式でパオロと初めて会った。富と美貌に恵まれたプレイボーイの彼に誘われ、有頂天になった私はバージンを捧げた。ところが「愛している」と告げたとたん、パオロは私に背を向けたのだ。それが今、こんな形で、秘密を抱えながら彼と向きあわなければならない運命を、キャリーは受け止めきれずにいた。
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5.0グレイシーは風邪をひいた庭師の友人に代わり、豪華な邸宅の庭で薔薇に水をやっていた。そこへ屋敷の主ラファエルが現れ不法侵入を咎められてしまう。ハンサムな男性に見とれたのも束の間、彼は庭師をクビにしない代わりに今夜開かれるパーティーに同行するようにとグレイシーに命じてきた。あっという間に用意された白いドレスをまとい、夢のようなキスを交わすうち、情熱に溺れたグレイシーは気づけば薔薇園で純潔を捧げていた。これは彼の戯れでしかないのに――。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】令嬢アレグラは18歳の誕生パーティーで出逢った大富豪ステファノにひと目で心を奪われる。プロポーズを受け、幸せの絶頂で迎えた結婚式前夜、彼と父親の衝撃の会話を耳にする。この結婚は男たちの“取引き”に基づいたものだったのだ。愛されてなんていなかった! 悲しむアレグラは家と故郷を捨てて逃げだす。7年後、ロンドンで自活するアレグラは彼と再会。ふっきって大人になった自分を見せるつもりが、初恋の思い出は甘く痛み、再び彼の魅力にからみとられ…!?
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4.0ほら、貴女の身体はこんなにも私を誘っている 令嬢が囚われたのは、傷を負った富豪の激しいまでの慾望 伯爵令嬢のレティシアは、出自に関するスキャンダルから逃れるためにヴァーレン帝国を訪れる。そこで怪我を負ってしまい、帝国有数の貿易商・ジークに助けられ、世話になることに。「貴女の中は蕩けそうなほどに熱い」いつしか惹かれあい、甘く激しい蜜夜を過ごす二人。ところがある日、彼の秘密を知ってしまったレティシアは、突然拒絶されて……。
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-「けがらわしい!」――拒絶を示すその言葉に、ケイトは自分の愚かさを思い知った。17歳で愛も知らずに結婚した彼女は、浮気者の夫にけしかけられて、夫の魅力的な友人ドミニクを誘おうとしたのだ。そして浴びせられた侮蔑の言葉。一生忘れられない悪夢の夜だった。あれから夫も亡くなり、静かに暮らしていたが、ドミニクと思いがけず再会してしまう。ケイトは驚きと絶望で凍りついた。8年前、彼女の心を奪った黄金色の瞳は今も蔑みの昏い光を灯していたから…。
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-世界的な自動車メーカーのモレッティ・モータースのCEOドミニク。彼は魅力的な容姿をしており、やり手で、そしてプレイボーイで有名だった。彼の優秀な秘書アンジェリーナは、秘かに彼に想いを寄せていたが、現在大きな悩みを抱えていた。彼女の弟レニがトラブルを起こして脅迫されており、その内容は、アンジェリーナがモレッティ社の企業秘密を盗み出すことだった。彼女は悩んだ末に条件をのんでしまった。だが、それはたちまちドミニクの知ることとなった!!
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5.0南イタリアで、ステファニーは10年前に彼女を捨てて去っていったマテオと再会した。10年前のことなど忘れたかのような彼の態度に、なぜか心が騒ぐステファニーだった。しかし彼女には彼に知られたくない秘密があった。それが息子のサイモンだった。息子の実の父親はマテオだったのだ! そんな彼女の心を知らずに、彼の存在は日に日に大きくなっていく。しかも、息子と彼も親密さを増していくのだった。そんなとき、ふたりの仲に決定的な出来事が起こってしまう!!
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-苦学生のメイジーは学費を稼ぐために、夜は清掃員として働く毎日。ある日、真夜中のオフィスで掃除をしていると、ひとりウィスキーグラスを傾ける大富豪アントニオに出会った。今日は亡き弟の命日らしく、彼は悲しみから逃れるように彼女を誘惑し、ふたりはそのまま熱い夜を過ごす。これは一夜の過ち、彼は住む世界の違う人…。だが数週間後、妊娠に気づいたメイジーは意を決してアントニオに会いに行った。ところが、彼は冷たく告げた——「失礼ですが、どなたですか」と。
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-夫ビートと別居して3年。愛する息子サーントは物心ついてから両親が一緒にいるところを見たことがない。息子とのたまの面会を心待ちにする夫だが、彼の新しい恋人は息子の存在を快く思っていない。心ない言動で深く傷つけられたサーントを守るため、ビートはもう1度家族3人で暮らすことを提案してきた! 過去の傷は癒えず、壊れた愛は冷えたままなのに、彼に触れられると体が熱くなる!! この同居はサーントのため、ただそれだけなのに……。
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-場違いなパーティーで、情けない思いをしていた控えめで物静かなデイジーを優しくフォローしてくれた見知らぬ男性…彼女は彼に淡い恋心を抱いてしまう。後日、デイジーが手伝う父親の骨董店に、なんとその男性が現れる! しかし、ユールスと名乗るオランダ人医師の彼には婚約者がいるとわかり、彼女の恋心はすぐに打ち砕かれてしまう――失意の中、彼の一族の家宝である骨董品をオランダまで届けることになるが、まさか彼とこんな再会をすることになるなんて…!!
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1.0モブール公国大公妃エヴァは、暗殺の危機から逃れるため、密使ジャック・ライダーに伴われてイギリスに向かった。身分を偽るためジャックと恋人同士のふりを続けていたエヴァは、いつしか彼の美貌と聡明さと勇敢さに惹かれてゆく。「どんな危機のときでも、わたしが助けにまいります!」愛のない結婚生活しか知らない彼女は、命がけで自分を護ろうとするジャックの真摯な言葉に心を揺さぶられる。でも、彼にとってはただの任務。わたしを愛しているわけではない…。
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-ケルシーはマーシャルと忘れられないキスをした。それから4年、ふたりは偶然再会した。なんでもない間柄なのに、ちょっとした誤解から、ふたりは婚約者のフリをすることになってしまう。ケルシーは違うと言いたいけれど、事態は彼女の意志を無視して、どんどん進んでいく。どうやら彼はこの茶番劇を楽しんでいるようだった。そんな時、ケルシーの思わぬひと言で、マーシャルの顔色が急変する。何か触れてはいけないことだったの…? 彼は態度を変えずにいるけれど…。
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-リディーはパーティー会場によく知る横顔を認め息を呑んだ。マリウス・ベネディクト――私の純潔と信頼を弄んだあげく、他の女と駆け落ち同然に家を捨てた義理の従兄弟。かつて無邪気に愛した冷たい灰色の瞳と、鍛えられた長身にまとった魅惑的な麝香の香りに絡め取られ、リディーはその場に立ちすくむことしかできなかった。彼の表情に確かに見えた欲望の炎、しかしそれはすぐに皮肉な笑いにとって替わる。あなたを忘れた今頃になって、突然帰ってきたわけは何…?
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-レベッカは女子寄宿学校の教師。親しみやすく皆に頼られる存在だが、まさか問題児のエミリーから妊娠を打ち明けられるとは!父親を呼び出したものの、現れたのはハンサムで威厳ある風貌のニコラス。17年前束の間だが恋人だった私を、彼は覚えているだろうか?緊張するレベッカに彼は娘の家庭教師になれと言い!?
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-大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
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-早くに父を亡くしたジュヌヴィエーブは、8歳年上の親戚ブレーンに育てられた。そして、彼女は彼以外の男性と結婚式を挙げようとしていた。ブレーンを愛しているのに、ただ彼への当てつけのために別の男性のプロポーズを受けてしまったのだ。後悔しながらも、時間は進み、ついに式の当日を迎えてしまう。親戚としてやってきた彼は、複雑な表情を浮かべながらもお祝いの言葉をのべる。そして、式は始まり、誓いのキスをしなければならないとき、彼女は――!!
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-不幸な家庭に育ち少年の頃から反抗的で、しかも軽薄な女の子とデートしてばかりではいい評判が立つはずがない。コール・マッカラムはまさに町の嫌われ者だった――彼に熱をあげる女の子たちを除けば。そんなコールが便宜上の結婚相手に選んだのは町1番の奥手ヴァージニア。恋愛に縁のない彼女に、せめて忘れられない一夜をプレゼントしてあげよう。コールは簡単な式のあと、ホテルの1室で過激なキスをしながら体を愛撫した。そのとたん、思いがけない反応が返ってきた!
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-「けがらわしい!」――拒絶を示すその言葉に、ケイトは自分の愚かさを思い知った。17歳で愛も知らずに結婚した彼女は、浮気者の夫にけしかけられて、夫の魅力的な友人ドミニクを誘おうとしたのだ。そして浴びせられた侮蔑の言葉。一生忘れられない悪夢の夜だった。あれから夫も亡くなり、静かに暮らしていたが、ドミニクと思いがけず再会してしまう。ケイトは驚きと絶望で凍りついた。8年前、彼女の心を奪った黄金色の瞳は今も蔑みの昏い光を灯していたから…。
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-個人秘書として働くことになったソフィーは、仕事場のベネチアへ向かう機内で初めて雇い主マークに出会った。この人がボス? なんてハンサムなの…? だが端正な顔立ちとは裏腹に、居丈高な態度の彼に不安を覚えるソフィー。それでも、思い出の地ベネチアでの仕事の魅力に抗えなかった。けれどマークと過ごすうちに、傲慢なばかりだと思っていた彼が時折見せる笑顔に思わず目を奪われる。さらに、どこか懐かしい気持ちにさせる彼の瞳に胸がざわついて…!?
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-リンジーとティムの新婚生活は薔薇色…のはずだった。両親を亡くし孤児院で過ごしたリンジーと、裕福な上流階級出身のティムは愛で結ばれていたのだ。いくらティムの母がひとり息子の結婚相手が孤児であることを受け入れられず、冷たい視線を向けてこようと、彼の愛に包まれ、仕事も順調な日々を送っていたリンジーは、愛がどんな障害をも克服してくれると信じていた。出張から帰った日、夫のティムが、我が家で金髪の美しい女性を抱いているのを見るまでは。
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-故郷を捨てイタリアでウエイトレスをしていたミーガン。彼女は、偶然来店した大富豪のアレッサンドロに乞われ、彼の私邸に向かうことになった。過去につらい恋を経験したミーガンは、同じオーラを感じる彼と一緒に過ごすうち自然と彼に惹かれていった。そんな時、アレッサンドロがいきなり結婚しようと言いだした。そして、この結婚の条件は愛してはいけないことだと。なぜ、愛を拒むの? それでもミーガンは愛されることのない花嫁になる決心をしたが――。
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-F1レーサーの花形ドライバー、マルコ・モレッティの勝利を祝う華やかなパーティーで、ひときわ目立つ美女がいた。彼女の名はヴァージニア。彼女は悲壮な決意でこの場に現れたのだ。それはヴァージニアの祖母がモレッティ一族にかけたある呪いを解くためだった。だが、そのためには、彼女がモレッティの誰かと愛のない結婚をして、子供を産む必要があった。そんなことはまるで知らないマルコは、ひと目で彼女に恋心を抱いてしまった。彼女の計画は着々と進行するが!?
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-“セルゲイ・コロドフ・エンタープライズCEO”ハナは渡された名刺を見て目をみはった。彼はスリに遭った所に偶然居合わせ、助けてくれた男性だ。まさか世界的大富豪にこんなところで出会うなんて…。セルゲイはほとんど一文無しになってしまったハナを豪華なスイートルームに案内し、さらに今夜ディナーをともにしたいと言う。私みたいなただのアメリカ人に彼が興味をもつはずがない…そう思いつつも、ハナは彼の怜悧な美貌に宿る孤独の影が気になりはじめていた。
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-8歳のときに妹を突然失い、公爵家の娘リアーナの心は凍りついた。以来、慈善活動に打ち込むだけの日々を送っていたある日、マルディニア国王アレッサンドロとの縁談が持ち上がる。やがて結婚交渉の当日、生気に満ちあふれたアレッサンドロ王を見てリアーナの氷のような心はかすかに揺れ、温もりを取り戻すかと思われた。だがアレッサンドロがリアーナに向けてきたまなざしはぞっとするほど冷たかった…。私を花嫁にと望んでおきながら、なぜ蔑みの目で見るの――?
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-結婚にはロマンスが絶対に必要。そう信じるエミリー。だが7年前、幼馴染みのジェイソンに初恋を踏みにじられ、屈辱と悲しみが忘れられずにいる。そして、ロンドン社交界の華としても知られる今も、人の恋を取りもつが、自分の恋にはふみ出せずにいる。そんな時、憎い相手ジェイソンがロンドンに戻ってきた。「結婚なんて靴選びと同じ」と彼女の結婚観を鼻で笑う彼を憎みつつも忘れられないエミリーがとった行動は? 古典“エマ”をモチーフに描く現代ロマンス。
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-19世紀末イギリス、コニーは貧しさにも負けず4人の弟妹たちを養っていた。しかし、無理がたたりコニーは病に倒れてしまう。若き大農場主ルークに助けられ彼の屋敷で働くことになったけれど、なぜか彼女に対し彼の態度は冷たくなっていく。そんなある日、ルークの母親が心臓病で倒れ、コニーが看病をする役目につくことに。母親を気遣う彼と話をするうちに、コニーは憧れの彼にいつしか特別な想いを寄せるようになっていた。けれど、幸せな日々は突然崩れ去り…!
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-半年ぶりにスペインに帰国したカムは危険地帯を飛びまわるレポーター、そして名うてのプレイボーイ。今回も美女をつれて別荘に着くと、控えめな未亡人リズが現れた。別荘の庭の手入れをまかされたという彼女は決してカムの好みではなかったが、なぜかリズのことが頭から離れない。さらに亡夫を想う彼女の涙を見てハッとした。ぼくを想って泣いてくれる女はいるだろうか? 誠実な心を持つ彼女が欲しい。プレイボーイは返上だ!カムの本気のアプローチが今始まる…!!
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-国立公園のレンジャーとして働くジリーは、最愛の夫を亡くして2年。ある日、公園のなかで素敵な男性と出逢い、心がときめく。夫を亡くして以来、こんな思いは初めてだった。数日後、その男性が彼女の職場に現れる。彼の名はアレックス、火山学者として赴任してきたという。彼は青少年更生プログラムとして少年をひとり預かっていた。ジリーはこの少年を通じて、アレックスと心を通わせていく。だが彼女の心のなかには、いまだ亡き夫への愛がくすぶっていた……。
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-罪を犯し、刑に服していたルシア。仮釈放された彼女はリムジンに瀟洒な屋敷へとつれて行かれると、見知らぬ夫人に絵を描くパートナーになってほしいと依頼される。でも…「私は贋作を描いて人を騙したんです」難病の父の治療費のためとは言え、許されないことをした。涙して告白するルシア。そこに偶然現れた夫人の息子グレイを見てルシアは驚く。彼こそ贋作を購入し、ルシアが刑務所に入る決め手となる証言をした億万長者だった。「詐欺師がなぜ、ここにいるんだ」
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-メガンはとてもはじけた19歳。恋人のアレッサンドロの誕生日をお祝いしようとして大失敗。そして、彼は愛より仕事を選んで遠くロンドンヘ行ってしまった…。こんなに深く愛しているのに、いとも簡単に捨てられてしまった。――そして7年後。メガンは小学校の教師となっていた。ある日、とある教え子の若い母親がメガンを訪ねてきた。そして少し遅れてその母親の婚約者が現れた。彼の顔を見て驚いた。彼は、あのアレッサンドロだったのだ!!
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-シチリア島の大富豪の別荘で家政婦として働くエマのもとに、ある夜、雇い主のラレンツォが予告もなくやってきた。げっそりとやつれ、深く心を悩ませている彼を慰めたい一心で、エマは情熱のままにラレンツォと一夜をともにする。ところが翌朝、警官たちに突然踏み込まれ、彼女は凍りついた。連行された彼は、やがて重い判決を受ける――。その時、すでにエマのおなかには彼の子どもが宿っていた。この子が父親と会うことは叶わない。そう思っていたのに……!?
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-シェトランドのフェラ島にカトリオーナは兄のマグナスと暮らしていた。兄は地質学者として中東の油田で働いていたが、事故にあい後遺症に悩んでいた。なんとか元の兄に戻って欲しいカトリオーナだったが、お金を工面できずに悩んでいた。そんな時、島で油田の開発をするためにやって来たのが・・・。
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-ゾーイは大富豪オスカーの娘として優雅に暮らしてきたが、自分がオスカーの実子でないと知ったときその世界は崩壊した。「バルフォア家の娘」という肩書き以外の自分の価値を見いだせず、夜な夜なパーティーに溺れるゾーイ。そんな時に出会ったのが、賑やかな会場のなかでひとり陰りをたたえるマックスだった。夢のような一夜をすごしたあと、マックスはゾーイに言い放った。「帰ってくれ。2度と会いたくない」はたしてふたりの恋は? 心に傷をもつふたりの、愛と再生の物語。
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-ギリシア大富豪のひとり娘アルテアは、その美貌でタブロイド紙をにぎわしている。しかし、心の奥底に誰にも伝えられない秘密をもっていた。そんなある日、パーティーで力強い自信にあふれた男性ディモスと知りあう。彼もどうせ私の表面しか見ずに去っていくのよ。そう思っていた彼女にディモスは強引に近づき、彼女の父親と結託して契約結婚を迫ってくる。愛のない結婚なんて好都合だと思っていたが、彼にふれられると肌が熱く燃え、心がむきだしにされるようで…!?
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-ベストセラー作家ドレイク・ダニエルズ――担当者ですらメルアドしか連絡の手段のない彼の私生活は謎に包まれていた。憧れのドレイクと出版パーティーで知りあったケイトは思いがけず意気投合し、互いをむさぼりあう情熱的な一夜を過ごす。その後も彼からの連絡を待ち続けるケイトだったが、体内に新たな命の存在を感じたとき、ドレイクの隠れ家を探し出すことに成功する。しかし、そこで彼女が見たものは、美しい女性と、ケイトを無下に追い払うドレイクの姿だった。
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-インテリアデザイナー・エミリーの恋人マルコは、ロンドン中で知らない者がいないやり手の実業家。パーティーで出会った瞬間、マルコに惹かれ、恋に落ちてしまったエミリーは、彼の「ベッドをともにするだけ、愛は不要」という残酷なルールを受け入れ、3年間一緒に暮らしてきた。ある日届いた1通の手紙が、マルコへの切ない想いを抱えたエミリーに衝撃の事実を告げた――彼がニローリ王国の皇太子ですって!! いったい何の冗談なの!?
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-アントニアは浪費家だった亡き父の借金に追われ、途方に暮れていた。通訳と旅行ガイドで生計を立てる身に、とうてい返せる額ではない。そんな彼女のもとに、以前1度すれ違っただけの男性が突然現れ、借金は自分が一部立て替えたと言う。困惑するアントニアにレイフと名乗る彼はさらにつづけた。「僕の愛人になれば借金はすべて僕が肩代わりしよう」、と。まるで悪魔の誘惑のような申し出だが、アントニアは毅然として彼を追い払った。もう2度と会うことはないと思ったが?
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-目の前の恋人はプロポーズの言葉を口にするだろう。アニーは直感した。だめ、私にはまだ忘れられない人がいる…。その時、携帯が鳴った。ジャーナリストのアニーを、マスコミ嫌いで知られる実業界の大物ヴァン・カーライルが、インタビュアーとして指名してきたという新聞社からの連絡。彼女の心は激しく揺さぶられた。ヴァン――少女の日に出会い、かつて深く愛しあい、別れてしまった人。そしていまだに最愛の人。その彼が私に会おうとしている。今さらなぜ?
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-妹の結婚式で不遜な態度をとるアーロンに、ゾーイは眉を寄せた。大富豪だからなんでも許されると思っているの? 彼を懲らしめようとしたゾーイだったが、ゴージャスな魅力に圧倒され、彼のベッドに招き入れられてしまう。それは単なる思い出で終わるはずだった。ところが彼女は妊娠していることに気づく。事実を告げると、アーロンは認めないどころか、中絶してくれと迫ってきた。あまりの衝撃にゾーイはその場を走り去るがアーロンが追いかけてきて…!?
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-パリで美術専門の鑑定士をしているグレースに、大富豪ハリスから依頼が舞いこんだ。彼の父が遺した美術コレクションを鑑定してほしいということだけれど…彼の父は悪徳事業家として恐れられていた人物。莫大なコレクションを鑑定するのは興奮するけれど、盗品もあるかもしれない。不安に駆られながらハリスに会いに行くグレース。ところが実際の彼は息をのむほどハンサムで優しい人だった。もう二度と男性に心を許すわけにはいかないのに…彼の魅力に抗えなくて!?
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-会計士の裏切りで、経営するレストランが危機に陥ったブリタニー。途方に暮れる彼女を救ったのは、同じ業界で名を馳せる凄腕の実業家エミリオ・ジェフリーズだった。彼をレストランの共同経営者にすれば、負債を肩代わりしてくれると言う。誰もが見とれる美貌と権力をもった彼が、なぜ私を助けてくれるの? 不思議に思いつつも、藁にも縋る思いで提案を受け入れた。レストランだけでなく、美しいブリタニーをも手に入れようとしているエミリオの思惑も知らずに…。
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-“財産目当ての女”“まるで娼婦”――裕福な老人ラルフと結婚したばかりに、サロメに対する世間の目は冷たかった。突然離婚されたときも、周囲はサロメを悪者と思い込み容赦ない言葉を投げつけた。ある日、彼女はラルフと通ったレストランの経営者マイケルと再会する。世間の噂を鵜呑みにした彼は、露骨な軽蔑を示していたが、ラルフを思って涙する様子を見て食事に誘ってきた。不審に思うサロメ。すると彼は痛烈な言葉を吐いた。「男は皆自分を見て欲情するとでも?」
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-暗い夜道で暴漢に襲われかけたレイチェルを助けたのは、どこか危険な香りを漂わせる男性だった。突然の出来事に動揺するレイチェルを残し、彼は名乗りもせずに立ち去ってしまう。翌日、その男性が村でよくない噂が流れるカレン・ローガンだったと知るが、自分を守ってくれた彼が悪人だとは信じられなかった。彼がそんなに恐ろしい人には見えない、とても頼もしく、誠実に見えたわ――。噂と事実の狭間で揺れ動くレイチェルのもとに、カレンがひとり現れて―――!?
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-リアノンの親友が、赤ん坊を産んですぐに亡くなった。赤ん坊の父親に事情を伝えようと、リアノンはルカス・ペトラキデスに会いに行くが、高級リゾートホテルを所有する不動産王のルカスは、赤ん坊は自分の子ではないと断言したばかりか、彼女を金目当てのゆすり屋だと決めつけた! さらにマスコミの目を警戒する彼は、リアノンをエーゲ海にあるペトラキデス家所有の島へ強引に連れ去ったのだ。そして誰もいない夜の海辺で罰っするような激しいキスを与えられ…?
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-エーゲ海に浮かぶヘレニカ王国の第2王子のステファノは、娘に手をやいていた。そこで、ニューヨークからセラピニストを呼び、娘のゾーイを診察してもらおうとした。そして、やってきたセラピニストは、若くて美しい女性だったので驚いた。彼女はドロシーと名乗った。彼女は、たちどころにゾーイと仲良くなり、治療は順調に進んでいるようにみえた。だが、彼女には生きていればソーイと同じ年頃の娘がいた。ソーイと重なる思いは、彼女の心に重くのしかかって…。
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-「このセクシーで魅力的な女性が16歳の頃、僕に恋していたローザなのか!? 」出迎えた空港で再会したローザ王女の変貌ぶりに、マックス王子は驚きを隠せなかった。彼はニローリ王国で発生した大問題を解決するため、ニュージーランドで働くローザに協力を求め、緊急帰国してもらったのだ。しかしローザは禁断の果実だ!! 絶対に惹かれるわけにはいかない。王室では親戚同士の婚姻を固く禁じているのだから――。正統なる王族ロマンス<ニローリ・ルールズ>第6話。
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-パリの屋敷で家政婦をしているオリビア。この屋敷は最低限しか使用人がおらず屋敷の主人はほぼ不在。一度も顔を合わせたことがない。だが仕事だけをして静かに生きていきたいオリビアにはちょうどよかった。しかし、急に屋敷の主人から話があると呼ばれ専用機でつれて来られたのはなんと砂漠の国。主人はアジズ国王だというの!? 今までの私の仕事ぶりを見た彼は私を信頼できると見込み、誘拐された婚約者の女王の身代わりとして婚約者を演じてとほしいと言われ…!!
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-海運王の孫娘ゆえに、誘拐されかけた過去をもつタリアは、長らく祖父に守られ穏やかに暮らしていた。しかし祖父が若い頃に手放し、今なお切望する希少本を取り戻すため、タリアは勇気をふり絞ってギリシアへと向かう。現在の本の持ち主アンゲロスのもとを訪ねると、彼の娘のナニー志願者と誤解され、採用されてしまった。真実を打ち明けるタイミングを逸したまま、次第にアンゲロスに惹かれていくタリア。しかし、彼の心は7年前の悲しい事故から凍りついたままで…。
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-メイドのルチアは仕事先のホテルで思いがけない相手と再会した。アンジェロ…。かつて名家の婚外子としてつらい日々を送っていた彼をルチアはずっと愛し支えてきた。ある夜、初めて愛を交わし、その翌朝、彼はこのシチリアから姿を消したのだ。ルチアは妊娠するが、子供は生まれる前に亡くなってしまった。それから7年、今や大富豪となってシチリアに戻ってきたアンジェロ。一瞬心が通った気がしたのに、彼の目的はルチアの心を凍らせるほど非情なものだった…。
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-ロンドンの画廊で働くヒービーは、憧れのボス・ニックと1夜をともにした。幸せに酔ったのもつかの間、朝になるなり彼女はニックに追いだされてしまう。「まさか君がサザンの愛人だったとは!」ショックから立ち直れないヒービーにつきつけられた1枚の絵――伝説の画家によって描かれているのは…私!? 瞳を潤ませベッドでほほえむヒービーに瓜ふたつの女性を見て、苛立ちを隠そうともしないニック。金目当てのレッテルを貼られ、彼への恋心まで疑われてしまい!?
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-無名女優オリビアはチャンスをつかむため映画祭に出席する。でもまさか、指定されたホテルが姉の経営するハリントンと敵対するチャッツフィールドだなんて! しかも総支配人のベン・チャッツフィールドとの様子を盗撮され、ゴシップ記者におもしろおかしく書きたてられてしまった。次回作の出演に悪い影響を恐れたオリビアはマネージャーの助言もあり「映画祭の間だけ、恋人のふりをしてレッドカーペットを一緒に歩いてほしいの」とベンに懇願し…?
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-両親のつくった古き良き遊園地が、大企業に買収され、なくなってしまう――。アンバーは、父の夢である遊園地をどうしても守りたかったが、経営難に打つ手はないかに思われた。ところが、交渉にやって来たゴージャスな雰囲気の男性は、傲慢な態度でアンバーに申し出た。「これは取引きだ。きみがぼくと結婚するのなら、遊園地を救う資金を提供しよう」と。わからないわ・・・この結婚で、いったい彼にどんなメリットがあるというの!?
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-誰もいない会議室で、突然ジャレドに抱きしめられて唇を奪われ、アマンダは息をのんだ。仕事の打ち合わせの途中だったのに。でも、もうどうなってもいい。16歳の頃から憧れていた彼だもの。あの頃、私はわがままいっぱいのお嬢様で、彼は崩壊家庭に育った不良少年だった。今、立場はすっかり逆転し、彼は実業界のプリンスで、私は彼に使われる身。たとえ欲望のはけ口にされても後悔しないわ。しかしアマンダがバージンと知ると、ジャレドはなぜかひどくうろたえて…!?
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-クラブ歌手のジュリーは、一流クラブに呼ばれてローマを訪れた。かつての恋人リコの生まれ故郷だ。激しく愛しあうふたりは、彼の祖父に無理やり別れさせられたのだった。その時の息子がもう7歳になることを、リコは知らない。そしてここローマで、再び彼と会うことになるなんて! 8年の月日はリコを冷酷無情な人間に変えていた。そしてジュリーは驚くべき真実を知らされる。ローマに彼女を呼んだのはリコであり、その目的は復讐にほかならないということを!
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-ジェシカは新進の映画監督。彼女は映画化を嫌うベストセラー作家・マシューの作品の映画化の許可を取ることに成功した。撮影の予定場所に着いた彼女は、スタッフのひとりが倒れているのを見つけたが、そこに現れたのが原作者のマシューだった。そして、その時からふたりの周りには怪奇事件が立て続けに起こり始める。そんななか、ジェシカは思いのほか若くて美しいマシューと親密になっていくが、彼には何か人には言えない秘密がありそうだった…!!
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-世界的な自動車メーカーのモレッティ・モータースのCEOドミニク。彼は魅力的な容姿をしており、やり手で、そしてプレイボーイで有名だった。彼の優秀な秘書アンジェリーナは、秘かに彼に想いを寄せていたが、現在大きな悩みを抱えていた。彼女の弟レニがトラブルを起こして脅迫されており、その内容は、アンジェリーナがモレッティ社の企業秘密を盗み出すことだった。彼女は悩んだ末に条件をのんでしまった。だが、それはたちまちドミニクの知ることとなった!!
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1.0ひと目で恋に落ちたサラとジャスティンの甘い日々は、サラの妊娠によって嘘のように終わりを告げた。中絶させようとした彼の権力者特有の冷酷さに絶望し、サラはシングルマザーとなって田舎町でひっそり暮らし始める。それから2年、突然ジャスティンが訪れ、サラに気づきもせず無心に道を尋ねてきた。聞けば事故で記憶を失ったという。これは神様のいたずら? 彼の仕打ちを忘れてはいないけれど、もしかしてやり直すチャンスを与えてもらったのではないかしら?
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1.0伯母からロンドン郊外の屋敷を相続した伯爵令嬢オクタヴィアは、うきうきしながらさっそく屋敷を見に行った。しかしそこにはすでにかわいらしい先客が! 利発でおとぎ話のお姫様のように愛くるしい少女と、それよりだいぶ年下の、おてんばな妖精のような妹だった。事情がわからず、姉妹に手を引かれるまま、オクタヴィアは、姉妹の叔父エドワード・バラクラフに引き合わせられた。オクタヴィアを姉妹の家庭教師と勘違いしたエドワードは、尊大な態度で彼女に職をあきらめるよう言い渡した。
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-画家のリズは同棲していた恋人と別れ、傷心のままイタリアを訪れた。丘の中腹のロマンチックな家で、地中海を眺めて絵を描く日々。十分楽しいが、人恋しい夜もある。金箔を施した天蓋つきの大きなベッドが、その寂しさを募らせる・・・。ところがある晩ふと目が覚めると、隣に裸の見知らぬ男性が!彼はいったい・・・。
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-いつか父の決めた相手と結婚して、恋も知らずに一生を終えるのかしら…。そう思っていた社長令嬢イオランテの平穏な日々は、パーティーでアレコスと出会った日に終わった。運命と信じた彼はかつて父を裏切り、会社を追い出された相手だったのだ。純潔を捧げた一夜さえ、ただの復讐の道具だったの? 真実を確かめるためアレコスに会いに行くが、あの夜とは別人のように冷たく拒絶され…逃げるように立ち去った。彼の子を妊娠していることを言えないまま――。
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-ギリシア富豪アントニオスと恋に落ちたこと、それがリンジーの悲劇の始まりだった。彼の祖国で妻に迎えられると、待っていたのはニューヨーク生まれで庶民のリンジーを蔑む義弟妹たち。頼みの夫は家庭を顧みない仕事人間だとわかり、リンジーは孤独に耐えられず故郷に逃げ戻った。お願いアントニオス、この結婚は間違いだったとわかって…。悲劇の終幕を願うリンジーの前に、半年の沈黙を経て薄情な夫は現れた。離婚を受け入れる代わりの、苦しい条件を用意して――。
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-恋人と別れたヘイリーは、占いに従って今年1年間「男を断つ!」と大宣言した! しかし、新しい職場に赴いたヘイリーの前に気になる男性ジョーダンが現れる。胸の高鳴りを覚える彼女だったが、親密にならないように「自分は結婚していて夫がいる」と嘘をついてしまう。おかげで恋愛関係を避けることはできたものの、夫はどこにいるの? なぜ一緒にいないの? など彼の関心をひいてしまうはめに…。質問に、どんどん嘘を重ねていくのがつらくなっていって…!?
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-アンジーの愛する妹は、ギリシアのニコラウス・キリアクー邸のバルコニーから転落して亡くなった。その悲しい事故から半年後、アンジーの元に訪れた大富豪ニコラウスは、妹の遺品であるダイヤをキリアクー家に伝わる大切な品だから返せと冷酷に言い放った。華やかな生活を好んだ妹とは異なり、考古学ひとすじに生きる真面目なアンジーは、ニコラウスへの怒りと憎しみのあまり、彼を苦しめるためだけに大胆なダイヤの返還条件――彼女自身との結婚を提示するのだが…。
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-NYで働くイベントプランナーのエレナは重要なクライアントに会うことになり、緊張していた。ところが、オフィスに現れたのは、かつて心と純潔のすべてを捧げた恋人ジェイス! 10年前、彼は私の妊娠を知るや卑劣にも何も言わず姿を消した。気さくだった彼の面影はなく、今や血も涙もないギリシャ人実業家として通っているらしい。再会した彼は冷たく「あの時の子供の父親が自分のはずがない」と言い放ってエレナの古傷をえぐったうえ、計算高い嘘つき女扱いして…!?
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-冷酷な実業家の娘に生まれた不幸をかみしめながら、イヴは今夜も、豪華なホテルで催されたパーティーに同行させられていた。若さと美貌を最大限に活用し、父の会社を乗っ取ろうとしている実業家をまるめ込み、事態を父に有利な方向へもっていかなければならない。すべてにうんざりしていたイブの瞳をとらえたのは、おそろしく魅力的な男性だった。その誘惑に敗北し、イヴは彼に唇を許してしまった。彼こそ、今夜自分が懐柔しなければならない相手とも知らずに!
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-亡父の遺した莫大な借金に苦しむ令嬢フランセスカ。 厳しい現実を前に、何より心配なのは世間知らずの母親だった。そんなフランセスカに融資の申し出が。しかしその交換条件は・・・結婚? 耳を疑う彼女に、セクシーな銀行の頭取リード・ケナードは言い放った。 「君は経済的な援助を、私は妻を必要としている。これは取引だ」
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-つきあう男性に次々幻滅させられるリーは、ふと目の前の人物に目を留めた。トレバー。大学時代からの親友だ。彼とベッドでの相性がよければ最高のパートナーになれるわ! リーは彼に親友とベッドメイトの両立を提案した。最初は抵抗したトレバーだが、結局、一夜をともにすることに。けれどすっかり気を許していたトレバーの、男性としての顔を初めて見せつけられ、リーは急に怖くなって逃げ出そうとした。すると彼はさらにリーを驚かせる予想外の行動に出た!
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1.0たった1度のキスがあんなことになるなんて! カリーは17歳のとき、婚約者がいるとも知らずに憧れていたアレクサンドロスにキスしてしまう。結果、婚約は破談になり、彼の運命を変えてしまった。7年後、カリーは冷淡な“世界の海運王”に変貌したアレクサンドロスと再会する。ずっと忘れられなかった彼を前に、彼女の胸は張り裂けそうだった。一方、彼の心には美しく成長したカリーへのある欲望がもたげていた。――思いきり楽しんでやる。復讐と彼女のすべてを。
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-派遣社員のモーガン・フィールディンは、ジャマルバード国の母太后の話し相手を務めていた。そのモーガンを熱い視線で見ている男性がいることを、彼女はまったく気づいていなかった。ある日、モーガンは王のシーク・タージク母と一緒にジャマルバード国へ来ないかと誘いを受ける。好奇心からモーガンはその話を受け、ジャマルバード国に向かった。豪華な宮殿に着いたとたん、タージクは信じがたい宣言をする。「ミス・モーガンは私と結婚して、わが国の王妃となる!!」
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1.0クリスマスが近づくと獣医のドーンは仕事を詰め込みはじめる。そうしないと8年前のひどい失恋を思い出してしまうからだ。恵まれない子どもたちのためのボランティアも務める彼女はある日、村一番の屋敷に新しい主がやって来たと知り、喜んだ。これで子どもたちのためのパーティー会場が確保できるわ。だが、屋敷の主を見て凍りついた。ベン! かつてドーンを捨てた大富豪。思いがけぬ再会と以前とはまるで違う変わり果てたベンの姿に彼女は言葉を失ってしまう――。
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-愛する人に裏切られ犯罪者の濡れ衣まで着せられたローズは、すべての男性に不信感を抱いていた。親友サラの兄レオが高圧的な様子で現れたときも、激しい拒絶反応を示してみせた。サラとレオは名門弁護士一族の出身で、レオは弁護士として世に出ることしか考えていない。一方ローズは古着屋を営みながら型にとらわれない生き方を選んだ。そんなふたりの波長が合うはずもないのに、いくらレオが魅力的だからと言って、触れあうたび強烈な欲望を感じてしまうのはなぜ!?
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-横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
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-父の右腕である実業家マルコとの結婚を命じられた19歳のシエラ。マルコのやさしさに、シエラは密かに淡い期待を抱いていた。彼なら父の暴力に怯える日々から、私を救い出してくれるかもしれない。ところが結婚式前夜、父と話すマルコの言葉を陰で聞いたシエラは凍りつく――彼も父と同じ、非情で傲慢な男だったんだわ! 絶望したシエラは、母の協力を得て逃げ出した。それから7年後、父が亡くなり一時帰国したシエラは、冷たい目で彼女を見据えるマルコと再会して…!?
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-新進気鋭の建築家コーマックの秘書を務めるリジーは、カリブ海の小島への出張同行を命じられる。ふたりきりの旅行に驚き、胸をときめかせるが仕事と妹の世話に明け暮れるこんな地味な自分をボスが相手にするわけがない。だがその夜、彼が家を訪ねてきて秘書に相応しいドレスや靴を今から買いそろえようと言いだしたとき、リジーの驚きは疑惑に変わった。仕事なのになぜ? 翌朝の飛行機で、その謎は解けた。彼は「この週末、君が僕の妻だ」と言いだして――!?
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-20歳になったその日、ロビンは育った家を飛び出した。男たちも、育ての親である叔母も、だれもロビンをわかってくれない。美しい赤毛をもつだけで、まるで娼婦のように思われるのだ。途方に暮れた彼女はある求人に目を奪われる。老婦人の話し相手。それに住み込み! すぐに応募するも、面接官を見て心が凍る。面接官はなんと昔、彼女をクビにした弁護士のハモンドだった。絶望的と思われたのに奇跡的に受かるが、彼とも同じ屋根の下で暮らさなければならなくて…!?
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-理学療法士のルーシーは4年前、働いていたラグビーのイングランド代表チームのスター選手、ハリドと恋に落ちた。ところがある日突然、ハリドは理由も告げぬままルーシーを捨てて、故郷であるビリャルへ帰国してしまったのだ――重要な真実を知ることもなく。今回のチーム遠征先がビリャルだと聞いて、ルーシーは決心した。彼に会ってあのことを告げよう。だが、空港で彼女を出迎えたのは、かつて愛した男性とは似ても似つかない、冷酷なシークだった。
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-カダールの新国王と結婚することになった島国サリアの女王エレナ。ところが、かの国を訪れたとたん謎の男カリルに囚われてしまう。しなやかな黒豹を思わせる彼は金色の瞳でエレナを見すえ、自分こそがカダールの真の王だと告げてきた。そしてエレナは砂漠の村へつれ去られてしまうが、カリルのやさしさに触れる。「目に見えるものが、すべてじゃない」そう語る彼の言葉に正義を感じ、エレナはカリルに心を開きはじめるが、王座を狙う彼にとって、私は捕虜でしかないわ。
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-カリラは中東の小国ザラクの王女として、同盟国カリスタの王との結婚を幼い頃から決められていた。約束の年、カリラを迎えに来たのは花婿ではなく、その弟アーリフ王子だった。迎えすら代理人にまかせるなんて…私は愛なんて見つけられないのかもしれない。感情を爆発させた彼女は隙をついて逃げ出す。砂嵐のなか、ひとりで彼女を追ってきたアーリフに見つけられたとき、カリラの体に熱いときめきが走りぬけた。テントでふたりきり閉じこめられ、心は危険なほど揺れた。