今は大人の恋

アン・ウィール / 幸田育子

目の前の恋人はプロポーズの言葉を口にするだろう。アニーは直感した。だめ、私にはまだ忘れられない人がいる…。その時、携帯が鳴った。ジャーナリストのアニーを、マスコミ嫌いで知られる実業界の大物ヴァン・カーライルが、インタビュアーとして指名してきたという新聞社からの連絡。彼女の心は激しく揺さぶられた。ヴァン――少女の日に出会い、かつて深く愛しあい、別れてしまった人。そしていまだに最愛の人。その彼が私に会おうとしている。今さらなぜ?

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 電子版発売日: 2014年08月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 91MB

[G · ★★★★★]

ハーレクインらしい。

今回のカップルは10歳年の差で２人の出会いはヒロインが9歳の頃のイタリアで、ヒロインは地元イタリアっ子で活発で皆からは人魚と呼ばれている。
ヒーローは先祖がイタリアで今はアメリカ育ちで、曾祖母の建物を見にやって来ていた所でヒロインと出会う。
ヒーローはどうやらヒロインに一目惚れだったが、彼女はまだ幼すぎたために時期を伺っていたようで…。

ヒーローはアメリカとイタリアを行ったり来たりや、メールなどのやり取りをしながらヒロインと交流していたが、ヒロインが10代後半頃から魅力的になると周りの男達からの誘惑を心配するヒーローが周りを牽制したりするので、ヒロインも段々とヒーローを異性として意識しだしてきて。

そんな時、ヒーローも魅力的なのでアメリカから同行してきた女記者や、ヒーローと交際を噂されている女性の事が気になるヒロインはヒーローに迫るが、何故か拒絶されてばかりで。

結局は、お互いに強く意識しているが、どちらもというか、ヒーローの方がべた惚れなのに年の差やプライドが邪魔して素直になれなくて遂には一度別れてしまう…。
なんとももどかしかった。

そして気になってたのが、ヒーローはモテる割には昔からヒロイン一筋で女性経験がなさそう？で、とにかくヒロインとだけを望んでいたようだが、読者としてはお互い初めてと希望したいので、そこがどっちとも取れる表現だったのでソレはハッキリと見たかったです。
多分、彼は年上だしイケメンだから、初めてではなかったんだろうな…。哀しいけど。

そして、結局エミリーってどういうポジションだったのか？！
エミリーはヒーローを好きだったのかなぁ？

＃ハッピー ＃ドキドキハラハラ